3921 ネオジャパン 2021-09-14 15:00:00
2022年1月期第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2022年1月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年9月14日
上 場 会 社 名 株式会社ネオジャパン 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 3921 URL https://www.neo.co.jp
代 表 者 (役職名) 代表取締役 (氏名) 齋藤 晶議
問合せ先責任者 (役職名) 取締役経理財務担当 (氏名) 常盤 誠 (TEL) 045-640-5917
四半期報告書提出予定日 2021年9月14日 配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 :無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2022年1月期第2四半期の連結業績(2021年2月1日~2021年7月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2022年1月期第2四半期 2,842 8.4 641 12.6 723 23.5 493 24.1
2021年1月期第2四半期 2,621 - 569 - 585 - 397 -
(注) 包括利益 2022年1月期第2四半期 519百万円( 24.4%) 2021年1月期第2四半期 417百万円( -%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2022年1月期第2四半期 33.17 33.06
2021年1月期第2四半期 26.80 26.64
(注) 当社グループは2020年1月期第3四半期より四半期連結財務諸表を作成しているため、2021年1月期第2四半期
の対前年同四半期増減率については記載しておりません。
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2022年1月期第2四半期 6,888 4,778 69.1
2021年1月期 6,742 4,431 65.6
(参考) 自己資本 2022年1月期第2四半期 4,762百万円 2021年1月期 4,420百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2021年1月期 - 0.00 - 11.00 11.00
2022年1月期 - 0.00
2022年1月期(予想) - 12.00 12.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.2022年1月期の連結業績予想(2021年2月1日~2022年1月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 5,717 7.4 948 3.0 980 3.3 679 0.3 45.62
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 :無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
新規 -社 (社名) 、 除外 -社 (社名)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :有
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2022年1月期2Q 14,895,600株 2021年1月期 14,892,000株
② 期末自己株式数 2022年1月期2Q 223株 2021年1月期 223株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2022年1月期2Q 14,891,995株 2021年1月期2Q 14,850,502株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です。
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社グループが現在入手している情報及び合理的で
あると判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社グループとして約束する趣旨のものではありません。
また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
株式会社ネオジャパン(3921) 2022年1月期 第2四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………5
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………6
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………7
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………7
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………9
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 ……………………………………………………………11
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………13
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………13
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………13
(連結の範囲又は持分法適用範囲の変更) …………………………………………………………13
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) …………………………………………13
(追加情報) ……………………………………………………………………………………………13
