3917 M-アイリッジ 2020-02-14 15:00:00
2020年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年2月14日
上場会社名 株式会社アイリッジ 上場取引所 東
コード番号 3917 URL http://iridge.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)小田 健太郎
問合せ先責任者 (役職名) 取締役CFO兼管理グループ長 (氏名)英 一樹 TEL 03-6441-2325
四半期報告書提出予定日 2020年2月14日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:有
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2020年3月期第3四半期の連結業績(2019年4月1日~2019年12月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期第3四半期 3,831 - △47 - △46 - △70 -
2019年3月期第3四半期 - - - - - - - -
(注)包括利益 2020年3月期第3四半期 △67百万円 (-%) 2019年3月期第3四半期 -百万円 (-%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年3月期第3四半期 △10.68 -
2019年3月期第3四半期 - -
(注)1.当社の2019年3月期は、決算期変更により8か月間の変則決算となっております。これに伴い、比較対象となる2019年3月期第3四
半期連結財務諸表を作成していないため、2019年3月期第3四半期の連結業績及び2020年第3四半期の対前年同四半期増減率につい
ては記載しておりません。
2.潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式は存在するものの1株当たり四半期純損失であるため記載しておりま
せん。
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2020年3月期第3四半期 3,799 2,791 66.1 374.98
2019年3月期 3,520 2,806 72.1 385.29
(参考)自己資本 2020年3月期第3四半期 2,515百万円 2019年3月期 2,541百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年3月期 - 0.00 - 0.00 0.00
2020年3月期 - 0.00 -
2020年3月期(予想) 0.00 0.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2020年3月期の連結業績予想(2019年4月1日~2020年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 5,500 - 250 - 250 - 120 - 18.19
(注)1.直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
2.2019年3月期は決算期変更により8か月間(2018年8月1日~2019年3月31日)を対象とした変則決算となっております。このた
め、対前期増減率は記載しておりません。
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
新規 -社 (社名)-、除外 -社 (社名)-
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期3Q 6,708,100株 2019年3月期 6,596,400株
② 期末自己株式数 2020年3月期3Q 170株 2019年3月期 127株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年3月期3Q 6,628,432株 2019年3月期3Q -株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断
する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提
となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事項については、添付資料P.3「1.当四半期決算に関する定
性的情報(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
株式会社アイリッジ(3917) 2020年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 5
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 5
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 7
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 7
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 7
- 1 -
株式会社アイリッジ(3917) 2020年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当社は、2019年3月期より決算日を7月31日から3月31日に変更いたしました。これに伴い、当第3四半期連
結累計期間(2019年4月1日から同年12月31日)に対応する前年同四半期連結累計期間が存在しないため、対前
年同四半期連結累計期間との比較については記載しておりません。
当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、企業収益の改善や、雇用・所得環境の改善を背景に、緩や
かな回復基調が続いております。一方で世界経済においては、通商問題を巡る動向、中国経済の先行き等の海外
経済の動向や金融資本市場の変動の影響等、依然として先行きの不透明な状況が続いております。
当社グループは、企業向けにスマートフォンアプリを軸にしたデジタルマーケティングを行っております。企
業のデジタルマーケティングへの取り組みは良好で、デジタルマーケティングサービス市場規模は、2018年の
49,700百万円から2024年には133,000百万円にまで拡大する予測となっております(注1)。
このような事業環境の中で、当社は2018年5月以降、複数の業務資本提携を進め、当社グループの事業領域は
拡大、次の3領域を中心に、相互にシナジーを図りながら事業を進めております。
イ スマートフォンをプラットフォームとしたO2O(注2)アプリの開発、マーケティング支援を主とするO
2O領域
ロ 電子地域通貨プラットフォーム「MoneyEasy」の提供を通じたフィンテック領域
ハ 不動産テック(Residential Technology)市場への住宅・住生活関連ソリューションの提供を進めるライフ
デザイン領域
当第3四半期連結累計期間の売上高は3,831,398千円となり、通期業績予想に対する進捗率は70%程度となり
ました(第2四半期末時点の進捗率は44%程度)。第3四半期連結会計期間は一部の大型案件で第4四半期への
ずれ込みがあったものの、ほぼ計画通りの進捗となっております。また、第3四半期末時点の仕掛品残高は連結
ベースで前年12月末比2倍程度と積みあがっており、例年売上が最大となる3月に向け順調に進捗しておりま
す。
当第3四半期連結累計期間は営業赤字であるものの、第2四半期連結会計期間以降は黒字を計上しており、期
初に掲げた「足元の課題、対応方針」への取り組みは順調に進捗、第4四半期以降も引き続き改善が進む見込み
です。
具体的には、人材採用及び開発会社のM&Aにより、土壌となる開発体制の強化は順調に進捗しており、M&
Aで合流したメンバーは早期に融合、また、第4四半期には10名の採用を行い、来期に向けた体制強化を図って
おります。粗利率につきましては、個別案件のリリースタイミングにより上下はあるものの、引き続き改善して
いく見通しです。中期の取り組みである収益のストックシフトについては、「popinfo」からファン育成プラッ
トフォームとしてブランドリニューアルした「FANSHIP」の推進、音声UIアプリ(注3)の提供や電子地域通
貨プラットフォーム「MoneyEasy」の機能拡張・提供、等を継続して進めております。
