3939 カナミックN 2021-11-12 12:00:00
2021年9月期(第21期)決算および会社説明資料 [pdf]

2021年9月期(第21期)
決算および会社説明資料


 2021年11月12日   証券コード:3939
Agenda

         1   会社概要

         2   業績概要

         3   事業TOPICS

         4   成長戦略

         5   事業概要とビジネスモデル

         6   当社の強み
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    copyright ©Kanamic Network Co., Ltd All Rights Reserved.   3
1-1. 会社概要
   商   号   株式会社 カナミックネットワーク

   設   立   2000年(平成12年)10月20日

   資本金     3億2,412万円(内資本準備金1億3,206万円)
  上場取引所    東証一部市場(証券コード:3939)

   所在地




   主な事業    医療・介護・子育て分野におけるクラウドサービス提供事業
           医療・介護・子育て分野におけるプラットフォームサービス事業
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1-2. 社長紹介



                             やまもと             たくま

                             山本 拓真
 1978年生まれ、京都府京都市出身

 2000年に大学卒業後、株式会社富士通システムソリューションズ(現富士通株式会社)に入社
             インターネットの事業部にて、自社プロダクトの企画開発や大規模受託開発などを経験
 2005年  株式会社カナミックネットワーク 入社 取締役就任
 2011年~ 東京大学高齢社会総合研究機構 共同研究員
 2012年~ 国立がん研究センター 外来研究員
 2014年  株式会社カナミックネットワーク 代表取締役社長 就任(現任)
 2016年  東証マザーズ上場
 2018年  一般社団法人日本スタートアップ支援協会 顧問(現任)
 2018年  東証一部上場
 2020年  一般社団法人東京ニュービジネス協議会 理事(現任)

 (その他)
 厚生労働省、総務省等の医療・介護・保育・ICTに関わる委員会の委員や部会構成員などを歴任

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1-3. Purpose & Values




                        【 社名の由来 】
                            Purpose & Values
                        カナミックネットワークの社名は、「介護を生き生きと活性化させるネット
                          当社は「人生を抱きしめるクラウドで人と社会に貢献する」ことを
                        ワークサービスを提供する」という理念から「介護(カイゴ)」と「活性化
                          企業の存在意義としております。
                        (ダイナミック)」そして「ICT(ネットワーク)」の3つのキーワードを掛
                            今後、日本をはじめ世界各国が迎える「超高齢社会」をクラウド
                        け合わせて誕生しました。
                            プラットフォームでDX(デジタルトランスフォーメーション)すること
                            で、人類がウェルビーイングで持続可能な明るい未来を築くことに
                        【   経営理念 】
                            貢献します。

                        当社は「超高齢社会における地域包括ケアをクラウドで支える」という経
                            社名の由来
                        営理念の基、医療・介護・健康情報等を法人・職種の枠を超えてリア
                        ルタイムに「情報共有」+「コミュニケーション」+「利活用」ができるICT
                           カナミックネットワークの社名は「介護を生き生きと活性化させる
                        プラットフォームを提供することで、患者・家族がより質の高い医療・介
                           ネットワークサービスを提供する」という理念から「介護(カイゴ)」
                        護サービスを受けられることを目指して事業を展開しております。
                          と「活性化(ダイナミック)」そして「ICT(ネットワーク)」の
                             3つのキーワードを掛け合わせて誕生しました。

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2. 業 績 概 要
2-1.2021年9月期連結実績                                                                             上方修正
                                                                                           2021年5月7日


 売上高                        2,100   2,080             営業利益
                                                                                                      800
                                                                                                                   841
           2,000    1,881                                       800                      730
  YoY                                                 YoY                  654
           1,600                                                600
110.6%     1,200
                                                    128.6%
                                                                400
            800
                                                                200
  OB        400                                        OB
 99.1%        0                                     115.3%          0
                    2020年   2021年   2021年                                 2020年               2021年               2021年
                     9月期     9月期     9月期                                   9月期                 9月期                 9月期
                      実績     予想      実績                                     実績                 予想                  実績
                                                                                                    (単位 : 百万円)