(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………13
(重要な後発事象) ……………………………………………………………………………………14
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株式会社ネオジャパン(3921) 2022年1月期 第2四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症の再拡大により、緊急事態宣言
の再発出や適用地域の拡大など、依然として厳しい状況が継続いたしました。新型コロナウイルスワクチン接種の
促進やワクチン接種が先行した諸外国経済の持ち直しが期待されるものの、感染収束の時期が依然として見通せず、
先行きが不透明な状況が継続しております。
当社グループが属するIT業界におきましては、在宅勤務等のリモートワークの拡大、長期化がみられるなど、従
来とは異なる働き方が広がってきており、このような環境下においても効率的に支障なく業務を遂行することを可
能とするためのIT投資に対する関心は引き続き高い水準で推移していくものと考えております。
このような状況の中、2021年3月に昨年度リリースしたdesknet's NEOのスケジュールアプリのバージョンアップ
を実施したほか、2021年5月に自治体や金融機関などセキュリティ対策のためインターネットとは分離されたネッ
トワーク環境で業務を行っている組織においても、外部と安全にコミュニケーションを行うことができる環境構築
ができるようChatLuckの機能拡張を実施いたしました。また、2021年6月には、独立系データセンタープロバイダ
ーである株式会社アイネットとの共同事業として、学校と保護者間での安心・安全・安価・シンプルなコミュニケ
ーションツールとして「ChatLcuk SC」を開発提供いたしました。
また、2021年3月に「ペーパレス化の推進と業務フローの見直し推進を図るとともに、チャットツールを組み合
わせ、テレワーク実施時に業務改善がしやすいよう工夫が見える」ことなどが評価され、日本テレワーク協会「第
21回テレワーク推進賞(テレワーク促進部門)」において「奨励賞」を受賞いたしました。2021年7月には、IT製
品比較・レビューサイト「ITreview」が主催する「ITreview Grid Award 2021 Summer」においてグループウェア
desknet's NEOがグループウェア部門とワークフロー部門の「Leader」を、ビジネスチャットChatLuckがビジネスチ
ャット部門の「High Performer」をそれぞれ受賞いたしました。
この他、前期まで非連結子会社でありましたDELCUI Inc.につきましては、当期より本格的に稼働を開始したこと
により重要性が高まったこと、NEO THAI ASIA Co.,Ltd.につきましては新規設立により、第1四半期連結会計期間
より連結の範囲に含めております。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は2,842,848千円(前年同期比8.4%増)、営業利益は
641,590千円(前年同期比12.6%増)、経常利益は723,526千円(前年同期比23.5%増)、親会社株主に帰属する四
半期純利益は493,969千円(前年同期比24.1%増)となりました。
当第2四半期連結累計期間におけるセグメント別の経営成績は以下のとおりであります。
(ソフトウェア事業)
売上区分別の状況は以下のとおりであります。
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2020年2月1日 (自 2021年2月1日
売上区分 至 2020年7月31日) 至 2021年7月31日)
売上高 構成比 売上高 構成比 増減率
(千円) (%) (千円) (%) (%)
クラウドサービス 1,015,826 59.8 1,162,184 62.5 14.4
プロダクト 650,880 38.3 666,855 35.8 2.5
技術開発 33,159 1.9 31,206 1.7 △5.9
合計 1,699,867 100.0 1,860,246 100.0 9.4
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株式会社ネオジャパン(3921) 2022年1月期 第2四半期決算短信
① クラウドサービス
クラウドサービスの主要サービス別の売上は以下のとおりであります。
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2020年2月1日 (自 2021年2月1日
至 2021年7月31日) 至 2021年7月31日) 増減額(千円) 増減率(%)
売上高(千円) 売上高(千円)
desknet's NEOクラウド 818,988 976,544 157,555 19.2
AppSuiteクラウド 23,683 40,159 16,476 69.6
ChatLuckクラウド 28,019 29,357 1,337 4.8
その他月額売上 108,625 98,097 △10,528 △9.7
月額売上合計 979,318 1,144,159 164,841 16.8
その他役務作業等 36,508 18,025 △18,483 △50.6
クラウドサービス合計 1,015,826 1,162,184 146,358 14.4
クラウドにて提供する、desknet's NEOクラウドの利用ユーザー数が順調に推移したことにより、同サービスの売
上高は前年同期比157,555千円増加し、976,544千円(前年同期比19.2%増)となりました。また、AppSuiteクラウ
ドはクラウドサービス全体に占める売上の割合はいまだ小さいものの、前年同期と比較して16,476千円増加し、
40,159千円(前年同期比69.6%増)と順調に利用ユーザー数が拡大しております。その他月額売上につきましては、
主に主要サービス以外の個別案件の減少により前年同期と比較して10,528千円減少し98,097千円(前年同期比9.7%
減)となりましたが、おおむね期初の想定どおりに推移しております。その他役務作業につきましては、主にASP事
業者向けのカスタマイズが減少したことにより18,483千円減少し、18,025千円(前年同期比50.6%減)となりまし
