3960 M-バリューデザイン 2020-09-25 12:00:00
中期経営計画の策定に関するお知らせ [pdf]

                                                     2020 年9月 25 日
各 位
                        会 社 名   株 式 会 社 バ リ ュ ー デ ザ イ ン
                        代表者名    代 表 取 締 役 社 長          尾 上    徹
                                      (コード番号:3960 東証マザーズ)
                        問合せ先    執行役員経営企画部長            稲垣     智史
                                                (TEL.03-5542-0088)



                 中期経営計画の策定に関するお知らせ



当社は、2021 年6月期(当期)を初年度とする3カ年(2021 年 6 月期~2023 年6月期)の中期経営計画を
策定しましたので、お知らせいたします。
本計画の詳細につきましては、添付資料をご参照ください。


                                                             以 上




                            1
      中期経営計画
(2021/6期~2023/6期)



 2020年9月25日
株式会社バリューデザイン

 © 2006-2020 Valuedesign.inc All Rights Reserved.
    2020年6月期

バリューデザイン 創業                                       15 年目

    © 2006-2019 Valuedesign.inc All Rights Reserved.
 沿革

 国内ハウスプリペイドのパイオニアとして、黎明期から市場を開拓・拡大                                                                         導入店舗数
                                                                                    キャッシュレス・消費              8万店舗
                                                                                     者還元事業の
                                                                                    コンソーシアム組成

                                                                        マザーズ
                                                                         上場
                                              ブランドプリペイド
                                               事業を開始

                        東アジアへ進出
                          (韓国)                                                                     海外M&A
                 大日本印刷㈱が                                                                          (インド)により
                  資本参加                                                                            6万店舗突破
東京都千代田区
(九段下)で創業
                                                                               東南アジアへ進出
                                                                                (シンガポール)



   2006   2007   2008   2009   2010   2011    2012     2013     2014     2015     2016    2017   2018   2019   2020


                 黎明期                                   発展期                                       飛躍期
   当初は苦戦も、大企業との提携                            大手企業への導入が始まり                                 業績を大きく伸ばし上場
        で発展へ                                   海外展開も開始                                      更なる飛躍期へ

                                       © 2006-2020 Valuedesign.inc All Rights Reserved.                           2
ビジ ョ ン と ミ ッション




アジアNo.1のプロセッシングカンパニーを創る。

「決済」と「マーケティング」をテーマに、サービス提供企業と消費者のコミュニケーションの
       架け橋となり、双方のメリットを極大化し、社会に貢献します。




                  © 2006-2020 Valuedesign.inc All Rights Reserved.   3
業 績 の状 況 ー 売 上高 ・営業利 益の推移

過去3度の営業損失については、いずれも大規模な投資に関連するもの
収益バランスの安定化と2019/6期の先行投資を基に、今後は再度の成長フェーズへ

 (百万円)

          売上高     営業利益                                                                               2,477
2,500
                                                               2,053                  2,066
                         1,631           1,738
1,500    1,243


  500                            188                                      79                                 137


             ▲ 122                                ▲ 12                                       ▲ 65
▲ 500
           2015/6          2016/6             2017/6                2018/6                2019/6       2020/6
            第9期            第10期               第11期                   第12期                 第13期          第14期



                            需要増を見据え、システ                        急速なキャッシュレス化等                        前期投資とコスト/収益
  ブランドプリペイド事業の
                            ム刷新規模を拡大した為                        市況の変化を受け3年分                         の安定化を基に
  開始に伴う投資による
                            費用増、営業進捗遅延                         程度の先行投資を実施                          再度成長フェーズへ

                                       © 2006-2020 Valuedesign.inc All Rights Reserved.                            4
中 期 経 営 計 画のテ ーマ

主力事業であるハウスプリペイド事業を80億円以上の規模に成長させ、
2025/6期に売上高100億円を達成する
                                                                                        売上目標
                                                                                        (億円)

② 新たな収益基盤の構築(ブランド・海外・新規事業)                                                               100
国内・海外で増加させた店舗ネットワーク(顧客基盤)やパートナー等の
既存資産の活用、及びM&Aによる新規リソースの獲得による
新たな決済・販促サービスを展開
                                                                                         80

①主力事業の強化・バージョンアップ(国内ハウスプリペイド)
デジタル化とデータの利活用を中心に、プリペイドプロセッサー事業から
マーケティング支援事業に進化、売上80億以上を目指す
                                                                                         50