               前年同期                         2021年9月期                                        差 異

               実績金額           予想金額           実績金額       構成比(%)              前年比(%)                 達成比(%)
                                                                                                       ※期初より

   売 上 高           1,881       2,100          2,080         100.0               110.6                    99.1
  営業利益             654      730 → 800         841           40.5                128.6                   115.3
  経常利益             676      730 → 800         829           39.9                122.6                   113.7
  当期純利益            472      510 → 550         579           27.9                122.6                   113.6
    1株当たり当期純利益              10.60→11.43       12.08                     ※予想金額は2020年11月6日開示の通期予想金額と
                                                                         2021年5月7日の修正予想金額を併記しております


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2-2.2021年9月期 連結実績 サービス別
                         ■実績金額                                    ■構成比
 ■対前年比
                                                2,080
          クラウド                                                                             その他
                         2,000    1,881                                                    3.8 %
                                                                  プラットフォーム
          YoY
                                                                  6.9 %
      113.1%             1,500



                         1,000
 プラットフォーム        その他
                                                                                 クラウド 89.3 %
   YoY           YoY      500

 95.7%       89.5%
                            0
                                  2020年         2021年
                                   9月期           9月期
                                                                                                (単位 : 百万円)


                  2020年9月期 実績             2021年9月期 実績                               対前年差異

                 金 額     構成比(%)      実績金額         構成比(%)                    金 額                 前年比(%)
   ク ラ ウ ド       1,642     87.3       1,857         89.3                      215                   113.1
  プラットフォーム        150       8.0           143           6.9                    -7                    95.7

    その他           88        4.7           79            3.8                    -9                    89.5

     合計          1,881    100.0       2,080         100.0                     199                   110.6

                                                         copyright ©Kanamic Network Co., Ltd All Rights Reserved.   9
2-3.医療介護クラウドサービス事業系統図

                                                        単一セグメントですが
                  1                                     各サービスの連結売上高を
                                                        開示しております。


                                                        2021年9月期
                                                        1
                                                       カナミッククラウドサービス
                                                       売上高:1,857百万円
                                                     (売上構成比:89.3%)
                                                     (前年同期比:113.1%)

                  3                                     2
                                                       プラットフォームサービス
                                                        売上高:143百万円
                                                     (売上構成比:6.9%)
                                                     (前年同期比:95.7%)


                                                         3
                                                        その他サービス
                                                        売上高:79百万円
                  2                                   (売上構成比:3.8%)
                                                      (前年同期比:89.5%)




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2-4.2022年9月期 連結予想
 ※23年9月期導入予定の大手介護事業者の受注が決まっており、22年9月期は導入に向けた先行投資を行う予定。
                                                                                                                           2,350
               =売上高           =営業利益             =EBITDA
                                                                                                         2,080
 2,000                                                                                 1,881
                                                                       1,685
                                                           1,504
                                               1,291
                                1,129                                                                                                1,130
                    1,041
                                                                                                                  977            930
 1,000                                                                                                         841
         776                                                                                    789
                                                                              674            654
                                                                 505       544
                                                     415      399
                          321            349      330
              196      244            264
           122

    0
          2014年       2015年       2016年          2017年       2018年        2019年            2020年             2021年            2022年
           9月期         9月期         9月期            9月期         9月期          9月期              9月期               9月期            9月期予想値

                                                                                                             (単位 : 百万円)
                                               2022年9月期                   対予想差異
                            2021年9月期
                                                  予想                 差異              前期比(%)
          売 上 高               2,080              2,350             +269                   112.9
         営業利益                   841               930              +88                    110.5
         経常利益                   829               930              +100                   112.1
         当期純利益                  579               640              +60                    110.4                 ※2019年9月期以前は単体決算
                                                                                                                 2020年9月期以降は連結決算
          EBITDA                977              1,130             +152                   115.6                  となります。

                                                                               copyright ©Kanamic Network Co., Ltd All Rights Reserved.   11
2-5.クラウドサービス 導入地域数推移

