3927 M-フーバーブレイン 2019-04-09 12:00:00
セキュリティ分野におけるブロックチェーン技術の応用並びに利便性に関する研究開発のお知らせ [pdf]

                                                     2019 年4月9日
各   位
                              会 社 名   株式会社フーバーブレイン
                              代表者名    代表取締役社長 輿水 英行
                                      (コード:3927 東証マザーズ)
                              問合せ先    取締役管理部長 石井 雅之
                                      (TEL. 03-5210-3061)




    セキュリティ分野におけるブロックチェーン技術の応用並びに利便性に
                  関する研究開発のお知らせ

 当社は、研究開発の一環として、2019 年4月8日付で、ブロックチェーン技術を活用したサイバー脅
威インテリジェンスの共有プラットフォーム「PolySwarm」に参画することといたしましたので、お知ら
せいたします。


                          記


1.研究開発に至るまでの経緯及び目的
 当社は、第4次産業革命を中長期の成長エンジンとして取り込むべく、マルウェア対策に代表される「情
報の保護」から、経営資源として戦略的な「情報の活用」へと視点を広げ、
                                 「セキュリティ+α」を意識し
た新規事業及び新製品の開発に向けた研究開発に取り組んでおります。
 一方、PolySwarm は、ブロックチェーン技術(注1)であるイーサリアム(注2)基盤を活用した世界初
の分散型市場によるサイバー脅威インテリジェンス(注3、以下、
                             「脅威インテリジェンス」という。
                                            )の共
有プラットフォームであります。更に、PolySwarm は、世界的なサイバーセキュリティエキスパート(注4、
以下、「セキュリティエキスパート」という。)のコミュニティを構築し、脅威インテリジェンスの提供に
対するインセンティブを付与することにより、参画するセキュリティエキスパート同士の競争を促し、こ
れまでにないスピードと正確な脅威検知を企業や一般消費者に提供できるマルウェア対策エンジンの共創
を可能にするエコシステム構築を目指しております。
 当社は、PolySwarm を通じて、ブロックチェーン技術の可能性・将来性についての知識・経験を蓄積し、
「情報の保護」事業の強化や、
             「情報の活用」「セキュリティ+α」視点の新規事業及び新製品の開発につ
                    、
なげる研究開発の一環として、参画することといたしました。
(注)1.ブロックチェーン技術とは、経済産業省「平成 27 年度 我が国経済社会の情報化・サービス化
     に係る基盤整備 (ブロックチェーン技術を利用したサービスに関する国内外動向調査) 報告書」
     (2016 年4月 28 日公表)によれば、「ビットコイン等の価値記録の取引に使用されているブロッ
     クチェーン技術は、その構造上、従来の集中管理型のシステムに比べ、
                                    『改ざんが極めて困難』で
     あり、
       『実質ゼロ・ダウンタイム』なシステムを『安価』に構築可能という特性を持つとも言われ、
     IoT を含む非常に幅広い分野への応用が期待されています。
                                 」と、されております。
       同調査では、ブロックチェーン技術が影響を与え得る市場規模を算出し、およそ 67 兆円と見積
     もられております。また、経済産業省では、
                        「平成 28 年度 我が国におけるデータ駆動型社会に係
     る基盤整備(ブロックチェーン技術を活用したシステムの評価軸整備等に係る調査)(2017 年3
                                           」
     月 29 日公表)「平成 29 年度 我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備 (分散型システ
              、
     ムに対応した技術・制度等に係る調査)(2018 年7月 23 日公表)と、その有用性等について、検
                       」
     討・評価が行われております。
    2.イーサリアムとは、経済産業省「平成 29 年度 我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整
     備 (分散型システムに対応した技術・制度等に係る調査)(2018 年7月 23 日公表)によれば、
                                」
     「スマートコントラクト機能を持つオープンソースのブロックチェーン技術の1つ。 とされてお
                                          」
     り、イーサリアムを利用した仮想通貨として、ETH(イーサ)があります。同調査では、他のブロ
     ックチェーン技術と共に、その有用性等について、検討・評価が行われております。
    3.サイバー脅威インテリジェンスとは、新種のマルウェアや攻撃者グループの活動状況などのサ
     イバーセキュリティにおける脅威の防止や検知に利用できる情報の総称となります。
    4.サイバーセキュリティエキスパートとは、サイバーセキュリティに従事する専門家のことを言
     います。PolySwarm には、サイバーセキュリティエキスパートとして、各国のセキュリティ企業だ
     けではなく、多種多様な個人のサイバーセキュリティエキスパートも参画しております。


2.PolySwarm について
 PolySwarm は、セキュリティエキスパートが競い合うことで、消費者を保護するためのマルウェア対策エ
ンジンを共創する世界初の分散型市場によるエコシステムであります。セキュリティエキスパートの世界
的なコミュニティにインセンティブを付与することにより、これまでにないスピードで正確な脅威検知を
企業や一般消費者に提供しております。これは、既存の 85 億ドル規模(注)のサイバー脅威インテリジェ
ンス業界において、革新的なエコシステムであり、PolySwarm は、イーサリアム基盤によって、構築・運用
されています。
 PolySwarm の詳細は、https://polyswarm.io/ をご参照ください。
(注)PolySwarm 作成資料より参照


3.研究開発のために特別に支出する額
 軽微と見込んでおります。


4.今後の見通し
 本件が、当社の当期の業績に与える影響は軽微であると見込んでおりますが、今後、公表すべき事項が
生じた場合には、速やかにお知らせいたします。


                                                   以上