                                                                                         30

                                                                                         20
                                         FY23-25の間に東京証券取引所一部市場への指定替え

   2020/6期
   FY2020    2021/6期     2 0 2 2 / 6 期 FY2023 0 2 3 / 6 期
                                            2                             2024/6期   2025/6期
                                                                                    FY2025

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バ リ ューデザ イ ン が今後目 指す姿

「プリペイドプロセッサー」から、様々なマーケティングツールを共に運用しサービス提供企業 (顧客)と
消費者のコミュニケーションの架け橋をつくる「消費者価値の共創パートナー」へ進化




  client   consumer                                             client   consumer




プリペイド「システム」を提供、                           消費者を知り、関係を構築するためのツールを用い
消費者エンゲージメント構築は顧客努力が中心                     顧客と一緒に価値を提供する「パートナー」へ成長する

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基 本 方 針 ( 提供す る価 値の転 換)

    提供価値            手段                                  具体的なサービス・商材

    プリペイドの商品性(お得さ
                                                        ・プリペイドカード(残高管理システム)
従   や利便性)を活用した、リ    ハウス/ブランドプリペイドシ
来                   ステムの提供                              ・アプリ
    ピート率・購買単価の向
                                                        ・チャージ機
    上支援

              キャッシュレス化の急速な進行による決済コストの上昇への対処
    今後の課題
            デジタル化に伴い蓄積されるデータの利活用による集客・販促の効率化

                   アプリとCRMを中核とした、
    プリペイド利用率向上ソリューション+デジタルデータを活用したマーケティングサービスの提供

                                                        ・プリペイドカード(残高管理システム)
                    アプリを中心としたツールと                       ・ストアアプリ
    プリペイドを軸にしつつ、店   データの活用による                           ・デジタルギフト
今
    舗におけるより広範囲な
後                   優良カスタマー化の効率化                        ・カスタマー分析(CRM)
    マーケティング課題の解決
                    +新規客の獲得支援                           ・マーケティングオートメーション
                                                        ・オンライン、バンクチャージ
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1 . 主力事業のさらなる強化と成長(国内ハウス)




               © 2006-2020 Valuedesign.inc All Rights Reserved.   8
中 長 期 業 績 目標


               現 状 (2 020)                   現 状 (2 023)               目 標 (2 025)
KPI


 取扱高
 (プリぺイド入金額)    5 ,3 93 億円                         1 .5 兆 円               2 .5 兆 円


 導入店舗数           8万店舗                           1 0 万 店舗                1 5 万 店舗


 決済比率            1 3 .0%                          3 0 .0%                4 0 .0%




売上目標

 システム手数料売上      1 4 .8 億 円                      40 億 円 ~                80 億 円 ~

                    © 2006-2020 Valuedesign.inc All Rights Reserved.                 9
   導入状況

    飲食チェーンや、スーパーマーケット等へオリジナル電子マネー(プリペイドカード)を提供
    これまでの導入支援実績は790社・80,160店舗超で国内No.1                                           (2020年6月末時点)


                 飲食                                                     スーパー・ドラッグ・小売業




ユーシーシーフードサービスシステムズ株式会社 株式会社ペッパーフードサービス   株式会社トライアルホールディングス        コーナン商事株式会社              株式会社エーコープみやざき         株式会社 ひらせいホームセンター
    (上島珈琲店、珈琲館他)         (いきなりステーキ)           (TRIAL)               (コーナン他)                  (Aコープ)                (ひらせい他)

                                                                                                              その他




     株式会社すかいらーく        株式会社モスフードサービス                                                            MK株式会社
                                             株式会社オークワ           生活協同組合コープこうべ                                   株式会社ディーンアンドデルーカ
  (ガスト、バーミヤン、ジョナサン他)     (モスバーガー)                                                          (MKタクシー、エムケイ石油)
                                             (オークワ他)               (コープ)                                        (DEAN&DELUCA)




       株式会社コメダ                                                                                 株式会社ロイヤルホテル     長崎タクシー共同集金株式会社
                        元気寿司株式会社           株式会社 新生堂薬局              株式会社フィール
       (コメダ珈琲)                                                                                 (リーガロイヤルホテル)       (NTネットワーク)
                        (元気寿司ほか)            ( ドラッグ新生堂 )             (フィール)


                                            © 2006-2020 Valuedesign.inc All Rights Reserved.                               10
  国 内 ハ ウ ス プ リペイ ド事 業(現 状)

  上場直前(2016/6期)から5年間で店舗数約1.6倍、取扱高は7.4倍に急成長




(店舗)                                                        (社)      (百万円)
90,000                                                       900     600,000

           店舗数        導入社数
                                                  790                                                            539,334
80,000                                                       800
                                                                     500,000
70,000                                                       700


