3918 PCIHD 2020-11-13 15:00:00
2020年9月期 決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年9月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年11月13日
上場会社名 PCIホールディングス株式会社 上場取引所 東
コード番号 3918 URL https://www.pci-h.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 原口 直道
問合せ先責任者 (役職名) 取締役経営企画本部長 (氏名) 井口 直裕 TEL 03-6858-0530
定時株主総会開催予定日 2020年12月18日 配当支払開始予定日 2020年12月21日
有価証券報告書提出予定日 2020年12月21日
決算補足説明資料作成の有無 : 有
決算説明会開催の有無 : 有 (アナリスト・機関投資家向け)
(百万円未満切捨て)
1. 2020年9月期の連結業績(2019年10月1日∼2020年9月30日)
(1) 連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する当期
売上高 営業利益 経常利益
純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年9月期 16,758 1.3 750 △8.7 804 △4.6 286 △37.6
2019年9月期 16,540 14.1 822 12.8 843 9.4 459 △2.1
(注)包括利益 2020年9月期 395百万円 (△6.6%) 2019年9月期 423百万円 (△16.0%)
潜在株式調整後1株当たり 自己資本当期純利
1株当たり当期純利益 総資産経常利益率 売上高営業利益率
当期純利益 益率
円銭 円銭 % % %
2020年9月期 34.85 ― 5.8 6.8 4.5
2019年9月期 55.47 ― 9.3 8.2 5.0
(注)1.2019年9月期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益につきましては、潜在株式が存在しないため記載しておりません。2020年9月期の潜在株式調
整後1株当たり当期純利益につきましては、希薄化効果を有している潜在株式が存在しないため記載しておりません。
2.当社は、2020年4月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。そのため、前連結会計年度の期首に当該株式分割が行わ
れたと仮定して、1株当たり当期純利益を算定しております。
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2020年9月期 12,442 5,427 40.4 609.61
2019年9月期 11,315 5,033 43.0 591.52
(参考)自己資本 2020年9月期 5,021百万円 2019年9月期 4,865百万円
(注)当社は、2020年4月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。そのため、前連結会計年度の期首に当該株式分割が行われた
と仮定して、1株当たり純資産を算定しております。
(3) 連結キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フロー 投資活動によるキャッシュ・フロー 財務活動によるキャッシュ・フロー 現金及び現金同等物期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2020年9月期 1,329 △523 827 4,819
2019年9月期 334 △442 1,324 3,186
2. 配当の状況
年間配当金 配当金総額 配当性向 純資産配当
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) (連結) 率(連結)
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭 百万円 % %
2019年9月期 ― 30.00 ― 30.00 60.00 246 54.1 5.0
2020年9月期 ― 30.00 ― 16.00 ― 255 89.0 5.2
2021年9月期(予想) ― 15.00 ― 16.00 31.00 53.2
(注)1.直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
2.当社は、2020年4月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。そのため、2020年9月期の1株当たり期末配当金につきま
しては、当該株式分割を行う影響を考慮した金額を記載し、年間配当金合計は「−」としております。
3. 2021年 9月期の連結業績予想(2020年10月1日∼2021年 9月30日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
第2四半期(累計) 8,070 △6.8 280 △34.0 290 △34.3 150 39.3 18.21
通期 17,000 1.4 865 15.3 880 9.3 480 67.3 58.27
※ 注記事項
(1) 期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
(2) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年9月期 8,522,400 株 2019年9月期 8,522,400 株
② 期末自己株式数 2020年9月期 285,006 株 2019年9月期 297,152 株
③ 期中平均株式数 2020年9月期 8,231,599 株 2019年9月期 8,290,238 株
(注)当社は、2020年4月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。そのため、前連結会計年度の期首に当該株式分割が行
われたと仮定して、期末発行済株式数(自己株式を含む)、期末自己株式数及び期中平均株式数を算定しております。
(参考)個別業績の概要
2020年9月期の個別業績(2019年10月1日∼2020年9月30日)
(1) 個別経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年9月期 945 △38.9 439 △56.3 449 △55.5 245 △75.7
