3960 M-バリューデザイン 2020-05-14 15:00:00
2020年6月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年6月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年5月14日
上 場 会 社 名 株式会社バリューデザイン 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 3960 URL https://www.valuedesign.jp
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 尾上 徹
問合せ先責任者 (役職名) 執行役員経営企画部長 (氏名) 稲垣 智史 (TEL) 03(5542)0088
四半期報告書提出予定日 2020年5月15日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 有
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1.2020年6月期第3四半期の連結業績(2019年7月1日~2020年3月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年6月期第3四半期 1,846 20.0 117 313.2 105 433.9 76 531.9
2019年6月期第3四半期 1,538 0.4 28 △50.5 19 △58.1 12 △69.7
(注) 包括利益 2020年6月期第3四半期 75百万円( 1,266.5%) 2019年6月期第3四半期 5百万円( △83.8%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年6月期第3四半期 51.93 49.45
2019年6月期第3四半期 8.28 7.80
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年6月期第3四半期 1,358 815 59.1
2019年6月期 1,203 708 58.2
(参考) 自己資本 2020年6月期第3四半期 803百万円 2019年6月期 700百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年6月期 - 0.00 - 0.00 0.00
2020年6月期 - 0.00 -
2020年6月期(予想) 0.00 0.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.2020年6月期の連結業績予想(2019年7月1日~2020年6月30日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 2,295 11.1 53 - 43 - 1 - 0.68
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 :無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
新規 -社 (社名) 、 除外 -社 (社名)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年6月期3Q 1,495,900株 2019年6月期 1,469,500株
② 期末自己株式数 2020年6月期3Q 77株 2019年6月期 77株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年6月期3Q 1,480,197株 2019年6月期3Q 1,468,317株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
機関投資家・アナリスト向けの説明会は当社第3四半期では開催しませんが、決算説明補足資料については、決
算後速やかに当社ホームページに掲載する予定です。
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………4
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………8
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………8
(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………9
1
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間における売上高は、初期売上が前年同期比30.2%増、システム利用料売上が前年同期比
14.2%増となり、総売上高は1,846,572千円(前年同期比20.0%増)となりました。販売費及び一般管理費は、前期に
実施したオフィス移転及び人員増加による固定費の増加、システム利用料売上増加に伴う代理店手数料の増加等に
より12.8%増となりました。その結果、営業利益は117,856千円(前年同期比313.2%増)となりました。
当社グループの所属する電子決済市場においては、経済産業省を中心としたキャッシュレス決済の普及推進活動
を受け、引き続き活況の様相を呈しております。特に、飲食店やスーパー、コンビニエンスストア、ドラッグスト
アなどの業種においては、2019年10月から開始された「キャッシュレス・消費者還元事業」の効果もあり、キャッ
シュレス決済比率が数%上昇する一方で、現金決済は10%以上減少するなどの効果が確認されております(㈱日経リサ
ーチ「キャッシュレス決済に関する調査(2019年11月)」より)。
このような状況のもと、当社グループが事業展開している「バリューカードASPサービス」も、引き続き導入企業
数、店舗数を伸ばしており、2020年3月末時点で導入企業数776社、導入店舗数77,594店舗へと増加しております。
新規導入は、キャッシュレス決済拡大の影響もあり、導入意欲が旺盛な量販店や飲食チェーンなどの業種を中心
に進んでおります。導入済企業の取扱高においては、上述の「キャッシュレス・消費者還元事業」による効果も確
認されており、スーパー・ドラッグストアなどを中心に伸長しております。また同事業においては、決済データ提
供サービス(消費者還元を行っている当社顧客が、還元補助を受給するために必要となるハウスプリペイドの決済
データを抽出し、経済産業省へ提出)による収益も発生しております。
2019年7月より開始したQR等のコード決済事業者との接続・中継サービス(ゲートウェイサービス)は、2020年