60,000                                                       600     400,000
          500
50,000                                                       500
                                                                     300,000
40,000                                          80,160       400


30,000                                                       300     200,000

         48,239
20,000                                                       200

                                                                     100,000     72,322
10,000                                                       100


     0                                                       0              0
         2016/06   2017/06   2018/06   2019/06 2020/06                          2016/06 2017/06 2018/06 2019/06 2020/06

         第10期      第11期      第12期      第13期      第14期                            第10期       第11期   第12期   第13期    第14期


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市 場 環 境 - キャッ シュレ ス決 済市場 の成長

ハウスプリペイドを含む、キャッシュレス決済市場は毎年コンスタントに成長を続けており、 2023年度には
2016年の市場規模の約2倍への成長が予測される
<キャッシュレス決済の市場規模推移と予測>
(十億円)
140,000
                                                                                           126,083
120,000                                      CAGR:8.8%

100,000


 80,000    69,690

 60,000


 40,000


 20,000


      0
           2016年度   2017年度   2018年度      2019年度          2020年度          2021年度   2022年度    2023年度
  出所:㈱矢野経済研究所、対象はクレジット・デビット・プリペイド(Suica等非接触IC、ハウス・ブランドを含むサーバ管理型 )・その他(キャリア決済・コン
        ビニ決済等)の各決済手段。2019年以降は予測。


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市 場 環 境 - ハウ スプ リ ペイド 市場の成 長性

キャッシュレス決済市場の成長と共に、ハウスプリペイド市場も過去の予測を大きく上回る急成長を遂げて
いる
                                                                                          2023年度は4兆円
<ハウスプリペイドの市場規模(2017年度調査と2019年度調査の比較)>                                                      市場へ成長予想
(十億円)

4,500
                    市場予測(2017)
                                                         2年の間に市場規模は                          4,111
                                                          1.7倍に上方修正
4,000               市場予測(2019)

3,500                                                      3,159
3,000

2,500
            1,944
2,000                                                                               ・・・
1,500                                                   1,856
         1,366
1,000

  500

     0
         2016年度     2017年度   2018年度      2019年度          2020年度          2021年度            2023年度

  出所:㈱矢野経済研究所


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市 場 環 境 - 市場における商 機と 戦略

            商機                                               当社のアクション




新                                      ✓ 販売チャネルの増強と営業の効率化によるシェア拡大
    現金の嫌忌によるキャッシュレス化の加速
型                                          速度の向上
コ
ロ
ナ
関   消費行動の変容と複雑化
連   (ロケーションの分散、嗜好の変化)
                                       ✓ 顧客と購買データの分析によるPDCAの高速化支援
                                           など、デジタルマーケティング領域サービスの開発
キ   決済のデジタル化(DX)により増大する決済
ャ   データの利活用
ッ
シ
ュ                                      ✓ マイナポイントへの参加支援等、推進政策事業への積
    キャッシュレス化推進政策
レ
ス                                          極的参加によるハウスプリペイドの利用機会の増大
化
    QR決済の高コスト化(競争鎮静化による                ✓ 決済手数料の低いハウスプリペイドの訴求による決済
関
連   キャンペーンの終了)
                                           比率の増加

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収 益 の構 造 と 各 種 KPI の伸 長方針



   システム手数料収益




      取扱高          ×         手数料率                         ←現状維持




                             ②ユーザー数
  ①導入企業(店舗)数       ×         (決済比率)
                                                            ×          ③チャージ/利用金額


                       各KPIを成長させるための施策



営業アライアンス先との関係強化・      サービスのデジタル化と                                    チャージ金額を最大化する
 提携先拡大による営業力UP     データを活用したマーケティング支援                                   チャージ手段の構築


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①導入企業(店舗)数に関する戦略

販売チャネル(パートナー企業)を増加・多様化させるとともに、サービスの共同開発など各パートナーとの
関係強化にも努め、拡販能力を増強する



                                      POS端末へのプリペイド機能の標準搭載等による
     POSメーカー
                                      関係の強化

                                      データ分析、CRMなどのプロダクトの共同提供と
     マーケティング関連企業
 チ                                    マーケティング支援
 ャ
 ネ
 ル                                    新たなチャージ手段の開発、決済サービスの相互
     銀行・決済事業者
 の                                    接続
 多
 様                                    モバイルオーダー等、相乗的効果のあるサービスの
 化   ITサービス・SaaS事業者
                                      連携と共同提案

     店舗関連事業者                          テナントへのプリペイド導入、施設全体での囲い込
     (デベロッパー・リーシング等)                  み施策の企画実行
                                …




