3947 ダイナパック 2020-11-09 15:00:00
2020年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年11月9日
上場会社名 ダイナパック株式会社 上場取引所 東 名
コード番号 3947 URL https://www.dynapac-gr.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)杉山 喜久雄
問合せ先責任者 (役職名) 取締役専務執行役員経営企画室長 (氏名)草野 雅夫 TEL 052(971)2651
四半期報告書提出予定日 2020年11月11日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2020年12月期第3四半期の連結業績(2020年1月1日~2020年9月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年12月期第3四半期 37,918 △7.0 196 - 455 38.4 199 129.3
2019年12月期第3四半期 40,774 6.1 △4 - 329 - 87 △76.5
(注)包括利益 2020年12月期第3四半期 3,467百万円 (-%) 2019年12月期第3四半期 △935百万円 (-%)
※ 2019年12月期において企業結合に係る暫定的な会計処理の確定を行っており、2019年12月期第3四半期の連結財務諸表について、暫定的な
会計処理の確定の内容を反映しております
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年12月期第3四半期 20.21 20.19
2019年12月期第3四半期 8.82 8.81
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年12月期第3四半期 66,012 38,711 58.6
2019年12月期 62,561 35,716 57.0
(参考)自己資本 2020年12月期第3四半期 38,659百万円 2019年12月期 35,663百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年12月期 - 0.00 - 50.00 50.00
2020年12月期 - 0.00 -
2020年12月期(予想) 50.00 50.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2019年12月期の連結業績予想(2020年1月1日~2020年12月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 51,000 △7.9 400 13.1 700 △16.2 450 △19.5 45.48
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
新規 -社 (社名)、除外 -社 (社名)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年12月期3Q 10,322,591株 2019年12月期 10,322,591株
② 期末自己株式数 2020年12月期3Q 418,880株 2019年12月期 434,582株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年12月期3Q 9,897,433株 2019年12月期3Q 9,887,771株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
業績予想につきましては、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績
は今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。なお、上記の業績予想に関する事項につきましては添
付資料の2ページ「連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご参照願います。
ダイナパック㈱(3947)2020年12月期第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 2
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 3
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 3
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 5
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 5
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 7
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 7
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 7
(企業結合等関係) ………………………………………………………………………………………………… 8
- 1 -
ダイナパック㈱(3947)2020年12月期第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、極めて厳しい
状況で推移しました。5月末の緊急事態宣言解除後には経済活動が再開され、政府の一連の経済施策の効果もあ
り、個人消費など一部に持ち直しの動きがみられるものの、住宅投資や設備投資は力強さに欠けており、経済の
回復にはさらに長い期間を要することが予想されます。
海外経済においても、いち早く経済活動を再開した中国では回復がみられますが、従前からの米中貿易摩擦に
よる通商問題や英国のEU離脱問題に加え、欧米を中心とする感染再拡大のため、依然として先行きが不透明な
状況が続いております。
段ボールの国内生産動向は、1-9月累計数量(速報値)では前年比96.6%と、4月以降、新型コロナウイル
ス感染拡大による景気減速の影響を受けて前年を下回って推移しております。
このような環境下、当社グループの国内販売数量は、段ボールケースについては新型コロナウイルス感染拡大
により、一部の巣ごもり消費関連は増加したものの、電機機械や住宅設備等の工業製品向けを中心に4月以降大
きく減少し、青果物も天候不順により前年を下回りました。また、段ボールシートにおいても工業製品向けの減
少が響き、前年比91.2%となりました。
収益面においては、販売数量減少の影響は受けたものの、生産に係る費用を主体としたコスト低減効果によ
り、利益計上となりました。
