3924 ランドコンピュータ 2020-11-18 16:00:00
2021年3月期 第2四半期決算説明会資料 [pdf]

2021年3月期第2四半期
決算説明会資料

   2020年11月18日


  (東証一部:3924)
目次


1.会社概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・    2
2.2021年3月期第2四半期累計業績概況 ・・             13
3.2021年3月期業績予想 ・・・・・・・・・・・・・・・       26
4.今後の成長戦略 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・      29
5.株主還元 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・   38

   参考資料(2021年3月期第2Q)・・・・・・・ 41


                                          1
1.会社概要




         2
会社概要


会社名     株式会社ランドコンピュータ
        (英文 R&D COMPUTER CO.,LTD.)
代表者     代表取締役会長 田村 秀雄
        代表取締役社長 福島 嘉章
設立      1971年(昭和46年)1月13日

決算月     3月31日

資本金     4億5,849万9,500円(2020年9月30日現在)

売上高     90億9,484万円(2020年3月31日現在)

社員数     506人(2020年9月30日現在)
                                       左 代表取締役会長 田村秀雄
                                       右 代表取締役社長 福島嘉章
本社所在地   東京都港区芝浦4丁目13番23号
        MS芝浦ビル
関西事業所   大阪府大阪市中央区安土町2丁目3番13号
        大阪国際ビルディング                      写真       写真

認定資格    プライバシーマーク
        品質マネジメントシステム(QMS)
        情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)        本社      関西事業所

                                                        3
社名の由来

●コンピュータの技術者を育てる学校法人を起源として、
 1971年1月(株)日本コンピュータ学院研究所を設立。

●会社発足当時の取締役には、
 日本の宇宙工学の草分けでロケット開発に多大な功績を
 残した糸川英夫博士が名前を連ねる。

●博士が先端技術開発に従事するために客員として
 招かれた米国最大のシンクタンクの社名にちなみ、
 R&D COMPUTERと命名し、1971年6月に社名変更。

●「コンピュータを通じて常に最新のITを研究し、
 社会の発展に寄与していく」という当社の企業理念が
 込められている。
                                  4
社是/経営理念

   社 是




   経 営 理 念
    1.顧客価値の創造と顧客満足度の追求を図り、
      企業価値を高める。
    2.次代を拓くプロフェッショナル集団として、
      情報技術のリーディングカンパニーとなる。
    3.常に革新的企業文化風土を維持、継続する。
                             5
ランドコンピュータの歩み
                                                                         単位:億円
        ●創業当初、金融の銀行系システムを中心にスタートし、
売
上 100
         富士通グループからは創業以来リピートオーダーを獲得
高       ●創業3期目以降、40年以上黒字経営を実現

                                            インフラソリューション リーマン
                                            ・サービス開始     ショックによ
   80                                                   る世界同
                                  Web開発本格開始              時不況
             カードシステム              (ネットバンク)
             本格参入                             医療システム
                                              参入
                                                                                  東証一部
   60                   バブル
                                       ITバブル                                      上場
                        崩壊
                                         崩壊
         SI認定                                                              東証二部
                                                                           上場
   40
                                                              パッケージベースSI
                                                              ・サービス開始
                 流通業向け
                                               決算期
                 システム           ITコンサル
   20                                           変更
                 参入             パッケージ導入
                                ビジネス参入
             第一のプラットフォーム                  第二のプラットフォーム                    第三のプラットフォーム

                                        Webコンピューティング時代                     デジタルトランスフォーメーション
          メインフレーム時代
    0                         クライアントサーバ時代                              クラウド/ソーシャル時代
        創業期                                                                改革期~
        ~経営基盤整備期                       成長および構造改革期                          東証一部上場
    1984年度     1989年度         1994年度   1999年度        2004年度   2009年度     2014年度   2019年度
    (15期)      (20期)          (25期)    (30期)         (35期)    (40期)      (45期)    (50期)
                                                                                           6
事業の特徴:ワンストップサービスの提供
 お客様のビジネスの「スピード」に対応し、
 情報システムの「品質」と「安全性」を高めることを使命として、
 ワンストップかつ業種横断的な施策でお客様のビジネスに「解決策」をもたらします。


            システムインテグレーション
                ・サービス
       ビジネスの課題解決に向けたシステムをトータルに提供

                    システム
パッケージベースSI          コンサル
                                インフラソリューション
   ・サービス                           ・サービス

