3936 Ｍ－グローバルウェイ 2020-05-18 19:30:00
（開示事項の経過）タイムコインのIEOに関する個別契約等について [pdf]
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2020 年５月 18 日
各 位
会 社 名 株 式 会 社 グ ロ ー バ ル ウ ェ イ
代 表 者 名 代 表 取 締 役 社 長 各 務 正 人
（コード番号：3936）
問合わせ先 取 締 役 管 理 部 長 吉 野 裕 規
TEL. 03-5441-7193
（開示事項の経過）タイムコインの IEO に関する個別契約等について
当社は、2020 年４月１日に「（開示事項の経過）暗号資産取引所との基本契約締結について」にて、暗
号資産取引所 BitForex.com（本社、香港、以下 BitForex 社）と IEO 実施についての基本契約を締結した
ことを公表いたしました。５月 18 日に、BitForex 社と IEO に関する個別契約を締結するとともに、プライ
ベートセールの募集計画について公表することを決定いたしましたので、お知らせいたします。
なお、トークンの販売に関しては、海外居住者と海外企業を対象としており、日本人居住者と日本企業は
参加することができません。
１．トークン販売計画について
（１）IEO について
個別契約では、以下の内容で IEO を実施する計画であることを合意いたしました。
IEO の取り扱い費用は、100,000 米ドル（10,700 千円）（注１）となります。
（注１）使用為替レート １米ドル＝107 円換算（2020 年５月 17 日）
販売条件は、ビットコインやイーサリアムなどの主要暗号資産の市況や投資家からの需要を鑑み、
BitForex 社と協議の上で決定いたしました。
IEO 実施前に預託金として 112,000 米ドル（11,984 千円）（注１）を預け入れます。預託金は、投
資家の需要と供給をマッチングするためのマーケットメイキングに使用され、BitForex 社が指定する
会社がマーケットメイクを実施いたします。マーケットメイクは当該預託金を原資とし、ビットコイ
ンにてタイムコインの買い付けを行います。初値形成後も投資家の需給のマッチングを図るため、最
大 3 日間はマーケットメイクが行われ、マーケットメイク終了後に、未使用のビットコインと買い付
けたタイムコインは自由に引き出すことができるようになります。
IEO で調達した額（上限 112,000 米ドル（11,984 千円）（注１）相当のビットコイン）は、3 日間ロ
ックアップされた後、TimeTicket GmbH に返却されます。
IEO での販売予定額は、投資家の需要が低い場合は計画を下回る場合があります。
また、初値形成後 3 日間、IEO の販売想定価格を下回った場合、出来高が著しく低下した場合等にお
いては、取り扱い廃止になる可能性があります。
a 販売想定価格 1 タイムコイン（TMCN） = 0.14 米ドル
b 販売数の上限 800,000 TMCN
c 販売額の上限 112,000 米ドル（11,984 千円）（注１）
なお、本 IEO については、プライベートセールの実施後に行う予定です。
（２）プライベートセールについて
IEO を実施する前に、タイムコインのプライベートセールを実施するため投資家を募集します。
プライベートセールでの販売予定額は、投資家の需要が低い場合は計画を下回る場合があります。
投資家はタイムコインの購入にあたり、米ドル、ユーロなどの法定通貨に加えて、ビットコイン、イ
ーサリアムなどの暗号資産を利用することができます。なお、プライベートセールでタイムコインを
購入した投資家は、IEO 実施後から数か月間、売却に関するロックアップ期間があります。
a 実施予定日 2020 年 6 月 23 日～2020 年 8 月 31 日
b 販売想定価格 1 タイムコイン（TMCN）= 0.1 米ドル
c 販売数の上限 50,000,000 TMCN
d 販売額の上限 5,000,000 米ドル（535,000 千円）（注１）
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（３）発行暗号資産数及びセカンダリーマーケットでの販売について
タイムコインの発行暗号資産数は 100,000,000 TMCN となり、その内の 58,000,000 TMCN（タイムコ
イの発行暗号資産数の 58%）を外部販売する予定であり、 プライベートセール及び IEO での販売分以外
