2021年６月期第２四半期
決算補足説明資料
2021年2月10日
株式会社バ リューデザイン
証券コード：3960
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アジェンダ
１．2021年６月期第２四半期 決算報告
２．セグメント別業績
３．事業トピックス
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業 績 ハ イ ライ ト
コロナ禍の影響を受けつつもシステム利用料売上は前期水準を維持し 、計画を達成
連結売上高 : 1,122 百 万 円 前期比 ▲7.7% 進捗率 42.8％
連 結 営 業 利 益 : 36 百 万 円 前期差 ▲16百万円 進捗率 35.0%
■2021年6月期 第2四半期トピックス
①量販店での利用好調を背景にシステム利用料売上を確保し 、計画を達成
・システム利用料売上は、巣籠り消費を背景に量販店での取扱高が好調であった一方、飲食店はコ
ロナ禍の影響を受けた結果、前期比では0.4%増
・初期売上はキャッシュレス還元事業終了の影響により、前期比で 19.6%減
・マイナポイントの付与対象にハウスプリペイドを選択するケースが想定より多く、関連売上が好調
・海外はタイでのプリペイド利用が好調であり、業績は上期予測を超過達成
②新たな価値（顧客接点のDXによる販促・集客）提供に向けた施策を順次リリース
・ ㈱ Vo y a g e G r o u p と の 合 弁 会 社 「 株 式 会 社 デ ジ ク ル 」 を 設 立 し 、 営 業 を ス タ ー ト
・新顧客分析/コミュニケーションサービスを開発、3Qに提供開始予定
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１．2021年６月期第２四半期 決算報告
２．セグメント別業績
３．事業トピックス
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連 結 損 益 （2021年6月期 第 2 四 半期 ）
(百万円)
① ②
③
2021年6月期 2020年6月期 前年同期比 進捗率
2021年6月期
第2四半期 第2四半期 (①÷②) (①÷③)
(予想)
(実績) (実績)
売上高
1,122 1,216 92.3% 2,622 42.8%
（初期売上）
① 392 488 80.4% 1,152 34.1%
（システム利用料売上）
② 730 727 100.4% 1,470 49.7%
営業利益
③ 36 52 70.7% 103 35.0%
経常利益
④ 19 48 39.5% 90 21.1%
親会社株主に帰属する
四半期純利益 15 33 44.7% 48 31.5%
【Point】
①キャッシュレス・消費者還元事業のコンソーシアム（事務代行）手数料が発生した前期に比して減少
②飲食店のコロナ禍からの回復遅れにより前期同程度
③初期売上の減収に伴い、前期比3割程度減少
④1Q発生の、第三者割当による新株予約権発行に関わる営業外費用の影響（ 2Qでの大きな増加はなし）
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連 結 売 上 高 の変動要 因（前 期比）
(百万円)
前期より
カスタマイズ案件
キャッシュレス還元事業 やや増
終了の影響
量販店好調、飲食店のコロナ禍
回復遅れの結果、前期並み
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連 結 営 業 利 益の変動 要因（ 前期比 ）
(百万円)
1Qより引き続き
営業関連費用減少
営業・カスタマーサク
セスを中心に増員
大型の代理店
1Qの初期売上の 契約満了
粗利率良化効果
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四 半 期 業 績 推移（ 連結売 上高）
キャッシュレス・消費者還元事業の終了に伴う減収も、ストック売上比率（システム利用料 ÷総売上）は
前期比約６ポイント程度増加
(百万円) キャッシュレス還元事業実施期間
初期売上
700 シス テ ム利用料売上 100%
657
ストック売上比率 630 630
90%
600 558 555
567
548
527 80%
508
481 65.6%
500 70%
62.2% 62.8% 61.3% 60.9% 61.9%
66.1% 55.7% 60%
400 64.6%
58.9%
50%
351 ＋5.7pt
300 387
390 40%
341 323 340
319 364 366
200 318 30%
20%
100
10%
163 207 189 204 218 270 240 279 191 201
0 0%
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q
2019/6期 2020/6期 2021/6期
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四 半 期 業 績 推移（ 連結売 上総利 益）
ストック売上比率上昇の一方、キャッシュレス還元事業の終了により初期売上の粗利率が減少した結果、
前期2Qと同程度の水準
(百万円)
400 売上総利益 売上比率 60%
51.7% 51.7%
48.5%
46.0% 46.7% 50%
43.7% 44.1% 44.6% 45.0%
300
40%
34.2%
200 30%
326 326
302
266 20%
249 259 255
210 224
100
180
10%
0 0%
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q
2019/6期 2020/6期 2021/6期
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四 半 期 業 績 推移（ 連結販 売費及 び一般 管理費 ）
人件費の増加（増員）等により、直近（今期1Q）から販管費率がやや増加
(百万円)
人件費 代理店手数料 業務委託費 その他 売上比率
