3921 ネオジャパン 2021-03-11 15:00:00
2021年1月期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年1月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年3月11日
上 場 会 社 名 株式会社ネオジャパン 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 3921 URL https://www.neo.co.jp
代 表 者 (役職名) 代表取締役 (氏名) 齋藤 晶議
問合せ先責任者 (役職名) 専務取締役管理部部長 (氏名) 大坪 慶穰 (TEL) 045-640-5917
定時株主総会開催予定日 2021年4月27日 配当支払開始予定日 2021年4月28日
有価証券報告書提出予定日 2021年4月28日
決算補足説明資料作成の有無 : 有
決算説明会開催の有無 : 有 ( 機関投資家向け(オンライン) )
(百万円未満切捨て)
1.2021年1月期の連結業績(2020年2月1日~2021年1月31日)
(1)連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年1月期 5,325 42.3 920 31.7 948 32.3 677 36.8
2020年1月期 3,742 - 699 - 717 - 495 -
(注) 包括利益 2021年1月期 664百万円( 30.2%) 2020年1月期 510百万円( -%)
潜在株式調整後
1株当たり 自己資本 総資産 売上高
1株当たり
当期純利益 当期純利益率 経常利益率 営業利益率
当期純利益
円 銭 円 銭 % % %
2021年1月期 45.58 45.32 16.4 15.1 17.3
2020年1月期 33.38 33.16 12.8 12.4 18.7
(参考) 持分法投資損益 2021年1月期 -百万円 2020年1月期 -百万円
(注)当社は2020年1月期から連結財務諸表を作成しているため、2020年1月期の対前期増減率については記載しておりませ
ん。
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2021年1月期 6,742 4,431 65.6 296.83
2020年1月期 5,788 3,856 66.6 259.69
(参考) 自己資本 2021年1月期 4,420百万円 2020年1月期 3,856百万円
(3)連結キャッシュ・フローの状況
営業活動による 投資活動による 財務活動による 現金及び現金同等物
キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー 期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2021年1月期 989 △227 △142 3,418
2020年1月期 764 △464 △101 2,804
2.配当の状況
年間配当金 純資産
配当金総額 配当性向
配当率
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) (連結)
(連結)
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 百万円 % %
2020年1月期 - 0.00 - 7.50 7.50 111 22.5 2.9
2021年1月期 - 0.00 - 11.00 11.00 163 24.1 4.0
2022年1月期(予想)
- 0.00 - 12.00 12.00 26.3
3.2022年1月期の連結業績予想(2021年2月1日~2022年1月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり当期純
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通 期 5,717 7.4 948 3.0 980 3.3 679 0.3 45.62
※ 注記事項
(1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 有
新規 1社 (社名)NEOREKA ASIA Sdn.Bhd. 、 除外 -社 (社名)-
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年1月期 14,892,000株 2020年1月期 14,850,000株
② 期末自己株式数 2021年1月期 223株 2020年1月期 128株
③ 期中平均株式数 2021年1月期 14,856,000株 2020年1月期 14,830,908株
(参考) 個別業績の概要
1.2021年1月期の個別業績(2020年2月1日~2021年1月31日)
(1)個別経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年1月期 3,462 12.3 772 19.9 789 19.2 577 25.1
2020年1月期 3,081 15.8 644 22.0 662 21.0 461 20.7
1株当たり 潜在株式調整後
当期純利益 1株当たり当期純利益
円 銭 円 銭
2021年1月期 38.85 38.63
2020年1月期 31.11 30.90
(2)個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2021年1月期 6,018 4,289 71.3 288.07
2020年1月期 5,129 3,822 74.5 257.43
(参考) 自己資本
2021年1月期 4,289百万円 2020年1月期 3,822百万円
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績
等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
(決算補足説明資料及び決算説明会について)
当社は、2021年3月下旬に機関投資家・アナリスト向けにオンラインで決算説明会の配信を予定しております。こ
の説明会で使用する決算説明資料につきましては、開催後速やかにTDnetで開示予定です。
株式会社ネオジャパン(3921) 2021年1月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………2
(1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………2
(2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………4
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………4
(4)今後の見通し ……………………………………………………………………………………5