2019年9月期 1,547 98.3 1,005 789.8 1,008 749.6 1,009 313.4
潜在株式調整後1株当たり当期純
1株当たり当期純利益
利益
円銭 円銭
2020年9月期 29.79 ―
2019年9月期 121.73 ―
(注)1.2019年9月期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益につきましては、潜在株式が存在しないため記載しておりません。2020年9月期の潜在株式調
整後1株当たり当期純利益につきましては、希薄化効果を有している潜在株式が存在しないため記載しておりません。
2.当社は、2020年4月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。そのため、前事業年度の期首に当該株式分割が行わ
れたと仮定して、1株当たり当期純利益を算定しております。
(2) 個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2020年9月期 8,876 4,472 50.3 541.77
2019年9月期 7,279 4,364 60.0 530.68
(参考)自己資本 2020年9月期 4,462百万円 2019年9月期 4,364百万円
(注)当社は、2020年4月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。そのため、前事業年度の期首に当該株式分割が行われた
と仮定して、1株当たり純資産を算定しております。
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その
達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及
び業績予想のご利用にあたっての注意事項については、添付資料P.5「1.経営成績等の概況(4)今後の見通し」をご覧ください。
(決算説明会の入手方法)
当社は、2020年11月26日(木)にアナリスト・機関投資家向け説明会を開催する予定です。この説明会で配布する決算説明会資料については、開催後速やか
に当社ウェブサイトに掲載する予定です。
(その他の特記事項)
当社は、2020年4月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っております。
PCIホールディングス㈱(3918)
2020年9月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………………………… 2
(1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………………………… 4
(4)今後の見通し ……………………………………………………………………………………………………… 5
(5)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当 …………………………………………………………… 5
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………………………… 6
3.連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………………… 7
(1)連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………………… 7
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………… 9
連結損益計算書 …………………………………………………………………………………………………… 9
連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………………………………… 10
(3)連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………………………… 11
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………………… 13
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………………… 15
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 15
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 15
(1株当たり情報) ………………………………………………………………………………………………… 17
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 17
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PCIホールディングス㈱(3918)
2020年9月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当連結会計年度における我が国経済は、当初は雇用情勢・所得環境の改善の継続等、景気は緩やかな回復基調
の兆しがみられたものの、新型コロナウイルス感染症の世界的拡大の影響により急激に経済状況が悪化し、極め
て厳しい状況下で推移いたしました。
当社グループが属する情報サービス産業におきましては、IoT(※1)、IoE(※2)、人工知能(A
I)等の先端技術を活用したデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進に加え、新型コロナウイルス感
染症対策に伴うテレワーク導入企業の増加によるITインフラ整備、サイバー攻撃等の脅威に対する情報セキュ
リティ対策強化への優先的な投資傾向がみられ、IT投資需要は底堅く推移いたしました。一方で、IT技術者
不足は常態化しており、人材確保が継続的な課題となっております。
このような状況下において、当社グループは、これまでに培った技術基盤を核とした付加価値の高いサービス
提供に邁進すると共に、当社グループの成長戦略の柱であるIoT/IoEソリューション事業の規模拡大のた
め、AI技術の活用と企業のDX化促進を目的とした積極的な投資を行いながら、グループ間シナジーの創出を
図ってまいりました。また、本格的なIoT社会の到来を見据え、巧妙化・複雑化するサイバー攻撃に対応する
情報セキュリティビジネスに注力する等、社会的課題の解決と「安心・安全・豊かな社会」を目指した事業展開
