3939 カナミックN 2019-08-09 16:30:00
2019年9月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結) [pdf]
2019年9月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
2019年8月9日
上場会社名 株式会社カナミックネットワーク 上場取引所 東
コード番号 3939 URL http://www.kanamic.net/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)山本 拓真
問合せ先責任者 (役職名) 取締役 管理部部長 (氏名)若林 賢也 (TEL)03-5798-3955(代表)
四半期報告書提出予定日 2019年8月9日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2019年9月期第3四半期の業績(2018年10月1日~2019年6月30日)
(1)経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年9月期第3四半期 1,245 10.2 403 26.7 403 28.3 263 28.7
2018年9月期第3四半期 1,130 20.0 318 32.0 314 30.5 204 34.6
潜在株式調整後
1株当たり
四半期純利益
1株当たり
四半期純利益
円 銭 円 銭
2019年9月期第3四半期 16.43 -
2018年9月期第3四半期 12.76 -
(注)当社は2018年4月1日付で普通株式1株を2株の割合で株式分割を行っておりますが、2018年9月期の期首に当該
株式分割が行われたと仮定して、1株当たり四半期純利益を算定しております。
(2)財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2019年9月期第3四半期 1,707 1,396 81.8
2018年9月期 1,487 1,172 78.8
(参考)自己資本 2019年9月期第3四半期 1,396百万円 2018年9月期 1,172百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2018年9月期 - 0.00 - 2.50 2.50
2019年9月期 - 0.00 -
2019年9月期(予想) 1.00 1.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:有
配当予想の修正については、本日(2019年8月9日)公表いたしました「株式分割及び定款の一部変更、並びに配
当予想の修正(増配)に関するお知らせ」をご覧ください。
3.2019年9月期の業績予想(2018年10月1日~2019年9月30日)
(%表示は、対前期増減率)
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 1,670 11.0 450 12.8 440 15.5 290 13.0 18.08
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
※ 注記事項
(1)四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2019年9月期3Q 16,044,000株 2018年9月期 16,044,000株
② 期末自己株式数 2019年9月期3Q 402株 2018年9月期 330株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2019年9月期3Q 16,043,644株 2018年9月期3Q 16,043,693株
(注)当社は2018年4月1日付で普通株式1株を2株の割合で株式分割を行っておりますが、2018年9月期の期首
に当該株式分割が行われたと仮定して、発行済株式数(普通株式)を記載しております。
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断
する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は
様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注
意事項等については、添付資料P.3「(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧下さい。
株式会社カナミックネットワーク(3939) 2019年9月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………………………… 3
2.四半期財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期貸借対照表 ………………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期損益計算書 ………………………………………………………………………………………………… 5
(3)四半期財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………………………… 6
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 6
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 6
(セグメント情報) ………………………………………………………………………………………………… 6
(追加情報) ………………………………………………………………………………………………………… 6
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 6
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株式会社カナミックネットワーク(3939) 2019年9月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、政府による経済政策などを背景として企業業績や雇用、所得環境
