2020年6月期第２四半期
決算説明資料
2020年2月13日
株式会社バリューデザイン
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１．2020年6月期第２四半期 決算報告
２．事業の進捗状況
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業 績 ハ イ ライ ト
キャッ シュレ ス 還 元 等 を 背 景に ハウス プ リ ペイド 順調、売 上・利益 とも予 想を 超過。
連結売上高 : 1,216 百 万 円 前期比 ＋18.1% 進捗率 53.0％
連 結 営 業 利 益 : 52 百 万 円 前期比 ＋73.6% 進捗率 97.6%
■2020年6月期 第２四半期トピックス
①キャッシュレス還元事業の開始も影響し、ハウスプリペイドの好調継続
・10月開始のキャッシュレス・消費者還元事業により同事業参加企業の取扱高は約 60％増加
・2019年12月度は季節要因（年末商戦）も手伝い、取扱高が過去最高の514億円を記録
・還元事業継続に伴い、下期コスト増の可能性も見込まれるため、通期業績予想は据え置き
②来期以降の成長に向け、大型案件の受注や新サービスの開発等も進む
・重要カテゴリ（大型のスーパー/ホームセンター/飲食チェーン）顧客の新規受注も順調
・QR等コード決済接続は計9社の決済サービスに対応し、導入企業を順次拡大中
・導入企業での更なるプリペイド会員の増加、プリペイド利用促進に向けた施策も順次導入予定
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連 結 P/ L （2020年6月期 第 ２ 四 半 期）
初期売上32%・システム利用料売上10％増で予想もやや超過、各費用は概ね見込み通り
売上超過分が影響し、営業利益は通期の予想値付近に到達
実績 前期比 通期進捗率 (百万円)
① ②
③
2020年6月期 2019年6月期 前年同期比 進捗率
2020年6月期
第２四半期 第２四半期 (①÷②) (①÷③)
(予想)
(実績) (実績)
売上高
1,216 1 ,0 29 1 1 8 . 1% 2 ,2 95 53.0%
（初期売上）
489 370 132.0% 813 6 0 . 1%
（システム利用料売上）
727 659 110.3% 1 ,4 82 4 9 . 1%
営業利益
52 30 173.6% 53 97.6%
経常利益
49 22 219.6% 43 111.6%
親会社株主に帰属する
四半期純利益 34 15 217.8% 1 3 3 7 2 . 1%
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連 結 売 上 高 の変動要 因（前 期比）
(百万円)
還元事業等の影響もあり
既存顧客の利用好調 前期の一部サービス
縮小の影響
新型端末・
チャージ機等の
販売好調
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連 結 営 業 利 益の変動 要因（ 前期比 ）
増収効果で前期投資に伴う固定費の増分を吸収し、徐々に利益創出ができてきて いる状況
(百万円)
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１．2020年6月期 第２四半期 決算報告
２．事業の進捗状況
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事 業 別 業 績 ：ハウ スプ リ ペイド
新規受注・キャッシュレス還元事業の効果で売上は堅調に増加
セグメント利益は1Qに引き続き13期投資による固定費増（人材やオフィス環境等）の影響もあり微増
(百万円)
① ②
前年同期比
2020年6月期 2019年6月期
(①÷②)
第２四半期 第２四半期
売上高
1,137 934 121.7%
（初期売上）
482 364 132.4%
（システム利用料売上）
655 570 114.8%
セグメント損益
232 215 107.8%
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ハウ ス プ リ ペイ ド事業の状 況（ 店舗数 ・導入社 数）
順調に拡大し、導入店舗数は7万店舗に到達、導入社数は749社
<累計導入店舗数の推移>
(店舗) (社)
90,000 店舗数 900
80,000 導入社数 749 800
703
70,000 630 700
570
60,000 600
500
50,000 435 500
381
40,000 400
69,562 74,410
30,000 300
53,298 56,800
48,239
20,000 200
34,149
10,000 100
12,158
0 0
2014/06 2015/06 2016/06 2017/06 2018/06 2019/06 2020/06
第8期 第9期 第10期 第11期 第12期 第13期 第14期
(2019/12 時点）
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ハウ ス プ リ ペイ ド事業の状 況（ 取扱高 ）
年末商戦・キャッシュレス還元事業の影響により約2,380億円（前期比56.4％増）
<年間取扱高(＝プリペイドチャージ額）の推移 ※海外含む>
(百万円)
400,000
325,054
300,000
238,634
218,816
200,000
150,340
100,000 72,322
59,704 (19/2Q)
46,376
152,520
0
2014/06 2015/06 2016/06 2017/06 2018/06 2019/06 2020/06
第8期 第9期 第10期 第11期 第12期 第13期 第14期
(2019/12 時点)
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今 後 の事 業 戦 略（今 後の当 社サービ スの基 本方針 ）
これまではプリペイド利用者をターゲットとしてきたが、購買情報に基づく消費者コミュニケーション強化のため
非プリペイド利用者(他決済手段の利用者)を含め、全体の40%〜60%の消費者にターゲットを拡大する
優良顧客化 従来のターゲット
【プリペイド決済：20〜30％】
継続的な高還元率やクーポン提供などで
ファン 顧客との関係性を深め、
リピート率や客単価を向上させる
リピーター 今後のターゲット
【その他(現金他)決済：20〜30％】