た。ASP事業者向けのカスタマイズの減少につきましても期初の想定どおりとなっております。
以上の結果、クラウドサービス全体での売上高は前年同期比146,358千円増加し、1,162,184千円(前年同期比
14.4%増)となりました。
② プロダクト
プロダクトの主要サービス別の売上は以下のとおりであります。
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2020年2月1日 (自 2021年2月1日
至 2021年7月31日) 至 2021年7月31日) 増減額(千円) 増減率(%)
売上高(千円) 売上高(千円)
desknet's NEO エ ン タ ー 99,162 97,957 △1,204 △1.2
プライズライセンス
desknet's NEO ス モ ー ル 36,364 28,069 △8,294 △22.8
ライセンス
AppSuite 28,933 28,066 △866 △3.0
ChatLuck 22,145 21,012 △1,133 △5.1
その他ライセンス売上 3,432 23 △3,409 △99.3
ライセンス売上合計 190,037 175,129 △14,908 △7.8
サポートサービス 333,111 350,696 17,584 5.3
カスタマイズ 55,651 43,417 △12,233 △22.0
その他役務作業等 72,079 97,611 25,531 35.4
プロダクト合計 650,880 666,855 15,974 2.5
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株式会社ネオジャパン(3921) 2022年1月期 第2四半期決算短信
大規模ユーザー向けのdesknet's NEOエンタープライズライセンスにつきましては、第1四半期末時点では前年同
期比39.7%減となっておりましたが、当第2四半期連結累計期間においては前年同期比1.2%減の97,957千円とおお
むね同水準の売上となりました。期初の計画を若干上回って推移しており、年度では当初の計画通り前年を上回る
売上を見込んでおります。desknet's NEOエンタープライズライセンスにつきましては、大規模ユーザーの企業様等
では運用人員を含めた環境が整っていることが多く、クラウドでの利用よりも大規模ユーザーになるほどユーザ単
価面でのメリットが大きいことから、当面、desknet's NEOエンタープライズライセンスの需要が大きく減少するこ
とは想定しておらず、むしろ当社製品の強みが発揮できる領域であり、desknet's NEOクラウドとともに注力してい
くべきものと認識しております。
中小規模ユーザー向けのdesknet's NEOスモールライセンスにつきましては、クラウドサービスを選択されるお客
様が増加傾向にあることから、売上高は前年同期比8,294千円減少し、28,069千円(前年同期比22.8%減)となりま
した。desknet's NEOスモールライセンスにつきましては、クラウドサービスの利用が一般化してきているため減少
傾向にあると認識しております。
AppSuiteライセンスおよびChatLuckライセンスにつきましても、第1四半期末時点ではそれぞれ前年同期比52.2
%減、71.5%減となっておりましたが、これらのプロダクトについてはdesknet's NEOエンタープライズライセンス
との同時購入されることが多い傾向にあることから、desknet's NEOエンタープライズライセンスの売上とともに増
加し、当第2四半期連結累計期間においては、AppSuiteライセンスが前年同期比3.0%減の28,066千円、ChatLuckラ
イセンスが前年同期比5.1%減の21,012千円とおおむね同水準の売上となりました。
カスタマイズにつきましては、比較的規模の大きな案件の受注額が減少したことを主な要因として、売上高は前
年同期比12,233千円減少し、43,417千円(前年同期比22.0%減)となりました。また、サポートサービスの売上高
は、desknet's NEO(旧製品を含む)のサポートサービスの売上高が前年同期比10,013千円増加し、311,276千円
(前年同期比3.3%増)となったことを主な要因として、17,584千円増加し、350,696千円(前年同期比5.3%増)と
なりました。
以上の結果、プロダクト全体での売上高は前年同期比15,974千円増加し、666,855千円(前年同期比2.5%増)と
なりました。
③ 技術開発
技術開発につきましては、積極的に受託開発を行う方針ではないことから、売上高は前年同期比1,953千円減少
し、31,206千円(前年同期比5.9%減)となりました。
以上の結果、ソフトウェア事業の売上高は1,860,246千円(前年同期比9.4%増)、セグメント利益は614,739千円
(前年同期比30.0%増)となりました。
(システム開発サービス事業)
システム開発サービス事業は、子会社である株式会社Pro-SPIREが展開する事業で構成されており、同社が長年培
ってきたクラウドインテグレーション、システムインテグレーションのノウハウを基礎に技術者の育成を図り、先
端技術を活用し新たな顧客ニーズを満たすシステムエンジニアリングサービスを主に提供しております。
システム開発サービス事業においては、新型コロナウイルス感染症の影響により、在宅勤務での対応が継続する
など環境の変化はあるものの、お客様のニーズに柔軟に対応し、売上高は当初の計画を上回って推移いたしまし
た。一方で、利益面では、主に夏季・冬季賞与の配分割合の変更により上期における賞与引当金繰入額が増加した
ことを主な要因として、前年同期と比較して減少いたしました。
以上の結果、システム開発サービス事業の売上高は997,209千円(前年同期比6.9%増)、セグメント利益は
49,725千円(前年同期比48.7%減)となりました。
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株式会社ネオジャパン(3921) 2022年1月期 第2四半期決算短信
(海外事業)
海外事業は、海外子会社3社の事業で構成されており、現地企業向けにdesknet's NEOのライセンス販売、クラウ
ドサービスの提供などを行っております。なお、第1四半期連結会計期間より、非連結子会社であったDELCUI Inc.