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………6
3.連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………7
(1)連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………7
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………9
(3)連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………11
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………13
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………15
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………15
(表示方法の変更) …………………………………………………………………………………15
(セグメント情報等) ………………………………………………………………………………15
(1株当たり情報) …………………………………………………………………………………19
(重要な後発事象) …………………………………………………………………………………19
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株式会社ネオジャパン(3921) 2021年1月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当連結会計年度における国内外の経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により依然として厳しい状況にあり、
経済活動が段階的に再開するなど持ち直しの動きは見られるものの、依然として不透明な状況が継続しておりま
す。
当社グループが属するIT業界におきましては、新型コロナウイルス感染症の感染者数増加に伴う新しい生活様式
の一環として、多くの企業で在宅勤務等のリモートワークが実施されており、離れた場所でも業務を効率的に支障
なく遂行することを可能とするためのIT投資に対する関心は引き続き高い水準で推移していくものと考えておりま
す。
このような状況の中、当社では2020年2月に主力製品であるグループウェア「desknet's NEO」においてスケジュ
ールやアンケートなどの基本機能の使い勝手を向上したことに加え、大塚製薬株式会社との協業により働く人の健
康管理を支援するための機能として健康サポート機能を搭載したバージョンアップを実施いたしました。さらに
2020年12月にはスマートフォン専用のアプリ提供、ワークフローのAppSuiteとの連携機能の追加などのバージョン
アップを実施いたしました。
この他、ビジネスチャット「ChatLuck」に関しては、2020年8月にアプリのUI及びUXを向上させたアップデート
版の提供開始、2020年10月のアンケート機能及び運用管理機能を強化したバージョンアップ、2021年1月の
desknet's NEOとの連携強化等のバージョンアップと製品・サービスの利便性を高める取り組みを継続しておりま
す。
また、2020年8月に「日経コンピュータ 顧客満足度調査 2020-2021」グループウエア/ビジネスチャット部門
で 6 年 連 続 1 位 を 獲 得 し、2020 年 9 月 に 「 日 経 BP ガ バ メ ン ト テ ク ノ ロ ジ ー 自 治 体 IT シ ス テ ム 満 足 度 調 査
2020-2021」グループウエア/ビジネスチャット部門で3年連続1位を獲得、及び2021年1月にIT 製品比較・レビ
ューサイト「ITreview」が主催する「ITreview Grid Award 2021 Winter」において、「desknet's NEO」がグルー
プウエア部門とワークフロー部門で「Leader」に選出され、8期連続でアワードを受賞いたしました。
この他、前期において設立し、本年度から活動を本格化する予定であったNEOREKA ASIA Sdn.Bhd.(マレーシア子
会社)については、現地における新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、現地での活動が制約される等の影
響がありましたが、重要性が増したため、第3四半期連結会計期間より連結対象といたしました。これに伴い、新
たにセグメントとして「海外事業」を追加し、NEOREKA ASIA Sdn.Bhd.を含めております。
なお、前期において設立した米国子会社については、新型コロナウイルス感染症の影響等により、ビザの取得等
が遅延しておりましたが、現地で活動を開始する目処が立ったため、現地における新型コロナウイルス感染症の状
況を勘案のうえ、次期より本格的に活動を開始する予定であります。
以上の結果、当連結会計年度における売上高は5,325,021千円(前年同期比42.3%増)、営業利益は920,649千円
(前年同期比31.7%増)、経常利益は948,630千円(前年同期比32.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は
677,106千円(前年同期比36.8%増)となりました。
当連結会計年度におけるセグメント別の経営成績は以下のとおりであります。なお、システム開発サービス事業
につきましては、前連結会計年度において4か月分の損益計算書が連結されていたこと、海外事業につきましては、
第3四半期連結会計期間より連結対象となったことにより、前年対比の記載は行っておりません。
(ソフトウェア事業)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年2月1日 (自 2020年2月1日
売上区分 至 2020年1月31日) 至 2021年1月31日)
売上高 構成比 売上高 構成比 増減率
(千円) (%) (千円) (%) (%)
クラウドサービス 1,767,767 57.4 2,095,249 60.5 18.5
プロダクト 1,236,288 40.1 1,301,964 37.6 5.3
技術開発 77,870 2.5 65,093 1.9 △16.4
合計 3,081,926 100.0 3,462,307 100.0 12.3
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株式会社ネオジャパン(3921) 2021年1月期 決算短信
① クラウドサービス
クラウドにて提供する、desknet's NEOクラウド版の利用ユーザー数が順調に推移したことにより、desknet's
NEOクラウド版の売上高は前年同期比299,284千円増加し、1,715,439千円(前年同期比21.1%増)となりました。ま
た、AppSuiteクラウド版はクラウドサービス全体に占める売上の割合はいまだ小さいものの、前年同期と比較して