500 60%
52.0%
48.6%
44.6% 50%
400 43.0% 43.6% 44.3% 43.2%
41.3% 41.8%
38.1%
306 40%
300 274
249 250 260 49 246
240 232
225 30%
207 84 67 49
65 57 45 47
200 80 70
48 36 33 37 57 45
38 38 20%
37 30 30 50 53 68 67 54 48
100 45 50 44
154 10%
82 104 93 92 90 96 105
77 79
0 0%
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q
2019/6期 2020/6期 2021/6期
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四 半 期 業 績 推移（ 連結営 業利益 ）
前期から減少も、コスト圧縮効果により黒字水準を維持
(百万円)
100 営業利益 売上比率 15%
10.3%
7.8% 10%
4.9% 4.7%
50
(-) 3.0% 5%
65 1.6%
0.4% 0.0% 51
27 26 0%
19 9
0 2 ▲1 0
-5%
▲93 (-) -10%
-50
-15%
-100 -20%
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q
2019/6期 2020/6期 2021/6期
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１．2021年6月期第２四半期 決算報告
２．セグメント別業績
３．事業トピックス
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事 業 別 業 績 ：ハウ スプ リ ペイド
初期売上は20%程度の減収、システム利用料売上もほぼ前年並み水準にとどまったが
コスト効率の向上により、セグメント利益は微減にとどめる
(百万円)
① ②
2021年6月期 2020年6月期 前年同期比
第2四半期 第2四半期 (①÷②)
(実績) (実績)
売上高
1,040 1,137 91.4%
（初期売上）
378 482 78.4%
（システム利用料売上）
662 655 101.1%
セグメント利益
223 232 96.5%
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ハウ ス プ リ ペイ ド事業の状 況（ 店舗数 ・導入社 数）
導入社数800社、導入店舗数は8.5万店舗付近まで増加
<導入店舗数・導入社数（累計）の推移>
(店舗) (社)
90,000 900
790 800
店舗数 導入社数
80,000 800
703
70,000 630 700
570
60,000 600
500
50,000 435 500
40,000 80,160 84,936 400
69,562
30,000 56,800 300
53,298
48,239
20,000 200
34,149
10,000 100
0 0
2015/06 2016/06 2017/06 2018/06 2019/06 2020/06 2021/06
第9期 第10期 第11期 第12期 第13期 第14期 第15期
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ハウ ス プ リ ペイ ド事業の状 況（ 取扱高 ）
飲食店の取扱高は減少するも、大型量販店などが牽引し前期比57%増
<年間取扱高(＝プリペイドチャージ額）の推移 ※海外含む>
(百万円)
800,000
700,000
600,000
539,334
500,000
400,000
374,197
325,054
300,000
218,816
(20/2Q)
200,000 150,340 238,634
100,000 72,322
0
2021/6期
2016/06
2016/6期 2017/06
2017/6期 2018/06
2018/6期 2019/06
2019/6期 2020/06
2020/6期 2021/06
(2020/9時点)
第10期 第11期 第12期 第13期 第14期 第15期
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事 業 別 業 績 ：ブ ランドプ リペイ ド
システム利用料は漸減も、1Qに続き既存案件のカスタマイズ売上が発生したことでセグメント損失は前期
より良化、新たな事業モデルの構築の検討を継続実施中
(百万円)
① ②
2021年6月期 2020年6月期 前年同期比
第2四半期 第2四半期 (①÷②)
(実績) (実績)
売上高
82 78 105.3%
（初期売上）
14 6 214.7%
（システム利用料売上）
68 72 94.3%
セグメント損失
▲9 ▲23 +14百万円
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ブ ラン ド プ リ ペイ ド事 業の状況 （取扱 高）
既存案件の利用も現状維持～やや減の傾向にあり、前期比約17.0％減
<年間取扱高(＝プリペイドチャージ額）の推移>
(百万円)
70,000 66,307
64,676
60,000 57,002
54,941
50,000
40,000 34,831
(20/2Q)
30,000 29,770
25,672
20,000
10,000
0
2016/06 2017/06 2018/06 2019/06 2020/06 2021/06
2021/6期
2016/6期 2017/6期 2018/6期 2019/6期 2020/6期
第10期 第11期 第12期 第13期 第14期 (2020/9時点)
第15期
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事 業 別 業 績 ：海外
東南アジア・インドを中心にコロナ禍からの回復途上であり、業績は前年並み～やや減も、