は重要性が増したため、NEO THAI ASIA Co.,Ltd.は新規設立により、連結の範囲に含めております。
ASEAN地域においてはdesknet's NEOおよびAppSuiteを中心に販売活動を進めておりますが、新型コロナウイルス
の感染拡大に伴う活動制限令の発令などにより主にマレーシアでの営業活動が計画通りに進捗していないことなど
により、当第2四半期連結累計期間の外部顧客向けの売上高は当初計画を下回って推移いたしました。なお、海外
事業につきましては、当面投資が先行する計画であります。
以上の結果、海外事業の売上高は14,073千円、セグメント損失は22,309千円となりました。なお、海外事業につ
きましては、前第3四半期連結会計期間より新たに追加されたセグメントのため、前年同期との対比は行っており
ません。
(2)財政状態に関する説明
① 資産、負債及び純資産の状況
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における資産合計は前連結会計年度末より145,255千円増加し、6,888,220千円とな
りました。これは主に、現金及び預金が139,795千円増加したことに加え、ソフトウェアの増加を主な要因として無
形固定資産が74,630千円、債券(社債)の新規取得を主な要因として投資有価証券が134,168千円増加した一方で、
債券(社債)取得に伴う外貨建MMFの解約を主な要因として有価証券が90,644千円減少したほか、前期まで非連結子
会社であった子会社を新たに連結の範囲に含めたことを主な要因として投資その他の資産のその他が133,810千円減
少したことによるものであります。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における負債合計は前連結会計年度末より201,906千円減少し、2,109,950千円とな
りました。これは主に、前受収益が108,971千円増加した一方で、国内子会社における繰上げ返済により1年以内返
済予定の長期借入金が44,487千円、長期借入金が43,972千円減少したこと、及び前第4四半期連結会計期間に実施
した大型イベントの未払金の支払等により未払金が減少したことを主な要因として流動負債のその他が236,159千円
減少したことによるものであります。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は前連結会計年度末より347,162千円増加し、4,778,269千円と
なりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益が493,969千円計上された一方で、163,809千円の剰
余金の配当を実施したことなどにより、利益剰余金が313,916千円増加したことに加え、その他有価証券の時価評価
の結果その他有価証券評価差額金が26,940千円増加したことによるものであります。
② キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末と比
較して56,318千円増加し、3,474,931千円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により獲得した資金は443,112千円となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益の計上
723,619千円、前受収益の増加108,971千円、及び減価償却費の計上78,995千円により資金が増加した一方で、未払
金の減少201,913千円、及び法人税等の支払222,797千円により資金が減少したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により使用した資金は239,168千円となりました。これは主に、保険積立金の払戻による収入31,012千円
により資金が増加した一方で、投資有価証券の取得による支出109,760千円、無形固定資産の取得による支出
145,954千円より資金が減少したことによるものであります。
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株式会社ネオジャパン(3921) 2022年1月期 第2四半期決算短信
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により使用した資金は244,808千円となりました。これは主に、配当金の支払163,624千円、及び長期借
入金の返済による支出88,459千円によるものであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
連結業績予想につきましては、2021年3月11日付「2021年1月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」において公
表いたしました通期の連結業績予想から修正は行っておりません。
なお、連結業績予想は現時点において入手可能な情報に基づき作成しており、実際の連結業績は今後様々な要
因によって予想数値と異なる場合があります。
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株式会社ネオジャパン(3921) 2022年1月期 第2四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2021年1月31日) (2021年7月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 3,385,232 3,525,028
売掛金 723,064 691,105
有価証券 265,221 174,576
仕掛品 8,011 10,902
貯蔵品 3,358 2,989
その他 74,589 114,406
貸倒引当金 △2,297 △2,397
流動資産合計 4,457,180 4,516,612
固定資産
有形固定資産 56,143 67,039
無形固定資産
のれん 119,871 112,955
その他 249,285 330,831
無形固定資産合計 369,156 443,786
投資その他の資産
投資有価証券 1,229,383 1,363,551
その他 631,638 497,827
貸倒引当金 △537 △597
投資その他の資産合計 1,860,484 1,860,781
固定資産合計 2,285,784 2,371,607
資産合計 6,742,964 6,888,220
