2020年6月期 決算補足説明資料
2020年８月14日
株式会社バリューデザイン
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アジェンダ
１．2020年6月期 決算報告
２．事業の進捗状況
３．2021年6月期の業績見通し
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業 績 ハ イ ライ ト
計画通り黒字復帰、更に「キャッシュレス・消費者還元事業」効果で利益は目標を超過
連結売上高 : 2,477 百 万 円 前期比 ＋19.9% 達成率 107.9％
連 結 営 業 利 益 : 137 百 万 円 前期比 ＋202百万円 達成率 260.1%
■2020年6月期 通期トピックス
①ハウスプリペイドは初期、システム利用料とも好調で年間取扱高 5,000億円到達
・「キャッシュレス・消費者還元事業」参加の量販店の取扱高が増加、システム利用料は約 1割増
・チャージ機販売、及びキャッシュレス還元補助受給用の決済データ提供料で初期売上は約 3割増
・新型コロナウィルス感染症の影響により、一部業態の顧客における取扱高が減少
②前期投資を下敷きに、成長再加速に向けた基盤づくりを推進
・QR等コード決済接続サービスは計画を上回る11社と接続を完了し導入店を拡大中
・非プリペイド会員の取り込みによるプリペイドユーザーと取扱高の増加に向けた新サービスの開発、
及び関連事業者との連携強化を推進
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１．2020年6月期 決算報告
２．事業の進捗状況
３．2020年6月期の業績見通し
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連 結 P/ L （2020年6月期 ）
通期は初期売上30%超、システム利用料売上10％超の成長で着地
原価・販管費等も概ね計画通りの水準で推移し、売上増分による利益で計画超過
(百万円)
① ② ③
前年同期比 達成率
2020年6月期 2019年6月期 2020年6月期
(①÷②) (①÷③)
(実績) (実績) (予想)
売上高
2,477 2,066 119.9% 2,295 107.9%
（初期売上）
1,008 764 132.0% 828 121.7%
（システム利用料売上）
1,469 1,303 112.8% 1,467 100.2%
営業利益または営業損失
137 ▲65 +202百万円 53 259.6%
経常利益または経常損失
122 ▲80 +202百万円 43 285.3%
親会社株主に帰属する
当期純利益または当期純損失 76 ▲150 +226百万円 1 7677.5%
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売 上 高 の変 動 要因（ 前期比 ）
各売上項目とも、3Q傾向とほぼ変動なし
(百万円)
前期の一部サービス
縮小の影響
チャージ機拡販・
還元補助受給用
決済データ提供料など
量販店の利用好調のほか、還
元事業等の影響もあり増加
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営 業 利 益 の変 動要因 （前期 比）
4Qに販促関連で投資を実施、その他費用の傾向は3Qとほぼ変動なし。不確定要因であったキャッシュレ
ス還元事業の最終精算に関わる費用増も当期中には発生せず
(百万円) 還元補助受給用
決済データ提供に関わる
システム開発費などにより増加
還元事業関連業務の
支援要員費、販促投資等
キャッシュレス還元事業
参加企業の利用料増に伴う増加
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１．2020年6月期 決算報告
２．事業の進捗状況
３．2021年6月期の業績見通し
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事 業 別 業 績 ：ハウ スプ リ ペイド
新型コロナウィルスの影響により、4Qに一部企業の取扱高減少があったものの、キャッシュレス・消費者還
元の効果等もあり、システム利用料は前期比約17%増と堅調
(百万円)
① ②
前年同期比
2020年6月期 2019年6月期
(①÷②)
(実績) (実績)
売上高
2,323 1 ,8 86 123.2%
（初期売上）
993 743 133.5%
（システム利用料売上）
1, 331 1 ,1 42 116.5%
セグメント利益
557 347 160.0%
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ハウ ス プ リ ペイ ド事業の状 況（ 店舗数 ・導入社 数）
導入店舗数は8万店舗を超過、導入社数も800社に迫る水準に到達
<導入店舗数・導入社数（累計）の推移>
(店舗) (社)
90,000 900
店舗数 導入社数
790
80,000 800
703
70,000 630 700
570
60,000 600
500
50,000 435 500
381
40,000 80,160 400
69,562
30,000 300
53,298 56,800
48,239
20,000 200
34,149
10,000 100
12,158
0 0
2014/06 2015/06 2016/06 2017/06 2018/06 2019/06 2020/06
第8期 第9期 第10期 第11期 第12期 第13期 第14期
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ハウ ス プ リ ペイ ド事業の状 況（ 取扱高 ）
キャッシュレス還元事業参加企業の利用増加、それ以外の大型量販店での利用増の結果
前期（48.6%増）を超える、65.9％増の成長を遂げ、通期取扱高は5,000億円を突破
<年間取扱高(＝プリペイドチャージ額）の推移 ※海外含む>
(百万円)
600,000
539,334
500,000
65.9％増
400,000
325,054
300,000
218,816
200,000
48.6％増
150,340
(約1.5倍)
100,000 59,704 72,322
46,376
0
2014/06 2015/06 2016/06 2017/06 2018/06 2019/06 2020/06
第8期 第9期 第10期 第11期 第12期 第13期 第14期
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事 業 別 業 績 ：ブ ランドプ リペイ ド
一部顧客のサービス縮小に伴い、売上・利益とも減少
稼働中サービスを維持しつつ、次の成長フェーズに向けた事業戦略を策定、実行
(百万円)
① ②
前年同期比
2020年6月期 2019年6月期