の改善傾向が継続しており、景気は緩やかな回復を続けております。一方、米国の保護主義的な通商政策や貿易摩
擦の拡大に端を発した世界経済の景気後退懸念、今後予定される消費税増税など、景気の先行きは依然として不透
明な状況となっております。
当社を取り巻く環境におきましては、超高齢社会の到来に伴い、介護費、介護保険サービス利用者数及びサービ
ス提供事業者数は増加し、介護事業全体の底上げが続いております。2018年度の介護保険制度改正では、高品質か
つ効率的な介護サービスの提供可能な体制整備を推進する観点から、地域包括ケアシステムのより一層の推進と、
ICTの活用及び介護の担い手の拡大などが謳われており、また、介護保険法において各市区町村における在宅医
療・介護の連携推進が義務化されるなど、医療・介護事業全体でサービス提供のより一層の効率化が求められてお
ります。
このような状況のもと、当社は、医療・介護をつなぐ地域包括ケアを実現するシステムを提供していることか
ら、各省庁との共同プロジェクトに参加し、国の政策と同じ方向性をもつシステム開発会社となるよう努めるとと
もに、介護保険制度改正に対応する準備を整え、継続して適時にシステム改修を行い、システム利用者の負担軽減
により、ユーザーの利便性の向上を図っております。また、2019年6月より広島県および沖縄県の2拠点に営業所
を新設し、より地域に密着したサービス提供体制を構築しております。その結果、昨年に引き続き当社の「カナミ
ッククラウドサービス」が経済産業省のサービス等生産性向上IT導入補助金の対象に認定され、総務省の「IoT
サービス創出支援事業」の実証実験を通じて「カナミッククラウドサービス」を基軸とした介護における各種デー
タの活用連携を進めるとともに、高齢者の栄養改善・虚弱予防支援を対象とした新たな実証実験にも参画しており
ます。また、遠隔医療に豊富な実績のある国立大学法人 旭川医科大学と「遠隔医療・介護のIoTクラウド利用の地
域包括ケア・グローバルモデル構築」を目的とした共同研究も前事業年度より引き続き実施しております。一方
で、当社システムのプラットフォーム化の一環として、コンテンツサービスの充実、人材データベースマッチング
サービスや医療・介護事業者向け物販サービスの稼働、サービス付き高齢者向け住宅におけるIoT連携など、他社
との業務連携を進めてまいりました。
さらに、当社システムがプラットフォーム化に対応していくことに伴い取得される患者・要介護者等の情報をビ
ッグデータとして解析し、国や自治体、保険会社等が必要としているエビデンスを見つけ出すAIサービス等の展
開を通じて医療・介護分野における地域連携をさらに推進させ、患者・要介護者、全ての医療・介護事業者にソリ
ューションを提供するための研究活動も実施しております。
これらの結果、当第3四半期累計期間における業績は、売上高1,245,543千円(前年同期比115,291千円増、
10.2%増)、営業利益403,317千円(前年同期比85,048千円増、26.7%増)、経常利益403,246千円(前年同期比
89,063千円増、28.3%増)、四半期純利益263,655千円(前年同期比58,871千円増、28.7%増)となりました。
なお、当第3四半期累計期間における売上高、売上総利益、営業利益、経常利益、四半期純利益の前年同四半期
累計期間に対する主な増加および減少要因は以下となります。
(売上高)
当第3四半期累計期間の売上高は、前年同期に比べ115,291千円増加し、1,245,543千円となりました。これは、
主に当社の主力サービスであるカナミッククラウドサービスおよびコンテンツサービスの契約数が増加したことに
よるものであります。なお、当社は、医療・介護分野における情報共有プラットフォームの構築を目的とする事業
ならびにこれに付帯する業務の単一セグメント事業であるため、セグメント情報は記載しておりませんが、個別サ
ービスごとの売上高は以下となります。
ⅰ カナミッククラウドサービス
カナミッククラウドサービスはストックビジネスをメインとしており、既存顧客のストック部分をベース
に、継続的な新規顧客の獲得を続けた結果、売上高は1,119,208千円(前年同期比16.2%増)となりました。
ⅱ コンテンツサービス
コンテンツサービスにつきましては、大手介護事業者からの依頼によるホームページ構築業務や公益財団法
人介護労働安定センターを通じた介護事業社向けホームページの受託制作、運営・管理が安定した収益基盤と
なっており、また介護関連情報を提供するインターネット広告サービスも手がけることで、売上高は63,956千
円(前年同期比30.0%増)となりました。
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ⅲ その他サービス
その他サービスにつきましては、大口顧客向けカスタマイズ開発やIoTサービス創出支援事業は引き続き堅
調に推移しておりますが、売上高は62,378千円(前年同期比47.1%減)となりました。
(売上総利益)
当第3四半期累計期間の売上総利益は、前年同期に比べ122,044千円増加し、1,090,003千円となりました。これ
は、主にカナミッククラウドサービスの売上高が増加したことによるものであります。
(営業利益)
当第3四半期累計期間の営業利益は、前年同期に比べ85,048千円増加し、403,317千円となりました。これは、
売上総利益が1,090,003千円と前年同期に比べ122,044千円増加した一方、販売費及び一般管理費が686,685千円と
前年同期に比べ36,995千円増加したことによるものであります。なお、販売費及び一般管理費の主な増加要因は、
国立大学法人 旭川医科大学との2018年10月から2019年9月までの1年間に対する共同研究費(27,900千円)を第
1四半期会計期間に一括費用計上したことなどによるものであります。
(経常利益)
当第3四半期累計期間の経常利益は、前年同期に比べ89,063千円増加し、403,246千円となりました。これは、
営業利益が403,317千円と前年同期に比べ85,048千円増加するとともに、前年同期に営業外費用として計上した市
場変更費用4,000千円が当第3四半期累計期間は発生しなかった結果、営業外費用が76千円と前年同期に比べ4,014
千円減少したことによるものであります。
(四半期純利益)
当第3四半期累計期間の四半期純利益は、前年同期に比べ58,871千円増加し、263,655千円となりました。これ
