3939 カナミックN 2019-11-08 17:00:00
2019年9月期 決算短信〔日本基準〕(非連結) [pdf]
2019年9月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)
2019年11月8日
上場会社名 株式会社カナミックネットワーク 上場取引所 東
コード番号 3939 URL http://www.kanamic.net/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)山本 拓真
問合せ先責任者 (役職名) 取締役 管理部部長 (氏名)若林 賢也 (TEL)03-5798-3955(代表)
定時株主総会開催予定日 2019年12月20日 配当支払開始予定日 2019年12月23日
有価証券報告書提出予定日 2019年12月23日
決算補足説明資料作成の有無:有
決算説明会開催の有無 :有 (証券アナリスト、機関投資家向け)
(百万円未満切捨て)
1.2019年9月期の業績(2018年10月1日~2019年9月30日)
(1)経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年9月期 1,685 12.1 544 36.5 543 42.7 357 39.4
2018年9月期 1,504 16.5 399 20.8 380 15.2 256 15.0
1株当たり 潜在株式調整後 自己資本 総資産 売上高
当期純利益 1株当たり当期純利益 当期純利益率 経常利益率 営業利益率
円 銭 円 銭 % % %
2019年9月期 7.44 - 26.9 32.6 32.3
2018年9月期 5.33 - 24.1 27.3 26.5
(参考)持分法投資損益 2019年9月期 -百万円 2018年9月期 -百万円
(注)当社は2018年4月1日付で普通株式1株を2株、2019年9月1日付で普通株式1株を3株の割合で株式分割を行っ
ておりますが、前事業年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、1株当たり当期純利益を算定しておりま
す。
(2)財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2019年9月期 1,842 1,490 80.9 30.96
2018年9月期 1,487 1,172 78.8 24.36
(参考)自己資本 2019年9月期 1,490百万円 2018年9月期 1,172百万円
(注)当社は2018年4月1日付で普通株式1株を2株、2019年9月1日付で普通株式1株を3株の割合で株式分割を行っ
ておりますが、前事業年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、1株当たり純資産を算定しております。
(3)キャッシュ・フローの状況
営業活動による 投資活動による 財務活動による 現金及び現金同等物
キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー 期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2019年9月期 527 △135 △60 1,220
2018年9月期 369 △193 △74 889
2.配当の状況
年間配当金 配当金総額 純資産
(合計)
配当性向
配当率
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 百万円 % %
2018年9月期 - 0.00 - 2.50 2.50 40 15.6 3.8
2019年9月期 - 0.00 - 1.00 1.00 48 13.4 3.6
2020年9月期(予想) - 0.00 -
2.00
23.5 2.00
(注)当社は2019年9月1日付で普通株式1株を3株の割合で株式分割を行っております。なお、2018年9月期につきまし
ては、当該株式分割前の実際の配当額を記載しております。
3.2020年9月期の業績予想(2019年10月1日~2020年9月30日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
第2四半期(累計) 900 8.1 280 5.7 300 13.3 195 12.7 4.05
通期 1,860 10.3 610 12.0 630 16.0 410 14.6 8.52
※ 注記事項
(1)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更:無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(2)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2019年9月期 48,132,000株 2018年9月期 48,132,000株
② 期末自己株式数 2019年9月期 1,206株 2018年9月期 990株
③ 期中平均株式数 2019年9月期 48,130,897株 2018年9月期 48,131,061株
(注)当社は2018年4月1日付で普通株式1株を2株、2019年9月1日付で普通株式1株を3株の割合で株式分割
を行っておりますが、前事業年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、期末発行発行済株式数(自
己株式を含む)、期末自己株式数、期中平均株式数を表示しております。
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断
する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は
