2019年3月期
決算説明会資料
2019年5月28日
（東証一部：3924）
0
目次
１．2019年3月期業績資料 ・・・・・・・・・・・・・・ 2
２．2020年3月期業績予想 ・・・・・・・・・・・・・・ 15
３．今後の成長戦略 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 21
４．参考資料・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 28
1
１．2019年3月期業績資料
2
2019年3月期 業績概況
単位：百万円
売上高 営業利益
80億5,631万円 5億8,519万円
前期比＋10.9％ 前期比＋35.2％
経常利益 当期純利益
5億8,575万円 3億7,861万円
前期比＋32.1％ 前期比＋28.3％
（すべて過去最高達成） 3
2019年3月期業績資料 損益計算書
単位：百万円
18/3期 19/3期
増減要因
金額 金額 前期比
金融・通信・公共部門の受注増加、ネット
ワーク・基盤構築案件の受注増加、パッケー
ジベースSIサービスの受注が堅調に推移した
売上高 7,267 8,056 ＋788 ＋10.9％ ことにより、全サービスラインで前年同期比を
上回り、10.9％の増収となり過去最高売上
となりました。
前年は複数の不採算プロジェクト対応等で
営業利益が減少していたが、今期は1件不
営業利益 432 585 ＋152 ＋35.2％ 採算が発生しましたがその他プロジェクトは順
調に推移し、売上増加とともに利益率向上
を図れたため35.2%増益となりました。
今期は一部指定費用計上（13百万円）
しましたが、営業外収益も同額であったため、
経常利益 443 585 ＋142 ＋32.1％ 営業利益と同額になり、32.1%増益となりま
した。
今期は特別利益計上が発生しなかったが
当期純利益 295 378 ＋83 ＋28.3％ （前年11百万円）、法人税等を計上し、
28.3％増益となりました。
4
2019年3月期 サービスライン別売上高
単位：百万円
18/3期 19/3期
金額 金額 前期比
売上高 7,267 8,056 ＋788 ＋10.9％
システム
インテグレーション 5,097 5,615 +518 +10.2％
・サービス
インフラ
ソリューション 1,085 1,263 +177 +16.3％
・サービス
パッケージベース
SI・サービス
1,084 1,177 +92 +8.6％
5
2019年3月期 サービスライン別売上高
単位：百万円
システムインテグレーション・サービス
6,000 増減要因
5,615
5,097 +10.2％ 【増加理由】
①金融分野
ネットバンク及び信託銀行向け開発案
4,000
件の受注増加
②公共分野
新規参入案件による受注拡大
2,000 ③流通分野
百貨店向け基幹システム開発案件の受
注増加
④その他
0 通信業向けシステム再構築案件の受注
18/3期 19/3期 増加、自動車関連事業向け開発案件
の新規参画
6
2019年3月期
単位：百万円
システムインテグレーション・サービス業種別売上高
18/3期 19/3期
金額 金額 前期比
売上高 7,267 8,056 ＋788 ＋10.9％
システムインテグレーション・サービス 5,097 5,615 +518 +10.2％
銀行 1,357 1,481 ＋123 ＋9.1％
保険・証券 278 224 △54 △19.6％
クレジットカード 621 654 ＋33 ＋5.4％
産業、流通 2,146 2,421 +274 +12.8％
公共 97 210 +113 +116.7％
医療 595 623 ＋28 ＋4.8％
18/3期 業種別（構成比） 19/3期 業種別（構成比）
医療 銀行 医療 銀行
公共 公共
12% 27% 11% 26%
2% 4% 保険・証券
保険・証券
5% 4%
クレジット クレジット
産業、流通 カード 産業、流通 カード
42% 12% 43% 12%
7
2019年3月期 サービスライン別売上高
単位：百万円
インフラソリューション・サービス
1,500 増減要因
1,263
【増加理由】
1,085 +16.3％ ①証券・クレジットカード分野及び公共
1,000 機関向けネットワーク構築案件及び基
盤構築案件にて受注が堅調に推移
500
0
18/3期 19/3期
8
2019年3月期 サービスライン別売上高
単位：百万円
パッケージベースSI・サービス
1,500 増減要因
1,177 【増加理由】
1,084 +8.6％
①クラウドコンピューティングサービスの中
1,000 心であるSalesforce関連の受注が堅
調に推移
②人事給与パッケージ及び会計パッケー
ジ案件が大幅に増加
500
区分 増減
Salesforce関連 +11