を推進してまいりました。加えて、半導体トータルソリューション事業における規模及び事業領域の拡大並びに
資本業務提携先との協業強化を目的に、2019年11月29日付にて株式会社シスウェーブの株式50%を譲渡し、併せ
て2020年1月1日付でVSE株式会社を存続会社として株式会社シスウェーブと合併(当社連結子会社)、商号
を株式会社プリバテックに変更した他、2020年5月にはサイバーセキュリティ事業の強化を目的に、当社グルー
プが取扱うサイバーセキュリティソフト「AppGuard®」のメーカーであり、サイバーセキュリティソリューショ
ンを提供する株式会社BluePlanet-worksと資本業務提携を締結いたしました。一方で、新型コロナウイルス感染
症による経済環境の悪化により、エンベデッドソリューション事業及び半導体トータルソリューション事業の自
動車関連が影響を受け、開発案件の停滞・延期等が発生いたしました。
以上の結果、当連結会計年度における売上高は16,758百万円(前連結会計年度比1.3%増)、営業利益は750百
万円(前連結会計年度比8.7%減)、経常利益は804百万円(前連結会計年度比4.6%減)、親会社株主に帰属す
る当期純利益は、当社が保有する有価証券のうち簿価に比べて実質価額が著しく下落したものについて投資有価
証券評価損を特別損失として計上したため、286百万円(前連結会計年度比37.6%減)となりました。
セグメント別の概況は、次のとおりであります。
(ITソリューション事業)
ITソリューション事業につきましては、売上高は12,537百万円(前連結会計年度比1.5%減)となり、セグ
メント利益は587百万円(前連結会計年度比24.5%減)となりました。
以下では、ITソリューション事業における概況と売上高を主要区分別に示します。
① エンベデッドソリューション
ネットワーク装置及び制御装置開発案件が好調に推移いたしましたが、顧客企業の予算縮小等の影響を受
け、自動車関連案件の新規受注が減少いたしました。加えて、当セグメントを担う主要な事業会社において第
1四半期に戦略的な組織変更を行った影響等により、売上高は前連結会計年度には至らず、5,087百万円(前
連結会計年度比9.0%減)となりました。
② ビジネスソリューション
企業向けソフトウェア開発における社会インフラ構築案件、金融機関向け案件が好調に推移いたしました。
メインフレーム分野においては、顧客の状況変化に一早く対応し、大口のソフトウェア案件及びハードウェア
案件が売上に貢献したこと等により、ビジネスソリューションの売上高は7,450百万円(前連結会計年度比
4.4%増)となりました。
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2020年9月期 決算短信
(IoT/IoEソリューション事業)
IoT/IoEソリューション事業につきましては、売上高は2,454百万円(前連結会計年度比22.7%増)とな
り、セグメント利益は151百万円(前連結会計年度比339.3%増)となりました。
企業の新型コロナウイルス感染防止対策により対面営業が制限される中、WEB面談でのアプローチが功を奏
し、通信事業が極めて好調に推移いたしました。また、サイバーセキュリティソフト「AppGuard®」の販売伸長
に加え、IoTプラットフォーム関連事業が売上に寄与いたしました。
(半導体トータルソリューション事業)
半導体トータルソリューション事業につきましては、売上高1,781百万円(前連結会計年度比2.6%減)とな
り、セグメント損失は△18百万円(前連結会計年度は4百万円のセグメント利益)となりました。
テスト評価案件や基板開発等の継続的な受注を得ましたが、車載系案件が減少し、売上高は前連結会計年度に
は至らず減少いたしました。また、一部の事業拠点におけるエンジニアの稼働率が減少したこと、新技術の実用
化及び自社製品の販売に向けた積極的な研究開発投資を実行したこと等により、セグメント利益は前連結会計年
度に比べ、減少する結果となりました。
(注)上記に用いられている用語の説明は以下のとおりであります。
(※1)IoT:(Internet of Things)
コンピュータ等の情報・通信機器だけでなく、様々な「モノ」に通信機能を持たせ、インターネットに
接続、相互に通信することにより、自動認識や自動制御、遠隔計測等を行うこと。
(※2)IoE:(Internet of Everything)
IoTよりも広い概念であり、ヒト・モノ・プロセス・データ等がインターネットにつながり、相互に
通信が可能となる技術や状態、仕組みのこと
(2)当期の財政状態の概況
① 資産、負債及び純資産の状況
(資産)
当連結会計年度における総資産は、12,442百万円(前連結会計年度は11,315百万円)となり、1,126百万円
増加しました。
流動資産は8,625百万円(前連結会計年度は7,751百万円)となり、874百万円増加しました。その主な要因
は、現金及び預金の増加1,633百万円、たな卸資産の増加54百万円の一方で、売上債権の減少724百万円、その
他の減少88百万円によるものであります。
固定資産は3,816百万円(前連結会計年度は3,563百万円)となり、253百万円増加しました。
有形固定資産は260百万円(前連結会計年度は300百万円)となり、40百万円の減少、無形固定資産は1,355
百万円(前連結会計年度は1,437百万円)となり、81百万円の減少、投資その他の資産は2,200百万円(前連結
会計年度は1,824百万円)となり、375百万円増加しました。有形固定資産の減少の主な要因は、建物附属設備
の減少15百万円、その他の減少25百万円であります。無形固定資産の減少の主な要因は、のれんの減少104百
万円の一方で、その他の増加22百万円によるものであります。投資その他の資産の増加の主な要因は、投資有
価証券の増加322百万円であります。
(負債)
当連結会計年度における負債は、7,014百万円(前連結会計年度は6,281百万円)となり、732百万円増加し
ました。
流動負債は3,588百万円(前連結会計年度は3,562百万円)となり、25百万円増加しました。その主な要因
は、短期借入金の増加200百万円、1年内返済予定の長期借入金の増加45百万円、未払法人税等の増加168百万
円、未払消費税等の増加190百万円、賞与引当金の増加62百万円の一方で、仕入債務の減少29百万円、1年内
償還予定の社債の減少131百万円、未払金の減少249百万円、その他の減少233百万円によるものであります。
固定負債は3,426百万円(前連結会計年度は2,719百万円)となり、706百万円増加しました。その主な要因