                           企画
パッケージ導入支援      保守                  IT化を推進する
                           設計
カスタマイズ                             基盤構築

                                              7
事業系統図


                 間接         システムインテグレーター
                 取引
                           メーカー大手          富士通
                 2019年度
                 売上高比率       日立       NTTデータ
   直接             74%
   取引   2019年度                    その他SIer
        売上高比率
        26%

         直ユーザ




   金融     産業          流通   公共   スマートデバイス    クラウド



        直ユーザ取引の拡大を目指す
                                                   8
当社の強み


 ❶       50期にわたる安定した経営実績

         技術力、業務知識、
 ❷
         品質に裏付けされた強固な顧客基盤

         創業母体が学校法人だからこその充実の教育
 ❸
         体制で、人材育成に対する積極的投資
        IT系資格:1,276人、業務系資格:264人、平均3.06資格/人

         ビジネスパートナー(協力会社)
 ❹
         との長期的協力関係構築
                                              9
当社の強み 顧客基盤
当社は長年の実績と技術力が評価され、
顧客・協業先・協力会社と強固なパートナーシップを有しております。
1、技術力、業務知識、品質に裏付けされた強固な顧客基盤
●主要取引先                                                  富士通グループ

 ・メーカー系・SIer                                                    TIS
 富士通グループ、日立グループ、NTTグループ、
 日鉄ソリューションズ、インテック等                                                    高島屋
 ・直販                                                                          日鉄ソリューションズ
 三菱総研DCS、三井住友トラスト・システム&サービス
 出光興産、野村ホールディングス等                                                                    セールスフォース・ドットコム
               2010年度(94社)
    直ユーザ数          1.7倍                                                                     NTTデータ関西
  (年度取引実績)
               2019年度(159社)                                                                 日立グループ
2、有力パッケージベンダーとの戦略協業
Salesforce、SuperStream、Microsoft、AWS等
                                                        1971   1987 1990    2004   2010   2013
3、ビジネスパートナー(協力会社)                                        年      年    年       年      年      年
                                                                                                     現在

            との長期的協力関係構築
●コアパートナー制度・特定技術に強いパートナーとの提携                             【受賞実績】
 ・富士通 コアパートナー                                           ●2013年6月
 ・日立製作所 金融セグメントプラチナパートナー                                セールスフォース・ドットコム
 ・日立ソリューションズエクセルパートナー                                   Best Implementation Partner
 ・Salesforce.com Goldコンサルティングパートナー      アプリケーションパートナー    ~セールスフォース開発案件数で国内No.1~
 ・SuperStream-NX ソリューションパートナー
 ・Microsoft Network Gold コンピテンシー                                                                       10
当社の強み 優秀な技術者集団
●IT系のみならず、金融、産業・流通、医療など、
 顧客業務の理解を深める業務系資格を取得する人材
●顧客目線のサービスを提供することが顧客満足度の向上につながり、
 基盤事業のリピートオーダーを安定継続的に確保
(IT系資格:延べ1,276人、業務系資格:延べ264人、平均3.06資格/人)
                                    代表例

                銀行業務検定(24人)
    金融          金融業務能力検定(18人)
                外務員(12人)                    【業務系資格】
  産業・流通         販売士(27人)                   顧客と同じ目線で
                診療情報管理士(8人)               システムソリューション
    医療          医療情報技師(18人)                 サービスを提供
                簿記(55人)
   業種共通         PMP(31人)
                情報処理技術者(延べ422人)
   IT系          ベンダー資格(Salesforce認定資格 67人、
                                  他 Microsoft、Java)

                                                         11
2.2021年3月期第2四半期累計業績概況




                        12
2021年3月期第2四半期累計業績概況
                                            単位:百万円


                            対前期                対計画
              21/3期
              2Q実績      20/3期              21/3期
                                  増減率                増減率
                        2Q実績               2Q計画

売上高            4,140     4,197     △1.4%    4,005     +3.4%
営業利益             185       232    △20.1%      209    △11.1%
      営業利益率      4.5%      5.5%    △1.0P      5.2%    △0.7P

経常利益             203       243    △16.4%      219     △7.0%
      経常利益率      4.9%      5.8%    △0.9P      5.5%    △0.6P

当期純利益            135       161    △15.9%      142     △4.3%

増減要因
売上についてはパッケージベースSIサービスのクラウドビジネスの伸長により、計画値を上
回ることができたが、営業利益については第2四半期に発生した大型不採算案件の影
響により計画値から10%以上減少。
                                                           13
システムインテグレーション・サービス 業種別売上高
                                                                単位:百万円


