3947 ダイナパック 2021-11-08 15:00:00
2021年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年11月8日
上場会社名 ダイナパック株式会社 上場取引所 東 名
コード番号 3947 URL https://www.dynapac-gr.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)杉山 喜久雄
問合せ先責任者 (役職名) 取締役常務執行役員管理本部長 (氏名)篠岡 尚久 TEL 052(971)2651
四半期報告書提出予定日 2021年11月11日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2021年12月期第3四半期の連結業績(2021年1月1日~2021年9月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年12月期第3四半期 41,136 8.5 860 336.8 1,474 223.4 986 393.2
2020年12月期第3四半期 37,918 △7.0 196 - 455 38.4 199 129.3
(注)包括利益 2021年12月期第3四半期 △155百万円 (-%) 2020年12月期第3四半期 3,467百万円 (-%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年12月期第3四半期 99.51 99.44
2020年12月期第3四半期 20.21 20.19
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年12月期第3四半期 64,313 38,565 59.9
2020年12月期 66,862 39,214 58.6
(参考)自己資本 2021年12月期第3四半期 38,504百万円 2020年12月期 39,160百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年12月期 - 0.00 - 50.00 50.00
2021年12月期 - 0.00 -
2021年12月期(予想) 50.00 50.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2021年12月期の連結業績予想(2021年1月1日~2021年12月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 55,000 5.2 1,200 65.4 1,700 59.6 1,200 28.5 121.09
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
新規 -社 (社名)、除外 -社 (社名)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年12月期3Q 10,322,591株 2020年12月期 10,322,591株
② 期末自己株式数 2021年12月期3Q 405,036株 2020年12月期 419,018株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年12月期3Q 9,912,042株 2020年12月期3Q 9,897,433株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
業績予想につきましては、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績
は今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。なお、上記の業績予想に関する事項につきましては添
付資料の2ページ「連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご参照願います。
ダイナパック㈱(3947)2021年12月期第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 2
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 3
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 3
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 5
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 5
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 7
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 7
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 7
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ダイナパック㈱(3947)2021年12月期第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルスワクチン接種の促進や海外経済の改善に
より持ち直しの動きが続いているものの、感染の拡大長期化にともない都市部を中心に経済活動の一部で制限が継
続するなど、依然として厳しい状況で推移しました。海外経済においても、全体的にはワクチン普及にともなう経
済活動の再開や政府の景気刺激策による回復基調が続きましたが、夏場には東南アジアで感染急拡大によるサプラ
イチェーンの混乱が発生し、さらにはコロナからの回復需要を背景とした資源高や、半導体の需給ひっ迫など、引
き続き不透明な状況が続きました。
このような環境下、段ボールの国内生産動向は、1-9月累計数量(速報値)では前年比103.7%と、夏季の青
果物向けでは天候不順の影響で少し弱さがみられましたが、電機・機械向けをはじめとして全体的には前年からの
増加傾向が続きました。
このような環境下、当社グループの国内販売数量は、段ボールケースでは、主力の食品分野でコロナ影響による
減少がありましたが、好調なEコマースを背景とした通販向けや電機・機械分野の伸びがあり、前年比104.4%と
なりました。段ボールシートでは、ボックスメーカーのコロナからの回復需要により、前年比106.5%と大きく伸
長しました。
収益面においては、段ボールの販売数量の増加に加えて、昨年コロナで大きな影響を受けた印刷紙器事業の業績
回復により、利益計上となりました。
海外においては、コロナ禍からの回復基調にはあるものの、東南アジアでの7月以降の感染急拡大で企業活動に