                                          1,241
1,200      成長率                    1,159                               東京都全域
                                                          「東京都多職種連携ポータルサイト」

1,000
        107.1%                                                  を運営



                          817
 800             761

         616
 600



 400



 200



   0
        2017年   2018年    2019年   2020年    2021年
         9月期     9月期      9月期     9月期      9月期
        ※地域数の単位は、厚生労働省が想定する地域包括ケアの人口3万人程度の「中学校区」

                                                   copyright ©Kanamic Network Co., Ltd All Rights Reserved.   12
2-6.クラウドサービス ユーザーID数と導入事業所数推移
              =有料ユーザー       =無料ユーザー
                                                      TOTAL
                                                     152,141
            TOTAL       TOTAL     TOTAL     TOTAL                                         2021年9月期
(ユーザーID数)                                                           (事業所数)
            70,867      88,811   107,024   122,518    32,155
 140,000
                                           28,953                                                成長率
             導入事業所数                                                    30,000

 120,000                          25,075              62,874
                                                                       25,000
                                                                                          124%
                        21,719
 100,000                                   43,554
            18,218                36,814                               20,000                   TOTAL
  80,000
                        31,324
                                                                       15,000                    成長率
  60,000     24,865
                                                                                              144%
  40,000
                                                      89,267           10,000
                                  70,210   78,964                                            無料ユーザー
                        57,487
             46,002                                                    5,000
  20,000
                                                                                                  成長率

      0                                                                0                       113%
            2017年       2018年    2019年     2020年      2021年
             9月期         9月期      9月期       9月期        9月期                                   有料ユーザー

                                                        copyright ©Kanamic Network Co., Ltd All Rights Reserved.   13
2-7.株主還元
  2020年9月期より、配当性向は20%以上を基準としております。
 ■ 配当額(分割考慮後)                                                       22.2
                                      20.4       20.7
                       配当性向(%)
                                                                  3.00               20
         3    17.7
                      15.6                      2.50
                                                                                     15
                                       2.00
         2
                              13.4
                                                                                     10
                                      1.00
                              1.00
         1     0.83   0.83
                                                                                     5



         0                                                                           0    (単位 : 円)

(参考:実際の配当額)   5.00円   2.50円   1.00円   2.00円    2.50円               3.00円

              2017年   2018年   2019年   2020年   2021年              2022年
               9月期     9月期     9月期     9月期     9月期              9月期予想
                                              copyright ©Kanamic Network Co., Ltd All Rights Reserved.   14
2-8.株主還元

               当社株式への投資魅力を高め、当社株式をより多くの方に
   保有していただくことを目的として抽選式の株主優待制度を導入しております。

  優待①                                                  優待②
                                                     【 社名の由来 】
       毎年9月30日現在の株主名簿に                                  直近の期末株主名簿から100株以上を
        記載された100株以上を保有                                   1年以上継続して保有(期末・中間株主名簿に
                                                       カナミックネットワークの社名は、「介護を生き生きと活性化させるネット

             の株主様
                                               W                                                    の株主様
                                                       ワークサービスを提供する」という理念から「介護(カイゴ)」と「活性化
                                                          同一の株主番号で連続3回以上記載)
                                                       (ダイナミック)」そして「ICT(ネットワーク)」の3つのキーワードを掛

             抽選で10名様に                          チャンス
                                                       け合わせて誕生しました。
                                                                    抽選で3名様に
  20万円相当の                   JCB
                            ギフトカード 贈呈                  20万円相当の
                                                     【 経営理念 】
                                                                                         JCB
                                                                                         ギフトカード               贈呈

  抽選につきましては、定時株主総会終了後に実施する抽選会において、当社の株主名簿管理人である
  三菱UFJ信託銀行立合いのもと、厳正な抽選を行います。また、抽選の結果は当選された株主様の
  株主番号等を当社ホームページにてお知らせいたします。贈呈時期は毎年1月中旬頃の発送を予定して
  おります。
  ※株主番号は全株を売却された後に新たに購入された場合は、新しい株主番号に変わりますのでご注意願います。
  ※当期は、2021年9月30日時点の株主名簿に記録または記載され100株以上保有の株主様より実施いたします。なお②は、2020年9月30日、2021年3月31日、及び2021年9月30日の全ての基準日に
  おける株主名簿に同一株主番号で記録または記載された株主様が対象となります。