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② ユーザ ー数 ( 決 済比 率)に 関 する戦略( 拡大の考 え 方)

プリペイド及び周辺サービスのデジタル化を推進し、非プリペイド 利用者(他決済手段の利用者)を取り込み
プリペイド+アプリ会員を全体の40%~70%へ拡大する




      (従来のターゲット)
     プリペイド決済者
     (決済比率20~40%)                        ファン



                                       リピーター

 (今後のターゲット)
                                    新規カスタマー                             ポイント・クーポン等のサービスが利用できる
その他(現金他)ユーザー                                                                  アプリ会員へと誘導
(決済比率20~30%)                                                                      ↓
                                                                          ポイント付与率のアップなどの更なる
                                      見込み客                               利便性を提示し、プリペイド決済を訴求



                                     マーケティング                                   デジタルマーケ
    ストアアプリ         分析システム                                     デジタルクーポン
                                     オートメーション                                    支援
                    ビジネスパートナーとしてツール提供と運用の両面を支援

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③ チ ャージ / 利 用 金額 に対する戦略

現金チャージからアプリ(クレカ)、口座などより利便性・チャージ金額とも高くなるサービスへのニーズが上昇
しており、ラインナップを順次拡大中

                         <各種チャージ手段と特徴>


                        クレカ                 汎用ポイント                  銀行口座           ATM
          チャージ機
                     (Web /アプリ)              チャージ                  (Web /アプリ)     チャージ
          店頭チャージの      非店頭型                蓄積した汎用ポ
                                                                   銀行口座からの       銀行ATMでの
            基本形       チャージ金額も              イントを専用サイ
                                                                    直接チャージ        チャージ
         レジオペ影響しない    大きくなる傾向               トでチャージ
チャージの
手軽さ
            △              〇                       ×                      〇        △

レジスピード      〇              〇                       〇                      〇        〇

チャージ単価      △              〇                       ×                      〇        △


                                         提携ポイント・
          対応機種       大型顧客では                                      新規サービス          利便性高く
                                          対象カード
         拡大し拡販中       標準的に                                        準備中           サービス検討中
                                         順次拡大中


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2 . 新たな収益基盤の構築(ブランド・海外・新規事業)




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    新 規 事 業 開 発の考え方

    国内ハウスとの相互作用のある事業から展開し、既存顧客に対し新たなソリューションを上積み
    ソリューションの獲得には外部のパートナーとの協業や M&A等も積極的に活用



                                                                             フェーズ①
       決済システム・イシュア事業               デジタル                                      現在のコア事業を補完する事
ソ        (ブランドプリペイド)            マーケティングシステム                                  業による相乗効果
リ
ュ
ー
シ
ョ                                                                            フェーズ②
ン                     CRM・分析                                                 拡大した顧客基盤のニーズに
       デジタルギフト
数                                                                            応える各種事業の展開




                             マーケティング                                         当社のコアとなるサービス領域
        プリペイド                 運用支援                                           (決済×マーケティング)




                コンサルティング(カスタマーサクセス)能力


                          © 2006-2020 Valuedesign.inc All Rights Reserved.                20
新 規 事 業 の例 ①(デジ タルギフ ト) - 概 要

リピーター獲得に特化したハウスプリペイドに対し、新規客の獲得施策となるギフトサービスを提供
店舗→消費者へのクーポン等のほか、社内リワード等の法人内需要での活用も想定




                    © 2006-2020 Valuedesign.inc All Rights Reserved.   21
新 規 事 業 の例 ①(デジ タルギフ ト) - 市 場 性

従来型の商品券市場が逓減する一方、eギフト(デジタルギフト)市場は拡大中
その成長市場に対し、年間5,000億円超を発行する当社顧客企業のギフトを順次投入

 <商品券・ギフト券/eギフト市場規模予測>


  (百万円)             当社顧客プリペイド(年間発行額5,320億円)を商材に参入
 1,200,000
              商品券・ギフト券    eギフト



                                        189,555                                          249,275
  800,000     116,723




  400,000     746,153                    735,041                                         719,433




          0
              2018年度     2019年度         2020年度             2021年度               2022年度   2023年度


  出所:㈱矢野経済研究所

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新 規 事 業 の例 ②(ブ ランドプ リ ペイド ) - 概 要 と 市 場 の状況

 市場では自己利用(自分でチャージ・利用のモデル)・ポイント等の有効活用を狙いとしたサービスが中心
 今後、B2Bや送金関連などのサービスへの拡大が期待されている
 <ブランドプリペイドの市場規模と当社シェア>