海外においては、一時的にロックダウンにより大きな影響を受けましたが、ロックダウン解除後は比較的堅調
に販売が推移し、一定の利益を確保することができました。
その結果、当第3四半期連結累計期間における売上高は379億18百万円(前年同期比93.0%)、営業利益1億
96百万円(前年同期は営業損失4百万円)、経常利益4億55百万円(前年同期比138.4%)および親会社株式に帰
属する四半期純利益1億99百万円(前年同期比229.3%)となりました。
① 包装材関連事業
当セグメントにおきましては、売上高は402億79百万円(前年同期比92.3%)、セグメント利益(営業利益)は
1億95百万円(前年同期はセグメント損失39百万円)となりました。
② 不動産賃貸事業
当セグメントにおきましては、売上高は2億86百万円(前年同期比97.9%)、セグメント利益(営業利益)は2
億38百万円(前年同期比97.5%)となりました。
(2)財政状態に関する説明
当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ34億51百万円増加し660億12百万円
となりました。これは、主に前連結会計年度末に比べ売上高の減少などによる売上債権の減少があったものの、
保有株式の株価上昇にともなう投資有価証券の増加などがそれを上回ったことなどによるものであります。
当第3四半期連結会計期間末における負債は、前連結会計年度末に比べ4億56百万円増加し273億1百万円と
なりました。これは、主に生産量の減少にともなう仕入債務の減少があったものの、投資有価証券の含み益の増
加に伴う繰延税金負債の増加などがそれを上回ったことによるものであります。
当第3四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末に比べ29億94百万円増加し387億11百万円
となりました。これは、主に投資有価証券の時価の上昇にともなうその他有価証券評価差額金の増加などによる
ものであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
今後の日本経済は、輸出増加を中心に徐々にプラス成長軌道に回復していくことが見込まれるものの、個人消
費においては雇用や所得環境の悪化による停滞も予測されます。また、各国の新型コロナウイルスの感染拡大状
況や米中の通商政策運営による悪影響が長期化することも想定され、景気の先行きは予断を許さない状況が続く
ものと考えられます。
なお、2020年7月31日に公表しました連結業績予想は修正しておりません。
- 2 -
ダイナパック㈱(3947)2020年12月期第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年12月31日) (2020年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 1,997,725 2,388,397
受取手形及び売掛金 16,399,025 14,131,399
商品及び製品 916,966 1,003,526
仕掛品 265,264 286,866
原材料及び貯蔵品 1,709,976 1,588,051
その他 453,239 459,370
貸倒引当金 △37,265 △33,222
流動資産合計 21,704,932 19,824,389
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 17,683,760 17,889,220
減価償却累計額 △11,855,328 △12,289,522
建物及び構築物(純額) 5,828,432 5,599,697
機械装置及び運搬具 28,007,952 28,109,154
減価償却累計額 △22,286,940 △22,795,110
機械装置及び運搬具(純額) 5,721,011 5,314,044
土地 8,965,124 9,259,648
その他 3,505,565 4,077,562
減価償却累計額 △2,544,819 △2,775,713
その他(純額) 960,746 1,301,848
有形固定資産合計 21,475,314 21,475,239
無形固定資産
のれん 81,856 546,471
その他 291,610 311,171
無形固定資産合計 373,467 857,643
投資その他の資産
投資有価証券 17,987,847 22,860,609
繰延税金資産 74,216 83,765
その他 946,840 941,549
貸倒引当金 △1,317 △30,845
投資その他の資産合計 19,007,586 23,855,079
固定資産合計 40,856,368 46,187,961
資産合計 62,561,300 66,012,351
- 3 -
ダイナパック㈱(3947)2020年12月期第3四半期決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年12月31日) (2020年9月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 11,303,949 10,593,125
電子記録債務 3,249,128 2,567,368
短期借入金 810,126 1,246,594
1年内返済予定の長期借入金 358,800 414,494
未払法人税等 296,586 127,814
賞与引当金 185,615 438,420
その他 3,192,209 2,823,753
流動負債合計 19,396,416 18,211,571
固定負債
長期借入金 843,027 840,938
繰延税金負債 3,884,794 5,403,655
退職給付に係る負債 2,297,365 2,441,591
その他 423,112 403,341
固定負債合計 7,448,298 9,089,526
負債合計 26,844,715 27,301,098
純資産の部
株主資本
資本金 4,000,000 4,000,000
資本剰余金 16,986,679 16,986,679
利益剰余金 8,983,979 8,675,925
自己株式 △959,359 △924,546
株主資本合計 29,011,299 28,738,058
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 7,062,090 10,375,203
為替換算調整勘定 △218,836 △303,493
退職給付に係る調整累計額 △191,161 △150,045
その他の包括利益累計額合計 6,652,092 9,921,664
新株予約権 8,370 8,370
非支配株主持分 44,822 43,160
純資産合計 35,716,585 38,711,253
負債純資産合計 62,561,300 66,012,351