                                                                   copyright ©Kanamic Network Co., Ltd All Rights Reserved.   15
3




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3-1.2021年度介護報酬改定

         2021年4月、いよいよ始まる「介護DX元年」
  地域包括ケアシステムの推進     科学的介護(LIFE)の取組み推進                 対面会議からオンライン会議へ
  情報共有システムで多職種連携      データ活用で介護サービスの質向上                会議や多職種連携におけるICT活用




          署名・押印の見直し(印鑑レス)      IoT、ICT導入で体制要件緩和
             電磁的記録による保存等       見守り機器導入で夜間人員配置の緩和




 2021年度介護報酬改定では、「感染症や災害への対応力強化」、「自立支援・重度化防止の取組みの推進」
 「介護人材の確保・介護現場の革新」といった目標の中で、ITの活用を推進・評価する方針が示されています。
                                         copyright ©Kanamic Network Co., Ltd All Rights Reserved.   17
3-2.経営の健全化や組織改革を支援
                                                         2020年11月18日発表


       上場や成長を目指す介護事業者支援のため
           株式会社識学と業務提携




                         ×



  更なる生産性の向上による経営の健全化や上場を目指す企業の組織改革支援に貢献すべく、識学
  社が提供する「マネジメントコンサルティングサービス」を提供することで、医療・介護事業における人材不
  足や組織運営において課題を抱える法人を継続的に事業拡大が可能な組織へ転換することの支援を
  行うべく、業務提携をいたしました。

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3-3.介護DXへの取り組み
                                                           2020年12月17日発表


   面倒な請求書・領収書発行業務をDXにより効率化!




  クラウドで作成した介護サービス利用者向けの請求書と領収書の「発行」「連絡」をWeb上で完結できる
  「カナミックかんたんWeb明細」 と 、 郵送で請求書・領収書をお渡しする場合の「印刷」「封入封緘」「郵
  送」の事務代行を当社が行う「カナミックかんたん郵送代行(BPO)」。
  請求書・領収書発行の作業にかかる人件費や、事務作業時間の大幅な削減、ペーパーレス化、介護
  現場での業務負荷を軽減します。
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3-4.社員の職場環境整備と健康増進への取り組み
                                                          2021年3月5日発表


         「健康経営優良法人 2021」に認定




  地域の健康課題に即した取り組みや日本健康会議が進める健康増進の取り組みをもとに「従業員の
  健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組んでいる法人」として、経済産業省、厚生労働省
  および日本健康会議が共同で特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業等の法人を顕
  彰する「健康経営優良法人 2021」に選定されました。

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3-5.健康づくり支援
                                                           2021年3月9日発表


         健康都市活動支援機構と共同で自治体向け
   地域データヘルスシステムの標準化を目指したシステム開発を開始




   自治体における効果的かつ効率的な健康づくりを支援するため、科学的な根拠を踏まえたデータ
   を保健医療関係者が共同で活用できる標準的なシステムの普及を目的とした自治体向け地域
   データヘルスシステムの開発を開始いたしました。

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3-6.IR情報
                                                             2021年7月15日発表
             成長実現のためのM&A資金調達




 第三者割当による転換社債発行で20億円を調達、また約30億円相当の新株予約権を発行いたしました。
 今後は当社ビジョンを前提とした「事業コンテンツ」、「事業エリア」、「事業ツール」の補強・拡大を行う際の方法
 の一つとして、M&Aを積極的に検討し「カナミックヘルスケアプラットフォーム早期実現」を目指します。
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3-7.IR情報
                                                                 2021年9月3日発表