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株式会社ネオジャパン(3921) 2022年1月期 第2四半期決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2021年1月31日) (2021年7月31日)
負債の部
流動負債
買掛金 152,324 155,541
1年内返済予定の長期借入金 54,495 10,008
未払法人税等 235,587 244,697
賞与引当金 115,876 116,070
前受収益 570,201 679,172
その他 592,548 356,388
流動負債合計 1,721,032 1,561,878
固定負債
長期借入金 46,434 2,462
退職給付に係る負債 313,120 321,514
その他 231,271 224,096
固定負債合計 590,825 548,072
負債合計 2,311,857 2,109,950
純資産の部
株主資本
資本金 295,303 295,597
資本剰余金 331,587 331,881
利益剰余金 3,763,453 4,077,370
自己株式 △384 △384
株主資本合計 4,389,960 4,704,464
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 32,260 59,200
為替換算調整勘定 △1,962 △1,104
その他の包括利益累計額合計 30,298 58,096
非支配株主持分 10,847 15,708
純資産合計 4,431,107 4,778,269
負債純資産合計 6,742,964 6,888,220
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株式会社ネオジャパン(3921) 2022年1月期 第2四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第2四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2020年2月1日 (自 2021年2月1日
至 2020年7月31日) 至 2021年7月31日)
売上高 2,621,542 2,842,848
売上原価 1,254,615 1,369,053
売上総利益 1,366,927 1,473,794
販売費及び一般管理費 797,079 832,204
営業利益 569,847 641,590
営業外収益
受取利息 9,833 12,200
有価証券売却益 1,310 4,550
保険解約返戻金 - 60,326
その他 7,970 6,859
営業外収益合計 19,113 83,937
営業外費用
支払利息 284 153
投資事業組合運用損 2,843 1,210
創立費 - 624
その他 66 12
営業外費用合計 3,194 2,000
経常利益 585,767 723,526
特別利益
固定資産売却益 - 575
特別利益合計 - 575
特別損失
投資有価証券償還損 499 482
投資有価証券評価損 197 -
特別損失合計 696 482
税金等調整前四半期純利益 585,070 723,619
法人税等 187,135 232,152
四半期純利益 397,935 491,467
非支配株主に帰属する四半期純損失(△) - △2,502
親会社株主に帰属する四半期純利益 397,935 493,969
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株式会社ネオジャパン(3921) 2022年1月期 第2四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第2四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2020年2月1日 (自 2021年2月1日
至 2020年7月31日) 至 2021年7月31日)
四半期純利益 397,935 491,467
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 19,562 26,940
為替換算調整勘定 - 937
その他の包括利益合計 19,562 27,877
四半期包括利益 417,497 519,345
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 417,497 521,767
非支配株主に係る四半期包括利益 - △2,422
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株式会社ネオジャパン(3921) 2022年1月期 第2四半期決算短信
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2020年2月1日 (自 2021年2月1日
至 2020年7月31日) 至 2021年7月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純利益 585,070 723,619
減価償却費 63,532 78,995
のれん償却額 6,915 6,915
貸倒引当金の増減額(△は減少) 45 160
賞与引当金の増減額(△は減少) △7,893 194
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 8,323 8,394
受取利息及び受取配当金 △9,833 △12,200
支払利息 284 153
為替差損益(△は益) - △2,770
有価証券売却損益(△は益) - △4,550
投資事業組合運用損益(△は益) 2,843 1,210
投資有価証券評価損益(△は益) 197 -
投資有価証券償還損益(△は益) 499 482
固定資産除売却損益(△は益) - △575
保険解約返戻金 - △60,326
売上債権の増減額(△は増加) △44,370 31,954
たな卸資産の増減額(△は増加) △6,763 △2,522
前払費用の増減額(△は増加) △39,815 △42,211
仕入債務の増減額(△は減少) △13,574 3,217
前受金の増減額(△は減少) △9,684 144
未払金の増減額(△は減少) △47,753 △201,913
未払費用の増減額(△は減少) 5,702 871
未払消費税等の増減額(△は減少) 12,233 △31,086
預り金の増減額(△は減少) 2,498 △544
前受収益の増減額(△は減少) 89,374 108,971
長期前受収益の増減額(△は減少) 30,076 △7,307
その他 5,176 8,819
小計 633,085 608,095
利息及び配当金の受取額 10,230 12,072