(①÷②)
(実績) (実績)
売上高
154 180 85.2%
（初期売上）
16 20 76.5%
（システム利用料売上）
138 160 86.3%
セグメント損失
▲46 ▲31 -15百万円
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ブ ラン ド プ リ ペイ ド事 業の状況 （取扱 高）
既存案件のサービス縮小に伴い、14.0％減少
<年間取扱高(＝プリペイドチャージ額）の推移>
(百万円)
70,000 64,676 66,307
60,000 54,941
57,002
50,000 14.0％減
40,000 34,831
30,000
20,000
13,779
10,000 5,426
0
2014/06 2015/06 2016/06 2017/06 2018/06 2019/06 2020/06
第8期 第9期 第10期 第11期 第12期 第13期 第14期
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事 業 別 業 績 ：海外
大型案件、新サービス等を背景にタイ・インドのシステム利用料売上が成長するも、
新型コロナウィルスの影響で4Qの売上が想定より伸びずトータルでは減収
(百万円)
① ②
前年同期比
2020年6月期 2019年6月期
(①÷②)
(実績) (実績)
売上高
47 49 95.5%
（初期売上）
10 19 54.0%
（システム利用料売上）
37 30 1 2 2 . 1%
営業損失
▲65 ▲75 +10百万円
(注)海外は当社セグメント定義上ハウスプリペイドに属するため、当業績は前出のハウスプリペイドの業績に含みます。
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事 業 別 業 績 ：海外
<海外単独の年間取扱高(＝プリペイドチャージ額）の推移>
(百万円)
5,000
4,173
4,000
3,192
3,000 30.7％増
2,000
1,000
84 125 161 153
0
2015/06 2016/06 2017/06 2018/06 2019/06 2020/06
第9期 第10期 第11期 第12期 第13期 第14期
(注)海外は当社セグメント定義上ハウスプリペイドに属するため、当実績は前出のハウスプリペイドの実績に含みます。
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１．2020年6月期 決算報告
２．事業の進捗状況
３．2021年6月期の業績見通し
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2 0 21年6月 期 連 結 業 績 予 想
新規案件の引き合い、チャージ機等追加商材の需要などの市場環境は良好である一方、
新型コロナウィルス・キャッシュレス還元終了等、予測困難な要素が多く確実性の高い要素のみで見積り
(百万円)
2021年 2020年
前期比
6月期予想 6月期実績
売上高
2,622 2 ,4 77 105.9%
（初期売上）
1,152 1 ,0 08 114.3%
（システム利用料売上）
1,470 1 ,4 69 1 0 0 . 1%
営業利益
103 137 74.9%
経常利益
90 122 73.7%
親会社株主に帰属する当期純利益
48 76 63.7%
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当 面 の見 通 し （～ 2021/6 期 ）
目標であった14期の黒字回復は達成、15期業績は足元の状況を踏まえて慎重に見積もり
業績目標（2019.8発表）
最新状況・見通し
売上 21億円 ✓ 売上20.6億円／営利▲0.6億円
2019/6期
✓ 主要な投資完了、費用圧縮(一部翌期繰
(第13期)
営業利益 ▲2億円 り越し)により営業損失減
売上 23-24億円規模 ✓ 売上24.8億円／営利1.4億円
2020/6期
✓ 計画通り黒字化＋キャッシュレス還元等
(第14期) 黒字転換
営業利益 による上積みで計画超過
12期程度の水準を目安
✓ 売上26.2億円／営利1.0億円
売上 30億円規模 ✓ コロナ禍の継続を想定し、システム利用料
2021/6期
成長の据置など、慎重な見積りに変更
(第15期) 過去最高益
営業利益 ✓ 16期以降の中期成長目標に向けた施策
以上の水準を目標
を順次実行
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2 0 21年6月 期の業績 予想に 対 する 、重要 な外部 要因の 影 響に つ い て
想定される事象(+：ポジティブ、-：ネガティブ） 業績への反映
コロナ禍による経済減速とその影響は避
✓ キャッシュレス決済普及の加速(衛生面からの嫌忌)
＋ け得ないため、業績のプラス要素として
✓ 成長サービス(事前オーダー等)との連携機会獲得
新型コロナ は見込まず
ウィルス
感染第二波の到来もあり、経済減速の
関連
✓ 更なる感染拡大に伴う経済全体の停滞による、プリ 懸念は払拭できないため、取扱高とシス
-
ペイド利用減 テム利用料収入の成長を保守的に見
積り、ほぼ据え置き
✓ マイナポイント等の国策における、ハウスプリペイド利 効果が不透明なため、大幅な収益増は
用の利用機会の増加 計算せず
＋
キャッシュレ ✓ キャッシュレス化の推進による新規案件、及びチャー ある程度確定的な需要が見えており、
ス決済 ジ機等の関連商材に対する需要の増加 初期売上の増加に反映
推進政策
✓ キャッシュレス・消費者還元事業終了による収益減 コロナ禍も踏まえ、同事業参加企業の
関連
- (事業参加企業の取扱高の減少、及び決済データ システム利用料収益は事業開始前の
提供料収益獲得の終了） 水準程度で見積もり
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中 長 期 の 成 長 イ メ ー ジ ー 今 後 の成 長 目 標
新規事業 売上目標
国内・海外で増加させた店舗ネットワーク(顧客基盤)を活用し、 (億円)
将来的に新たな決済・販促サービスを展開
100
海外事業
現在導入店舗数約6,500＝国内FY2010(売上4～5億円規模)頃に相当
過去の国内成長戦略の活用と更なるM& Aで、30億規模へ成長
国内事業
国策(キャッシュレス比率2倍)、ハウス決済比率UP施策
(15~20％→30～40％)等背景に、売上50億以上を目指す 50
30
20
2020/6期
FY2020 2021/6期 2 0 2 2 / 6 期 FY2023 0 2 3 / 6 期
2 2024/6期 2FY2025期
025/6
FY2025
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