0 人事給与パッケージ +61
会計パッケージ +54
18/3期 19/3期
その他 △33
計 +92 9
2019年3月期 経常利益分析
単位：百万円
PJ利益率の改善 間接原価の増加
販管費の増加
△54
売上増加による +132
PJ利益の増加
△106 営業外損益の増減
(一部指定費用△13)
△10
＋180
＋142
443 585
18/3期 19/3期
10
2019年3月期 顧客属性別売上高
単位：百万円
18/3期 19/3期
金額 金額 前期比
売上高 7,267 8,056 ＋788 ＋10.9％
メーカー系 4,001 4,330 ＋328 ＋8.2％
SIer 1,395 1,728 +332 +23.8％
直ユーザ 1,870 1,997 ＋127 ＋6.8％
18/3期 顧客属性別（構成比） 19/3期 顧客属性別（構成比）
直ユーザ 直ユーザ メーカー系
メーカー系
26% 25% 54%
55%
SIer SIer
19% 21%
11
2019年3月期 主要顧客別売上高
単位：百万円
18/3期 19/3期
金額 金額 前期比
売上高 7,267 8,056 ＋788 ＋10.9％
富士通Gr 3,230 3,371 ＋140 ＋4.4％
日立Gr 653 863 +210 +32.2％
NTTGr 347 601 ＋253 ＋73.1％
その他 3,035 3,219 +183 +6.1％
18/3期 主要顧客別（構成比） 19/3期 主要顧客別（構成比）
NTTGr 富士通Gr NTTGr 富士通Gr
日立Gr
44% 日立Gr 7% 42%
9% 5%
11%
その他
42% その他
40%
12
2019年3月期 貸借対照表
単位：百万円
18/3期末 19/3期末
増減要因
金額 構成比 金額 構成比 前期比
【増加理由】
流動資産 3,998 88.7 4,503 89.5 +505 現金及び預金 +3億22百万円
売上債権 +93百万円
固定資産 511 11.3 530 10.5 +18 有価証券 ＋1億円
投資有価証券 +18百万円
繰延税金資産 ＋13百万円
【減少理由】
資産合計 4,509 100.0 5,033 100.0 +523 仕掛品 △21百万円
有形・無形固定資産 △22百万円
【増加理由】
流動負債 1,067 23.7 1,303 25.9 +235 買掛金 +87百万円
未払法人税等及び未払消費税 +70百万円
固定負債 466 10.3 468 9.3 +1 賞与引当金及び役員賞与引当金 +40百万円
前受金 ＋12百万円
未払金及び未払費用 ＋21百万円
負債合計 1,534 34.0 1,772 35.2 +237
株主資本 2,950 65.4 3,221 64.0 ＋270 【増加理由】
利益剰余金 +2億70百万円
その他有価証券評価差額金 +14百万円
その他有価証券評価差額 25 0.6 40 0.8 +14
純資産合計 2,975 66.0 3,261 64.8 +285
負債・純資産合計 4,509 100.0 5,033 100.0 ＋74
自己資本比率 66.0％ 64.8％
13
2019年3月期 キャッシュ・フロー計算書
単位：百万円
営業C/F主な増減要因 金額
税引前四半期純利益 +585
減価償却費 +47 18/3期 19/3期 前期比
賞与引当金及び役員賞与引当金の増加 +40
仕入債務の増加 +87
売上債権の減少 △93 営業CF 378 580 ＋201
法人税等の支払額 △176
投資CF △25 △42 △16
財務CF
投資CF
△121
△42
財務CF △107 △121 △13
営業CF 現金及び現
＋580 金同等物の 245 416 ＋171
配当金の支払額
増減額
△107百万円
現金及び現
金同等物の 1,387 1,632 +245
期首残高
現金及び現
金同等物の 1,632 2,048 +416
1,632 2,048 期末残高
17/3期 18/3期 14
２．2020年3月期業績予想
15
2020年3月期業績予想 損益計算書
単位：百万円
17/3期 18/3期 19/3期 20/3期 前期比
予想
売上高 7,208 7,267 8,056 8,550 +494 +6.1％
営業利益 367 432 585 609 +24 +4.1％
経常利益 371 443 585 620 +35 +5.9％
当期純利益 242 295 378 400 +22 +5.7％
（3期連続増収増益へ） 16
2020年3月期業績予想 損益計算書
単位：百万円
19/3期 20/3期 19/3期 20/3期
前期比 前期比
上期 上期予想 下期 下期予想
売上高 3,709 3,938 +6.2％ 4,346 4,612 +6.1％
営業利益 194 203 +4.8％ 390 406 +4.1％