大きな制約を受けたことと、主原材料価格上昇の先行負担が生じたことにより、収益面では厳しい状況となりまし
た。
その結果、当社グループの第3四半期連結累計期間における売上高は411億36百万円(前年同期比108.5%)、営
業利益8億60百万円(前年同期比436.8%)、経常利益14億74百万円(前年同期比323.4%)および親会社株主に帰
属する四半期純利益9億86百万円(前年同期比493.2%)となりました。
セグメントの業績の状況は次のとおりであります。
① 包装材関連事業
当セグメントにおきましては、売上高は436億7百万円(前年同期比108.3%)、セグメント利益(営業利益)は
8億24百万円(前年同期比421.3%)となりました。
② 不動産賃貸事業
当セグメントにおきましては、売上高は2億82百万円(前年同期比98.5%)、セグメント利益(営業利益)は2
億30百万円(前年同期比97.0%)となりました。
(2)財政状態に関する説明
当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ25億48百万円減少し643億13百万円
となりました。これは、主に保有株式の株価下落にともなう投資有価証券残高の減少などによるものでありま
す。
当第3四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末に比べ18億99百万円減少し257億48百万円と
なりました。これは、主に投資有価証券の含み益の減少にともなう繰延税金負債の減少および短期借入金の返済
などによるものであります。
当第3四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末に比べ6億48百万円減少し385億65百万円
となりました。これは、主に投資有価証券の時価の下落にともなうその他有価証券評価差額金の減少などによる
ものであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
今後の日本経済は、ワクチン接種の浸透や各種政策の効果で景気の持ち直しが期待されますが、感染症による
サプライチェーンへの影響や半導体不足、金融市場の変動などでの下振れリスクに十分に注意する必要がありま
す。海外においても回復が続くことが見込まれていますが、供給の混乱や物価の上昇圧力などにより回復の勢い
が鈍化し不確実性が高まっていく懸念があります。
このような環境において当社グループは、新型コロナウイルスで落ち込んだ需要の回復期を次なる成長に向け
た準備をする期間と捉えた2021年から2023年の三か年を対象とする中期経営計画のもと、構造改革による「収益
力強化」、海外事業の「持続的成長」、新たな日常への「変化対応力強化」の三つの重点課題を推進し、収益体
質への転換を確実なものとするとともに、さらにその先の成長に向けた取組みを進めてまいります
なお、2021年8月5日に公表しました連結業績予想は修正しておりません。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年12月31日) (2021年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 2,228,264 2,530,902
受取手形及び売掛金 15,868,653 15,015,410
商品及び製品 857,105 1,069,681
仕掛品 282,996 307,408
原材料及び貯蔵品 1,624,267 1,906,858
その他 562,858 516,054
貸倒引当金 △37,982 △6,556
流動資産合計 21,386,162 21,339,759
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 17,896,625 18,178,567
減価償却累計額 △12,291,719 △12,710,334
建物及び構築物(純額) 5,604,905 5,468,232
機械装置及び運搬具 28,218,732 28,645,395
減価償却累計額 △22,796,199 △23,451,967
機械装置及び運搬具(純額) 5,422,533 5,193,428
土地 9,180,430 9,197,360
その他 3,799,406 4,183,486
減価償却累計額 △2,783,625 △2,960,205
その他(純額) 1,015,781 1,223,281
有形固定資産合計 21,223,651 21,082,303
無形固定資産
のれん 517,509 444,265
その他 298,731 275,752
無形固定資産合計 816,240 720,018
投資その他の資産
投資有価証券 22,449,633 20,122,733
繰延税金資産 79,770 102,908
その他 936,166 982,548
貸倒引当金 △28,744 △36,287
投資その他の資産合計 23,436,826 21,171,903
固定資産合計 45,476,717 42,974,224
資産合計 66,862,880 64,313,984
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(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年12月31日) (2021年9月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 11,155,031 11,138,353
電子記録債務 2,818,902 2,865,603
短期借入金 828,068 97,600
1年内返済予定の長期借入金 370,460 301,244
未払法人税等 203,523 422,891
賞与引当金 257,633 534,012
その他 3,259,814 2,627,323
流動負債合計 18,893,434 17,987,028
固定負債
長期借入金 738,423 508,013
繰延税金負債 5,138,484 4,313,308
退職給付に係る負債 2,457,292 2,526,498
その他 420,333 413,156
固定負債合計 8,754,533 7,760,976
負債合計 27,647,967 25,748,004
純資産の部
株主資本
資本金 4,000,000 4,000,000
資本剰余金 16,986,679 16,986,679
利益剰余金 9,409,935 9,871,888
自己株式 △924,730 △893,436
株主資本合計 29,471,884 29,965,132
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 10,206,072 8,619,320
為替換算調整勘定 △325,006 83,728