は、長期借入金の増加850百万円の一方で、社債の減少106百万円、退職給付に係る負債の減少20百万円による
ものであります。
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(純資産)
当連結会計年度における純資産は、5,427百万円(前連結会計年度は5,033百万円)となり、393百万円増加
しました。これは主に、親会社株主に帰属する当期純利益286百万円、自己株式の処分15百万円、その他有価
証券評価差額金101百万円、及び子会社株式の一部譲渡などによる非支配株主持分227百万円の増加の一方で、
配当金の支払246百万円による減少があったことによるものであります。
この結果、自己資本比率は40.4%(前連結会計年度末は43.0%)となりました。
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ1,633
百万円増加し、4,819百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により得られた資金は1,329百万円(前連結会計年度は334百万円の収入)となりました。これは主
に、税金等調整前当期純利益588百万円、減価償却費112百万円、のれん償却額104百万円、賞与引当金の増加62
百万円、投資有価証券評価損209百万円、売上債権の減少724百万円があった一方で、未払金の減少261百万円、
法人税等の支払額195百万円があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により使用した資金は523百万円(前連結会計年度は442百万円の支出)となりました。これは主に、
投資有価証券の取得による支出394百万円、無形固定資産の取得による支出67百万円があったことによるもので
あります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により得られた資金は827百万円(前連結会計年度は1,324百万円の収入)となりました。これは主
に、短期借入金の純増額200百万円、長期借入れによる収入1,600百万円、連結の範囲の変更を伴わない子会社株
式の売却による収入238百万円があった一方で、長期借入金の返済による支出704百万円、社債の償還による支出
237百万円、配当金の支払額246百万円があったことによるものであります。
(参考)キャッシュ・フロー関連指標の推移
2017年9月期 2018年9月期 2019年9月期 2020年9月期
自己資本比率(%) 52.6 54.8 43.0 40.4
時価ベースの自己資本比
188.1 135.2 74.6 80.5
率(%)
キャッシュ・フロー対
有利子負債比率(年) 0.9 1.7 8.5 2.8
インタレスト・カバレッ
ジ・レシオ(倍) 177.8 40.8 24.2 94.7
自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い
(注1)いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。
(注2)株式時価総額は自己株式を除く発行済株式数をベースに計算しております。
(注3)キャッシュ・フロー及び利払いは、連結キャッシュ・フロー計算書に計上されている「営業活動によ
るキャッシュ・フロー」及び「利息の支払額」を利用しております。
(注4)有利子負債は連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っているすべての負債を対象と
しております。
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(4)今後の見通し
今後の見通しにつきましては、現在、新型コロナウイルス感染拡大により、個人消費や設備投資が低調に推移
する等、先行き不透明な状況が続いておりますが、2021年9月期中には概ね収束の方向に進むものと想定してお
ります。
当社グループが属する情報サービス産業におきましては、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、顧客先
訪問による商談機会の減少等の新規受注案件に対する営業活動の制約や顧客企業における一時的な予算縮小等の
リスクはありますが、IT投資は企業の競争力強化及びデジタルトランスフォーメーションの更なる加速のため
には不可欠であり、引き続き、一定の需要はあるものと予測しております。
このような状況の下、当社グループでは、新たにスタートした中期経営計画「PCI-VISION 2023」の基本方針
に基づき、時流を勘案した選択と集中を行い、主力事業の差別化戦略による確実な事業成長と従来から当社グル
ープが得意としている通信・組み込み制御技術、アプリケーション開発力等の知的資本を基軸としたグループ事
業間及び業務提携先とのシナジー創出を図ってまいります。半導体トータルソリューション事業おいては、ハー
ドウェアとソフトウェアの融合による自社製品の展開及び付加価値を高めるためのOne-Stopソリューションの実
現に努めてまいります。加えて、サイバーセキュリティ関連事業の強化を図ってまいります。
また、依然としてエンジニア不足は継続するものと認識しており、人材確保への積極的な投資あるいは先進技
術の取り込みによる既存事業の強化、事業領域の拡大を目的としたM&Aや協業による事業展開を推進し、一層
の企業価値向上に努めてまいります。
2021年9月期の連結業績につきましては、当社グループが新コロナウイルス感染拡大により受ける影響は限定
的と考えており、売上高17,000百万円(当連結会計年度比1.4%増)、営業利益865百万円(当連結会計年度比
15.3%増)、経常利益880百万円(当連結会計年度比9.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益480百万円
(当連結会計年度比67.3%増)と予想しております。
上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであります。実際の業績
は、今後の様々な要因により、異なる結果となる可能性があります。
(5)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当
当社は、株主に対する利益還元を経営の最重要課題の一つとして認識しており、経営基盤の長期安定化に向け
た財務体質の強化と今後の事業展開に備えるための内部留保を確保しつつ、中間配当及び期末配当の年2回の安
定した配当を維持継続し、業績に裏付けられた更なる配当水準の向上を図ることで株主への利益還元を行うこと
を基本方針としております。