は、税引前四半期純利益が89,430千円増加した一方、税引前四半期純利益の増加に伴い法人税、住民税及び事業税
ならびに法人税等調整額の合計額が30,558千円増加したことによるものであります。
(2)財政状態に関する説明
(資産の状況)
当第3四半期会計期間末における総資産は、前事業年度末に比べ219,708千円増加し、1,707,585千円となりまし
た。これは、主に現金及び預金が252,547千円、サーバー等強化により有形固定資産が6,993千円、関係会社出資な
どにより投資その他の資産が18,745千円それぞれ増加した一方で、売掛金が17,309千円、前払費用の減少などによ
りその他流動資産が28,028千円それぞれ減少したことによるものであります。
(負債の状況)
当第3四半期会計期間末における負債は、前事業年度末に比べ3,701千円減少し、311,564千円となりました。こ
れは、主に賞与引当金が14,400千円、税引前四半期純利益増加により未払法人税等が11,030千円それぞれ増加した
一方で、返済に伴い1年内返済予定の長期借入金が16,008千円、長期借入金が3,962千円減少するとともに、未払
金や前受金の減少などによりその他流動負債が9,202千円減少したことによるものであります。
(純資産の状況)
当第3四半期会計期間末における純資産は、前事業年度末に比べ223,409千円増加し、1,396,020千円となりまし
た。これは、主に四半期純利益の計上により利益剰余金が263,655千円増加する一方で、配当の実施により利益剰
余金が40,109千円減少したことによるものであります。
(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明
2018年11月13日に公表いたしました2019年9月期業績予想につきましては、現時点において変更はありません。
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2.四半期財務諸表及び主な注記
(1)四半期貸借対照表
(単位:千円)
前事業年度 当第3四半期会計期間
(2018年9月30日) (2019年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 889,934 1,142,481
売掛金 84,184 66,874
仕掛品 960 2,151
その他 54,100 26,072
貸倒引当金 △11,710 △11,976
流動資産合計 1,017,469 1,225,603
固定資産
有形固定資産 48,860 55,853
無形固定資産
ソフトウエア 339,723 325,559
その他 76 76
無形固定資産合計 339,800 325,635
投資その他の資産
その他 82,003 101,290
貸倒引当金 △256 △798
投資その他の資産合計 81,747 100,492
固定資産合計 470,407 481,981
資産合計 1,487,876 1,707,585
負債の部
流動負債
買掛金 6,148 6,189
1年内返済予定の長期借入金 16,008 -
未払法人税等 77,406 88,437
賞与引当金 24,000 38,400
資産除去債務 16,000 16,000
その他 159,733 150,530
流動負債合計 299,296 299,556
固定負債
長期借入金 3,962 -
資産除去債務 11,001 11,078
その他 1,007 929
固定負債合計 15,970 12,008
負債合計 315,266 311,564
純資産の部
株主資本
資本金 192,060 192,060
資本剰余金 132,060 132,060
利益剰余金 848,832 1,072,378
自己株式 △341 △478
株主資本合計 1,172,610 1,396,020
純資産合計 1,172,610 1,396,020
負債純資産合計 1,487,876 1,707,585
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(2)四半期損益計算書
(第3四半期累計期間)
(単位:千円)
前第3四半期累計期間 当第3四半期累計期間
(自 2017年10月1日 (自 2018年10月1日
至 2018年6月30日) 至 2019年6月30日)
売上高 1,130,251 1,245,543
売上原価 162,292 155,540
売上総利益 967,958 1,090,003
販売費及び一般管理費 649,689 686,685
営業利益 318,269 403,317
営業外収益
受取利息 3 4
営業外収益合計 3 4
営業外費用
支払利息 91 36
市場変更費用 4,000 -
その他 - 40
営業外費用合計 4,091 76
経常利益 314,182 403,246
特別利益
固定資産売却益 - 366
特別利益合計 - 366
税引前四半期純利益 314,182 403,612
法人税、住民税及び事業税 115,311 147,633
法人税等調整額 △5,913 △7,676
法人税等合計 109,397 139,956
四半期純利益 204,784 263,655
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(3)四半期財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報)
当社の事業セグメントは、医療・介護分野における情報共有プラットフォームの構築を目的とする事業ならびにこ
れに付帯する業務の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
(追加情報)
(「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」等の適用)
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号平成30年2月16日)等を第1四半期会計期
間の期首から適用しており、繰延税金資産は投資その他の資産の区分に表示しております。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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