(百万円)
2,000                                                                                       1,739
         市場規模      当社シェア
1,500
          935
1,000

 500

    0
        2018年度     2019年度          2020年度               2021年度                 2022年度      2023年度

         汎用ブランド                                                       給与支払                  その他
                   ポイント等、埋蔵資
          プリペイド                             法人プリペイド                  (ペイロール)/           (インバウンド・地域マ
                    産の有効活用
        (自己利用型)                                                     公共計支払手段                 ネー等)



           現状の中心的なサービス                                今後期待される領域
           成長はピークアウト傾向                          当社も再度新規事業としてサービスを構築・提供

市場規模出所: ㈱矢野経済研究所


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新 規 事 業 の例 ②(ブ ランドプ リ ペイド ) - 今 後 の方 針

市場全体が、従来の中心的サービスモデル(消費者が自らチャージして利用)の転換期を迎えており
当社もそれを機に再投資を行い、強みを活用できる事業にリニューアルを行う
       市場動向(他社も含めたサービスの方向性)                                       当社の立ち位置


                                              ✓ プロセシング(残高管理)システムをカード会社
     ✓ 自己利用型(自分でチャージして使う)モデル                    に提供し、各社と連携した営業・サービス運営
       が中心
                                              【課題】ステークホルダーが多く、収益性の観点
現状
     【課題】クレジットカード、その他汎用決済との                   から大型案件のみに特化(ハウスで培った当社
     差別化が難しく利用が少ない                            の強みである、顧客基盤及び、顧客と共にサー
                                              ビスを設計し課題を解決する能力を生かした事
                                              業展開が難しい)




                                              ✓ 自らがカード発行者(イシュア)となることでサー
     ✓ 従来の利用モデルの刷新                              ビスモデルの企画・開発・営業まで一本化でき
       • 法人利用(B2B決済)                            機動的かつ低コストでのサービス提供が可能
今後
       • 給与や業務委託報酬の支払など、資金の
         移動に関連するモデル                           ✓ これにより、上述の当社の強みを生かし、差別
                                                化されたブランドプリペイドサービスを展開する




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新 規 事 業 の例 ②(ブ ランドプ リ ペイド ) - 法 人 プ リ ペイ ド

経費の使用・精算に活用される法人カード(クレジット)のプリペイド版
経費予算管理の容易性や、従業員配布に対する制限の軽さ等から今後需要が期待される


                   法人カード                                                         法人カード
                  (クレジット)                                                       (プリペイド)




                                                        ✓与 信 審 査 が 不 要 で 導 入 ハ ー ド ル が 低 い
     ✓出 張 費 ・ 交 際 費 等 の 支 払 が 中 心
                                                        ✓残 高 分 し か 使 え ず 経 費 コ ン ト ロ ー ル が 容 易
特徴   ✓与 信 審 査 が 必 須 の た め 導 入 ハ ー ド ル が あ る
                                                        ✓利 用 可 能 枠 の 上 限 が な く 、 大 口 の 支 払 に
     ✓年 会 費 等 に よ る 運 用 コ ス ト が 掛 か る
                                                         も対応可能




事業                                          3兆円程度
規模                     (2018年度 クレディセゾン社推計の法人クレジットカード市場規模)




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新 規 事 業 の例 ③(海 外展開 の方針 )

全方位的な展開から、ある程度の顧客基盤を有しかつ成長性の高い市場へリソースを集中する方針に転換
先ずは注力エリア事業の早期黒字化を達成し、その後横展開による成長を推進する

                 <タイ>
                 全エリア中取扱高成長率
<インド>            トップ                                            Korea
最大手級ドラッグストア等     シェアと収益拡大を急ぐ
約6,000店舗の顧客基盤
早期に黒字化を実現
                                                       China


                 Thailand
                                                              Philippine
         India

                  Malaysia
                                                               <他エリア>
                                       Singapore               現状のビジネスは維持しつつ、キャッ
                                                               シュレス先進国である中国を中心に
                                                               先行事例やM&A・アライアンス等の
     注力エリア                                                     情報を収集し、次の成長ドライバを
                                                               探す


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業 績 目 標 (2021/6 期 ~2023/ 6期)

 ハウスプリペイド事業の成長による売上/利益の拡大を中心に、売上高44億円、営業利益4.2億円を
 目標とする

(百万円)    売上高     営業利益

5,000
                                                                             4,400

4,000

                                    3,200
3,000    2,622

2,000



1,000
                                                                                     418
                    103                             227
    0
               2021/6                       2022/6                              2023/6
               第15期                          第16期                               第17期




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