タイの既存案件の成長や、不採算エリアでのコストダウンが寄与しセグメント損失は改善
(百万円)
① ②
2021年6月期 2020年6月期 前年同期比
第2四半期 第2四半期 (①÷②)
(実績) (実績)
売上高
26 28 89.8%
（初期売上）
5 8 60.1%
（システム利用料売上）
21 20 102.0%
セグメント損失
▲23 ▲34 +11百万円
(注)海外は当社セグメント定義上ハウスプリペイドに属するため、当業績は前出のハウスプリペイドの業績に含みます。
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海 外 の状 況 （ 取扱高 ）
コロナ影響を受けつつも、既存案件を中心に前期比約17%増の成長
<海外単独の年間取扱高（＝プリペイドチャージ額）の推移 >
(百万円)
5,000
4,500 4,173
4,000
3,500 3,192
3,000
2,490
2,500
2,000
1,500
1,000 (19/2Q)
2,116
500 161 153
125
0
2016/06 2017/06 2018/06 2019/06 2020/06 2021/06
2021/6期
2016/6期 2017/6期 2018/6期 2019/6期 2020/6期
第10期 第11期 第12期 第13期 第14期 (2020/12時点)
第15期
(注)海外は当社セグメント定義上ハウスプリペイドに属するため、当実績は前出のハウスプリペイドの実績に含みます。
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２．セグメント別業績
３．事業トピックス
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分 析 ・ デジ タルマ ーケテ ィングサービス 「 Va lu e I n s ig n t 」 の開 発
ハウスプリペイドやアプリ・POSなどのデータを統合・分析し、従来より詳細な個客の動向分析と販促を
行うことのできる「Value Insignt」を開発、3Qより既存顧客に対し販売・導入を開始
データ統合・集計・分析・BI
ハウス
プリペイド データ統合 集計・分析 BI アプリ連携
アプリ
（会員属性）
LINE連携
POS 他社MAサービス連携
（購買情報）
カード利用分析 RFM分析 店舗分析
エリア分析 リピート分析 キャンペーン効果分析
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「 株 式 会 社デジ クル」立上 げ
株式会社VOYAGE GROUPとの合弁会社「株式会社デジクル」を12月に発足
企業と顧客との接点やコミュニケーション活動におけるデジタル化の支援事業をスタート
CARTA HD（電通G）子会社 ハウスプリペイド導入店舗数国内No.1
アドプラットフォーム・デジタルマーケ大手 累計8万店舗超のリアルチャネル
ONLINE OFFLINE
SNS メール DM 店舗
リアル×デジタルの
アプリ
新たな顧客体験を創出
電子チラシ EC ポイントカード チラシ
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各 施 策 の位 置 づけ ー 収 益 の構 造 と 各 種 KPI の伸 長方針
各KPIの中でも、プリペイド導入の成果（顧客の成功）を左右する最重要指標である
「ユーザー数・決済比率」に貢献しうるサービスとして、プリぺ周辺サービスのデジタル化支援に注力
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各 施 策 の位 置 づけ ー ユーザ ー数 ・ 決 済 比率拡 大に 向けた サービ ス の拡充
プリペイド及び周辺サービスのデジタル化を推進し、非プリペイド利用者(他決済手段の利用者)を取り込み
プリペイド＋アプリ会員を全体の40%～70%へ拡大する
ストアアプリ マーケティング
分析システム デジタルクーポン
デジタルマーケ支援 オートメーション
以後も順次、開発やアライアンスによりサービスを拡充予定
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海 外 展 開 の状 況（タイ ）
コロナ禍でもシステム利用料売上が予測に対し約50%程度増（前期比約40%増）
2020年12月にはLINEとの連携サービスを開始し、更なる利用増と黒字達成の早期化を図る
タイのハウスプリぺ×LINEの連携サービスイメージ
（LINE⇔プリぺアプリをシームレスに連携し、LINEでのクーポンを利用したプリぺアプリ会員の獲得率を向上）
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新 型 コロ ナ ウ ィ ルス感 染症に よ る影響 につ いて （ 2 0 2 0 / 4 Q 発 表 事 項 の 更 新 ）
上期は概ね期初予測の通りに推移し、ハウスプリペイドの導入ニーズも衰えは見られず
1月の緊急事態宣言の再発令の影響はまだ見えず、業績予測は据え置き
想定事象(+：ポジティブ、-：ネガティブ） 期初の業績への影響予測 現状と今後の予測
✓ キャッシュレスへの需要と、中でもより低コ
✓ キャッシュレス決済普及の加
コロナ禍による経済減速とその影響 ストで導入可能ハウスプリペイドへのニーズ
速(衛生面からの嫌忌)
＋ は避け得ないため、業績のプラス要 は強く、量販店での引き合いは多数あり
✓ 成長サービス(事前オーダー
素としては見込まず ✓ 一方で移動制限等、営業活動の制約か
等)との連携機会獲得
ら、導入リードタイムは長期化傾向
✓ 現時点では影響は少ないが、再度の緊
感染第二波の到来もあり、経済減
✓ 更なる感染拡大に伴う経済 急事態宣言発令により、飲食店でのプリ
速の懸念は払拭できないため、取
- 全体の停滞による、プリペイ ぺ利用の回復が更に遅れる可能性
扱高とシステム利用料収入の成長
ド利用減 ✓ 具体的影響は合理的な見積が難しいも
を保守的に見積り、ほぼ据え置き
のの、業績影響の懸念はあり
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