3月末時点で10社のQR等コード決済に対応しております。主要なQR等コード決済サービスへの対応は概ね完了して
おり、飲食チェーンやホームセンター等を中心に、導入業種・店舗も拡大が進んでおります。
昨年末より拡大が進んでいるCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)による影響に関しては、当社の業務運営上、
直接の影響はありません。当社サービスの導入企業においては、一部業種で取扱高が減少傾向にある一方、増加傾
向の業種もあり、全体の取扱高、及びシステム利用料売上においても、2020年3月末時点では大きな影響は発生して
おりません。但し、2020年4月の緊急事態宣言の発出以降、経済活動の大きな減速も報じられているため、未だ予
断は許されない状況です。
通期の業績予測については、当第4四半期予定の、翌期の成長に向けた投資費用の計上、上述の新型コロナウイ
ルスによる影響の見通しが未だ立たないこと、2020年6月末予定の「キャッシュレス・消費者還元事業」の終了に
向けた、決済データ提供サービスの関連費用(従事者の人件費及び関連システムへの追加投資など)増加の可能性
などを踏まえ、引き続き据え置きとしております。
セグメントの事業業績は、次のとおりであります。
① ハウスプリペイドカード事業
ハウスプリペイドカード事業においては、「キャッシュレス・消費者還元事業」の影響により、中堅スーパー
マーケットやホームセンターでのプリペイド利用が好調となりました。また、ハウスプリペイド・QR等コード決
済用の新型端末や入金機、「キャッシュレス・消費者還元事業」の参加支援サービス(システム開発・運用な
ど)の初期売上が引き続き好調であったことにより、売上高は前年同期比23.9%増となりました。
販売費及び一般管理費は、第2四半期から引き続き前期に実施した施策による固定費の増加(人件費・オフィ
ス賃料等)のほか、システム利用料売上の伸長に伴う代理店手数料の増加などの影響から、前年同期比29.6%増
となりました。
この結果、当セグメントの売上高は1,729,907千円(前年同期比23.9%増)、セグメント利益(営業利益)は
396,338千円(前年同期比28.6%増)となりました。
② ブランドプリペイドカード事業
当セグメントにおいては、前連結会計年度から引き続き既存イシュア(カード発行会社)とその提携先(注)
を中心に事業を行っております。前期第4四半期に生じた既存サービスの一部縮小の影響のほか、2020年1月~3
月は入金・利用が各月とも前期に比べ減少したことから、売上高は前年同期比18.1%減となりました。
この結果、売上高は116,665千円(前年同期比18.1%減)、セグメント損失(営業損失)は39,747千円(前期は
セグメント損失8,603千円)となりました。
2
(注)提携先とは、カード発行会社(イシュア)が運営する資金決済サービスを利用して、事業者自らの顧客(会員組織等)に対して
プリペイドカード、会員カード等のサービスを行う事業者のことを指します。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間においては、売上高1,846,572千円(前年同期比20.0%増)、営業利益
117,856千円(前年同期比313.2%増)、経常利益105,279千円(前年同期比433.9%増)、親会社株主に帰属する四半期
純利益76,871千円(前年同期比531.9%増)となりました。
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当 第 3 四 半 期 連 結 会 計 期 間 末 に お け る 総 資 産 合 計 は、 前 連 結 会 計 年 度 末 に 比 べ て 155,507 千 円 増 加 し、
1,358,980千円となりました。これは主として、現金及び預金が193,781千円増加、売掛金が30,611千円増加し、
固定資産が42,528千円減少したことによるものです。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末に比べて48,543千円増加し、543,387千円
となりました。これは主として、長期借入金(一年以内返済予定長期借入金を含む)が81,681千円増加、未払法
人税等22,186千円増加し、買掛金が35,495千円減少、未払金が59,612千円減少したことによるものです。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べて106,964千円増加し、815,592
千円となりました。これは主として、親会社株主に帰属する四半期純利益76,871千円を計上したこと、新株予約
権の行使による新株発行に伴い資本金及び資本剰余金がそれぞれ10,149千円増加したことによるもの
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2020年6月期の業績予想につきましては、現時点では2019年8月14日に発表いたしました予想から変更はありま
せん。
3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年6月30日) (2020年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 403,757 597,538
売掛金 316,363 346,974
たな卸資産 4,474 17,657
その他 74,267 36,577
貸倒引当金 △2,938 △4,788
流動資産合計 795,924 993,960
固定資産
有形固定資産
建物(純額) 33,511 29,176
工具、器具及び備品(純額) 142,644 120,028
リース資産(純額) 53,967 22,731
建設仮勘定 - 299
その他(純額) 1,799 1,249
有形固定資産合計 231,923 173,485
無形固定資産
ソフトウエア 57,384 67,398
ソフトウエア仮勘定 11,976 -
その他 150 136
無形固定資産合計 69,511 67,534
投資その他の資産
投資有価証券 - 30,000
敷金及び保証金 67,407 63,838
繰延税金資産 24,622 22,310
その他 14,582 9,837
貸倒引当金 △500 △1,986
投資その他の資産合計 106,112 123,999
固定資産合計 407,547 365,019
資産合計 1,203,472 1,358,980
4
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年6月30日) (2020年3月31日)