様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意
事項等については、添付資料P.4「1.経営成績等の概況(4)今後の見通し」をご覧下さい。
(決算補足説明及び決算説明会の内容の入手について)
当社は2019年11月15日(金)に証券アナリスト、機関投資家向け説明会を開催する予定です。当日使用する決算説
明会資料については、開催後速やかに当社ウェブサイトに掲載する予定です。
株式会社カナミックネットワーク(3939) 2019年9月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………………………… 2
(1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………………………… 3
(4)今後の見通し ……………………………………………………………………………………………………… 4
(5)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当 …………………………………………………………… 4
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………………………… 5
3.財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………………………………………… 6
(1)貸借対照表 ………………………………………………………………………………………………………… 6
(2)損益計算書 ………………………………………………………………………………………………………… 8
(3)株主資本等変動計算書 …………………………………………………………………………………………… 9
(4)キャッシュ・フロー計算書 ……………………………………………………………………………………… 10
(5)財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………………………………… 11
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 11
(表示方法の変更) ………………………………………………………………………………………………… 11
(セグメント情報) ………………………………………………………………………………………………… 11
(持分法損益等) …………………………………………………………………………………………………… 11
(1株当たり情報) ………………………………………………………………………………………………… 11
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 11
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株式会社カナミックネットワーク(3939) 2019年9月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当事業年度におけるわが国経済は、政府による経済政策などを背景として企業業績や雇用、所得環境の改善傾向
が継続しており、景気は緩やかな回復を続けております。一方、米国の保護主義的な通商政策や貿易摩擦の拡大に
端を発した世界経済の景気後退懸念、国内における消費税増税による景気への影響など、景気の先行きは依然とし
て不透明な状況となっております。
当社を取り巻く環境におきましては、超高齢社会の到来に伴い、介護費、介護保険サービス利用者数及びサービ
ス提供事業者数は増加し、介護事業全体の底上げが続いております。2018年度の介護保険制度改正では、高品質か
つ効率的な介護サービスの提供可能な体制整備を推進する観点から、地域包括ケアシステムのより一層の推進と、
ICTの活用及び介護の担い手の拡大などが謳われており、また、介護保険法において各市区町村における在宅医
療・介護の連携推進が義務化されるなど、医療・介護事業全体でサービス提供のより一層の効率化が求められてお
ります。
このような状況のもと、当社は、医療・介護をつなぐ地域包括ケアを実現するシステムを提供していることか
ら、各省庁との共同プロジェクトに参加し、国の政策と同じ方向性をもつシステム開発会社となるよう努めるとと
もに、介護保険制度改正に対応する準備を整え、継続して適時にシステム改修を行い、システム利用者の負担軽減
により、ユーザーの利便性の向上を図っております。また、2019年6月より広島県および沖縄県の2拠点に営業所
を新設し、より地域に密着したサービス提供体制を構築しております。その結果、昨年に引き続き当社の「カナミ
ッククラウドサービス」が経済産業省のサービス等生産性向上IT導入補助金の対象に認定され、総務省の「IoT
サービス創出支援事業」の実証実験を通じて「カナミッククラウドサービス」を基軸とした介護における各種デー
タの活用連携を進めるとともに、高齢者の栄養改善・虚弱予防支援を対象とした実証実験にも参画しております。
新たな事業といたしましては、子育て支援に対する自治体等との連携体制構築を目的とした「子育てワンストップ
サービスによる子育て支援ネットワーク強化事業」を始めており、同事業が総務省の情報通信技術利活用事業費補
助金(地域IoT実装推進事業)の対象に採択されております。また、遠隔医療に豊富な実績のある国立大学法人 旭
川医科大学と「遠隔医療・介護のIoTクラウド利用の地域包括ケア・グローバルモデル構築」を目的とした共同研
究も前期に引き続き実施しております。一方で、当社システムのプラットフォーム化の一環として、コンテンツサ
ービスの充実、人材データベースマッチングサービスや医療・介護事業者向け物販サービスの稼働、サービス付き
