3935 M-エディア 2019-10-11 11:30:00
2020年2月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年2月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年10月11日
上場会社名 株式会社エディア 上場取引所 東
コード番号 3935 URL http://www.edia.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 賀島義成
問合せ先責任者 (役職名) 管理部執行役員 (氏名) 米山伸明 TEL 03-5210-5801
四半期報告書提出予定日 2019年10月11日 配当支払開始予定日 未定
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 有
四半期決算説明会開催の有無 : 有 (アナリスト向け)
(百万円未満切捨て)
1. 2020年2月期第2四半期の連結業績(2019年3月1日∼2019年8月31日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する四
売上高 営業利益 経常利益
半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年2月期第2四半期 1,329 56.5 △49 ― △59 ― △64 ―
2019年2月期第2四半期 849 ― △199 ― △220 ― △221 ―
(注)包括利益 2020年2月期第2四半期 △64百万円 (―%) 2019年2月期第2四半期 △221百万円 (―%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2020年2月期第2四半期 △13.51 ―
2019年2月期第2四半期 △50.49 ―
当社は2018年2月連結会計年度末より連結財務諸表の作成を始めたため、2019年2月期第2四半期の対前年同四半期増減率については記載しておりませ
ん。
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年2月期第2四半期 1,653 387 23.4
2019年2月期 1,778 449 25.2
(参考)自己資本 2020年2月期第2四半期 384百万円 2019年2月期 448百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2019年2月期 ― 0.00 ― 0.00 0.00
2020年2月期 ― 0.00
2020年2月期(予想) ― 0.00 0.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 有
3. 2020年 2月期の連結業績予想(2019年 3月 1日∼2020年 2月29日)
2020年2月期の連結業績予想につきましては、現時点で合理的な業績予想の算定ができないことから記載しておりません。
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 ― ― ― ― ― ― ― ― ―
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 有
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 有
新規 ― 社 (社名) 、 除外 1 社 (社名) 株式会社A&E Games
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年2月期2Q 4,794,000 株 2019年2月期 4,794,000 株
② 期末自己株式数 2020年2月期2Q 96 株 2019年2月期 45 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年2月期2Q 4,793,915 株 2019年2月期2Q 4,390,970 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達
成を当社として約束する趣旨のものではありません。
また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
株式会社エディア(3935) 2020年2月期 第2四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………4
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………6
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 ……………………………………………………………8
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………10
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………10
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………10
(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………10
3.その他 …………………………………………………………………………………………………11
継続企業の前提に関する重要事象等 ………………………………………………………………11
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株式会社エディア(3935) 2020年2月期 第2四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判
断したものであります。
当社グループを取り巻く環境におきましては、2018年のスマートフォン出荷台数が前年比2.6%減の3,116.7万台と
昨年に次ぐ過去2番目の出荷実績となりました(株式会社MM総研調べ、2019年2月現在)。今後も、スマートフォン
の多様化及び高性能化に伴い、スマートフォンユーザーの拡大はさらに進展していくものと予想されます。