20,931千円増加し、52,646千円(前年同期比66.0%増)と順調に利用ユーザー数が拡大しております。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、クラウドサービスに付随する役務作業は減少したものの、ASP事業
者向けのカスタマイズ売上が19,814千円発生したことにより、役務作業全体としては17,474千円増加し、59,589千
円(前年同期比41.5%増)となりました。
以上の結果、クラウドサービス全体での売上高は前年同期比327,482千円増加し、2,095,249千円(前年同期比
18.5%増)となりました。
② プロダクト
中小規模ユーザー向けのdesknet's NEOスモールライセンスにつきましては、クラウドサービスでの利用を希望さ
れるお客様が増加していることもあり、売上高は前年同期比7,435千円減少し、59,966千円(前年同期比11.0%減)
となりました。desknet's NEOスモールライセンスにつきましては、クラウドサービスの利用が一般化してきている
ため長期的には減少傾向にあると認識しております。また、大規模ユーザー向けのdesknet's NEOエンタープライズ
ライセンスにつきましては、単価の大きいユーザー数無制限ライセンスの販売本数が減少したことを主な要因とし
て、売上高は前年同期比35,940千円減少し、162,990千円(前年同期比18.1%減)となりました。
AppSuiteライセンスにつきましては、大型案件の増加により、売上高は前年同期比18,625千円増加し、65,506千
円(前年同期比39.7%増)となりました。
desknet's NEO(旧製品を含む)のサポートサービスの売上高につきましては、前年同期比39,425千円増加し、
611,703千円(前年同期比6.9%増)となりました。役務作業につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響で
案件数が減少したことにより、売上高は前年同期比9,074千円減少し、97,046千円(前年同期比8.6%減)となりま
した。また、当社製品との連携製品であるID統合管理ソフトウェアなどの転売売上が前年同期比6,491千円減少
し、49,932千円(前年同期比11.5%減)となりました。
以上の結果、プロダクト全体での売上高は前年同期比65,676千円増加し、1,301,964千円(前年同期比5.3%増)
となりました。
③ 技術開発
技術開発につきましては、積極的に受託開発を行う方針ではありません。当期においては、過年度に受託した開
発案件の継続案件を受注いたしましたが、金額の大きな案件がなかったことにより、売上高は前年同期比12,777千
円減少し、65,093千円(前年同期比16.4%減)となりました。
以上の結果、ソフトウェア事業の売上高(セグメント間の内部売上高を含む)は3,462,307千円(前年同期比12.3
%増)、セグメント利益は771,108千円(前年同期比20.6%増)となりました。
(システム開発サービス事業)
システム開発サービス事業は、子会社である株式会社Pro-SPIREが展開する事業で構成されており、同社が長年培
ってきたクラウドインテグレーション、システムインテグレーションのノウハウを基礎に技術者の育成を図り、先
端技術を活用し新たな顧客ニーズを満たすシステムエンジニアリングサービスを主に提供しております。
システム開発サービス事業においては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、お客様先での作業から在
宅勤務での対応に変化が求められる等、環境の変化があったものの、従来からのシステム・インテグレーションサ
ービスの維持・規模の拡大に加え、主要顧客である生損保業界のシステム構築において、基幹系(SoR)と情報系
(SoE)のノウハウを両輪で持つことを強みとしての提案、受注活動を実施し、収益力・生産性を高める取り組みを
実施いたしました。
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株式会社ネオジャパン(3921) 2021年1月期 決算短信
売上高については、継続案件の規模・終了時期等の見込み差により、当初の計画を下回りましたが、一方で、協
力会社への外注費が減少したことに加え、新型コロナウイルス感染症の影響で会議費や旅費交通費などの発生が減
少したことにより、利益面では当初の計画を上回る結果となりました。
以上の結果、システム開発サービス事業の売上高(セグメント間の内部売上高を含む)は1,884,420千円、セグメ
ント利益は161,957千円となりました。
(海外事業)
海外事業は、子会社であるNEOREKA ASIA Sdn.Bhd.が展開する事業で構成されております。同社は企業向け DaaS
クラウドサービスの提供、サービスの運営を主な事業内容とする予定でおりましたが、当第4四半期連結会計期間
より当社のdesknet's NEO、AppSuite等の製品・サービスを現地で販売することを主な事業内容として行っていく方
針といたしました。当連結会計年度においては、主に現地日系企業向けにdesknet's NEOのライセンスなどを販売い
たしました。なお、海外事業につきましては、当面投資が先行する見込みであります。
以上の結果、海外事業の売上高(セグメント間の内部売上高を含む)は4,859千円、セグメント損失は12,328千円
となりました。
(2)当期の財政状態の概況
(資産)
当連結会計年度末における資産合計は前連結会計年度末より954,679千円増加し、6,742,964千円となりました。
これは主に、新たに債券(社債)を取得した一方で保有株式の一部売却及び評価損を計上したことを主な要因とし
て有価証券が138,168千円、投資有価証券が120,321千円増加したことに加え、現金及び預金が388,754千円増加した
こと、及び売掛金が184,772千円増加したことによるものであります。
(負債)
当連結会計年度末における負債合計は前連結会計年度末より379,985千円増加し、2,311,857千円となりました。
これは主に、広告宣伝費の未払金等により未払金が169,213千円増加したことに加え、未払法人税等が37,204千円、
賞与引当金が36,997千円、前受収益が36,613千円増加したことによるものであります。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産合計は前連結会計年度末より574,693千円増加し、4,431,107千円となりまし
た。これは主に、親会社株主に帰属する当期純利益が677,106千円計上された一方で、111,374千円の剰余金の配当
を実施したことにより、利益剰余金が564,433千円増加したことによるものであります。
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は前連結会計年度と比較し