                                 20/3期2Q                    21/3期2Q
                                   金額                金額            前期比
売上高                                 4,197            4,140        △56       △1.4%
  システムインテグレーション・サービス                 2,866            2,695      △170       △5.9%
   銀行                                    856              857       +0         +0.1%
   保険・証券                                 162              122      △40      △24.7%
   クレジットカード                              352              406      +53      +15.1%
   産業、流通                                1,057             978      △79         △7.5%
   公共                                    125              117      △7          △6.1%
   医療                                    311              214      △97      △31.3%

20/3期2Q 業種別(構成比)                     21/3期2Q 業種別(構成比)
        医療         銀行                           公共     医療          銀行
   公共   11%                                            8%
                   30%   保険・証券                  4%                 32%
   4%                                                                     保険・証券
                          6%
                                                                            5%
                         クレジット
                          カード        産業、流通                               クレジット
産業、流通                                                                    カード
                          12%           36%
 37%                                                                     15%

                                 :構成比が増加している業種                                     14
システムインテグレーション・サービス 業種別売上高
                                            単位:百万円



 システムインテグレーション・サービス

                                        売上増減要因
         2,866   △5.9%           【増加理由】
3,000                    2,695   ① 銀行分野
                                  ネットバンク及び地方銀行における
                                  次世代システム開発の売上増加
                                 ② クレジットカード分野
2,000
                                  既存システム開発案件の受注拡大
                                 【減少理由】
                                 ① 医療分野
1,000                             新型コロナウイルスの影響で電子カルテ導入等
                                  の受注が大幅に減少
                                 ② 保険・証券分野
                                  新型コロナウイルスの影響で開発案件の
   0                              縮小、延伸
                                 ③ 流通分野
        20/3期2Q      21/3期2Q      法改正等に伴う開発案件の収束に伴う反動減

                                                          15
インフラソリューション・サービス 業種別売上高
                                                         単位:百万円


                               20/3期2Q               21/3期2Q
                                 金額           金額               前期比
売上高                               4,197       4,140           △56    △1.4%
  インフラソリューション・サービス                    675       572       △103      △15.3%
  銀行                                   36          37          +0     +2.0%
  保険・証券                               145          71         △73     △50.7%
  クレジットカード                             15          15          +0     +3.5%
  産業、流通                               318          300        △17     △5.6%
  公共                                  137          128         △9     △6.7%
  医療                                   22          18          △4     △18.1%

20/3期2Q 業種別(構成比)                   21/3期2Q 業種別(構成比)
             医療   銀行                               医療    銀行         保険・証券
  公共         3%   5%   保険・証券             公共        3%    7%          12%
  21%                   22%            22%

                                                                     クレジット
                       クレジット                                         カード
                        カード           産業、流通                           3%
 産業、流通                  2%             53%
  47%
                               :構成比が増加している業種                                 16
インフラソリューション・サービス 業種別売上高
                                         単位:百万円



 インフラソリューション・サービス

1,000                               売上増減要因
                               【減少理由】
          675   △15.3%         ① 新型コロナウイルスによる対面営業
                         572     及び顧客先対応業務の制限等
                                 により基盤構築案件の延伸、中止
 500
                               ② 保険・証券分野における
                                 前年のWindows10更新関連
                                 ビジネスの縮小に伴う反動減

   0

        20/3期2Q     21/3期2Q

                                                    17
パッケージベースSI・サービス 業種別売上高
                                                               単位:百万円


                                    20/3期2Q                21/3期2Q
                                      金額           金額             前期比
売上高                                    4,197       4,140         △56    △1.4%
  パッケージベースSI・サービス                          655           872    +216    +33.0%
   Salesforce関連ビジネス                         328          598     +275    +84.9%
   会計パッケージ(SuperStream、奉行)                  155          134      △20    △13.1%
   人事給与パッケージ(COMPANY、SuperStream)           120           76      △44    △36.8%
   その他(SAP、DynamicsCRM他)                     55           62       +6    +11.9%




20/3期2Q 業種別(構成比)                        21/3期2Q 業種別(構成比)
人事給与                                       人事給与    その他
         その他
パッケージ                                      パッケージ   7%
          8%
 18%                        Sales           9%
                                                                         Sales
                            force
 会計                                         会計                           force
                            50%
パッケージ                                   パッケージ                            69%
 24%                                       15%