また、2017年におけるモバイルコンテンツ市場は2兆1,109億円(対前年比113%)、中でもスマートフォン市場は2
兆590億円(対前年比114%)と年々成長を続けております。スマートフォン市場の内、ゲーム市場が1兆3,632億円
(対前年比115%)、電子書籍市場が2,419億円(対前年比117%)、音楽コンテンツ市場も1,033億円(対前年比110
%)といずれも拡大傾向にあります(一般社団法人モバイル・コンテンツ・フォーラム調べ、2018年7月現在)。一
方で、当該ゲーム市場には多くのスマートフォンゲームが投入され、競争が激化しており、より高品質のゲームを投
入するために開発費が増加する傾向にあります。また、電子書籍市場においても、インターネット上の小説等をコン
テンツ化するビジネスモデルに多くの競合他社が参入しており、その作品確保の競争が激化しています。さらに、音
楽コンテンツ市場においても、消費者ニーズの多様化に伴う構造変化に晒されています。
このような事業環境の中、当社グループは総合エンターテインメント企業として、各グループ会社が保有するコン
テンツを軸に、当社の得意とするモバイル周辺の技術及び位置情報とエンターテインメント性を融合させた各種サー
ビスの提供に注力して参りました。
当第2四半期連結累計期間のゲームサービスにおきましては、運営移管を受けたタイトルにより売上高は堅調に推
移しております。中でも、『アイドルうぉーず~100人のディーバと夢見がちな僕~』を始めとする各タイトルにお
ける周年イベント施策が奏功し収益拡大に貢献いたしました。また、ライフエンターテインメントサービスにおきま
しては、AppStore、Google Play向け本格ナビゲーションアプリ 『MAPLUS キャラdeナビ』において、アニメソング
界の帝王「水木一郎」のキャラチェンジセットを追加するなど、再成長に向けた施策を継続しております。
株式会社ティームエンタテインメントにおきましては、前期立ち上げた女性向けCDレーベル「MintLip(ミントリ
ップ)」より『A's×Darling(アズダーリン)』が堅調に推移し、また新シリーズ『DIG-ROCK(ディグロック)』に
つきましても、CD販売に加えてグッズ販売も好調であり収益に貢献いたしました。
株式会社一二三書房におきましては、ライトノベルをコミック化した『千のスキルを持つ男 異世界で召喚獣はじ
めました』や電子書籍販売が好調であり、当社グループの業績拡大に大きく貢献しております。
以上の通り、収益性のあるゲームサービス及びライフエンターテイメントサービスによる安定した売上高の確保と
子会社の書籍やドラマCDの堅調な推移により、グループ収益は改善傾向にあり、前期から取り組んでいるコスト削減
が進展した結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は1,329,386千円(前年同四半期56.5%増)、営業損失は
49,622千円(前年同四半期は199,994千円の営業損失)、経常損失は59,393千円(前年同四半期は220,317千円の経常
損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失は64,789千円(前年同四半期は221,698千円の親会社株主に帰属する四
半期純損失)となりました。
なお、当社グループはエンターテインメントサービス事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載は
しておりません。
(2)財政状態に関する説明
資産、負債及び純資産の状況
当第2四半期連結会計期間末における資産合計は1,653,636千円となり、前連結会計年度末に比べ124,820千円の減
少となりました。これは主に売掛金が現金及び預金が減少したことによるものであります。
負債合計は1,266,634千円となり、前連結会計年度末に比べ62,598千円の減少となりました。これは主に社債が増
加したものの、未払金や借入金が減少したことによるものであります。また、純資産合計は387,001千円となり、前
連結会計年度末に比べ62,222千円の減少となりました。これは主に当第2四半期連結累計期間が四半期純損失となり
利益剰余金が減少したことによるものであります。
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株式会社エディア(3935) 2020年2月期 第2四半期決算短信
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
業績予想につきましては、スマートフォンゲーム業界を取り巻く環境の変化が激しく、当社グループのゲームタ
イトルの売上見込について、信頼性の高い業績予想の算定が難しいことから、業績予想は非開示とさせていただき
ます。なお、今後の進捗を踏まえ、算定が可能になり次第速やかに開示いたします。
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株式会社エディア(3935) 2020年2月期 第2四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2019年2月28日) (2019年8月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 853,814 735,938
売掛金 524,436 560,354
商品及び製品 38,045 38,777
仕掛品 9,727 20,480
原材料及び貯蔵品 67 71
前払費用 18,532 20,167
未収入金 20,121 19,960
未収消費税等 11,868 147
その他 15,145 9,423
貸倒引当金 △21,098 △21,641
流動資産合計 1,470,660 1,383,680
固定資産
有形固定資産
建物(純額) 11,995 10,471
工具、器具及び備品(純額) 2,293 3,498
有形固定資産合計 14,288 13,969
無形固定資産
ソフトウエア 131,380 96,411
ソフトウエア仮勘定 164 2,726
のれん 96,372 85,244
無形固定資産合計 227,917 184,383
投資その他の資産
敷金及び保証金 62,596 68,421
その他 2,994 3,181
投資その他の資産合計 65,590 71,602