613,643千円増加し3,418,613千円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は989,864千円(前連結会計年度は764,320千円の収入)となりました。収入の主な
内容は税金等調整前当期純利益969,828千円、減価償却費136,104千円、投資有価証券評価損105,917千円、未払金の
増加162,720千円により資金が増加した一方で、法人税等の支払324,457千円、投資有価証券売却益127,676千円、売
上債権の増加184,771千円により資金が減少したことによるものであります。
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株式会社ネオジャパン(3921) 2021年1月期 決算短信
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により支出した資金は227,700千円(前連結会計年度は464,683千円の支出)となりました。収入の主な
内容は、株式等の売却による投資有価証券の売却による収入295,490千円、社債の償還に伴う投資有価証券の償還に
よる収入106,530千円であります。一方で、支出の主な内容は、主に余資運用を目的とした社債の購入による投資有
価証券の取得による支出420,167千円、販売目的ソフトウェアの制作による無形固定資産の取得による支出182,802
千円であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により支出した資金は142,615千円(前連結会計年度は101,632千円の支出)となりました。これは主に、
配当金の支払111,240千円、長期借入金の返済による支出53,319千円によるものであります。
(参考)キャッシュ・フロー関連指標の推移
2020年1月期 2021年1月期
自己資本比率(%) 66.6 65.6
時価ベースの自己資本比率(%) 301.2 407.0
キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年) 0.2 0.1
インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍) 3,497.6 1,567.0
(注)1.各指標の計算方法は、次のとおりであります。
自己資本比率=自己資本÷総資産
時価ベースの自己資本比率=株式時価総額÷総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率=有利子負債÷営業キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ=営業キャッシュ・フロー÷利払い
2.各指標はいずれも連結ベースの財務数値により計算しております。
3.株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出しております。
4.営業キャッシュ・フローは、連結キャッシュ・フロー計算書におけるキャッシュ・フローを使用してお
ります。
5.有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち、利子を支払っているすべての負債を対象
としております。また、利払いについては、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用して
おります。
(4)今後の見通し
わが国経済は、政府による各種経済政策等により回復基調となることが期待されるものの、2021年1月に緊急事
態宣言が再発令されるなど不透明な状況が続いております。ワクチン接種が開始されるなど明るい兆しがみられる
ものの、国民の大多数にワクチン接種が完了するには時間を要することが見込まれていることから、予断を許さな
い状況が継続すると予想されます。
しかしながら、当社グループが属する情報通信業におきましては、テレワークの推進や働き方改革への関心の高
まりから、業務の効率化を目的としたIT投資は比較的安定的に推移するものと考えております。
このような中、ソフトウェア事業においては、クラウドサービスの利用者数が安定的に推移するものと見込んで
おり、クラウドサービス全体としては15%程度の売上増加を見込んでおります。プロダクトにおいては、官公庁や
大型ユーザーを中心に一定の需要が見込まれることからエンタープライズライセンスで当期よりも売上の増加を見
込んでおりますが、スモールライセンスの減少などによりプロダクト全体としては微増を見込んでおります。
システム開発サービス事業においては、当期は当初の計画を下回りましたが、当期の状況からコロナウイルス感
染症の影響は限定的であることから、次期の売上は微増となると見込んでおります。
海外事業においては、マレーシアにおいて2021年2月に活動制限令が再発出されるなど、コロナウイルス感染症
の影響による営業活動への制約が不透明な状況ではありますが、営業活動の体制整備等もすすんでいることから、
約30百万円程度の売上を見込んでおります。
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株式会社ネオジャパン(3921) 2021年1月期 決算短信
費用面については、人員増加等に伴う人件費の増加および研究開発費の増加を見込んでおります。広告宣伝費に
ついては当期と同水準を見込んでいる一方、海外子会社の活動が本格化することを前提として、海外事業関連で販
売費及び一般管理費の増加約80百万円を見込んでおります。
以上から、次期の連結業績予想といたしましては、売上高5,717百万円、営業利益948百万円、経常利益980百万
円、親会社株主に帰属する当期純利益679百万円を見込んでおります。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社は、連結財務諸表の期間比較可能性及び企業間の比較可能性を考慮し、当面は日本基準に基づき連結財務諸表を
作成する方針であります。なお、IFRS(国際財務報告基準)の適用に関しましては、国内外の諸情勢を考慮の上、適切
に対応していく方針であります。
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株式会社ネオジャパン(3921) 2021年1月期 決算短信
3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2020年1月31日) (2021年1月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 2,996,478 3,385,232
売掛金 538,292 723,064
有価証券 127,052 265,221
仕掛品 18,860 8,011
貯蔵品 2,680 3,358
その他 49,660 74,589
貸倒引当金 △2,165 △2,297
流動資産合計 3,730,859 4,457,180
固定資産
有形固定資産
建物 88,530 91,680