この結果、売上高3,831,398千円、営業損失47,223千円となり、経常損失は46,463千円、親会社株主に帰属す
る四半期純損失は70,819千円となりました。
(注1)出典:矢野経済研究所「DMP/MAサービス市場に関する調査(2019年)」
(注2)O2O(オンラインtoオフライン)とは、消費者にインターネット(オンライン)上のwebサイトやア
プリを通じて情報を提供し、実店舗(オフライン)への集客や販売促進に繋げることをいいます。
(注3)音声UI(User Interface:音声ユーザーインターフェイス)アプリとは、Amazon Echo等のAIスピー
カーで提供する、ユーザーが音声で操作するアプリケーションのことをいいます。
当社グループは、O2O関連事業を単一の報告セグメントとしており、その他の事業については量的重要性が
乏しいため、記載を省略しております。
そのため、当社グループの販売実績を、サービス別に「月額報酬」と「アプリ開発、コンサル、プロモーショ
ン等」に区分しております。
- 2 -
株式会社アイリッジ(3917) 2020年3月期 第3四半期決算短信
当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日
サービスの名称 至 2019年12月31日)
販売高 構成比
(千円) (%)
月額報酬 557,654 14.6
アプリ開発、コンサル、プロモーション等 3,273,743 85.4
合 計 3,831,398 100.0
月額報酬は、
a.FANSHIPのサービス利用料(利用ユーザー数に応じた従量制)
b.アプリのシステム保守料等
から構成されております。
アプリ開発、コンサル、プロモーション等は主に、
a.アプリの企画・開発に伴う収入
b.アプリマーケティングに伴う収入
c.広告・販売プロモーションに伴う収入
から構成されております。
当第3四半期連結累計期間の販売高は3,831,398千円、内訳として、月額報酬は557,654千円、アプリ開発、コ
ンサル、プロモーション等は3,273,743千円となりました。
月額報酬につきましては、FANSHIPを軸としたストック型ソリューションの展開・開発強化(マルチチャネル
プラットフォーム化)等により、売上高に占める構成比率を高めてまいります。
(2)財政状態に関する説明
①資産、負債及び純資産の状況
(資産)
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末と比べて279,351千円増加の3,799,872千円となり
ました。これは主に電子記録債権が159,472千円減少、開発受託案件に対する仕掛品が153,982千円増加、短期借
入金の増加により現金及び預金が272,257千円増加したこと等によるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末の負債は、前連結会計年度末と比べて294,276千円増加の1,008,505千円となりま
した。これは主に買掛金が14,114千円減少、短期借入金が280,000千円増加したこと等によるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末の純資産の合計は、前連結会計年度末と比べて14,924千円減少の2,791,367千円
となりました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純損失の計上により利益剰余金が70,819千円減少、新株
予約権の行使により資本金が9,552千円増加、新株予約権の行使及び合併等により資本剰余金が38,523千円増加
としたこと等によるものであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
連結業績予想につきましては、2019年5月15日の「2019年3月期 決算短信」で公表いたしました通期の連結業
績予想に変更はありません。
- 3 -
株式会社アイリッジ(3917) 2020年3月期 第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 698,706 970,963
受取手形及び売掛金 1,055,195 1,010,953
電子記録債権 196,239 36,767
仕掛品 84,784 238,766
その他 40,107 74,242
流動資産合計 2,075,032 2,331,693
固定資産
有形固定資産 47,220 34,457
無形固定資産
のれん 560,227 542,232
ソフトウエア 239,502 280,070
ソフトウエア仮勘定 1,527 17,949
その他 426 385
無形固定資産合計 801,683 840,637
投資その他の資産
繰延税金資産 390,882 388,655
その他 205,701 204,428
投資その他の資産合計 596,583 593,083
固定資産合計 1,445,488 1,468,179
資産合計 3,520,521 3,799,872
負債の部
流動負債
買掛金 479,980 465,865
短期借入金 - 280,000
未払法人税等 13,242 16,292
賞与引当金 69,076 76,349
資産除去債務 - 12,610
その他 109,610 126,887
流動負債合計 671,909 978,005
固定負債
資産除去債務 42,319 30,500
固定負債合計 42,319 30,500
負債合計 714,229 1,008,505
純資産の部
株主資本
資本金 1,057,552 1,067,105
資本剰余金 1,150,174 1,188,698
利益剰余金 332,264 261,445
自己株式 △218 △270
株主資本合計 2,539,773 2,516,978
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 1,685 △1,661
その他の包括利益累計額合計 1,685 △1,661
新株予約権 2,711 7,195
非支配株主持分 262,121 268,855
純資産合計 2,806,291 2,791,367
負債純資産合計 3,520,521 3,799,872
- 4 -
株式会社アイリッジ(3917) 2020年3月期 第3四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:千円)
当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日
至 2019年12月31日)
売上高 3,831,398
売上原価 2,846,855
売上総利益 984,542
販売費及び一般管理費 1,031,765
営業損失(△) △47,223
営業外収益
受取利息 3
受取配当金 150
受取手数料 908
雑収入 435
営業外収益合計 1,497
営業外費用
支払利息 319
為替差損 418
営業外費用合計 738
経常損失(△) △46,463
税金等調整前四半期純損失(△) △46,463
法人税、住民税及び事業税 3,652
法人税等調整額 13,132
法人税等合計 16,784
四半期純損失(△) △63,248
非支配株主に帰属する四半期純利益 7,570
親会社株主に帰属する四半期純損失(△) △70,819
- 5 -
株式会社アイリッジ(3917) 2020年3月期 第3四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:千円)
当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日
至 2019年12月31日)
四半期純損失(△) △63,248
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △4,183
その他の包括利益合計 △4,183
四半期包括利益 △67,432
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △74,166
非支配株主に係る四半期包括利益 6,733
- 6 -
株式会社アイリッジ(3917) 2020年3月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
当第3四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)
当社グループは、O2O関連事業を単一の報告セグメントとしており、その他の事業については量的重要性
が乏しいため、記載を省略しております。
- 7 -