高齢者向け住宅におけるIoT連携など、他社との業務連携を進めてまいりました。
さらに、当社システムがプラットフォーム化に対応していくことに伴い取得される患者・要介護者等の情報をビ
ッグデータとして解析し、国や自治体、保険会社等が必要としているエビデンスを見つけ出すAIサービス等の展
開を通じて医療・介護分野における地域連携をさらに推進させ、患者・要介護者、全ての医療・介護事業者にソリ
ューションを提供するための研究活動も実施しております。
これらの結果、当事業年度の売上高は1,685,906千円(前事業年度比181,498千円増、12.1%増)、営業利益は
544,577千円(前事業年度比145,556千円増、36.5%増)、経常利益は543,274千円(前事業年度比162,438千円増、
42.7%増)、当期純利益は357,915千円(前事業年度比101,184千円増、39.4%増)となりました。
(売上高)
当事業年度の売上高は、前事業年度に比べ181,498千円増加し、1,685,906千円となりました。これは、主に当社
の主力サービスであるカナミッククラウドサービスおよびコンテンツサービスの契約数が増加したことによるもの
であります。なお、当社は、医療・介護分野における情報共有プラットフォームの構築を目的とする事業ならびに
これに付帯する業務の単一セグメント事業であるため、セグメント情報は記載しておりませんが、個別サービスご
との売上高は以下となります。
ⅰ カナミッククラウドサービス
カナミッククラウドサービスはストックビジネスをメインとしており、既存顧客のストック部分をベース
に、継続的な新規顧客の獲得を続けた結果、売上高は1,508,099千円(前事業年度比16.1%増)となりまし
た。
ⅱ コンテンツサービス
コンテンツサービスにつきましては、大手介護事業者からの依頼によるホームページ構築業務や公益財団法
人介護労働安定センターを通じた介護事業社向けホームページの受託制作、運営・管理が安定した収益基盤と
なっており、また介護関連情報を提供するインターネット広告サービスも手がけることで、売上高は86,862千
円(前事業年度比29.5%増)となりました。
ⅲ その他サービス
その他サービスにつきましては、大口顧客向けカスタマイズ開発やIoTサービス創出支援事業は引き続き堅
調に推移しておりますが、売上高は90,944千円(前事業年度比34.2%減)となりました。
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株式会社カナミックネットワーク(3939) 2019年9月期 決算短信
(売上総利益)
当事業年度の売上総利益は、前事業年度に比べ183,335千円増加し、1,477,691千円となりました。これは、主に
カナミッククラウドサービスの売上高が増加したことによるものであります。
(営業利益)
当事業年度の営業利益は、前事業年度に比べ145,556千円増加し、544,577千円となりました。これは、売上総利
益が1,477,691千円と前事業年度に比べ183,335千円増加した一方、販売費及び一般管理費が933,113千円と前事業
年度に比べ37,778千円増加したことによるものであります。なお、販売費及び一般管理費の主な増加要因は、国立
大学法人 旭川医科大学との共同研究やAI研究の開始に伴い研究開発費が前事業年度に比べ17,744千円増加する
とともに、新たな営業所の開設に伴う地代家賃の増加や当期純利益増加に伴う外形標準課税の増加などによるもの
であります。
(経常利益)
当事業年度の経常利益は、前事業年度に比べ162,438千円増加し、543,274千円となりました。これは、営業利益
が544,577千円と前事業年度に比べ145,556千円増加するとともに、前事業年度に営業外費用として計上した市場変
更費用17,794千円が当事業年度は発生しなかった結果、営業外費用が1,353千円と前事業年度に比べ16,840千円減
少したことによるものであります。
(当期純利益)
当事業年度の当期純利益は、前事業年度に比べ101,184千円増加し、357,915千円となりました。これは、経常利
益が543,274千円と前事業年度に比べ162,438千円増加するとともに、車両の買い替えに伴う売却益として特別利益
が2,146千円発生した一方、税引前当期純利益の増加に伴い法人税、住民税及び事業税ならびに法人税等調整額の
合計額が63,400千円増加したことによるものであります。
(2)当期の財政状態の概況
(資産の状況)
当事業年度末における総資産は、前事業年度末に比べ354,930千円増加し、1,842,807千円となりました。これ
は、主に現金及び預金が330,272千円、前払費用が10,486千円、車両の買い替えにより車両運搬具が12,791千円、
関係会社の設立に伴う出資により関係会社出資金が10,000千円それぞれ増加する一方で、減価償却に伴いソフトウ
ェアが15,859千円減少したことによるものであります。
(負債の状況)
当事業年度末における負債は、前事業年度末に比べ37,261千円増加し、352,527千円となりました。これは、主
に未払法人税等が59,488千円増加する一方で、返済に伴い1年内返済予定の長期借入金が16,008千円、長期借入金
が3,962千円それぞれ減少したことによるものであります。
(純資産の状況)
当事業年度末における純資産は、前事業年度末に比べ317,669千円増加し、1,490,280千円となりました。これ
は、主に当期純利益を計上したことにより利益剰余金が357,915千円増加した一方で、配当の実施により利益剰余
金が40,109千円減少したことによるものであります。
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当事業年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前事業年度末に比べ330,272千円(前事業