減価償却累計額 △48,881 △52,924
建物(純額) 39,648 38,755
車両運搬具 10,940 10,940
減価償却累計額 △3,789 △6,170
車両運搬具(純額) 7,151 4,769
工具、器具及び備品 208,260 159,257
減価償却累計額 △197,538 △147,625
工具、器具及び備品(純額) 10,721 11,631
使用権資産 - 1,345
減価償却累計額 - △358
使用権資産(純額) - 986
有形固定資産合計 57,521 56,143
無形固定資産
のれん 133,702 119,871
ソフトウエア 41,362 164,486
ソフトウエア仮勘定 147,203 84,121
その他 677 677
無形固定資産合計 322,945 369,156
投資その他の資産
投資有価証券 1,109,062 1,229,383
関係会社株式 107,885 107,885
長期貸付金 35,399 24,599
繰延税金資産 183,056 249,375
その他 242,268 249,778
貸倒引当金 △712 △537
投資その他の資産合計 1,676,958 1,860,484
固定資産合計 2,057,426 2,285,784
資産合計 5,788,285 6,742,964
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株式会社ネオジャパン(3921) 2021年1月期 決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2020年1月31日) (2021年1月31日)
負債の部
流動負債
買掛金 154,106 152,324
未払金 231,521 400,734
1年内返済予定の長期借入金 53,319 54,495
未払法人税等 198,382 235,587
賞与引当金 78,878 115,876
前受収益 533,587 570,201
リース債務 - 1,056
その他 112,465 190,757
流動負債合計 1,362,260 1,721,032
固定負債
長期借入金 100,929 46,434
退職給付に係る負債 288,110 313,120
その他 180,572 231,271
固定負債合計 569,611 590,825
負債合計 1,931,872 2,311,857
純資産の部
株主資本
資本金 291,880 295,303
資本剰余金 328,164 331,587
利益剰余金 3,199,020 3,763,453
自己株式 △151 △384
株主資本合計 3,818,914 4,389,960
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 37,499 32,260
為替換算調整勘定 - △1,962
その他の包括利益累計額合計 37,499 30,298
非支配株主持分 - 10,847
純資産合計 3,856,413 4,431,107
負債純資産合計 5,788,285 6,742,964
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株式会社ネオジャパン(3921) 2021年1月期 決算短信
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
連結損益計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年2月1日 (自 2020年2月1日
至 2020年1月31日) 至 2021年1月31日)
売上高 3,742,984 5,325,021
売上原価 1,519,175 2,588,600
売上総利益 2,223,808 2,736,421
販売費及び一般管理費 1,524,744 1,815,772
営業利益 699,063 920,649
営業外収益
受取利息 20,304 20,314
有価証券売却益 - 1,310
助成金収入 580 12,113
保険解約返戻金 - 4,463
その他 2,329 2,337
営業外収益合計 23,213 40,539
営業外費用
支払利息 225 571
投資事業組合運用損 4,690 10,027
為替差損 86 1,899
その他 16 59
営業外費用合計 5,018 12,557
経常利益 717,259 948,630
特別利益
固定資産売却益 870 -
投資有価証券売却益 - 127,676
特別利益合計 870 127,676
特別損失
固定資産除却損 - 61
投資有価証券償還損 - 499
投資有価証券評価損 3,638 105,917
特別損失合計 3,638 106,478
税金等調整前当期純利益 714,490 969,828
法人税、住民税及び事業税 258,803 361,368
法人税等調整額 △39,352 △64,074
法人税等合計 219,451 297,293
当期純利益 495,039 672,535
非支配株主に帰属する当期純損失(△) - △4,571
親会社株主に帰属する当期純利益 495,039 677,106
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株式会社ネオジャパン(3921) 2021年1月期 決算短信
連結包括利益計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年2月1日 (自 2020年2月1日
至 2020年1月31日) 至 2021年1月31日)
当期純利益 495,039 672,535
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 15,324 △5,238
為替換算調整勘定 - △2,803
その他の包括利益合計 15,324 △8,041
包括利益 510,363 664,493
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 510,363 669,905
非支配株主に係る包括利益 - △5,412
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株式会社ネオジャパン(3921) 2021年1月期 決算短信
(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2019年2月1日 至 2020年1月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 289,044 325,328 2,792,872 △61 3,407,183
当期変動額
新株の発行(新株予
2,836 2,836 5,672
約権の行使)
剰余金の配当 △88,890 △88,890
親会社株主に帰属す
495,039 495,039
る当期純利益
自己株式の取得 △90 △90
連結範囲の変動 -
株主資本以外の項目
の当期変動額(純
額)