負債の部
流動負債
買掛金 107,337 71,841
1年内返済予定の長期借入金 20,080 175,099
リース債務 24,606 12,134
未払金 145,164 85,551
未払法人税等 7,504 29,691
その他 30,976 88,810
流動負債合計 335,668 463,127
固定負債
長期借入金 150,000 76,662
リース債務 7,396 1,488
退職給付に係る負債 1,779 2,109
固定負債合計 159,176 80,260
負債合計 494,844 543,387
純資産の部
株主資本
資本金 704,776 714,926
資本剰余金 696,738 712,003
利益剰余金 △700,199 △623,328
自己株式 △255 △255
株主資本合計 701,060 803,345
その他の包括利益累計額
為替換算調整勘定 △272 △198
その他の包括利益累計額合計 △272 △198
新株予約権 7,638 9,929
非支配株主持分 201 2,515
純資産合計 708,627 815,592
負債純資産合計 1,203,472 1,358,980
5
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年7月1日 (自 2019年7月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
売上高 1,538,673 1,846,572
売上原価 837,111 968,363
売上総利益 701,561 878,208
販売費及び一般管理費 673,038 760,352
営業利益 28,523 117,856
営業外収益
受取利息 32 100
その他 167 253
営業外収益合計 200 353
営業外費用
支払利息 8,062 7,848
為替差損 618 4,581
その他 325 500
営業外費用合計 9,006 12,930
経常利益 19,717 105,279
税金等調整前四半期純利益 19,717 105,279
法人税、住民税及び事業税 13,094 27,430
法人税等調整額 - 2,312
法人税等合計 13,094 29,742
四半期純利益 6,623 75,536
非支配株主に帰属する四半期純損失(△) △5,541 △1,334
親会社株主に帰属する四半期純利益 12,164 76,871
6
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年7月1日 (自 2019年7月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
四半期純利益 6,623 75,536
その他の包括利益
為替換算調整勘定 △1,121 △353
その他の包括利益合計 △1,121 △353
四半期包括利益 5,501 75,183
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 11,041 76,944
非支配株主に係る四半期包括利益 △5,540 △1,761
7
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
前第3四半期連結累計期間(自 2018年7月1日 至 2019年3月31日)
1.配当金支払額
該当事項はありません。
2.基準日が当第3四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第3四半期連結会計期間の末
日後となるもの
該当事項はありません。
3.株主資本の著しい変動
該当事項はありません。
当第3四半期連結累計期間(自 2019年7月1日 至 2020年3月31日)
1.配当金支払額
該当事項はありません。
2.基準日が当第3四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第3四半期連結会計期間の末
日後となるもの
該当事項はありません。
3.株主資本の著しい変動
該当事項はありません。
8
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
前第3四半期連結累計期間(自 2018年7月1日 至 2019年3月31日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント
四半期連結損
ハウスプリペ ブランドプリ
調整額(注)1 益計算書計上
イドカード ペイドカード 計
額(注)2
事業 事業
売上高
外部顧客への売上高 1,396,289 142,383 1,538,673 - 1,538,673
セグメント間の内部売上高
- - - - -
又は振替高
計 1,396,289 142,383 1,538,673 - 1,538,673
セグメント利益又は損失(△) 308,119 △8,603 299,515 △270,992 28,523
(注)1.調整額は以下のとおりであります。
セグメント利益又は損失の調整額△270,992千円は、各報告セグメントに配分していない全社費用でありま
す。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
2.セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
当第3四半期連結累計期間(自 2019年7月1日 至 2020年3月31日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント
四半期連結損
ハウスプリペ ブランドプリ
調整額(注)1 益計算書計上
イドカード ペイドカード 計
額(注)2
事業 事業
売上高
外部顧客への売上高 1,729,907 116,665 1,846,572 - 1,846,572
セグメント間の内部売上高
- - - - -
又は振替高
計 1,729,907 116,665 1,846,572 - 1,846,572
セグメント利益又は損失(△) 396,338 △39,747 356,590 △238,734 117,856
(注)1.調整額は以下のとおりであります。
セグメント利益又は損失の調整額△238,734千円は、各報告セグメントに配分していない全社費用でありま
す。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
2.セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
9