- 4 -
ダイナパック㈱(3947)2020年12月期第3四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
売上高 40,774,143 37,918,158
売上原価 34,782,216 31,601,494
売上総利益 5,991,927 6,316,663
販売費及び一般管理費 5,996,544 6,119,748
営業利益又は営業損失(△) △4,616 196,914
営業外収益
受取利息 12,927 5,999
受取配当金 258,474 231,424
雑収入 174,170 177,712
営業外収益合計 445,571 415,137
営業外費用
支払利息 16,219 18,009
為替差損 58,152 91,596
持分法による投資損失 4,782 2,574
雑損失 32,376 44,012
営業外費用合計 111,532 156,192
経常利益 329,423 455,859
特別損失
投資有価証券評価損 126,127 -
特別損失合計 126,127 -
税金等調整前四半期純利益 203,295 455,859
法人税、住民税及び事業税 167,993 262,339
法人税等調整額 △55,309 △5,454
法人税等合計 112,684 256,884
四半期純利益 90,610 198,974
非支配株主に帰属する四半期純利益又は非支配株主
3,410 △1,012
に帰属する四半期純損失(△)
親会社株主に帰属する四半期純利益 87,200 199,987
- 5 -
ダイナパック㈱(3947)2020年12月期第3四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
四半期純利益 90,610 198,974
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △881,158 3,312,464
為替換算調整勘定 △187,171 △84,657
退職給付に係る調整額 42,224 41,115
その他の包括利益合計 △1,026,105 3,268,922
四半期包括利益 △935,494 3,467,897
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △938,966 3,469,559
非支配株主に係る四半期包括利益 3,471 △1,662
- 6 -
ダイナパック㈱(3947)2020年12月期第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2019年1月1日 至 2019年9月30日)
1 報告セグメントごとの売上高及び利益の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期連結損益
調整額
計算書計上額
包装材関連事業 (注)1
不動産賃貸事業 計 (注)3
(注)2
売上高
(1)外部顧客への売上高 40,508,923 265,220 40,774,143 - 40,774,143
(2)セグメント間の内部売
3,121,304 27,540 3,148,844 △3,148,844 -
上高又は振替高
計 43,630,227 292,760 43,922,988 △3,148,844 40,774,143
セグメント利益又はセグメン
△39,896 244,392 204,496 △209,112 △4,616
ト損失(△)
(注)1 調整額は以下のとおりであります。
セグメント利益の調整額△209,112千円には、主に事業セグメント間取引消去12,774千円、各報告セグメン
トに配分していない全社費用△209,667千円および未実現利益消去△6,990千円が含まれております。全社費
用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
2 包装材関連事業におけるセグメント間の内部売上高又は振替高は、包装材関連事業内における事業セグメン
ト間の取引であります。
3 セグメント利益の合計額は、四半期連結損益計算書の営業損失と調整を行っております。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2020年1月1日 至 2020年9月30日)
1 報告セグメントごとの売上高及び利益の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期連結損益
調整額
計算書計上額
包装材関連事業 (注)1
不動産賃貸事業 計 (注)3
(注)2
売上高
(1)外部顧客への売上高 37,659,173 258,984 37,918,158 - 37,918,158
(2)セグメント間の内部売
2,620,369 27,540 2,647,909 △2,647,909 -
上高又は振替高
計 40,279,543 286,524 40,566,067 △2,647,909 37,918,158
セグメント利益 195,730 238,214 433,945 △237,030 196,914
(注)1 調整額は以下のとおりであります。
セグメント利益の調整額△237,030千円には、主に事業セグメント間取引消去9,882千円、各報告セグメント
に配分していない全社費用△235,575千円および未実現利益消去△6,868千円が含まれております。全社費用
は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
2 包装材関連事業におけるセグメント間の内部売上高又は振替高は、包装材関連事業内における事業セグメン
ト間の取引であります。
3 セグメント利益の合計額は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
4 前第3四半期連結累計期間のセグメント情報は、前連結会計年度末における企業結合に係る暫定的な会計処
理の確定の内容を反映させております。詳細については、「2 四半期連結財務諸表及び主な注記 (3)
四半期連結財務諸表に関する注記事項 (企業結合等関係)」ご参照ください。
- 7 -
ダイナパック㈱(3947)2020年12月期第3四半期決算短信
(企業結合等関係)
取得による企業結合
比較情報における取得原価の当初配分の見直し
2019年4月1日に行われたGRAND FORTUNE CORPORATION Sdn.Bhd.との企業結合について、前第3四半期
連結会計期間において暫定的な会計処理を行っておりましたが、前連結会計年度末に確定しております。
この暫定的な会計処理の確定にともない、当第3四半期連結累計期間の四半期連結財務諸表に含まれる比較
情報において取得原価の当初配分額の見直しが反映されております。
なお、四半期連結財務諸表に与える影響額は軽微であります。
- 8 -