当期変動額合計 2,836 2,836 406,148 △90 411,730
当期末残高 291,880 328,164 3,199,020 △151 3,818,914
その他の包括利益累計額
その他有価証券 その他の包括利益 非支配株主持分 純資産合計
為替換算調整勘定
評価差額金 累計額合計
当期首残高 22,174 - 22,174 - 3,429,358
当期変動額
新株の発行(新株予
5,672
約権の行使)
剰余金の配当 △88,890
親会社株主に帰属す
495,039
る当期純利益
自己株式の取得 △90
連結範囲の変動 -
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 15,324 - 15,324 - 15,324
額)
当期変動額合計 15,324 - 15,324 - 427,055
当期末残高 37,499 - 37,499 - 3,856,413
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株式会社ネオジャパン(3921) 2021年1月期 決算短信
当連結会計年度(自 2020年2月1日 至 2021年1月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 291,880 328,164 3,199,020 △151 3,818,914
当期変動額
新株の発行(新株予
3,423 3,423 6,846
約権の行使)
剰余金の配当 △111,374 △111,374
親会社株主に帰属す
677,106 677,106
る当期純利益
自己株式の取得 △232 △232
連結範囲の変動 △1,298 △1,298
株主資本以外の項目
の当期変動額(純
額)
当期変動額合計 3,423 3,423 564,433 △232 571,046
当期末残高 295,303 331,587 3,763,453 △384 4,389,960
その他の包括利益累計額
その他有価証券 その他の包括利益 非支配株主持分 純資産合計
為替換算調整勘定
評価差額金 累計額合計
当期首残高 37,499 - 37,499 - 3,856,413
当期変動額
新株の発行(新株予
6,846
約権の行使)
剰余金の配当 △111,374
親会社株主に帰属す
677,106
る当期純利益
自己株式の取得 △232
連結範囲の変動 △1,298
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 △5,238 △1,962 △7,200 10,847 3,647
額)
当期変動額合計 △5,238 △1,962 △7,200 10,847 574,693
当期末残高 32,260 △1,962 30,298 10,847 4,431,107
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株式会社ネオジャパン(3921) 2021年1月期 決算短信
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年2月1日 (自 2020年2月1日
至 2020年1月31日) 至 2021年1月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 714,490 969,828
減価償却費 112,647 136,104
のれん償却額 4,610 13,831
貸倒引当金の増減額(△は減少) 69 △43
賞与引当金の増減額(△は減少) 29,004 36,997
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 11,247 25,009
受取利息及び受取配当金 △20,304 △20,314
為替差損益(△は益) - 65
支払利息 225 571
投資事業組合運用損益(△は益) 4,690 10,027
投資有価証券償還損益(△は益) - 499
投資有価証券評価損益(△は益) 3,638 105,917
投資有価証券売却損益(△は益) - △127,676
固定資産除売却損益(△は益) △870 61
売上債権の増減額(△は増加) △39,207 △184,771
たな卸資産の増減額(△は増加) 841 10,171
前渡金の増減額(△は増加) △84 392
前払費用の増減額(△は増加) 1,074 △20,130
仕入債務の増減額(△は減少) △18,155 △1,781
保険解約返戻金 - △4,463
助成金収入 △580 △12,113
未払金の増減額(△は減少) 32,381 162,720
未払費用の増減額(△は減少) 463 30,389
未払消費税等の増減額(△は減少) 15,576 34,791
前受金の増減額(△は減少) 9,759 △9,857
預り金の増減額(△は減少) △9,305 23,400
前受収益の増減額(△は減少) 63,639 36,613
長期前受収益の増減額(△は減少) 5,830 50,699
その他 9,080 15,311
小計 930,763 1,282,253
利息及び配当金の受取額 18,864 20,586
利息の支払額 △218 △631
法人税等の支払額 △185,668 △324,457
助成金の受取額 580 12,113
営業活動によるキャッシュ・フロー 764,320 989,864
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株式会社ネオジャパン(3921) 2021年1月期 決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年2月1日 (自 2020年2月1日
至 2020年1月31日) 至 2021年1月31日)
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の預入による支出 △5,600 △10,817
定期預金の払戻による収入 18,995 1,000
有価証券の売却による収入 - 1,310
有形固定資産の取得による支出 △14,964 △8,724
有形固定資産の売却による収入 2,159 -
無形固定資産の取得による支出 △189,797 △182,802
投資有価証券の取得による支出 △52,500 △420,167
投資有価証券の償還による収入 - 106,530
投資有価証券の売却による収入 - 295,490
関係会社株式の取得による支出 △107,885 -
敷金及び保証金の差入による支出 △1,524 △3,081
敷金及び保証金の回収による収入 2,660 240
保険積立金の積立による支出 △15,978 △17,430
保険積立金の払戻による収入 2,574 9,200
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得によ
△102,823 -
る支出
その他 - 1,552
投資活動によるキャッシュ・フロー △464,683 △227,700