              新市場区分「プライム市場」の選択申請
        現在の市場区分                         見直し後の市場区分

           東証一部
                          申請中                       プライム
           東証二部

           ジャスダック
                                                 スタンダード
           スタンダード

           グロース
                                                    グロース

           マザーズ
                                         (2022年4月4日~)


  東 京 証 券 取 引 所 新市場区分の実施日以降に 、 当社が所属する市場区分として「プライム市場」の上場
  維持基準に適合していることを確認の上、「プライム市場」を選択する旨の市場選択申請書を提出いたしま
  した。
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3-8.子育て支援
                                                             2021年9月3日発表


              豊橋市地域課題解決プロジェクト
 「Urban Innovation TOYOHASHI(アーバンイノベーション豊橋)」へ参画




               ×

                                                                                  ※image photo




  令和元年度(2019年度)総務省「地域IoT実装推進事業」で開発致しましたカナミック独自AIを活用
  した「要支援要保護児童等リスクアセスメントAI評価システム」をベースに、豊橋市が抱える児童虐待の重
  症度を判断する上での判断要素の確認漏れがあったり、職員の異動で知見が失われてしまったり、過去の
  データを有効に活用できていない等の課題解決を実現するためのシステム構築に向けた検討を致します。

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4. 成 長 戦 略
4-1.当社の成長戦略について
■成長戦略の基本方針
当社のPurpose & Valueを前提にした「事業コンテンツ」、「事業エリア」、「事業ツール」を展開していきます。
既存事業のオーガニックグロースや新規事業への参入などを積極的に挑戦していきます。また事業の補強・拡大を行う
際の方法の一つとしてM&Aも積極的に検討しております。

                   弊社Purpose & Value
     「人生を抱きしめるクラウド」で、人と社会に貢献する

    人が生まれてから亡くなるまでの健康状態を                                事業コンテンツ
    管理するPHRを開発し、



    日本のみならず世界中の人々が利用できる                                      事業エリア



    ヘルスケアプラットフォームを構築し、                                       事業ツール
    個人法人を問わず全利用者に付加価値を提供する

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4-2.当社の成長戦略について
■「人生を抱きしめるクラウド」で人と社会に貢献する
生まれてから亡くなるまでの健康管理PHRを開発し世界中の人が利用できるヘルスケアプラットフォームを構築していきます。




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4-3.成長戦略 ープラットフォーム化ー




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4-4. 新サービスのリリース
■医療介護分野でのノウハウを活かして新サービスのリリースを開始しています
   既存のクラウドサービスを拡張したtoC向け事業    PHRによる健康寿命延伸事業
        【Web明細&BPO】          【健康都市連合の電子健康手帳】




                                            業務システムの
                                            データ活用によるAI事業
                                            【子育て向けAIシステム】

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4-5.当社のM&A戦略について
■事業コンテンツとしてM&A(資本業務提携を含む)の対象となりうる企業群イメージ
 当社ビジョンとシナジーが高い企業と連携することで「カナミックヘルスケアプラットフォーム実現の早期化」を目指します。
 データ取得のためのリアル店舗(Brick-and-mortar business)も視野に入れております。




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5




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5-1.私たちの目指すところ
 インターネット広告       フィンテック          システム(AI、IoT、etc..)        シェアリングエコノミー                              その他

 インターネット広告        Tポイント等         ケアプラン x AI・遠隔医療 x IoT       スタッフ人材・介護施設                      インターネット購買
 ホームページ作成    ファクタリング・給与前払い   等    多言語化・業務基幹システム                介護用品・車両                          公的資金制度




                          プラットフォームサービス
  行政・医療・介護                                                                            行政・保育・健診

   医療介護連携                                                                   子育て支援




   介護離職ゼロ                                                                   子育て支援
                                                                                          負担軽減
    CCRC
                                                                                         社会参加促進

           地方創生による                                              若者が働きやすい
            地域活性化                                                 まちづくり


               医療・介護・子育ての「多世代包括ケア」
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5-2.医療介護クラウドサービス
    2階層       情報共有システムは、地域全体に面で導入                                                           ※他にも多数の
                                                                                            機能がございます



