3927 M-フーバーブレイン 2021-05-14 15:15:00
特別損失の計上及び通期業績と前期実績値との差異に関するお知らせ [pdf]
2021 年5月 14 日
各 位
会 社 名 株式会社フーバーブレイン
代表者名 代表取締役社長 輿水 英行
(コード:3927 東証マザーズ)
問合せ先 取締役 石井 雅之
(TEL. 03-5210-3061)
特別損失の計上及び通期業績と前期実績値との差異に関するお知らせ
当社は、本日開催の取締役会において、2021 年3月期(2020 年4月1日~2021 年3月 31 日)におき
まして、固定資産の減損損失を特別損失として計上することを決議しました。また、2021 年3月期の業
績予想は開示しておりませんが、当該期通期業績と前期実績値との間に差異が生じましたので、お知らせ
いたします。
記
1. 特別損失の計上について
(1)特別損失(減損損失)の内容
当社は営業活動から生じる損益が継続してマイナスになったことから、
「固定資産の減損に係る会計基準」
に基づき、当社が保有する固定資産(建物、工具、器具及び備品、ソフトウエア)を対象とし、回収可能価
額が帳簿価額を下回るものについて帳簿価額を回収可能価額まで減額し、73,711 千円の減損損失を計上し
ました。
(2)業績に与える影響
上記の特別損失(減損損失)につきましては、本日付公表「2021 年3月期 決算短信〔日本基準〕(非連
結)」に反映しております。
2. 2021 年3月期通期業績と前期実績値との差異について
(1)2021 年3月期通期業績と前期実績値との差異
1 株当たり
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
当期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前期実績 (A)
1,047 △59 △63 △68 △16 27
(2020 年3月期)
当期業績 (B)
1,083 △101 △119 △174 △34 18
(2021 年3月期)
増減額(B-A) 35 △42 △55 △105
増減率( % ) 3.4 - - -
(2) 差異の理由
新型コロナウイルス感染症の影響を受け、当社及び販売代理店の営業活動が停滞する時期があり、また、
一部既存販売代理店における同社グループの組織再編に伴い当社製商品の販売が減少する動きがありまし
た。一方、現経営体制以降に新規契約しました新規販売代理店群での販売実績が着実に増加、加えて、働
き方改革支援製品「Eye“247”Work Smart Cloud」に対しては、新型コロナウイルス感染症対策としての
在宅勤務等のテレワークを推進する企業から、引き続き多数の問い合わせをいただいており、2021 年3月
31 日現在での導入社数は 1,300 社超となるなど、過去最高の売上高を更新しました。
しかしながら、売上高増加に伴う売上総利益の増加はあるものの、企業価値向上に向けた技術開発部門
の計画的な増員及び製品の開発活動のスピード化に伴う関連経費等が増加、また、今後の研究・開発及び
M&A を含む資本業務提携に向けた資金調達に係る株式交付費 20,106 千円、投資有価証券売却益 22,651 千
円、上記の特別損失(減損損失)73,711 千円を計上した結果、前期実績に比べ、営業利益、経常利益及び
当期純利益の赤字幅が拡大しました。
以上