当期の期末配当金につきましては、上記の基本方針に基づき、1株当たり16.00円とさせていただく予定であ
ります。中間配当につきましては、1株当たり30.00円を実施いたしました。
なお、当社は2020年4月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行っており、株式分割後の当期
の期末配当金1株当たり16.00円は株式分割前では32.00円に相当しますので、前期の期末配当金1株当たり
30.00円に比して実質的に2円の増配となります。
次期の配当につきましては、1株当たり31.00円(中間配当金15.00円、期末配当金16.00円)を予定しており
ます。
当社は、会社法第454条第5項に規定する中間配当を行うことが出来る旨を定款で定めております。
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2020年9月期 決算短信
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループは、国際的な事業展開や資金調達を行っておりませんので、日本基準に基づき連結財務諸表を作成して
おります。
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2020年9月期 決算短信
3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年9月30日) (2020年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 3,198,761 4,831,902
受取手形及び売掛金 3,529,860 2,978,135
電子記録債権 486,892 314,056
たな卸資産 164,744 219,025
その他 371,259 282,539
流動資産合計 7,751,518 8,625,660
固定資産
有形固定資産
建物附属設備(純額) 156,768 141,350
その他(純額) 144,099 119,042
有形固定資産合計 300,868 260,392
無形固定資産
のれん 1,084,292 979,710
その他 353,065 375,822
無形固定資産合計 1,437,358 1,355,533
投資その他の資産
投資有価証券 1,063,066 1,385,787
繰延税金資産 227,012 236,828
退職給付に係る資産 9,593 9,505
その他 526,102 570,621
貸倒引当金 △808 △2,336
投資その他の資産合計 1,824,967 2,200,407
固定資産合計 3,563,194 3,816,333
繰延資産
創立費 288 -
社債発行費 478 21
繰延資産合計 766 21
資産合計 11,315,479 12,442,015
- 7 -
PCIホールディングス㈱(3918)
2020年9月期 決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年9月30日) (2020年9月30日)
負債の部
流動負債
買掛金 980,410 950,880
短期借入金 - 200,000
1年内償還予定の社債 237,500 106,250
1年内返済予定の長期借入金 574,428 619,952
未払金 618,844 369,431
未払法人税等 58,118 226,809
未払消費税等 158,927 349,356
賞与引当金 273,176 335,718
役員賞与引当金 22,973 26,061
受注損失引当金 5,433 1,430
アフターコスト引当金 6,100 -
資産除去債務 937 10,122
その他 625,425 392,209
流動負債合計 3,562,275 3,588,221
固定負債
社債 106,250 -
長期借入金 1,903,286 2,753,334
役員退職慰労引当金 47,328 46,068
退職給付に係る負債 180,348 159,958
資産除去債務 81,756 72,115
その他 400,332 394,599
固定負債合計 2,719,301 3,426,074
負債合計 6,281,577 7,014,295
純資産の部
株主資本
資本金 1,046,232 1,046,232
資本剰余金 2,650,082 2,648,772
利益剰余金 1,592,272 1,632,236
自己株式 △386,410 △370,604
株主資本合計 4,902,177 4,956,637
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 △36,742 64,958
その他の包括利益累計額合計 △36,742 64,958
新株予約権 - 10,015
非支配株主持分 168,466 396,106
純資産合計 5,033,901 5,427,719
負債純資産合計 11,315,479 12,442,015
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PCIホールディングス㈱(3918)
2020年9月期 決算短信
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
(連結損益計算書)
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年10月1日 (自 2019年10月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
売上高 16,540,922 16,758,152
売上原価 12,191,129 12,258,877
売上総利益 4,349,792 4,499,274
販売費及び一般管理費 3,527,714 3,749,066
営業利益 822,078 750,207
営業外収益
受取利息及び配当金 15,005 26,252
助成金収入 19,052 36,796
その他 7,607 13,513
営業外収益合計 41,665 76,562
営業外費用
支払利息 13,429 13,293
支払手数料 2,181 1,340
投資事業組合運用損 3,686 6,490
その他 1,099 821
営業外費用合計 20,397 21,946
経常利益 843,346 804,823
特別利益
固定資産売却益 6,519 500
固定資産受贈益 1,000 -
投資有価証券売却益 2,162 -
負ののれん発生益 24,228 -
受取保険金 17,849 -
特別利益合計 51,760 500