【有料対象顧客】
・自治体
・地域包括支援センター
・医師会
・中核病院
・在宅医




【有料対象顧客】
・地域包括支援センター
・ケアマネジャー
・介護サービス事業者          医師                                ヘルパー                    地域包括
                            訪問看護師   ケアマネージャー
                (病院・在宅医療)                             介護職                    支援センター



    1階層       介護業務システムは、法人・事業所ごとに導入
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5-3.医療介護クラウドサービス           1階層     2階層           ソリューション
STEP.1                             郵送
                                                   介護ソフトD
情報共有SYSがない状態。
バラバラの介護業務システム     介護ソフトA
導入はあり、情報共有は郵                                             郵送                    介護ソフトC

送・FAXを利用。                           介護ソフトB




STEP.2                           カナミッククラウドサービス

地域全体の情報共有に
カナミック(2階)が導入され、
情報共有が円滑になるが
                                                     介護ソフトD
現場は紙運用が残る。                                                                       介護ソフトC
                  介護ソフトA
                                   介護ソフトB




STEP.3                           カナミッククラウドサービス

介護業務システム(1階)を
カナミッククラウドにすると、
介護の現場の事務業務が
効率化されてペーパレス化が
進む。               介護ソフトA


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5-4.医療介護クラウドサービス:介護業務システム                  1階層

                                  介護事業経営を支える
                                    クラウドERP
                                               営業管理
                                               ( S FA)



                                               帳票作成



                                    医療・介護保険請求
                                      (レセプト)



                                               給与計算



                                               債権管理



                                               経営分析

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5-5.医療介護クラウドサービス:情報共有システム                  2階層

 システム画面<TOP画面>

                                                          患者状態の
                                                          変化がわかる
    患者ごとに                                                 患者部屋
    部屋を作成                                                 トップ画面の
                                                          タブ表示
     ・自治体
     ・医師会
     ・中核病院
     ・在宅医                                                患者ごとの
                                                         定型化された
  2階層:管理者                                                連携情報
                                                         ・フェイスシート
                                                         (連携基本情報)
                                                         ・カレンダー
                                                         (関係者予定)
                                                         ・お薬手帳
                                                         (薬剤情報共有)



  管理者より招待さ
  れた患者の担当                                              日々の変化を共有
  関係者のみ部屋                                              するケアレポート
  に入れる                                                 ・患者情報シート
                                                       ・連絡帳
                                                       ・ケアプラン
                                                       ・バイタル情報
                                                       ・食事・水分、排泄
                                                       ・訪問看護指示書
                                                       ・診療情報提供書
                                                        等


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5-6.子育て支援システム
 地方創生事業等にて活用
 ・ 自治体と母親父親を繋ぐ、ニュース配信・イベント配信機能
 ・ 電子母子手帳機能を拡張した、子供のブログ機能
 ・ ママ友ネットワークのSNS機能など




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5-7.プラットフォーム化による収益拡大




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5-8.コンテンツサービス
               医療・介護の専門職向けに特化したインターネット広告配信サービス
   医薬品

  医療機器

  口腔ケア

  福祉用具

   建材

   食品

  衛生用品

   ロボット

  レク用品

    etc..




   インターネット広告          ユーザー会参加            Webアンケート                           サンプル試供品配布
 •インプレッション広告        •定期開催されているユーザー会   •商品マーケティング                         •ユーザー経由で要介護者にサ
 •記事広告               への参加権利付与         •市場調査                               ンプル試供品の提供
 •動画広告

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6-1.ストックビジネスの収益構造
 現在、クラウドサービスの販売を主軸としておりますので、ストックビジネスであり、
 在庫等が無く高い収益性を実現しています。

 ■ストックビジネス              ■当社のステージ

                                              損益分岐点                         売上
                        収
                        益


                                当社の
                                現在地                                            利
                                                                               益




                            損                                      原価
                            失                                     販管費



                                 時間軸(創業時~未来)