財務活動によるキャッシュ・フロー
長期借入金の返済による支出 △18,440 △53,319
株式の発行による収入 5,672 6,846
配当金の支払額 △88,775 △111,240
自己株式の取得による支出 △90 △232
非支配株主からの払込みによる収入 - 16,260
その他 - △929
財務活動によるキャッシュ・フロー △101,632 △142,615
現金及び現金同等物に係る換算差額 36 △5,904
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 198,040 613,643
現金及び現金同等物の期首残高 2,606,929 2,804,969
現金及び現金同等物の期末残高 2,804,969 3,418,613
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(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(表示方法の変更)
(連結貸借対照表関係)
前連結会計年度において、「流動負債」の「その他」に含めて表示しておりました「未払金」は、金額的重要性
が増したため、当連結会計年度より独立掲記しております。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年
度の連結財務諸表の組替を行っております。
この結果、前連結会計年度の連結貸借対照表において、「流動負債」の「その他」343,986千円は「未払金」
231,521千円、「その他」112,465千円に組み替えております。
(連結損益計算書関係)
前連結会計年度において、「営業外収益」の「その他」に含めていた「助成金収入」は、金額的重要性が増した
ため、当連結会計年度において独立掲記しております。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の
連結財務諸表の組替を行っております。
この結果、前連結会計年度の連結損益計算書において、「営業外収益」の「その他」2,909千円は「助成金収
入」580千円、「その他」2,329千円に組み替えております。
また、前連結会計年度において、「営業外費用」の「その他」に含めていた「為替差損」は、金額的重要性が増
したため、当連結会計年度において独立掲記しております。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年
度の連結財務諸表の組替を行っております。
この結果、前連結会計年度の連結損益計算書において、「営業外費用」の「その他」103千円は「為替差損」86千
円、「その他」16千円に組み替えております。
(連結キャッシュ・フロー計算書関係)
「営業活動によるキャッシュ・フロー」における「助成金収入」および「助成金の受取額」は、金額的重要性が増
したため、当連結会計年度において独立掲記しております。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年
度の連結財務諸表の組替を行っております。
この結果、前連結会計年度の連結キャッシュ・フロー計算書において、「営業活動によるキャッシュ・フロー」
の「助成金収入」△580千円、「助成金の受取額」580千円を独立掲記するとともに、「小計」931,343千円を
930,763千円に変更しております。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1.報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締
役会が、経営資源の配分に関する意思決定を行い、かつ、業績評価をするために、定期的に検討を行う対象となっ
ているものであります。
当社は、当社および連結子会社ごとに業績評価を行っているため、これを事業セグメントの構成単位としており、
「ソフトウェア事業」、「システム開発サービス事業」および「海外事業」の三つを報告セグメントとしておりま
す。
「ソフトウェア事業」は、当社が展開する事業であり、主にdesknet's NEOを主力製品とするグループウェア製品
のクラウドサービスによる提供、パッケージ製品としてのライセンス販売、およびこれらに関連する役務作業の提
供、将来の製品・サービスの開発につながるような受託開発を行っております。
「システム開発サービス事業」は、株式会社Pro-SPIREが展開する事業であり、長年培ってきたクラウドインテグ
レーション、システムインテグレーションのノウハウを基礎に技術者の育成を図り、先端技術を活用し新たな顧客
ニーズを満たすシステムエンジニアリングサービスを主に提供しております。
「海外事業」は、海外子会社が展開する事業であり、主にASEAN地域において当社の製品・サービス等の販売を行
っております。
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株式会社ネオジャパン(3921) 2021年1月期 決算短信
2.報告セグメントの変更等に関する事項
第3四半期連結会計期間より、NEOREKA ASIA Sdn.Bhd.を連結の範囲に含めたことに伴い、報告セグメント 「海
外事業」を追加しております。
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理は、連結財務諸表を作成するために採用した会計処理の原則及び手続
と同一であります。報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。セグメント間の内部売上高又は
振替高は市場実勢価格に基づいております。
なお、セグメント資産及び負債については、取締役会に対して定期的に提供しておらず、経営資源の配分決定及
び業績評価の検討対象となっていないため、開示しておりません。
4.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2019年2月1日 至 2020年1月31日)
(単位:千円)
報告セグメント
連結財務諸表
ソフトウェア システム開発 調整額
計 計上額
事業 サービス事業
売上高
外部顧客への売上高 3,081,926 661,057 3,742,984 - 3,742,984
セグメント間の内部
- 800 800 △800 -
売上高又は振替高
計 3,081,926 661,857 3,743,784 △800 3,742,984
セグメント利益 639,381 59,681 699,063 - 699,063
その他の項目
減価償却費 110,248 2,398 112,647 - 112,647
のれんの償却額 - 4,610 4,610 - 4,610
(注)1.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と一致しております。
2.当社は、2019年8月30日付で株式会社Pro-SPIREを連結子会社としております。同社の事業は「システム開