                                    :構成比が増加している業種                                18
パッケージベースSI・サービス 業種別売上高
                                          単位:百万円



 パッケージベースSI・サービス

1,000                                 売上増減要因
                         872
                +33.0%
                               【増加理由】
                                ・クラウドコンピューティングサービスの中心
          655
                                 であるSalesforce関連において、
                                 新規の大型開発案件の売上が
 500                             大幅に増加

                               【減少理由】
                                ・会計パッケージ及び人事給与パッケージ
                                 の導入支援等の受注減少

   0

        20/3期2Q     21/3期2Q

                                                        19
営業利益 対前年同期 増減要因分析
                                        単位:百万円



       △15    売上減少によるPJ利益の減少      販管費の減少
                                  (コロナ禍の活動自粛等
                   受注損失引当金           による諸経費減少)   △47
             △25   の増加

                         間接原価の減少
                         (コロナ禍の活動自粛等
                   △40      による諸経費減少)
                                        +28


                         △6     +11

       DX推進における
       教育研究費及び
       人件費の増加        PJ利益率の減少


 232                                             185
20/3期2Q                                       21/3期2Q
                                                       20
2021年3月期第2四半期累計 進捗率
                                   単位:百万円



              20/3期                21/3期
         1Q      2Q累計 進捗      1Q      2Q累計 進捗
         実績       実績   率      実績       実績   率

売上高      1,748   4,197 46%    1,862   4,140 48%

営業利益       31      232 33%      16      185 30%

経常利益       36      243 34%      25      203 32%

四半期純利益     23      161 34%      16      135 33%

                      対通期実績                 対通期予想
                                               21
2021年3月期第2四半期末 貸借対照表
                                                            単位:百万円

               20/3期末            21/3期末2Q
                                                               増減要因
               金額      構成比     金額      構成比     前期比
                                                      【増加理由】
 流動資産          4,969    90.4   4,807    89.5   △162   現金及び預金     +1億47百万円
                                                      仕掛品        +1億75百万円
 固定資産           528      9.6    562     10.5    +33   投資有価証券       +55百万円
                                                      【減少理由】
                                                      売上債権       △4億88百万円
資産合計           5,498   100.0   5,639   100.0   △128   繰延税金資産       △ 8百万円

                                                      【増加理由】
 流動負債          1,404    25.6   1,178    21.9   △226   前受金              +17百万円
                                                      受注損失引当金          +73百万円
 固定負債           466      8.5    481      9.0    +14   退職給付引当金          +14百万円
                                                      【減少理由】
                                                      買掛金               △83百万円
                                                      未払金               △16百万円
負債合計           1,871    34.0   1,659    30.9   △212   未払法人税等及び未払消費税等   △133百万円
                                                      賞与引当金及び役員賞与引当金    △68百万円
                                                      株主優待引当金           △12百万円

 株主資本          3,572    65.0   3,618    67.4   +46    【増加理由】
                                                      利益剰余金        +46百万円
                                                      その他有価証券評価差額金 +37百万円
 その他有価証券評価差額     54      1.0     91      1.7    +37
純資産合計          3,626    66.0   3,710    69.1    +83
負債・純資産合計       5,498   100.0   5,369   100.0   △128
自己資本比率          66.0%               69.1%
                                                                             22
2021年3月期第2四半期累計 キャッシュ・フロー計算書
   営業C/F主な増減要因                金額                         単位:百万円
   税引前四半期純利益                    +203
   売上債権の減少                      +488             20/3期    21/3期
                                                                  前期比
   受注損失引当金の増加                      +73             2Q       2Q
   前受金の増加                          +17

                                         営業CF               244
   退職給付引当金                         +14
                                                   △22            +267
   たな卸資産の増加                     △175
   仕入債務の減少                         △83
   未払消費税等の減少                       △68
                                         投資CF      △11     △10      +1
   法人税等の支払額                     △140
   賞与引当金及び役員賞与引当金の減少               △68
   その他流動負債の減少                      △18
                                         財務CF      △63     △89     △26

                       財務CF
                                         現金及び現
                投資CF   △89
                                         金同等物の     △97      144   +242
        営業CF                             増減額
                △10
        +244                             現金及び現
                                         金同等物の    2,048   2,155   +106
                 配当金の支払額                 期首残高
                 △89百万円                  現金及び現
                                         金同等物の    1,951   2,300   +348
2,155                         2,300      期末残高
20/3期                     21/3期2Q末                                      23
3.2021年3月期業績予想