特別損失
固定資産除却損 1,407 266
投資有価証券評価損 63,352 209,989
役員退職慰労金 20,000 -
その他 4,652 6,741
特別損失合計 89,412 216,996
税金等調整前当期純利益 805,695 588,326
法人税、住民税及び事業税 330,720 333,204
法人税等調整額 △22,695 △38,436
法人税等合計 308,024 294,767
当期純利益 497,670 293,558
非支配株主に帰属する当期純利益 37,803 6,654
親会社株主に帰属する当期純利益 459,866 286,904
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2020年9月期 決算短信
(連結包括利益計算書)
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年10月1日 (自 2019年10月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
当期純利益 497,670 293,558
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △74,378 101,701
その他の包括利益合計 △74,378 101,701
包括利益 423,292 395,259
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 385,488 388,605
非支配株主に係る包括利益 37,803 6,654
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PCIホールディングス㈱(3918)
2020年9月期 決算短信
(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2018年10月1日 至 2019年9月30日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 1,045,165 2,650,685 1,487,264 △150,930 5,032,185
当期変動額
新株の発行 1,067 1,067 2,134
剰余金の配当 △354,858 △354,858
親会社株主に帰属する当期
純利益
459,866 459,866
自己株式の取得 △249,783 △249,783
自己株式の処分 △1,670 14,304 12,633
株主資本以外の項目の当期
変動額(純額)
当期変動額合計 1,067 △603 105,008 △235,479 △130,007
当期末残高 1,046,232 2,650,082 1,592,272 △386,410 4,902,177
その他の包括利益累計額
非支配株主持分 純資産合計
その他有価証券 その他の包括利
評価差額金 益累計額合計
当期首残高 37,636 37,636 93,086 5,162,908
当期変動額
新株の発行 2,134
剰余金の配当 △354,858
親会社株主に帰属する当期
純利益
459,866
自己株式の取得 △249,783
自己株式の処分 12,633
株主資本以外の項目の当期
△74,378 △74,378 75,380 1,001
変動額(純額)
当期変動額合計 △74,378 △74,378 75,380 △129,006
当期末残高 △36,742 △36,742 168,466 5,033,901
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PCIホールディングス㈱(3918)
2020年9月期 決算短信
当連結会計年度(自 2019年10月1日 至 2020年9月30日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 1,046,232 2,650,082 1,592,272 △386,410 4,902,177
当期変動額
剰余金の配当 △246,939 △246,939
親会社株主に帰属する当期
純利益
286,904 286,904
自己株式の取得 △58 △58
自己株式の処分 △2,139 15,864 13,725
連結子会社株式の売却によ
る持分の増減
829 829
株主資本以外の項目の当期
変動額(純額)
当期変動額合計 - △1,310 39,964 15,805 54,460
当期末残高 1,046,232 2,648,772 1,632,236 △370,604 4,956,637
その他の包括利益累計額
新株予約権 非支配株主持分 純資産合計
その他有価証券 その他の包括利
評価差額金 益累計額合計
当期首残高 △36,742 △36,742 - 168,466 5,033,901
当期変動額
剰余金の配当 △246,939
親会社株主に帰属する当期
純利益
286,904
自己株式の取得 △58
自己株式の処分 13,725
連結子会社株式の売却によ
る持分の増減
829
株主資本以外の項目の当期
101,701 101,701 10,015 227,640 339,357
変動額(純額)
当期変動額合計 101,701 101,701 10,015 227,640 393,817
当期末残高 64,958 64,958 10,015 396,106 5,427,719
- 12 -
PCIホールディングス㈱(3918)
2020年9月期 決算短信
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年10月1日 (自 2019年10月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 805,695 588,326
減価償却費 109,011 112,010
のれん償却額 105,340 104,581
株式報酬費用 8,422 22,233
貸倒引当金の増減額(△は減少) △258 1,527
賞与引当金の増減額(△は減少) 88,196 62,541
役員賞与引当金の増減額(△は減少) 19,973 3,087
役員退職慰労引当金の増減額(△は減少) △361,865 △1,260
投資有価証券売却損益(△は益) △2,162 -
投資有価証券評価損益(△は益) 63,352 209,989
投資事業組合運用損益(△は益) 3,686 6,490
受取保険金 △17,849 -
負ののれん発生益 △24,228 -
固定資産売却損益(△は益) △6,519 △500
固定資産受贈益 △1,000 -