利息の支払額 △276 △48
法人税等の支払額 △186,807 △222,797
保険解約返戻金の受取額 - 45,790
営業活動によるキャッシュ・フロー 456,231 443,112
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △4,914 △15,878
有形固定資産の売却による収入 - 575
無形固定資産の取得による支出 △60,524 △145,954
投資有価証券の取得による支出 △119,117 △109,760
投資有価証券の償還による収入 106,530 12,932
関係会社株式の取得による支出 △37,945 -
投資事業組合からの分配による収入 - 4,000
長期前払費用の取得による支出 △2,768 △6,906
定期預金の預入による支出 △5,402 △5,400
定期預金の払戻による収入 1,000 -
貸付金の回収による収入 - 4,320
敷金及び保証金の差入による支出 - △858
敷金及び保証金の回収による収入 - 64
保険積立金の積立による支出 △7,643 △7,315
保険積立金の払戻による収入 1,027 31,012
投資活動によるキャッシュ・フロー △129,757 △239,168
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株式会社ネオジャパン(3921) 2022年1月期 第2四半期決算短信
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2020年2月1日 (自 2021年2月1日
至 2020年7月31日) 至 2021年7月31日)
財務活動によるキャッシュ・フロー
長期借入金の返済による支出 △27,660 △88,459
株式の発行による収入 1,564 586
非支配株主からの払込みによる収入 - 7,282
自己株式の取得による支出 △111 -
配当金の支払額 △111,276 △163,624
リース債務の返済による支出 - △594
財務活動によるキャッシュ・フロー △137,482 △244,808
現金及び現金同等物に係る換算差額 △128 18,992
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 188,862 △21,871
現金及び現金同等物の期首残高 2,804,969 3,418,613
新規連結に伴う現金及び現金同等物の増加額 - 78,190
現金及び現金同等物の四半期末残高 2,993,831 3,474,931
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株式会社ネオジャパン(3921) 2022年1月期 第2四半期決算短信
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(連結範囲又は持分法適用の範囲の変更)
(連結の範囲の重要な変更)
第1四半期連結会計期間より、非連結子会社であったDELCUI Inc.は重要性が増したため、NEO THAI ASIA
Co.,Ltd.は新規設立により、連結の範囲に含めております。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
(税金費用の計算)
税金費用については、当第2四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計
適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じることにより算定しており
ます。
(追加情報)
(新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う会計上の見積り)
前連結会計年度の有価証券報告書の(追加情報)「(新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響に関する
会計上の見積り)」に記載した新型コロナウイルス感染症の影響に関する仮定について重要な変更はありませ
ん。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第2四半期連結累計期間(自 2020年2月1日 至 2020年7月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント
四半期連結損益
ソフトウェア システム開発 調整額
計 計算書計上額
事業 サービス事業
売上高
外部顧客への売上高 1,699,680 921,861 2,621,542 - 2,621,542
セグメント間の内部
186 11,217 11,403 △11,403 -
売上高又は振替高
計 1,699,867 933,079 2,632,946 △11,403 2,621,542
セグメント利益 472,983 96,864 569,847 - 569,847
(注)セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と一致しております。
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株式会社ネオジャパン(3921) 2022年1月期 第2四半期決算短信
Ⅱ 当第2四半期連結累計期間(自 2021年2月1日 至 2021年7月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期連結損益
調整額
ソフトウェア システム開発 計算書計上額
海外事業 計 (注1)
事業 サービス事業 (注2)
売上高
外部顧客への売上高 1,859,325 982,809 712 2,842,848 - 2,842,848
セグメント間の内部
921 14,400 13,360 28,681 △28,681 -
売上高又は振替高
計 1,860,246 997,209 14,073 2,871,530 △28,681 2,842,848
セグメント利益又は
614,739 49,725 △22,309 642,154 △564 641,590
セグメント損失(△)
(注)1.セグメント利益又はセグメント損失(△)の調整額△564千円はセグメント間取引消去であります。
2.セグメント利益又はセグメント損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っており
ます。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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