                 24
2021年3月期業績予想 損益計算書
                                         単位:百万円




          18/3期    19/3期    20/3期   21/3期    前期比
                                       予想

売上高        7,267    8,056   9,094   8,614 △480    △5.3%



営業利益         432      585     709    624    △84 △12.0%


経常利益         443      585     724    634    △89 △12.4%


当期純利益        295      378     474    407    △67 △14.1%

現況では21/3期は2020年5月12日に公表いたしました通期の業績予想に変更はありません。
                                                     25
2021年3月期業績予想 サービスライン別売上高
                                                                         単位:百万円


                              19/3期                 20/3期           21/3期予想
                      5,940
6,000         5,615           5,454

5,000


4,000


3,000


2,000                                                                                   1,800
                                                    1,516 1,360                 1,637
                                            1,263                       1,177
1,000
        前期比                           前期比                         前期比
              +10.2    +5.8   △8.2          +16.3   +20.0 △10.3          +8.6   +39.1 +10.0
                 %       %      %              %       %     %             %       %     %
   0

          システムインテグレーション                      インフラソリューション                 パッケージベースSI
                      ・サービス                         ・サービス                       ・サービス

                                                                                                26
2021年3月期 下半期重点事項



     第2四半期に発生した不採算プロジェクトの
 ❶
     収束に向けた対応

     デジタル分野(クラウド、IoT、AI)を
 ❷   中心とした成長力の高い事業ドメインの開拓
     →パッケージベース・SIサービスの拡大


 ❸   人財採用と教育研修の強化


                            27
4.今後の成長戦略




            28
                                                                単位:億円




   売上高

                                 2018/5
         2015/12                東証1部上場
        東証2部上場



                                                                        100
                                             90.9 86.1
                74      72       73     80.5
55      63                                              期初予想




14/3期   15/3期   16/3期   17/3期   18/3期   19/3期   20/3期   21/3期
第44期    第45期    第46期    第47期    第48期    第49期    第50期    第51期



                                                                              29
今後のビジネス展開 成長イメージ

                【パッケージベースSI・サービス】
         ②
                ■デジタルビジネス(クラウド、IoT、AI)
        高成長
                ■パッケージのカスタマイズ・アドオン開発
                      新規・高成長
                                                    ②
売
上    直ユーザ
イ
メ    SIer
ー                        既存・安定成長
ジ                                                   ①
    メーカー系
    最大の顧客基盤

         【システムインテグレーション・サービス、インフラソリューション・サービス】
     ①   ■メーカー系との関係強化
    安定成長 (富士通+日立・NTTデータ)
         ■一括請負拡大と品質の追求
                                                        30
最近のIT業界のトレンド

      最近話題の社会的なデジタル化のトレンド
                         IoT
         クラウド
                          AI


      パッケージベースSI及びインフラソリューションを中心として
 クラウド
      クラウドビジネス強化
 ・パッケージベースSI⇒Salesforceを中心にパッケージのクラウド移行を推進
 ・インフラ⇒本社、関西のみならず、名古屋、博多等に営業所を設置し全国展開
       AI活用のテンプレート、ライブラリの開発に注力
 AI
                       -AI技術者の育成強化
       産業用機械の製造メーカーのIoTプロジェクト参画
 IoT
                     -IoT技術者の育成強化
                                         31
サービスライン別 成長戦略

システムインテグレーション・サービス
●創業以来培ってきた業務経験と実績を活かし、同業他社を凌駕
●技術力、業務知識、品質を武器に、利益率の高い直ユーザ取引
 の拡大と、一括請負案件の拡大
●創業時より開発を行っている金融部門の更なる事業拡大
 ネットバンク案件の拡大とフィンテックの実用化
 地銀再編に伴うシステム統合案件の受注
●デジタル庁創設に伴う公共分野案件の受注獲得
●データ連携活用の促進(DX)
●最大の顧客基盤であるメーカー系システムインテグレータとの
 関係強化
(富士通に続く第2・第3の柱として、日立・NTTデータの深耕)
                                  32
サービスライン別 成長戦略