固定資産除却損 1,407 266
受取利息及び受取配当金 △15,005 △26,252
助成金収入 △19,052 △36,796
支払利息 13,429 13,293
支払手数料 2,181 1,340
売上債権の増減額(△は増加) △592,480 724,560
たな卸資産の増減額(△は増加) △5,068 △54,281
仕入債務の増減額(△は減少) 110,395 △29,529
未払金の増減額(△は減少) △226,378 △261,921
長期未払金の増減額(△は減少) 386,592 △20,000
前受金の増減額(△は減少) 65,508 △2,662
その他 119,321 20,428
小計 630,643 1,437,475
利息及び配当金の受取額 15,051 26,184
利息の支払額 △13,846 △14,035
助成金の受取額 19,052 36,796
法人税等の支払額 △337,789 △195,339
法人税等の還付額 21,449 38,289
営業活動によるキャッシュ・フロー 334,560 1,329,370
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PCIホールディングス㈱(3918)
2020年9月期 決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年10月1日 (自 2019年10月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の純増減額(△は増加) 47,559 △6,003
有形固定資産の取得による支出 △42,037 △26,399
有形固定資産の売却による収入 6,520 1,136
無形固定資産の取得による支出 △153,527 △67,134
投資有価証券の取得による支出 △315,769 △394,481
投資有価証券の売却による収入 2,500 -
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による
△4,227 -
支出
貸付けによる支出 △4,202 △31,139
貸付金の回収による収入 5,472 34,369
敷金及び保証金の差入による支出 △8,018 △1,290
保険積立金の積立による支出 - △36,236
保険積立金の解約による収入 40,956 -
その他 △17,568 3,333
投資活動によるキャッシュ・フロー △442,343 △523,845
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) - 200,000
長期借入金の返済による支出 △232,102 △704,428
長期借入れによる収入 2,400,000 1,600,000
社債の償還による支出 △237,500 △237,500
株式の発行による収入 2,134 -
自己株式の取得による支出 △249,783 △58
配当金の支払額 △353,882 △246,901
非支配株主への配当金の支払額 - △16,019
連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の売却に
- 238,200
よる収入
その他 △4,207 △5,662
財務活動によるキャッシュ・フロー 1,324,659 827,631
現金及び現金同等物に係る換算差額 △45 △17
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 1,216,830 1,633,139
現金及び現金同等物の期首残高 1,969,890 3,186,721
現金及び現金同等物の期末残高 3,186,721 4,819,861
- 14 -
PCIホールディングス㈱(3918)
2020年9月期 決算短信
(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
1.報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締
役会が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものです。
当社グループは、当社が純粋持株会社として各社の事業をサポートし、各事業会社は取り扱うサービスについて
包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。報告セグメント区分は、「ITソリューション事業」、
「IoT/IoEソリューション事業」、「半導体トータルソリューション事業」の3区分となっております。
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、連結財務諸表を作成するために採用される会計方針に準拠
した方法であります。
報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。
セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいております。
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2018年10月1日 至 2019年9月30日)
(単位:千円)
報告セグメント
連結財務諸表
調整額
計上額
IT 半導体トータル (注)1
IoT/IoEソリュ (注)2
ソリューション ソリューション 計
ーション事業
事業 事業
売上高
外部顧客への売上高 12,713,201 1,999,508 1,828,212 16,540,922 - 16,540,922
セグメント間の内部売上
10,886 - 733 11,620 △11,620 -
高又は振替高
計 12,724,088 1,999,508 1,828,946 16,552,543 △11,620 16,540,922
セグメント利益 778,699 34,479 4,596 817,775 4,302 822,078
資産 4,730,475 2,580,415 710,425 8,021,315 3,294,163 11,315,479
その他の項目
減価償却費 36,179 41,009 13,667 90,856 18,154 109,011
のれん償却額 16,867 76,575 11,897 105,340 - 105,340
有形固定資産及び無形固
38,906 16,553 23,769 79,229 121,086 200,315
定資産の増加額
(注)1.調整額は、以下のとおりであります。