退職給付に係る調整累計額 △192,483 △161,983
その他の包括利益累計額合計 9,688,582 8,541,064
新株予約権 8,370 8,370
非支配株主持分 46,076 51,412
純資産合計 39,214,912 38,565,979
負債純資産合計 66,862,880 64,313,984
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2020年1月1日 (自 2021年1月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
売上高 37,918,158 41,136,432
売上原価 31,601,494 34,010,469
売上総利益 6,316,663 7,125,963
販売費及び一般管理費 6,119,748 6,265,895
営業利益 196,914 860,067
営業外収益
受取利息 5,999 15,021
受取配当金 231,424 245,663
為替差益 - 159,679
持分法による投資利益 - 1,268
雑収入 177,712 243,993
営業外収益合計 415,137 665,626
営業外費用
支払利息 18,009 20,620
為替差損 91,596 -
持分法による投資損失 2,574 -
固定資産除却損 19,205 11,896
雑損失 24,807 18,830
営業外費用合計 156,192 51,346
経常利益 455,859 1,474,348
特別損失
子会社株式売却損 - 47,308
特別損失合計 - 47,308
税金等調整前四半期純利益 455,859 1,427,039
法人税、住民税及び事業税 262,339 536,112
法人税等調整額 △5,454 △100,721
法人税等合計 256,884 435,390
四半期純利益 198,974 991,649
非支配株主に帰属する四半期純利益又は非支配株主
△1,012 5,340
に帰属する四半期純損失(△)
親会社株主に帰属する四半期純利益 199,987 986,309
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ダイナパック㈱(3947)2021年12月期第3四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2020年1月1日 (自 2021年1月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
四半期純利益 198,974 991,649
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 3,312,464 △1,586,756
為替換算調整勘定 △84,657 408,735
退職給付に係る調整額 41,115 30,499
その他の包括利益合計 3,268,922 △1,147,521
四半期包括利益 3,467,897 △155,872
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 3,469,559 △161,208
非支配株主に係る四半期包括利益 △1,662 5,336
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ダイナパック㈱(3947)2021年12月期第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2020年1月1日 至 2020年9月30日)
1 報告セグメントごとの売上高及び利益の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期連結損益
調整額
計算書計上額
包装材関連事業 (注)1
不動産賃貸事業 計 (注)3
(注)2
売上高
(1)外部顧客への売上高 37,659,173 258,984 37,918,158 - 37,918,158
(2)セグメント間の内部売
2,620,369 27,540 2,647,909 △2,647,909 -
上高又は振替高
計 40,279,543 286,524 40,566,067 △2,647,909 37,918,158
セグメント利益 195,730 238,214 433,945 △237,030 196,914
(注)1 調整額は以下のとおりであります。
セグメント利益の調整額△237,030千円には、主に事業セグメント間取引消去9,882千円、各報告セグメント
に配分していない全社費用△235,575千円および未実現利益消去△6,868千円が含まれております。全社費用
は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
2 包装材関連事業におけるセグメント間の内部売上高又は振替高は、包装材関連事業内における事業セグメン
ト間の取引であります。
3 セグメント利益の合計額は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2021年1月1日 至 2021年9月30日)
1 報告セグメントごとの売上高及び利益の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期連結損益
調整額
計算書計上額
包装材関連事業 (注)1
不動産賃貸事業 計 (注)3
(注)2
売上高
(1)外部顧客への売上高 40,881,773 254,658 41,136,432 - 41,136,432
(2)セグメント間の内部売
2,725,965 27,540 2,753,505 △2,753,505 -
上高又は振替高
計 43,607,739 282,198 43,889,937 △2,753,505 41,136,432
セグメント利益 824,545 230,981 1,055,527 △195,459 860,067
(注)1 調整額は以下のとおりであります。
セグメント利益の調整額△195,459千円には、主に事業セグメント間取引消去16,088千円、各報告セグメン
トに配分していない全社費用△207,761千円および未実現利益消去△444千円が含まれております。全社費用
は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
2 包装材関連事業におけるセグメント間の内部売上高又は振替高は、包装材関連事業内における事業セグメン
ト間の取引であります。
3 セグメント利益の合計額は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
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