経常利益 193 214 +11.1％ 392 406 +5.9％
当期純利益 124 138 +11.0％ 253 262 +5.7％
17
2020年3月期業績予想 サービスライン別
単位：百万円
18/3期 19/3期 20/3期
5,930
6,000 5,615
5,097
5,000
4,000
3,000
2,000
1,263 1,320 1,300
1,085 1,084 1,177
1,000 前期比
前期比
△1.7 +10.2 +5.6 +9.9 +16.3 +4.5 前期比 +8.6 +10.4
+4.8
% % % ％ ％ ％ ％ ％ ％
0
システムインテグレーション インフラソリューション パッケージベースSI
・サービス ・サービス ・サービス
18
2020年3月期業績予想 サービスライン別内訳
単位：百万円
システムインテグレーション・
19/3期 20/3期 前期比
サービス
5,615 5,930 +5.6％
・ネットバンクを中心とした新規案件の受注獲得
金融
・損害保険向けシステム開発案件の新規参画
公共 官公庁向けシステム開発の新規参画案件の拡大
・技術力、業務知識、品質を武器に新たな直ユーザと
産業・流通 一括請負化の新規開拓
・社会基盤（通信・社会インフラ）案件の受注拡大
19
2020年3月期業績予想 サービスライン別内訳
単位：百万円
インフラソリューション・ 19/3期 20/3期 前期比
サービス 1,263 1,320 +4.5％
・システムインテグレーション・サービスと連携した商機創出
・金融分野（銀行・証券等）及び公共・文教分野等のストック
ビジネスの受注拡大
パッケージベースＳＩ・ 19/3期 20/3期 前期比
サービス 1,177 1,300 +10.4％
・Salesforceを中心としたクラウドサービスの導入支援、
カスタマイズの大規模案件の開拓
・新たなシステム・パッケージベンダの開拓と保守案件の獲得
・自社アプリケーション開発による新たなビジネスモデルの創出
・新デジタル技術ビジネスの新規開拓
20
３．今後の成長戦略
21
単位：億円
売上高
2018/5
2015/12
東証1部上場
東証2部上場
100
85.5
74 72 72.6 80.5
55 63
54
13/3期 14/3期 15/3期 16/3期 17/3期 18/3期 19/3期 20/3期
第43期 第44期 第45期 第46期 第47期 第48期 第49期 第50期
22
今後のビジネス展開 成長イメージ
単位：百万円
18/3期 19/3期 20/3期
6,736
5,930
6,000 5,615
5,097
4,000
2,000 1,736
1,529
1,263 1,320 1,300
1,085 1,084 1,177
前期比 △1.7 +10.2 +5.6 +20.0 +9.9 +16.3 +4.5 +21.1 +4.8 +8.6 +10.4 +47.4
% % % % ％ ％ ％ % ％ ％ ％ ％
0
システムインテグレーション インフラソリューション パッケージベースSI
・サービス ・サービス ・サービス
23
今後のビジネス展開 成長イメージ
【パッケージベースＳＩ・サービス】
②
■クラウド、パッケージ
高成長
■新規自社商品開発
新規・高成長
②
売
上 直ユーザ
イ
メ ＳＩｅｒ
ー 既存・安定成長
ジ ①
メーカー系
最大の顧客基盤
【ｼｽﾃﾑｲﾝﾃｸﾞﾚｰｼｮﾝ･ｻｰﾋﾞｽ、ｲﾝﾌﾗｿﾘｭｰｼｮﾝ･ｻｰﾋﾞｽ】
①
■メーカー系との関係強化（富士通＋日立・ＮＴＴ）
安定成長
■一括請負拡大と品質の追求
24
成長戦略
既存技術の強化と成長力の高いドメインの推進
① ⇒クラウド分野を中心とした成長力の高いドメインに特化
⇒超高速開発ツールの導入による生産性・品質の向上
新たなビジネスモデルの創出
②
⇒ビジネスインキュベーション推進室を中心に検討
新デジタル技術の取り組み
③ ⇒アプリケーション開発推進室を中心にＩoＴ、ＡＩ、
ブロックチェーン等の新たなデジタル技術の蓄積
25
成長戦略
開発要員の採用強化、パートナー企業との更なる
④ 連携強化
⇒人財管理本部の人員増員による採用強化
不採算プロジェクト再発防止に向けたプロジェクト
⑤ 管理強化
⇒ＰＭＯを中心としたプロジェクト監視強化継続
26
配当・株主還元
単位：円
東証一部指定記念
配当１円含む
20
15 11 10
普通配当年間予想 9 9 期末
20円/1株 10
16.6
5 9 9 9 10 中間
4 4 4
0
13/3期 14/3期 15/3期 16/3期 17/3期 18/3期 19/3期 20/3期
（予想）
注）当社は、2015年8月3日に１株を５株の割合で、2016年9月1日に1株を3株の割合で株式分割を行っております。
配当については当該株式分割を考慮して算定しております。