固定資産合計 307,796 269,955
資産合計 1,778,457 1,653,636
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(単位:千円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2019年2月28日) (2019年8月31日)
負債の部
流動負債
買掛金 123,414 154,703
短期借入金 515,000 490,000
1年内返済予定の長期借入金 113,304 71,185
未払金 350,750 182,461
未払費用 13,060 21,088
未払法人税等 17,244 8,641
未払消費税等 5,905 16,728
預り金 17,379 13,660
賞与引当金 15,841 13,510
情報利用料引当金 5,072 4,288
事業整理損失引当金 35,275 8,974
返品調整引当金 20,524 22,971
その他 250 250
流動負債合計 1,233,022 1,008,462
固定負債
長期借入金 91,656 103,978
社債 - 148,800
退職給付に係る負債 4,554 5,393
固定負債合計 96,210 258,172
負債合計 1,329,233 1,266,634
純資産の部
株主資本
資本金 1,167,101 1,167,101
資本剰余金 1,157,101 1,157,101
利益剰余金 △1,875,248 △1,940,038
自己株式 △89 △117
株主資本合計 448,865 384,047
新株予約権 358 2,954
純資産合計 449,223 387,001
負債純資産合計 1,778,457 1,653,636
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株式会社エディア(3935) 2020年2月期 第2四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第2四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年3月1日 (自 2019年3月1日
至 2018年8月31日) 至 2019年8月31日)
売上高 849,172 1,329,386
売上原価 412,098 560,184
売上総利益 437,074 769,202
販売費及び一般管理費 637,068 818,824
営業損失(△) △199,994 △49,622
営業外収益
受取利息 75 9
受取補償金 1,286 -
償却債権取立益 - 2,937
その他 53 303
営業外収益合計 1,415 3,250
営業外費用
支払利息 1,596 7,887
新株予約権発行費 5,720 4,968
違約金 13,415 -
その他 1,005 166
営業外費用合計 21,737 13,021
経常損失(△) △220,317 △59,393
特別利益
事業整理損失引当金戻入額 - 8,841
特別利益合計 - 8,841
特別損失
子会社移転費用 - 11,277
特別損失合計 - 11,277
税金等調整前四半期純損失(△) △220,317 △61,829
法人税、住民税及び事業税 1,381 2,959
法人税等合計 1,381 2,959
四半期純損失(△) △221,698 △64,789
親会社株主に帰属する四半期純損失(△) △221,698 △64,789
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株式会社エディア(3935) 2020年2月期 第2四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第2四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年3月1日 (自 2019年3月1日
至 2018年8月31日) 至 2019年8月31日)
四半期純損失(△) △221,698 △64,789
四半期包括利益 △221,698 △64,789
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △221,698 △64,789
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(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年3月1日 (自 2019年3月1日
至 2018年8月31日) 至 2019年8月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純損失(△) △220,317 △61,829
減価償却費 79,356 38,215
のれん償却額 3,777 11,127
貸倒引当金の増減額(△は減少) 19,876 542
賞与引当金の増減額(△は減少) 2,576 △2,330
情報利用料引当金の増減額(△は減少) △1,483 △784
事業整理損失引当金の増減額(△は減少) - △26,301
返品調整引当金の増減額(△は減少) △176 2,446
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) - 838
受取利息及び受取配当金 △75 △10
受取補償金 △1,286 -
支払利息 1,596 7,887
新株予約権発行費 5,720 4,968
違約金 13,415 -
子会社移転費用 - 11,277
売上債権の増減額(△は増加) △213,463 △35,918
たな卸資産の増減額(△は増加) △4,113 △11,490
仕入債務の増減額(△は減少) 15,130 31,251
未払金の増減額(△は減少) 63,505 △16,562
その他 10,380 36,320
小計 △225,579 △10,352
利息及び配当金の受取額 72 8
利息の支払額 △500 △7,789
補償金の受取額 1,286 -
法人税等の支払額 △6,460 △17,064
営業活動によるキャッシュ・フロー △231,181 △35,197
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △2,666 △719