(1)セグメント利益の調整額は、各報告セグメントに配分していない全社収益533,615千円及び全社費
用△541,999千円、その他調整額12,687千円が含まれております。全社収益は、各グループ会社か
らの経営指導料、業務委託収入が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しな
い持株会社運営に係る費用であります。
(2)セグメント資産の調整額は、セグメント間取引消去△4,009,177千円及び全社資産7,303,341千円で
あります。全社資産は、主に報告セグメントに帰属しない親会社の余資運用資金(現金及び預金
等)、管理部門に係る資産等であります。
(3)減価償却費の調整額は、報告セグメントに帰属しない親会社の減価償却費であります。
(4)有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額は、報告セグメントに帰属しない親会社における
設備投資額であります。
2.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
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PCIホールディングス㈱(3918)
2020年9月期 決算短信
当連結会計年度(自 2019年10月1日 至 2020年9月30日)
(単位:千円)
報告セグメント
連結財務諸表
調整額
計上額
IT 半導体トータル (注)1
IoT/IoEソリュ (注)2
ソリューション ソリューション 計
ーション事業
事業 事業
売上高
外部顧客への売上高 12,523,858 2,452,921 1,781,372 16,758,152 - 16,758,152
セグメント間の内部売上
13,513 1,285 228 15,027 △15,027 -
高又は振替高
計 12,537,371 2,454,206 1,781,600 16,773,179 △15,027 16,758,152
セグメント利益又は損失
587,938 151,478 △18,802 720,614 29,593 750,207
(△)
資産 4,084,134 2,714,154 425,961 7,224,250 5,217,764 12,442,015
その他の項目
減価償却費 43,579 34,706 12,667 90,952 21,058 112,010
のれん償却額 16,108 76,575 11,897 104,581 - 104,581
有形固定資産及び無形固
88,774 14,810 2,206 105,791 249 106,041
定資産の増加額
(注)1.調整額は、以下のとおりであります。
(1)セグメント利益の調整額は、各報告セグメントに配分していない全社収益520,678千円及び全社費
用△505,914千円、その他調整額14,829千円が含まれております。全社収益は、各グループ会社か
らの経営指導料、業務委託収入が含まれております。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しな
い持株会社運営に係る費用であります。
(2)セグメント資産の調整額は、セグメント間取引消去△3,659,095千円及び全社資産8,876,860千円で
あります。全社資産は、主に報告セグメントに帰属しない親会社の余資運用資金(現金及び預金
等)、管理部門に係る資産等であります。
(3)減価償却費の調整額は、報告セグメントに帰属しない親会社の減価償却費であります。
(4)有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額は、報告セグメントに帰属しない親会社における
設備投資額であります。
2.セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
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PCIホールディングス㈱(3918)
2020年9月期 決算短信
(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年10月1日 (自 2019年10月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
1株当たり純資産額 591円52銭 609円61銭
1株当たり当期純利益 55円47銭 34円85銭
(注)1.前連結会計年度の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しており
ません。当連結会計年度の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、希薄化効果を有している潜在株
式が存在しないため記載しておりません。
2.2020年4月1日付で普通株式1株につき2株の株式分割を行っております。前連結会計年度の期首に当該株式
分割が行われたと仮定して、1株当たり純資産額、1株当たり当期純利益を算定しております。
3.1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
項目 (自 2018年10月1日 (自 2019年10月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
親会社株主に帰属する当期純利益
459,866 286,904
(千円)
普通株主に帰属しない金額(千円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する当期
459,866 286,904
純利益(千円)
普通株式の期中平均株式数(千株) 8,290 8,231
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後 2019年11月13日開催の取締役会
1株当たり当期純利益の算定に含めなかった 決議による第3回新株予約権
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潜在株式の概要 新株予約権の数 700個
(普通株式 70千株)
(注)2020年4月1日付で普通株式1株につき2株の株式分割を行っております。前連結会計年度の期首に当該
株式分割が行われたと仮定して、普通株式の期中平均株式数(千株)を算定しております。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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