インフラソリューション・サービス
●ネットワークの多様化とクラウドへの積極対応
●クラウド・テレワーク需要の拡大に伴う
  セキュリティー需要の対応
●システムインテグレーションサービスと連携した商機創出
●インフラ商材のメニュー化による商機創出
 (AWS、Microsoft365、 Azure等 )
●公共・教育分野へのICT環境整備案件の参画
●中部、九州地区での営業所新設による
  受注エリアの拡大



                               33
当社が扱う主要パッケージ アライアンス

           Salesforce.com
             Goldコンサルティングパートナー
             アプリケーションパートナー
           スーパーストリーム株式会社
             SuperStream-NX ソリューションパートナー
             SuperStream-CORE 販売特約店

           株式会社オービックビジネスコンサルタント
            OBC Alliance Partnership Gold Partner
           Microsoft Corporation
             Microsoft Partner
               Network Gold コンピテンシー
               Silver Application Development

           株式会社Works Human Intelligence
                                                    34
サービスライン別 成長戦略

パッケージベースSI・サービス
●主要パッケージラインナップの拡大
●パッケージのカスタマイズ・アドオン事業の強化
 (Salesforce、COMPANY、SuperStream、Microsoft等)
●クラウドパッケージの推進
  当社におけるクラウドビジネスの中心である
  Salesforceにおいて全社での展開すべく、
  2020年4月にDX推進本部内にSalesforceビジネス推進室を
  設置し、人材育成・資格取得を強化中
  ⇒クラウドビジネスを中心とした成長力の高いドメインに特化



                                               35
サービスライン別 成長戦略

各サービスライン共通
●既存技術の強化
 ⇒超高速開発ツールの導入による生産性・品質の向上
●新デジタル技術の取り組み
 ⇒DX推進本部を中心とした、クラウド、IoT、AI、
  ブロックチェーン等の新たなデジタル技術の蓄積
●開発要員の採用強化、パートナー企業との更なる連携強化
 ⇒人財管理本部の人員増員による採用強化
●不採算プロジェクト再発防止に向けたプロジェクト管理強化
 ⇒PMOを中心としたプロジェクト監視強化継続
●M&A、資本業務提携


                               36
5.株主還元




         37
配当・株主還元
                                                                            単位:円

                          30
                                                                 東証一部指定記念
                                                                  配当1円含む


  普通配当年間予想                20
                                                                                           15      12
                                                                                                        期末

    24円/1株                                                         9       9       11
                          10
                                                         16.6
                                                                   9       9       9       10      12 中間
                                 4       4        4
                           0
                                13/3期   14/3期    15/3期   16/3期    17/3期   18/3期   19/3期   20/3期    21/3期
                                                                                                   (予想)
注)当社は、2015年8月3日に1株を5株の割合で、2016年9月1日に1株を3株の割合で株式分割を行っております。
  配当については当該株式分割を考慮して算定しております。


                        50.0%                                     44.4%
    配当性向予想              40.0%
                                                                          36.5%
                                                                                          31.6%
                                                                                                  35.3%

     35.3%              30.0%
                                                         26.6%
                                                                                  31.6%

                                         17.1%
                        20.0%    12.3%           8.4%
   配当性向30% 10.0%
  以上を目処に還元 0.0%                  13/3期 14/3期 15/3期 16/3期 17/3期 18/3期 19/3期 20/3期 21/3期
                                                                                                  (予想)
                         ※業績動向に伴い、配当金、配当性向の見直しを実施
                                                                                                           38
株主優待制度「ランドコンピュータ・プレミアム優待倶楽部」


「株主優待ポイント表」に基づいて、
期末(3月31日)現在の株主名簿に記載又は記録された株主様へ株主優待ポイントを贈呈し、
株主様限定の特設インターネット・サイト「ランドコンピュータ・プレミアム優待倶楽部」において、
そのポイントに応じて食品、電化製品、ギフト、旅行・体験等の中から株主様が自由に
選択可能な内容と交換できます。

                         保有株式数に応じた株主優待ポイントを進呈



                                            +10%




                                                39
参考資料(2021年3月期第2Q)




                    40
ランドコンピュータの業績等の推移
                                                                             単位:百万円
□売上高                                                 □営業利益○同率
10,000
                                 9,094               1,000

                         8,056
 8,000   7,208   7,267                                800
                                                                                      709