無形固定資産の取得による支出 △254,004 △164,261
敷金及び保証金の差入による支出 △193 △9,300
定期預金の預入による支出 - △500
定期預金の払戻による収入 - 600
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得によ
2,999 -
る収入
投資活動によるキャッシュ・フロー △253,864 △174,180
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(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2018年3月1日 (自 2019年3月1日
至 2018年8月31日) 至 2019年8月31日)
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入れによる収入 400,000 -
短期借入金の返済による支出 - △25,000
長期借入れによる収入 18,000 40,000
長期借入金の返済による支出 △76,098 △69,796
株式の発行による収入 748,900 -
新株予約権付社債の発行による収入 - 148,800
自己株式の取得による支出 - △28
新株予約権の発行による収入 2,960 2,596
新株予約権の発行による支出 △5,720 △4,968
財務活動によるキャッシュ・フロー 1,088,041 91,603
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 602,994 △117,775
現金及び現金同等物の期首残高 521,387 852,414
現金及び現金同等物の四半期末残高 1,124,382 734,638
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株式会社エディア(3935) 2020年2月期 第2四半期決算短信
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
当社グループはエンターテインメントサービス事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
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3.その他
継続企業の前提に関する重要事象等
当社グループは、前連結会計年度まで2期連続となる営業損失、経常損失、親会社株主に帰属する当期純損失と
なり、当第2四半期連結累計期間においても、営業損失49,622千円、経常損失59,393千円、親会社株主に帰属する
四半期純損失64,789千円となり、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が当第2四半期連
結累計期間において存在しておりますが、2019年5月にマイルストーン・キャピタル・マネジメント株式会社を割当
先とする転換社債型新株予約権付社債を発行し、151,396千円を調達した結果、当第2四半期連結会計期間末日にお
ける現金及び預金残高は735,938千円であり、当面の十分な手元資金を確保しております。また、同月・同割当先に
て新株予約権を発行し、中期的な資金を確保するなど、財務基盤の拡充及び今後のグループ事業拡大のための資金
調達を実行してまいります。併せて、資金の安定化を目的としたリファイナンス(借換)を2019年6月28日付で実
施し、資金繰りの安定化に努めております。また、当社グループは当該事象等を解消するために、以下の対応策の
実施により収益を向上させるとともに、コスト削減を行い事業基盤の強化を図ってまいります。これらの対応策を
推進することにより、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないものと判断しております
① ゲームサービスにおける運営移管タイトルの獲得及び運営タイトルの選択と集中
ゲームサービスにおける運営タイトルの獲得に関しては、他社が運営するタイトルの売上推移や運営元の要望等
を踏まえて営業活動を継続的に行っておりますが、条件交渉を踏まえた上で、当社の強みである運営力を活かせた
タイトルであるか、十分な利益を獲得できる案件であるか慎重に検討して案件獲得を進めてまいります。また、既
存の運営タイトルに関しては、主力タイトルの売上を維持拡大するために優先的に開発・運営への経営資源を投入
し、売上が低減しているタイトルについては、最低限の運用コストまで絞り込み、タイトルポートフォリオの見直
しを図ってまいります。当社グループは、これらの施策を進めることにより、リスクを抑えつつ売上の維持・拡大
を図ってまいります。
② 運営タイトルコストの抑制及び削減
ゲームサービスにおける運営中のタイトルについて、タイトルから得られる収益に見合った適正人員数となるよ
うに人員の再配置を進めるほか、外注コストのグループ内製化を図っていくとともに、当社での運営が、採算上難
しいと判断したタイトルについては、クローズも含めたタイトルポートフォリオの見直しを進め、運営コストの抑
制及び削減を進めてまいります。
③ 新規事業の早期収益化及び安定収益の確保
当社はゲーム以外のサービスとして、ライフエンターテインメントサービスを提供しておりますが、新たに、
MAPULUS+を基幹としたプロモーションプラットフォームサービスを開始しております。当該サービスの案件獲得の
ための営業活動を積極的に進めるとともに、プラットフォームの開発を進めてまいります。これらの施策を進める
ことにより、新規事業において早期の収益化及び安定収益の確保を図るよう進めてまいります。
④ 間接部門における経費の抑制及び削減
事業部門につきましては、上記施策を進めてまいりますが、間接部門につきましても、人件費を含む各種経費の
抑制及び削減を継続的に進めております。また、子会社を含めた更なるオフィス統合や人員集約も視野に当社グル
ープ拠点の再編を行い、一層のシナジー効果を発現させ、間接部門における経費の抑制及び削減を図るのみなら
ず、今後も各種費用につきましては、継続的に見直しを進めてまいります。
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