新規顧客 ポイント・クーポン等のサービスが利用できる
アプリ会員へと誘導する
その上で、ポイント付与率のアップなど
見込み客 更なる利便性を提示しプリペイド決済を訴求する
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今 後 の事 業 戦 略（消 費者へのア プ ロ ーチ ）
今後、非プリペイド利用者に対しては「入り口」としてのアプリ会員サービスを提供、アプリ会員専用 の
販促施策を実施すると共に、プリペイド決済について提案し、最終的なプリペイド利用者の増加を図る
消費者還元
事業対応
アプローチ①
プリぺ利便性向上・ チャージチャネル拡充
プリペイド
会員 決済額の拡大
顧客分析・
アプローチ③
C o u p o n
個別販促
プリペ決済を訴求 QR等
コード決済接続
アプローチ②
非プリペイド会員 モバイル
アプリ会員への誘導 プリぺイドカード
見込み客 新型マルチ
決済端末
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戦 略 の具 体 例 （チャージチ ャネル拡 充）
ハウスプリペイド成功の最重要要因はチャージ額。大規模なスーパーやホームセンター等生活 に
密着した業態での利用に最適なチャージ手段を用意することで、導入効果を最大化する
<各種チャージ手段と特徴>
クレカ 汎用ポイント 銀行口座
レジ チャージ機
(Web /アプリ) チャージ チャージ
店頭チャージの
レジ待ちを長くし 非店頭型 蓄積した汎用ポ
基本形 銀行口座からの
てしまうのがデメ チャージ金額も イントを専用サイ
レジオペ影響しな 直接チャージ
リット 大きくなる傾向 トでチャージ
い
チャージの手
軽さ
○ △ 〇 × △
レジスピード × 〇 〇 〇 〇
チャージ金額 △ ○ 〇 △ 〇
店舗コスト 〇 △ △ 〇 △
複数機種に 提携ポイント・
対応機種 大型顧客では 新規サービス
ハウスプリぺ 対象カード
標準搭載 拡大し拡販中 標準的に 順次拡大中 検討中
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戦 略 の具 体 例 （ Q R等コード 決 済接続 ）
ハウスプリペイドと各種QR等コード決済を同時に導入できるシステム（ゲートウェイ）は12月末時点で
9社の決済サービスに対応、導入店舗も増加中
2019/12/3 当社プレスリリースより抜粋
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キャッ シュレ ス ・ 消 費 者還 元事業 への対応
2019年10月からの事業開始に伴い、当社顧客への事業参加のサポート業務を開始
各種申請サポートの他、消費者還元補助の受給に必要な決済データの作成・事務局への提供などを実施
経産省(還元事業事務局)
各種申請代行・サポート
消費者還元補助用のプリペイド決済データ提供
各種補助
決済データ提供費請求
各種申請代行・サポート依頼
還元事業
参加企業
補助項目 概要
各加盟店が、ポイントやハウスプリペイドで消費者へ還 当社提供の決済データを基準に
消費者還元補助
元した分に対する補助（最大で購買金額の5%） 参加企業は補助を受給
キャッシュレス決済導入にあたり、決済端末を新規購
決済端末補助
入する際の補助(購入金額の2/3)
同事業の為の雇用者の人件費、申請代行の事務手
事務経費補助
数料等
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事 業 別 業 績 ：ブ ランドプ リペイ ド
1Qから引き続き、既存サービスの一部縮小に伴う売上減が継続。今後の再成長に向けて、
新サービス（給与前払・外国人向けプリぺイド）関連事業者との協議・検討を実施中
(百万円)
① ②
前年同期比
2020年6月期 2019年6月期
(①÷②)
第２四半期 第２四半期
売上高
79 95 83.0%
（初期売上）
7 6 1 0 9 . 1%
（システム利用料売上）
72 89 81.3%
セグメント損益
-23 -4 -19百万円
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ブ ラン ド プ リ ペイ ド事 業の状況 （取扱 高）
前期末のサービス一部縮小、及び12月の利用が前期同月より少なく、13.0%減
<年間取扱高(＝プリペイドチャージ額）の推移>
(百万円)
80,000
70,000 64,676 66,307
60,000 54,941
50,000
40,000 34,831
29,770
30,000
20,000 13,779
(19/2Q)
10,000 34,198
0
2015/06 2016/06 2017/06 2018/06 2019/06 2020/06
第9期 第10期 第11期 第12期 第13期 第14期
(2019/12 時点)
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事 業 別 業 績 ：海外
マレーシア・タイ等でそれぞれ20%程度システム利用料売上が増加、
インドではポイント交換サービスとの提携、マレーシアも新規サービスの開発等成長に向け仕込みを実施中
(百万円)
① ②
前年同期比
2020年6月期 2019年6月期
(①÷②)
第２四半期 第２四半期
売上高
28 23 1 2 4 . 1%
（初期売上）
8 8 100.0%
（システム利用料売上）
20 15 137.6%
セグメント損益
-34 -3 3 -1百万円
(注)海外は当社セグメント定義上ハウスプリペイドに属するため、当業績は前出のハウスプリペイドの業績に含みます。
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事 業 別 業 績 ：海外
既存顧客における導入店舗増や入金キャンペーン等の効果により、前期比43.2%増
<海外単独の年間取扱高(＝プリペイドチャージ額）の推移>
(百万円)
3,500
3,192
3,000
2,500
2,116
2,000
1,500
1,000
(19/2Q)
500 1,477
84 125 161 153
0
2015/06 2016/06 2017/06 2018/06 2019/06 2020/06
第9期 第10期 第11期 第12期 第13期 第14期
(2019/12 時点)
(注)海外は当社セグメント定義上ハウスプリペイドに属するため、当実績は前出のハウスプリペイドの実績に含みます。
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