                                                                              585
 6,000                                                600

                                         4,140                        432            7.8%
 4,000
                                                              367            7.3%
                                                      400
                                                                                               185
                                                                     6.0%
 2,000                                                200    5.1%
                                                                                              4.5%
    0                                                   0
         17/3期   18/3期   19/3期   20/3期   21/3期               17/3期   18/3期   19/3期   20/3期    21/3期
         第47期    第48期    第49期    第50期    第51期2Q 累計           第47期    第48期    第49期    第50期    第51期2Q 累計

□経常利益○同率                                             □当期純利益○同率
1,000                                                 800



  800                             724
                                                      600

                         585                                                         474
  600
                                                                             378
                 443             8.0%                 400
         371             7.3%                                        295             5.2%
  400                                      203
                                                             242             4.7%
                 6.1%                                                4.1%
                                                      200                                     135
         5.2%                                                3.4%
  200
                                          4.9%
                                                                                             3.3%
    0                                                   0
         17/3期   18/3期   19/3期   20/3期    21/3期              17/3期   18/3期   19/3期   20/3期   21/3期
         第47期    第48期    第49期    第50期    第51期2Q 累計           第47期    第48期    第49期    第50期    第51期2Q 累計

                                                                                                      41
ランドコンピュータの業績等の推移
□純資産額/総資産額                                                       単位:百万円                 □1株当たり純資産額                               単位:円
7,000                                                                                   800.00
          ■■純資産額 ■■総資産額
6,000                                                           5,498                                                        605.74     619.71
                                                                                5,369
                                                5,033                                                               544.96
                                                                                        600.00
5,000                           4,509                                                                      497.20
                4,206                                                                             464.97
                                                        3,626           3,710
4,000
                                        3,261
        2,782           2,975                                                           400.00
3,000


2,000
                                                                                        200.00

1,000


   0                                                                                      0.00
            17/3期          18/3期           19/3期           20/3期            21/3期                 17/3期    18/3期    19/3期    20/3期    21/3期
            第47期           第48期            第49期            第50期            第51期2Q 累計              第47期     第48期     第49期     第50期     第51期2Q 累計

□1株当たり当期純利益金額                                                           単位:円
 100

                                                           79.20
  80
                                          63.26                                                  当社は、2015年8月3日に1株を5株の割合で、
                                                                                                 2016年9月1日に1株を3株の割合で株式分割を
  60                       49.32
            40.51
                                                                                                 行っております。
  40
                                                                            22.69                1株当たり純資産額、1株当たり当期純利益金額
                                                                                                 については、当該株式分割を考慮して算定しておりま
  20                                                                                             す。

   0
            17/3期          18/3期           19/3期           20/3期            21/3期
            第47期           第48期            第49期            第50期            第51期2Q 累計

                                                                                                                                              42
ランドコンピュータの業績等の推移
                                                                           単位:千円
□事業部門社員一人月売上高                                        □事業部門社員一人月営業利益
2,000                            1,828               200
                         1,709
                 1,590                    1,647
         1,584
1,500
                                                                                    143
                                                     150
                                                                            124

                                                                    95
1,000                                                100
                                                            81
                                                                                             74


 500                                                  50




   0                                                   0
         17/3期   18/3期   19/3期   20/3期    21/3期            17/3期   18/3期   19/3期   20/3期    21/3期
         第47期    第48期    第49期    第50期    第51期2Q 累計         第47期    第48期    第49期    第50期    第51期2Q 累計


□事業部門社員一人月経常利益                                       □事業部門社員一人月当期純利益
 200                                                 150



                                 146
 150
                         124                                                        95
                                                     100
                                                                            80
                  97
 100
          82                                                        65
                                           81
                                                            53                               54
                                                      50
  50




   0                                                   0
         17/3期   18/3期   19/3期   20/3期   21/3期             17/3期   18/3期   19/3期   20/3期   21/3期
         第47期    第48期    第49期    第50期    第51期2Q 累計         第47期    第48期    第49期    第50期    第51期2Q 累計

        ※事業部門社員数(年平均)より算出                                                                           43
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当説明資料は、投資勧誘を目的にしたものではありません。投資に関する最終決定は皆様
自身のご判断において行われるようお願いいたします。
当説明資料で掲載している情報のうち過去の歴史的事実以外のものは、一定の前提の下
に作成した将来の見通しであり、また2020年11月11日現在で入手可能な情報(2021
年3月期第2四半期決算短信)に基づいております。
従って、様々な要素によって今後の見通しが変更されることや実際に公表される業績が変動
する可能性があります。当社は当資料を使用されたことによって生じるいかなる損害についても
責任を負うものではありません。


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