年度末比37.1%)増加し、当事業年度末には1,220,207千円となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、527,256千円(前事業年度は369,225千円の獲得)となりました。収入の主な
内訳は税引前当期純利益545,420千円、非資金損益項目である減価償却費129,902千円等であり、支出の主な内訳
は前受金の減少額11,561千円、法人税等の支払額135,869千円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、135,510千円(前事業年度は193,719千円の使用)となりました。支出の主な
内訳は、車両運搬具の買い替えやサーバーの増強などを要因とした有形固定資産の取得による支出40,299千円、
カナミッククラウドサービスの開発投資に伴う無形固定資産の取得による支出87,434千円、関係会社出資金の払
込による支出10,000千円であります。
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株式会社カナミックネットワーク(3939) 2019年9月期 決算短信
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、60,215千円(前事業年度は74,038千円の使用)となりました。支出の主な内
訳は、長期借入金の返済による支出19,970千円、配当金の支払額40,109千円であります。
(4)今後の見通し
今後の見通しにつきましては、地域連携の強化による医療・介護事業者への営業を進めるとともに、国や自治体
と一体となった事業を進めることにより業績を伸ばしてまいります。
以上から、次期(2020年9月期)の業績見通しにつきましては、売上高1,860百万円(当事業年度比10.3%
増)、営業利益610百万円(当事業年度比12.0%増)、経常利益630百万円(当事業年度比16.0%増)、当期純利益
410百万円(当事業年度比14.6%増)を見込んでおります。
(5)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当
ⅰ 配当について
当社は、株主に対する利益還元を重要課題の一つとして位置付けており、株主への長期的な利益還元を実現
するため、内部留保資金を充実し、環境の変化を先取りした積極的な事業展開を行う必要があると考えており
ます。当社は現在、成長過程にあり、内部留保資金の充実を図ることで、財務体質の強化と事業拡大のための
投資等が株主に対する最大の利益還元に繋がると考えております。一方で、配当政策につきましては、株主へ
の利益還元と内部留保充実を総合的に判断し、業績と市場動向の状況に応じて柔軟な対応を行っていく所存で
あります。
この方針に基づき、従来は基準を設けておりませんでしたが、2020年9月期より配当性向は20%以上を基準
といたします。なお、当期の期末配当金につきましては1円の普通配当を実施させていただく予定です。この結
果、当期の年間配当金は1株につき1円となる予定です。
次期の配当につきましては、業績予想を勘案し、1株につき2円(期末配当2円)を予定しております。
ⅱ 株主優待について
当社は、当社株式への投資魅力を高め、当社株式をより多くの方に保有していただくことを目的として抽選
式の株主優待制度を導入しております。なお、当期における株主優待制度の内容は以下となります。
抽選の対象となる株主様 優待内容
①毎年9月30日現在の株主名簿に記載された100株以
抽選で10名様に20万円相当の旅行券贈呈
上を保有の株主様
②直近の期末株主名簿から100株以上を1年以上継続
抽選で3名様に20万円相当の旅行券贈呈
して保有(期末・中間株主名簿に同一の株主番号で
(ただし①と重複当選の場合は無効といたします)
連続3回以上記載)の株主様
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株式会社カナミックネットワーク(3939) 2019年9月期 決算短信
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社は、財務諸表の期間比較可能性及び企業間の比較可能性を考慮し、当面は、日本基準で財務諸表を作成する方針
であります。
なお、国際会計基準の適用につきましては、国内外の諸情勢を考慮の上、適切に対応していく方針であります。
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3.財務諸表及び主な注記
(1)貸借対照表
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(2018年9月30日) (2019年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 889,934 1,220,207
売掛金 84,184 81,996
仕掛品 960 396
貯蔵品 60 50
前払費用 53,947 64,434
その他 92 2,712
貸倒引当金 △11,710 △12,153
流動資産合計 1,017,469 1,357,643
固定資産
有形固定資産
建物(純額) 8,509 8,821
車両運搬具(純額) 11,816 24,608
工具、器具及び備品(純額) 28,534 30,010
有形固定資産合計 48,860 63,440
無形固定資産
ソフトウエア 339,723 323,864
その他 76 76
無形固定資産合計 339,800 323,940
投資その他の資産
出資金 500 500
関係会社出資金 - 10,000
破産更生債権等 256 798