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6-2.東京大学と共同研究「柏モデル」(都市型モデル)
 弊社の医療介護連携のクラウドは、東京大学高齢社会総合研究機構との
 共同研究により開発され、地域包括ケアの柏モデルの中で作り上げられてきました。



  研究会が目指すまちの姿について
  地域包括ケアシステムを実現させるために・・・                            高齢者の生きがい就労を実現させるために・・・
  ①   在宅医療を推進するシステムの構築                              ①   休耕地農業,ミニ野菜工場,屋上農園
  ②   訪問看護の充実(24時間訪問看護の体制整備)                        ②   保育サービスの向上、子育て支援センターの創設、子供の居場所の確保
  ③   介護サービスの充実(24時間短時間・巡回型介護の体制整備)                 ③   生活支援サービス
  ④   サービス付き高齢者向け住宅の整備                              ④   コミュニティ食堂及び配食サービスの実施といった地域の食を支えるサービス

  情報共有システムの構築
  機関やサ ビス種別を越えた情報共有のシステムを構築し在宅医療・ケアに関わる多職種チーム形成を容易にする
                                                                                                         データセンター
                       後方支援ベッド確保中の
       フェースシート*等を    終末期患者の直近の状況を確認             他院の処方状況を                                                  (クラウド)
        オンラインで共有                                確認し重処方を予防
                     緊急受入病院                                                                                     医療
    紹介元病院
                                                                                                               サービス
                                                                    検査機関
                                       検査病院               併診診療所
              シームレスな                                                                                    薬局

              サービス提供                  副主治医                                                  訪問看護
                                      (在宅療養支援診療所)       多忙な医師に、要介護者の                バイタルサインに
                                                        生活の変化をメールで報告               変化があった際に
                                                                                  医師宛にアラートを発信
                                                               居宅介護支援
                                主治医                                                                             リハビリ
  患者
                              システム上のカレンダー
          同居家族                参照して介護サービスの
                    日常の状況を     利用状況を把握
                                                        入浴時に褥そうの
                    医師に共有
                                                        状態を観察し共有
                                                                                                               介護
                                                                                                              サービス
   別居家族                                        訪問入浴                   デイ                    ショートステイ
                                 訪問介護
  フェースシートは、千葉県地域生活連携シート等に準拠                                   出典:柏市豊四季台地域高齢社会総合研究会「長寿社会のまちづくり」

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6-3. 旭川医科大学との共同研究(地方型モデル)
 国立大学法人 旭川医科大学に共同研究講座設置し「IoT クラウド利用のグローバルモデル構築」を目指します。
 当社は、本研究に必要な遠隔医療・看護支援等に関する、新たな情報共有項目や支援システムに関する研究
 開発の役割等を担います。

                              2020年 グローバルモデル
                                (対象地域を海外拠点に拡大)


             2019年 北海道モデル
              (IoTクラウドでの支援地域拡大)                                                              海外
                                                               道内A地域

                                           【多職種連携】
  2018年 地域包括ケアモデル                        ご協力医療・介護機関                                        病院・診療所
  (IoTクラウドによるパッケージ型医療・介護インフラモデル)                                           道内B地域
                                         →病院・診療所
                                         →訪問看護介護事業所
                       遠隔医療              →歯科診療所                                                介護事業所
                                         →調剤薬局etc…
                      入院・退院         z                                            道内C地域

                               在宅医療・介護
                      ・安否確認
                      ・バイタル
            IoTセンサー   ・生活情報                  クラウド情報共有・テレビ会議
                      ・服薬情報                       (AI・ビッグデータ)
                                                                     ・患者基本情報
                              オンライン診療・AI支援                           ・診療ケア情報
                                                                     ・処方情報
                                    ・遠隔医療・看護・介護                      ・ADL/IADL
                                    ・遠隔服薬・栄養指導                       ・ナラティブ情報
                                    ・遠隔介護・リハ指導


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6-4.ビッグデータ・IoT・AI
  地域連携・業務のビッグデータから各種分析を行い、データを利活用し
  優良な医療介護サービスを支えるAI化を目指します。




      医療介護連携                        子育て支援




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