3935 M-エディア 2019-01-11 15:00:00
平成31年2月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
平成31年2月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
平成31年1月11日
上 場 会 社 名 株式会社エディア 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 3935 URL http://www.edia.co.jp
代 表 者 (役職名)代表取締役社長CEO (氏名)原尾正紀
問合せ先責任者 (役職名)管理部門執行役員 (氏名)米山伸明 (TEL)03(5210)5801
四半期報告書提出予定日 平成31年1月11日 配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 有
四半期決算説明会開催の有無 : 有(アナリスト向け)
(百万円未満切捨て)
1.平成31年2月期第3四半期の連結業績(平成30年3月1日~平成30年11月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
31年2月期第3四半期 1,374 ― △408 ― △432 ― △871 ―
30年2月期第3四半期 ― ― ― ― ― ― ― ―
(注) 包括利益 31年2月期第3四半期 △871 百万円 ( ―%) 30年2月期第3四半期 ― 百万円 ( ―%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
31年2月期第3四半期 △192.69 ―
30年2月期第3四半期 ― ―
当社は平成30年2月連結会計年度末より連結財務諸表の作成を始めたため、平成30年2月期第2四半期の数値及び対
前年同四半期増減率については記載しておりません。
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
31年2月期第3四半期 1,851 695 37.5
30年2月期 1,217 815 66.9
(参考) 自己資本 31年2月期第3四半期 694 百万円 30年2月期 814 百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
30年2月期 ― 0.00 ― 0.00 0.00
31年2月期 ― 0.00 ―
31年2月期(予想) 0.00 0.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.平成31年2月期の連結業績予想(平成30年3月1日~ 平成31年2月28日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 1,970 ― △570 ― △600 ― △1,040 ― △226.54
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 有
(注) 当社は平成30年2月期連結会計年度は、貸借対照表のみを連結しているため、対前年増減率については記載し
ておりません。
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 : 有
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
新規 1社 (社名)株式会社一二三書房 、除外 ― 社 (社名) ―
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 31年2月期3Q 4,794,000株 30年2月期 3,991,200株
② 期末自己株式数 31年2月期3Q 45株 30年2月期 45株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 31年2月期3Q 4,524,336株 30年2月期3Q 3,591,031株
※ 四半期レビュー手続の実施状況に関する表示
この四半期決算短信は、金融商品取引法に基づく四半期レビューの対象外であります。なお、この四半期決算
短信の開示時点において、金融商品取引法に基づく四半期財務諸表の四半期レビュー手続は終了しております。
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的である
と判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。
また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………4
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………8
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………8
(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………8
1
1.当四半期決算に関する定性的情報
文中の将来に関する事項は、当決算短信提出日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したもので
あります。
なお、前連結会計年度末より連結財務諸表を作成しているため、前年同四半期との比較は行っておりません。また、
当社グループはエンターテインメントサービス事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載はしておりま
せん。
(1)経営成績に関する説明