発サービス事業」の報告セグメントに含めておりますが、2019年9月30日をみなし取得日としているため、
4か月分の損益計算書を連結しております。
当連結会計年度(自 2020年2月1日 至 2021年1月31日)
(単位:千円)
報告セグメント
連結財務諸表
ソフトウェア システム開発 調整額
海外事業 計 計上額
事業 サービス事業
売上高
外部顧客への売上高 3,460,789 1,861,163 3,068 5,325,021 - 5,325,021
セグメント間の内部
1,517 23,257 1,790 26,566 △26,566 -
売上高又は振替高
計 3,462,307 1,884,420 4,859 5,351,587 △26,566 5,325,021
セグメント利益又は
771,108 161,957 △12,328 920,737 △88 920,649
セグメント損失(△)
その他の項目
減価償却費 128,007 7,062 1,035 136,104 - 136,104
のれんの償却額 - 13,831 - 13,831 - 13,831
(注)1.セグメント利益又はセグメント損失(△)の調整額△88千円には、棚卸資産の調整額△99千円、債権債務
の相殺消去に伴う貸倒引当金の調整額10千円が含まれております。
2.セグメント利益又はセグメント損失(△)は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
3.減価償却費には、長期前払費用の償却を含んでおります。
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【関連情報】
前連結会計年度(自 2019年2月1日 至 2020年1月31日)
1 製品及びサービスごとの情報
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
2 地域ごとの情報
(1) 売上高
本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。
(2) 有形固定資産
本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を
省略しております。
3 主要な顧客ごとの情報
(単位:千円)
顧客の名称又は氏名 売上高 関連するセグメント名
ダイワボウ情報システム(株) 492,536 ソフトウェア事業
当連結会計年度(自 2020年2月1日 至 2021年1月31日)
1 製品及びサービスごとの情報
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
2 地域ごとの情報
(1) 売上高
本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。
(2) 有形固定資産
本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を
省略しております。
3 主要な顧客ごとの情報
(単位:千円)
顧客の名称又は氏名 売上高 関連するセグメント名
ダイワボウ情報システム(株) 602,217 ソフトウェア事業
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
該当事項はありません。
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【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
前連結会計年度(自 2019年2月1日 至 2020年1月31日)
(単位:千円)
報告セグメント
ソフトウェア システム開発 全社・消去 合計
計
事業 サービス事業
当期償却額 - 4,610 4,610 - 4,610
当期末残高 - 133,702 133,702 - 133,702
当連結会計年度(自 2020年2月1日 至 2021年1月31日)
(単位:千円)
報告セグメント
ソフトウェア システム開発 全社・消去 合計
海外事業 計
事業 サービス事業
当期償却額 - 13,831 - 13,831 - 13,831
当期末残高 - 119,871 - 119,871 - 119,871
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
該当事項はありません。
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株式会社ネオジャパン(3921) 2021年1月期 決算短信
(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年2月1日 (自 2020年2月1日
至 2020年1月31日) 至 2021年1月31日)
1株当たり純資産額 259.69円 296.83円
1株当たり当期純利益 33.38円 45.58円
潜在株式調整後
33.16円 45.32円
1株当たり当期純利益
(注) 1 1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりで
あります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年2月1日 (自 2020年2月1日
至 2020年1月31日) 至 2021年1月31日)
1株当たり当期純利益
親会社株主に帰属する当期純利益(千円) 495,039 677,106
普通株主に帰属しない金額(千円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純利益
495,039 677,106
(千円)
普通株式の期中平均株式数(株) 14,830,908 14,856,000
潜在株式調整後1株当たり当期純利益
親会社株主に帰属する当期純利益調整額(千円) - -
普通株式増加数(株) 98,973 85,478
(うち新株予約権(株)) (98,973) (85,478)
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり
-
当期純利益の算定に含めなかった潜在株式の概要
2 1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度末 当連結会計年度末
(2020年1月31日) (2021年1月31日)
純資産の部の合計額(千円) 3,856,413 4,431,107
純資産の部の合計額から控除する金額(千円) - 10,847
普通株式に係る期末の純資産額(千円) 3,856,413 4,420,259
1株当たり純資産額の算定に用いられた期末の普通株式
14,849,872 14,891,777
の数(株)
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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