3920 アイビーシー 2020-05-28 17:00:00
第2四半期連結業績予想と実績との差異及び特別損失(減損損失)の計上(連結決算、個別決算)並びに通期連結業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]

                                                                     2020 年5月 28 日
各 位
                                         会 社 名 アイビーシー株式会社
                                         代表者名 代表取締役社長 加藤 裕之
                                               (コード番号:3920 東証第一部)
                                         問合せ先 コーポレートサービス統括部長 太田 祐樹
                                                (TEL.03-5117-2780)



            第2四半期連結業績予想と実績との差異及び特別損失(減損損失)の計上
            (連結決算、個別決算)並びに通期連結業績予想の修正に関するお知らせ



   2019 年 11 月 13 日に公表した 2020 年9月期第2四半期連結累計期間の業績予想と、本日公表の同実績に
 差異が生じましたので、下記のとおりお知らせいたします。
   また、2019 年 11 月 13 日に公表した 2020 年9月期の連結業績予想を修正しましたので、併せてお知らせ
 いたします。


                                         記



1.2020 年9月期第2四半期連結累計期間業績予想と実績値の差異
(2019 年 10 月1日から 2020 年3月 31 日)

                                                      親会社株主に帰属       1 株 当 た り
                     売上高          営業利益       経常利益
                                                      する四半期純利益        四半期純利益
                         百万円         百万円        百万円           百万円           円 銭

前回発表予想(A)              1,172         183        163           109           19.78
実績(B)                    920          29         18         ▲225          ▲40.93
増減額(B-A)               ▲251        ▲153       ▲144          ▲334               ー
増減率(%)                ▲21.5        ▲83.6      ▲88.7            ー               ー
(ご参考)前期第2四半期実績
(2019年9月期第2四半期)          876         163        163           106           19.09

1) 差異が生じた理由
    第2四半期連結累計期間における売上高につきましては、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、顧客
  事務所への訪問が制限されたことにより、新規顧客に対するライセンス販売が 143 百万円下回ったことや、
  作業を伴うソリューション売上や一部物流の影響を受けた物販を伴うソリューション販売が先送りされた
  こと等により予想を 251 百万円下回りました。
    利益面については、売上減少に伴う売上総利益の減少が 205 百万円あったことから、販管費を抑制した
  ものの、営業利益及び経常利益は予想を下回りました。また、下記 2)のとおり、特別損失(減損損失)
  を計上したことにより、親会社株主に帰属する四半期純利益も予想を下回りました。
2)特別損失(減損損失)の内容
 ① 連結決算
   当社連結子会社2社について、新型コロナウイルス感染症の影響等を踏まえて今後の事業計画を大幅に
 見直しました。
   iChain 株式会社については、現在海外で一部開発を行っているものに遅延が生じており、また今後も継
 続的な開発が必要となる一方で、同社の販売見込み先の多くが先行き不透明な状況から新規投資に対して慎
 重な姿勢を示しております。こうした状況が一定期間継続する見通しをもとに、将来の収益見通しと回収可
 能性等を勘案した結果、ソフトウェア及びソフトウェア仮勘定 117 百万円を減損損失として特別損失に計上
 いたしました。
    また、株式会社サンデーアーツについても同様の見直しを行い、取引先での常駐案件凍結等の状況や現
 在の同社の態勢を踏まえて将来見通しを検討した結果、買収時に想定した業績と乖離が生じたため、同社に
 係るのれん 85 百万円を減損損失として特別損失に計上いたしました。
 ② 個別決算
    上記の背景を踏まえ、当社が保有する上記2社の株式について評価を行った結果、実質価値が著しく下
 落していることから減損処理を実施し、関係会社株式評価損として 317 百万円を特別損失に計上いたしまし
 た。
   なお、2社の関係会社株式評価損につきましては、連結財務諸表において消去しているため、連結業績
 への影響はありません。


2.2020 年9月期通期業績予想の修正について
 新型コロナウイルス感染拡大を受けたリモートワークやオンラインコミュニケーションの急増に伴う ICT イ
ンフラ管理に関する当社へのお問い合わせが増加しております。そのため、当社が提供する ICT インフラ管理
を効果的に実現できるシステム情報管理ソリューションの販売拡大が見込まれます。しかしながら、新型コロ
ナウイルス感染拡大の今後の影響については依然不透明であることから、2019 年 11 月 13 日に公表した 2020
年9月期の連結業績予想を一旦取り下げて「未定」とし、適切な業績予想が開示可能となった時点で改めて公
表いたします。
(2019 年 10 月 1 日から 2020 年9月 30 日)
                                                    親会社株主に帰属    1 株 当 た り
                       売上高          営業利益    経常利益
                                                     する当期純利益     当期純利益
                           百万円        百万円     百万円         百万円        円 銭

前回発表予想(A)                2,555        352     311         212        38.49
今回修正予想(B)                 未定          未定      未定         未定           未定
増減額(B-A)                    ー          ー       ー           ー            ー
増減率(%)                      ー          ー       ー           ー            ー
(ご参考)前期通期実績
(2019年9月期)               1,833        244     223         134        24.18


(注)上記の予想は、発表日現在において入手可能な情報に基づき判断した見通しであり、実際の業績等は、
   様々な要因により変動する可能性があります。


                                                                     以 上