50.0% 44.4%
配当性向予想 40.0%
36.5%
30.0%
30.0％ 30.0%
26.6%
31.6%
17.1%
20.0% 12.3% 8.4%
配当性向30% 10.0%
以上を目処に還元 0.0% 13/3期 14/3期 15/3期 16/3期 17/3期 18/3期 19/3期 20/3期
（予想）
※19/3期の期末配当については、2019年5月13日開示の
剰余金の配当（増配）に関するお知らせをご参照ください。 27
４．参考資料
28
ランドコンピュータの業績等の推移
単位：百万円
□売上高 □営業利益○同率
10,000 800
8,056
8,000 7,413 7,208 7,267 585
600 558
6,333
6,000 432
372 367
400
7.5% 7.3%
4,000
5.9% 6.0%
200
2,000 5.1%
0 0
15/3期 16/3期 17/3期 18/3期 19/3期 15/3期 16/3期 17/3期 18/3期 19/3期
第45期 第46期 第47期 第48期 第49期 第45期 第46期 第47期 第48期 第49期
□経常利益○同率 □当期純利益○同率
800 600
585
600
524 378
400
443 323
413 295
371
400
228 242
7.1% 7.3%
6.5% 4.7%
6.1%
200 4.4%
4.1%
200 3.6% 3.4%
5.2%
0 0
15/3期 16/3期 17/3期 18/3期 19/3期 15/3期 16/3期 17/3期 18/3期 19/3期
第45期 第46期 第47期 第48期 第49期 第45期 第46期 第47期 第48期 第49期
29
ランドコンピュータの業績等の推移
□純資産額/総資産額 □1株当たり純資産額 単位：円
単位：百万円
6,000 800.00
■■純資産額 ■■総資産額 5,033
5,000 4,509
4,400 544.96
4,206
600.00 497.20
4,000 3,565 464.97
3,261 446.93
2,782 2,975 367.20
3,000 2,674 400.00
1,771
2,000
200.00
1,000
0 0.00
15/3期 16/3期 17/3期 18/3期 19/3期 15/3期 16/3期 17/3期 18/3期 19/3期
第45期 第46期 第47期 第48期 第49期 第45期 第46期 第47期 第48期 第49期
□1株当たり当期純利益金額 単位：円
80
62.58 63.26
60 当社は、2015年8月3日に１株を５株の割合で、
47.73 49.32
40.51 2016年9月1日に1株を3株の割合で株式分割を
40
行っております。
１株当たり純資産額、１株当たり当期純利益金額
については、当該株式分割を考慮して算定しておりま
20
す。
0
15/3期 16/3期 17/3期 18/3期 19/3期
第45期 第46期 第47期 第48期 第49期
30
ランドコンピュータの業績等の推移
単位：千円
□事業部門社員一人月売上高 □事業部門社員一人月営業利益
2,000 150
1,709
1,624 1,590 122 124
1,584
1,456
1,500
95
100
86
81
1,000
50
500
0 0
15/3期 16/3期 17/3期 18/3期 19/3期 15/3期 16/3期 17/3期 18/3期 19/3期
第45期 第46期 第47期 第48期 第49期 第45期 第46期 第47期 第48期 第49期
□事業部門社員一人月経常利益 □事業部門社員一人月当期純利益
150 100
124 80
115
80
71
95 97 65
100
82 60 53 53
40
50
20
0 0
15/3期 16/3期 17/3期 18/3期 19/3期 15/3期 16/3期 17/3期 18/3期 19/3期
第45期 第46期 第47期 第48期 第49期 第45期 第46期 第47期 第48期 第49期
※事業部門社員数（年平均）より算出 31
株式会社ランドコンピュータ
http://www.rand.co.jp/
当説明資料は、投資勧誘を目的にしたものではありません。投資に関する最終決定は皆様
自身のご判断において行われるようお願いいたします。
当説明資料で掲載している情報のうち過去の歴史的事実以外のものは、一定の前提の下
に作成した将来の見通しであり、また2019年5月13日現在で入手可能な情報（2019年
3月期決算短信）に基づいております。
従って、様々な要素によって今後が見通しが変更されることや実際に公表される業績が変動
する可能性があります。当社は当資料を使用されたことに生じるいかなる損害についても責任
を負うものではありません。