長期前払費用 892 374
繰延税金資産 26,512 31,403
敷金及び保証金 42,299 42,488
保険積立金 11,543 13,016
貸倒引当金 △256 △798
投資その他の資産合計 81,747 97,783
固定資産合計 470,407 485,164
資産合計 1,487,876 1,842,807
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(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(2018年9月30日) (2019年9月30日)
負債の部
流動負債
買掛金 6,148 4,770
1年内返済予定の長期借入金 16,008 -
未払金 74,024 67,046
未払費用 6,589 9,409
未払法人税等 77,406 136,894
未払消費税等 17,573 32,073
前受金 46,756 35,194
預り金 14,688 10,225
賞与引当金 24,000 28,800
資産除去債務 16,000 16,000
その他 101 103
流動負債合計 299,296 340,519
固定負債
長期借入金 3,962 -
資産除去債務 11,001 11,104
その他 1,007 903
固定負債合計 15,970 12,008
負債合計 315,266 352,527
純資産の部
株主資本
資本金 192,060 192,060
資本剰余金
資本準備金 132,060 132,060
資本剰余金合計 132,060 132,060
利益剰余金
利益準備金 220 220
その他利益剰余金
繰越利益剰余金 848,612 1,166,418
利益剰余金合計 848,832 1,166,638
自己株式 △341 △478
株主資本合計 1,172,610 1,490,280
純資産合計 1,172,610 1,490,280
負債純資産合計 1,487,876 1,842,807
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(2)損益計算書
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(自 2017年10月1日 (自 2018年10月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
売上高 1,504,408 1,685,906
売上原価 210,051 208,215
売上総利益 1,294,356 1,477,691
販売費及び一般管理費 895,334 933,113
営業利益 399,021 544,577
営業外収益
受取利息 8 10
雑収入 - 39
営業外収益合計 8 50
営業外費用
支払利息 113 36
為替差損 - 1,256
市場変更費用 17,794 -
その他 285 61
営業外費用合計 18,194 1,353
経常利益 380,835 543,274
特別利益
固定資産売却益 - 2,146
特別利益合計 - 2,146
税引前当期純利益 380,835 545,420
法人税、住民税及び事業税 128,248 192,395
法人税等調整額 △4,144 △4,890
法人税等合計 124,104 187,504
当期純利益 256,731 357,915
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(3)株主資本等変動計算書
前事業年度(自 2017年10月1日 至 2018年9月30日)
(単位:千円)
株主資本
資本剰余金 利益剰余金
その他利益 純資産合計
資本金 剰余金 自己株式
株主資本
資本剰余金 利益剰余金 合計
資本準備金 利益準備金
合計 繰越利益 合計
剰余金
当期首残高 192,060 132,060 132,060 220 631,990 632,210 △214 956,115 956,115
当期変動額
新株の発行 - -
剰余金の配当 △40,109 △40,109 △40,109 △40,109
当期純利益 256,731 256,731 256,731 256,731
自己株式の取得 △126 △126 △126
株主資本以外の項
目の当期変動額 -
(純額)
当期変動額合計 - - - - 216,621 216,621 △126 216,495 216,495
当期末残高 192,060 132,060 132,060 220 848,612 848,832 △341 1,172,610 1,172,610
当事業年度(自 2018年10月1日 至 2019年9月30日)
(単位:千円)
株主資本
資本剰余金 利益剰余金
その他利益 純資産合計
資本金 剰余金 自己株式
株主資本
資本剰余金 利益剰余金 合計
資本準備金 利益準備金
合計 合計
繰越利益
剰余金
当期首残高 192,060 132,060 132,060 220 848,612 848,832 △341 1,172,610 1,172,610
当期変動額
新株の発行 - -
剰余金の配当 △40,109 △40,109 △40,109 △40,109
当期純利益 357,915 357,915 357,915 357,915
自己株式の取得 △136 △136 △136
株主資本以外の項
目の当期変動額 -
(純額)
当期変動額合計 - - - - 317,806 317,806 △136 317,669 317,669
当期末残高 192,060 132,060 132,060 220 1,166,418 1,166,638 △478 1,490,280 1,490,280
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株式会社カナミックネットワーク(3939) 2019年9月期 決算短信