は、需要動向を見ながら BitForex において順次売却していくことを計画しています。投資家の需要が
低い場合には、販売予定数を下回る可能性もあります。投資家はタイムコインの購入にあたり、米ド
ル、ユーロなどの法定通貨に加えて、ビットコイン、イーサリアムなどの暗号資産を利用することが
できる予定です。
２．当社業績に与える影響
（１） IEO 自体が業績に与える影響及び IEO に関する会計処理方法
① IEO 自体が業績に与える影響
2019 年 12 月 27 日に開示いたしました「「タイムコイン」に関するホワイトペーパー発表に関す
るお知らせ」で開示したとおり、本 IEO は暗号資産タイムコインの販売であり、受領した対価を受
領時に収益として認識して計上することを監査法人と協議し確認しております。受領した対価が暗
号資産の場合は、暗号資産を早急に現金化する予定です。
② IEO に関連する会計処理方法
IEO に関連する会計処理方法につきましては、現時点では各段階において以下の方法で会計処理
を実施する予定で検討しています。
a 本 IEO は、暗号資産タイムコインの販売であり、受領した対価を受領時に収益として認識して
計上することを想定しております。
b 本 IEO において受領した暗号資産の期末評価は、企業会計基準委員会から 2018 年３月 14 日に
公表された実務対応報告第 38 号 「資金決済法における仮想通貨の会計処理等に関する当面の取
扱い」（注２）を参考に会計処理をいたします。
（注２）「資金決済法における仮想通貨の会計処理等に関する当面の取扱い」
Ⅰ．仮想通貨交換業者又は仮想通貨利用者が保有する仮想通貨の会計処理
１．期末における仮想通貨の評価に関する会計処理
５．保有する仮想通貨について、活発な市場が存在する場合、市場価格に基づく価額をもっ
て当該仮想通貨の貸借対照表価額とし、帳簿価額との差額は当期の損益として処理する。
６．仮想通貨交換業者及び仮想通貨利用者は、保有する仮想通貨について、活発な市場が存
在しない場合、取得原価をもって貸借対照表価額とする。期末における処分見込価額（ゼ
ロ又は備忘価額を含む。）が取得原価を下回る場合には、当該処分見込価額をもって貸借
対照表価額とし、取得原価と当該処分見込価額との差額は当期の損失として処理する。
７．前期以前において、前項に基づいて仮想通貨の取得原価と処分見込価額との差額を損失
として処理した場合、当該損失処理額について、当期に戻入れを行わない。
c 自社保有分のタイムコインについては、帳簿価額 0 円であるため、貸借対照表には計上せず、
貸借対照表注記として暗号資産残高の内訳等を開示する予定です。また、タイムコインについ
ては、活発な取引市場が存在しない暗号資産であるため、期末時価評価を行わない予定です。
d IEO で調達した暗号資産を資金使途に記載されている内容の支払を行う場合は、帳簿価額と請
求額との差額を損益として計上する予定です。
e IEO で調達した暗号資産を売却した場合、帳簿価額と取引日における公正価値（売却額）との
差額を損益として計上いたします。公正価値については、主要な暗号資産交換所の取引価格に
基づいて算定いたします。
f 購入者以外の外部者にタイムコインを付与した場合、帳簿価額は 0 円であるため、損益計算書
及び貸借対照表には計上しない予定です。
（２）調達した資金で行う事業が業績に与える影響
暗号資産の販売状況及び以下の資金使途に充当する金額・充当時期等の資金使途の詳細につきまし
ては、判明次第、速やかにお知らせする予定です。調達した資金は一時的に収益に計上しますが、ユ
ーザー獲得や中国語圏でのサービス展開のための開発費用として、2021 年３月期に調達した資金の同
額程度を使用する予定です。調達予定額に達しない場合はグローバル展開を中止する可能性がありま
す。
・資金使途
本 IEO で調達した資金の使途については、日本及び中国語圏でのタイムチケットの利用者増加のた
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めのマーケティング費用（広告宣伝費用）、中国語圏でのタイムチケットの開発にかかる費用、タイ
ムチケット運営費とチームの拡大に伴う人材の採用費及び人件費、タイムチケットの事業運営に必要
な事務管理費用、タイムチケットコミュニティ管理費用に充当する予定です。
以 上
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