3929 M-ソーシャルワイヤ 2020-04-13 19:00:00
業績予想の修正及び「中期経営計画 FY21」取り下げに関するお知らせ [pdf]
2020 年4月 13 日
各 位
会 社 名 ソーシャルワイヤー株式会社
代表者名 代 表 取 締 役 社 長 矢田 峰之
(コード番号:3929 東証マザーズ)
問合せ先 取 締 役 社 長 室 長 藤原 直美
(TEL.03-5363-4872)
業績予想の修正及び「中期経営計画 FY21」取り下げに関するお知らせ
最近の業績動向等を踏まえ、2019 年4月 26 日に公表した 2020 年3月期(2019 年4月1日~2020
年3月 31 日)の業績予想修正及び「中期経営計画 FY21」
(2020 年 3 月期~2022 年 3 月期)を取り
下げることとなりましたのでお知らせいたします。
記
1.2020 年3月期業績予想数値の修正
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前回発表予想(A) 3,800 270 240 160 26.67
今回修正予想(B) 3,924 201 159 72 12.00
増減額(B-A) 124 △ 69 △ 81 △ 88 ―
増 減 率 ( % ) 3.2% △ 25.5% △ 33.7% △ 55.0% ―
(ご参考)前期実績
3,264 405 396 240 41.05
2019 年3月期
2.業績予想修正の理由
デジタル PR 事業におけるインフルエンサーPR の案件数、リリース配信 (月額制)の利用者数、取
引先チェックサービスの利用者数がいずれも好調に推移したことに加えて、シェアオフィス事業の
新規大型拠点の稼働席数が期末にかけ当初見通しを超えてきたことで、売上高は「前年同期比 20%
増」の大幅な成長見通しとなりました。
一方で、シェアオフィス事業の新規大型拠点において、内装投資額を抑制したことにより、内装の
一部に「20 万円以下の少額資産(経費計上ならびに一括償却)
」が想定より多く含まれたたことで、
一時的な原価上昇(52 百万円)が発生いたしました。また、新型コロナウイルスの感染拡大により、
デジタル PR 事業の高利益率サービス(リリース配信 (従量制)やインフルエンサーPR)の一部イベ
ント案件の消失や月ズレによる売上減少(35 百万円)が発生いたしました。これら要因により、営
業利益については前回発表予想を下回る見込みとなりました。
また、期中において、連結子会社であるトランスマート株式会社の、のれんの減損損失を認識し、
特別損失(19 百万円)として計上しております。これらにより、親会社株主に帰属する当期純利益
は当初予想を下回る見通しとなりました。
3.配当について
2020 年3月期期末配当金につきましては、従来予想の1株当たり6円 00 銭(年間配当額は前期比
1円 00 銭増の 12 円 00 銭)を維持する方針です。
4.中期経営計画について
当社では、「中期経営計画 FY21」
(2019 年4月 26 日開示)において、既存事業を核とした高成長
市場へのグロース投資による成長率の向上と事業規模最大化を中期方針とすることを公表しており
ます。
しかしながら、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う昨今の急速な環境変化は、当社の主要サービ
スの一部に以下のような影響がでることを想定しております。
・イベント案件消失による売上減少
リリース配信(従量制)サービス
・企業 PR の自粛手控えによる影響
・イベント案件消失による売上減少
デジタル PR 事業 インフルエンサーPR サービス
・企業 PR の自粛手控えによる進行遅延
※リリース配信(月額制)サービス、クリッピングサービスにおいては、現時
点において、影響は限定的であると想定しております。
貸しセミナールームサービス ・セミナー案件消失による売上減少
シェアオフィス事業 ※シェアオフィスサービス、クラウド翻訳サービスにおいては、現時点におい
て、影響は限定的であると想定しております。
事業規模の成長率を最大化するという中期方針は持続できるものと想定しておりますが、公表計
画数値においては、事業環境や市場環境を見据え、再検証する必要があると判断し、「中期経営計画
FY21」を一度取り下げるものといたします。今後につきましては、再検証、精査の上で、2020 年5月
上旬を目途として、改めて公表する予定といたします。
※ 上記の予想は、当社が本業績予想修正の発表日において入手可能な情報に基づき作成しており、
実際の業績等は様々な要因により予想値と異なる結果となる場合があります。
以 上