(4)キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(自 2017年10月1日 (自 2018年10月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前当期純利益 380,835 545,420
減価償却費 106,530 129,902
貸倒引当金の増減額(△は減少) 10,185 984
受取利息及び受取配当金 △8 △10
為替差損益(△は益) - 1,256
支払利息 113 36
市場変更費用 17,794 -
固定資産売却損益(△は益) - △2,146
売上債権の増減額(△は増加) 12,240 1,646
たな卸資産の増減額(△は増加) 7,541 574
前払費用の増減額(△は増加) △35,840 △9,754
仕入債務の増減額(△は減少) 143 △1,377
未払金の増減額(△は減少) △4,450 △9,504
未払消費税等の増減額(△は減少) 1,357 14,500
前受金の増減額(△は減少) △49 △11,561
賞与引当金の増減額(△は減少) △1,000 4,800
その他 3,423 △1,615
小計 498,818 663,151
利息及び配当金の受取額 8 10
利息の支払額 △113 △36
法人税等の支払額 △129,487 △135,869
営業活動によるキャッシュ・フロー 369,225 527,256
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △13,985 △40,299
有形固定資産の売却による収入 - 3,887
無形固定資産の取得による支出 △178,280 △87,434
敷金及び保証金の差入による支出 △21 △604
敷金及び保証金の回収による収入 42 414
関係会社出資金の払込による支出 - △10,000
保険積立金の積立による支出 △1,473 △1,473
投資活動によるキャッシュ・フロー △193,719 △135,510
財務活動によるキャッシュ・フロー
長期借入金の返済による支出 △16,008 △19,970
市場変更費用の支出 △17,794 -
自己株式の取得による支出 △126 △136
配当金の支払額 △40,109 △40,109
財務活動によるキャッシュ・フロー △74,038 △60,215
現金及び現金同等物に係る換算差額 - △1,256
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 101,467 330,272
現金及び現金同等物の期首残高 788,467 889,934
現金及び現金同等物の期末残高 889,934 1,220,207
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株式会社カナミックネットワーク(3939) 2019年9月期 決算短信
(5)財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(表示方法の変更)
(「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」等の適用に伴う変更)
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を当事業年度から
適用しており、繰延税金資産は投資その他の資産の区分に表示しております。
この結果、前事業年度の貸借対照表において「流動資産」の「繰延税金資産」に表示していた22,387千円は、
「投資その他の資産」の「繰延税金資産」26,512千円に含めて表示しております。
(セグメント情報)
【セグメント情報】
当社の事業セグメントは、医療・介護分野における情報共有プラットフォームの構築を目的とする事業ならびに
これに付帯する業務の単一セグメント事業であるため、記載を省略しております。
(持分法損益等)
該当事項はありません。
(1株当たり情報)
前事業年度 当事業年度
(自 2017年10月1日 (自 2018年10月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
1株当たり純資産額 24.36円 30.96円
1株当たり当期純利益 5.33円 7.44円
(注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益については潜在株式が存在しないため記載しておりません。
2.当社は2018年4月1日付で1株につき2株、2019年9月1日付で1株につき3株の割合で株式分割をそ
れぞれ行っておりますが、前事業年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり純資産額
及び1株当たり当期純利益を算定しております。
3.1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下となります。
前事業年度 当事業年度
(自 2017年10月1日 (自 2018年10月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
当期純利益(千円) 256,731 357,915
普通株主に帰属しない金額(千円) - -
普通株式に係る当期純利益(千円) 256,731 357,915
普通株式の期中平均株式数(株) 48,131,061 48,130,897
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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