3962 チェンジ 2020-12-25 12:30:00
2021年9月期 国際財務報告基準(IFRS)任意適用による通期連結業績予想のお知らせ [pdf]

                                                                          2020年12月25日
各     位

                           会 社 名       株   式       会       社      チ      ェ       ン       ジ
                           代表者名        代表取締役兼執行役員社長                         福留   大士
                                           (コード番号:3962                           東証第一部)
                           問合せ先        取締役兼執行役員CFO                          山田   裕
                                                                       (TEL.03-6435-7347)



 2021年9月期 国際財務報告基準(IFRS)任意適用による通期連結業績予想のお知らせ

    当社は、2020 年 10 月 14 日公表のとおり、資本市場における財務情報の国際的な比較可能性を高
め、ステークホルダーとのコミュニケーションを向上させること等を目的として、2020 年9月期決
算の有価証券報告書における連結財務諸表から、従来の日本基準に替えて国際財務報告基準(以下、
IFRS といいます。)の任意適用を開始いたしました。
    つきましては、2020 年 11 月 13 日に公表の 2021 年9月期の通期連結業績予想を、IFRS の任意適
用により下記のように組み替えましたのでお知らせいたします。
    なお、2020 年 11 月 13 日に公表の 2021 年9月期の通期連結業績予想における前提に変更はござ
いません。
                                       記


1. 2021 年9月期 IFRS 任意適用による通期連結業績予想(2020 月 10 月1日~2021 年9月 30 日)


                                           親会社の所有者に帰
                                                                        基本的1株当たり当
              売 上 収 益      営   業   利   益   属           す         る
                                                                        期            利           益
                                           当   期           利     益
                  百万円              百万円                     百万円                               円   銭
                  15,781           5,071                       3,296                          98.41
通         期
                      ~                ~                          ~                              ~
                  16,281           5,571                       3,623                         108.17


(参考:2020 年 11 月 13 日付業績予想(日本基準))


                                           親会社株主に帰属す
                                                                        1 株 当 た り 当
              売   上   高    営   業   利   益           る
                                                                        期            利           益
                                           当   期   純       利      益
                  百万円              百万円                     百万円                               円   銭
                  15,781           4,700                       2,928                          87.43
通         期
                      ~                ~                          ~                              ~
                  16,281           5,200                       3,255                          97.19
2. IFRS 任意適用による主要な変更点及び変更金額について
 IFRS 任意適用による、主要な会計処理の変更点及び影響金額については次のとおりです。
 ① のれん償却
 (会計処理の変更点)
  のれんについて、日本基準では償却期間における定額償却を行います。IFRSではのれんの償
 却は行われず毎期減損テストを実施することが要求されます。
 (影響金額)
  日本基準では 2021 年9月期通期連結業績予想において、販売費及び一般管理費としてのれん
 償却費 386 百万円の計上を行っておりました。IFRS では 2021 年9月期通期連結業績予想におい
 て、のれん償却費の計上を行っておりません。


 ② 融資取扱に関する費用
 (会計処理の変更点)
  融資取扱に関する費用について、日本基準では金融機関からの借り入れに伴う融資取扱手数料
 全額を融資実行時に費用計上しておりました。IFRS では当該手数料を実効金利法により会計処理
 をしております。
 (影響金額)
  日本基準では、融資が実行された 2019 年9月期第1四半期連結会計期間において営業外費用
 として融資取扱に関する費用全額 125 百万円の計上を行っており、2021 年9月期通期連結業績
 予想において、融資取扱に関する費用の計上は行っておりませんでした。IFRS では、当該融資の
 借入期間にわたり実効金利法等により会計処理を行うため、2021 年9月期通期連結業績予想にお
 いて金融費用 50 百万円、法人所得税費用△15 百万円(費用のマイナス)をそれぞれ計上してお
 ります。


 ③ 営業投資有価証券に関する収益(売上収益)
 (会計処理の変更点)
  時価のある営業投資有価証券について、日本基準では時価評価を行ったうえで評価差額をそ
 の他包括利益に計上しておりました。IFRSでは公正価値により測定する金融資産に分類し当該
 公正価値の事後的な変動は純損益として営業投資有価証券に関する収益に計上しております。
 (影響金額)
  当連結会計年度末における公正価値の金額について見積もることは困難であるため、日本基
 準では、2021年9月期通期連結業績予想において評価差額の計上は行っておらず、IFRSにおい
 ても2021年9月期通期連結業績予想に当該収益は含めておりません。


 ④ 顧客との契約から生じる収益(売上収益)
 (会計処理の変更点)
 売上高(営業投資有価証券除く)について、日本基準では収益認識に関する会計基準(企業会
計基準第 29 号)を 2021 年 9 月期の期首より早期適用しております。この結果、顧客との契約か
ら生じる収益の会計処理について日本基準と IFRS との間に相違はありません。
 (影響金額)
 日本基準と IFRS との間に相違がないため、日本基準での 2021 年9月期通期連結業績予想にお
ける売上高と、IFRS での 2021 年9月期通期連結業績予想における顧客との契約から生じる収益
(売上収益)の金額について、差異は生じておりません。


※上記業績予想は、当社が現在入手している情報および合理的であると判断する一定の前提に
 基づいており、実際の業績等は様々な要因により異なる可能性があります。


                                                 以   上