当社グループが展開しているエンターテイメントサービス事業の市場環境に関しましては、その主たるサービス提
供媒体となるスマートフォン端末の普及に伴い、市場規模が拡大しております。平成29年度のスマートフォン出荷台
数が前年比8.7%増の3,199万台と平成24年を抜いて過去最高の出荷実績となる(株式会社MM総研調べ、平成30年2月
現在)など、今後も、スマートフォンの出荷台数増加及び高性能化に伴い、スマートフォンユーザーの拡大はさらに
進展していくものと予想されます。また、平成29年度におけるモバイルコンテンツ市場は2兆1,109億円(対前年比
113%)、中でもスマートフォン市場は2兆590億円(対前年比114%)と年々成長を続けており、スマートフォン市場
の内、ゲームが1兆3,727億円(対前年比115%)と非常に大きな割合を占めております(一般社団法人モバイル・コ
ンテンツ・フォーラム調べ、平成30年7月現在)。一方で、当該市場には多くのスマートフォンゲームが投入され、
企業間における競争が激化しており、より高品質のゲームを投入するための開発費やゲームの認知度向上させるため
の広告費が増加する傾向にあります。
このような事業環境の中、当社グループではオタク市場にフォーカスした総合エンターテインメント企業として、
各グループ会社が保有するコンテンツを軸に、当社の得意とするモバイル周辺の技術及び位置情報とエンターテイン
メント性を融合させた各種サービスの提供に注力して参りました。平成30年8月20日には、アニメやゲーム関連の出版
物及び各種グッズの企画・制作・販売等を手掛ける株式会社一二三書房をグループに加えるなど、今後の更なるクロ
スメディア展開を拡大させるための体制強化を行っており、当社グループとしての収益基盤の礎を構築しておりま
す。なお、当第3四半期連結会計期間より、当社グループの連結財務諸表に同社の損益計算書を反映しております。
当第3四半期連結累計期間におきましては、新規サービスとして、平成30年8月に美少女×ロボシミュレーション
RPG『魔法軍團WarLocksZ』、位置情報ゲーム『温泉むすめ ゆのはなこれくしょん』、同年10月に本格3Dサイバーパン
クRPG『BALDR ACE』、同年11月に講談社との共同プロジェクト『マップラス+カノジョ』の配信を開始いたしまし
た。
また、既存サービスにつきましても売上高は堅調に推移しております。中でも、期中に運営移管を受けた海賊ファ
ンタジーRPG『アイオライトリンク』において1周年記念イベント施策を行った結果、配信開始以来月間最高売上高を
記録いたしました。さらに、AppStore、Google Play向け本格ナビゲーションアプリ『MAPLUS+声優ナビ』において、
「フレームアームズ・ガール」、「けものフレンズ」、「怪獣娘~ウルトラ怪獣擬人化計画~」、「ハッカドール」
とコラボレーションしたキャラチェンジセット追加によるサービスラインアップ強化に努めると共に、音楽ゲームア
プリ『SHOW BY ROCK!!』において声優・アイドルの活動を両立するハイブリッドユニット「i☆Ris」とのコラボレー
ション企画など、成長に向けた施策が功を奏し売上高増加に貢献しております。
平成30年2月に子会社化した株式会社ティームエンタテインメントにおきましては、オリジナルの女性向けドラマ
CDやシチュエーションCDを中心とした新規レーベル「MintLip(ミントリップ)」を立ち上げ、第1弾としてリリース
した『今、隣のキミに恋をする。』、『オネェCD ~CHU~』、『A's×Darling(アズダーリン)』が何れも人気を博
しており、将来的にクロスメディア展開の中核となる作品を生み出すべく、邁進しております。
平成30年8月に子会社化した株式会社一二三書房におきましては、第6回ネット小説大賞受賞作『ガベージブレイ
ブ-異世界に召喚され捨てられた勇者の復讐物語-』や大人気シリーズの最新刊『転生貴族の異世界冒険録~自重を
知らない神々の使徒~4』などの新刊書籍販売や人気IPの男性声優キャララップバトル『ヒプノシスマイク-
Division Rap Battle-』のライセンスアウトを受けて発売したグッズの販売などが好調であり、当社グループの売上
高に大きく貢献しております。
以上の通り、既存サービスの拡大や新規サービスの展開、子会社の売上高反映により当社グループの売上高は堅調
に推移したものの、新規タイトルの開発遅延に伴う開発費増加及び広告費用増加、並びに収益が計画を下回ったこと
に伴うソフトウェア等の減損損失計上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は1,374,881千円、営業損失は
408,516千円、経常損失は432,110千円、親会社株主に帰属する四半期純損失は871,793千円となりました。
2
(2)財政状態に関する説明
資産、負債及び純資産の状況
当第3四半期連結会計期間末における資産合計は1,851,710千円となり、前連結会計年度末に比べ634,032千円の増
加となりました。これは主に減損損失の計上により無形固定資産が減少したものの、現金及び預金、売掛金の増加に
よるものであります。
負債合計は1,156,497千円となり、前連結会計年度末に比べ754,063千円の増加となりました。これは主に短期借入
金の増加によるものであります。また、純資産合計は695,213千円となり、前連結会計年度末に比べ120,030千円の減
少となりました。これは、EVO FUNDによる新株予約権の行使により資本金及び資本準備金が増加したものの、当第3
四半期連結累計期間が親会社株主に帰属する四半期純損失となり利益剰余金が減少したことによるものであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
平成31年2月期の業績見通しにつきましては、平成30年4月12日公表の「平成30年2月期決算短信〔日本基準〕
(連結)」において発表いたしました通期の業績予想から修正しております。詳細につきましては、本日(平成31年
1月11日)公表の「通期業績予想の修正に関するお知らせ」をご参照ください。
3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(平成30年2月28日) (平成30年11月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 521,387 1,062,522
売掛金 186,939 408,729
商品及び製品 31,968 72,853
仕掛品 10,620 14,697
原材料及び貯蔵品 137 48
前払費用 22,524 30,664
未収入金 299 20,558
未収消費税等 38,244 5,172
その他 181 25,077
貸倒引当金 △85 △19,951
流動資産合計 812,216 1,620,372
固定資産
有形固定資産
建物(純額) 16,236 18,940
工具、器具及び備品(純額) 8,504 7,597
有形固定資産合計 24,741 26,538
無形固定資産
ソフトウエア 44,053 10,740
ソフトウエア仮勘定 248,004 6,581
のれん 37,773 117,112
無形固定資産合計 329,831 134,434
投資その他の資産
敷金及び保証金 49,374 60,076
その他 1,513 10,288
投資その他の資産合計 50,888 70,365
固定資産合計 405,461 231,338
資産合計 1,217,677 1,851,710
4
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(平成30年2月28日) (平成30年11月30日)
負債の部
流動負債
買掛金 86,691 156,374
短期借入金 - 522,500
1年内返済予定の長期借入金 123,426 148,148
未払金 71,163 140,124
未払費用 18,181 12,968
未払法人税等 6,363 10,789
預り金 9,011 14,791
賞与引当金 15,499 25,786
情報利用料引当金 6,851 5,126
返品調整引当金 6,623 11,794
その他 1,875 5,429
流動負債合計 345,685 1,053,833
固定負債
長期借入金 56,748 98,305
退職給付に係る負債 - 4,358
固定負債合計 56,748 102,663
負債合計 402,433 1,156,497
純資産の部
株主資本
資本金 791,171 1,167,101
資本剰余金 781,171 1,157,101
利益剰余金 △757,368 △1,629,258
自己株式 △89 △89
株主資本合計 814,885 694,855
新株予約権 358 358
純資産合計 815,244 695,213
負債純資産合計 1,217,677 1,851,710
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:千円)
当第3四半期連結累計期間
(自 平成30年3月1日
至 平成30年11月30日)
売上高 1,374,881
売上原価 745,168
売上総利益 629,713
販売費及び一般管理費 1,038,230
営業損失(△) △408,516
営業外収益
受取利息 60
受取補償金 1,286
還付消費税等 434
その他 120
営業外収益合計 1,901
営業外費用
支払利息 3,473
新株予約権発行費 5,720
違約金 13,415
支払手数料 1,300
その他 1,585
営業外費用合計 25,495
経常損失(△) △432,110
特別損失
減損損失 432,621
特別損失合計 432,621
税金等調整前四半期純損失(△) △864,732
法人税、住民税及び事業税 7,061
法人税等合計 7,061
四半期純損失(△) △871,793
親会社株主に帰属する四半期純損失(△) △871,793
6
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:千円)
当第3四半期連結累計期間
(自 平成30年3月1日
至 平成30年11月30日)
四半期純損失(△) △871,793
四半期包括利益 △871,793
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △871,793
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(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
当第3四半期連結累計期間(自 平成30年3月1日 至 平成30年11月30日)
1.配当に関する事項
該当事項はありません。
2.株主資本の金額の著しい変動
当第3四半期連結累計期間において、EVO FUND等による新株予約権の権利行使があり、資本金が375,930千円、
資本準備金が375,930千円増加しました。この結果、当第3四半期連結累計期間末において資本金が1,167,101千
円、資本剰余金が1,157,101千円となっております。
(セグメント情報等)
当社グループはエンターテインメントサービス事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの記載はし
ておりません。
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