3917 M-アイリッジ 2019-08-09 15:00:00
2020年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年8月9日
上場会社名 株式会社アイリッジ 上場取引所 東
コード番号 3917 URL https://iridge.jp
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)小田 健太郎
問合せ先責任者 (役職名) 取締役CFO兼管理グループ長 (氏名)英 一樹 TEL 03-6441-2325
四半期報告書提出予定日 2019年8月9日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:有
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2020年3月期第1四半期の連結業績(2019年4月1日~2019年6月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期第1四半期 788 - △175 - △174 - △132 -
2019年3月期第1四半期 1,004 - △41 - △39 - △43 -
(注)包括利益 2020年3月期第1四半期 △140百万円 (-%) 2019年3月期第1四半期 △42百万円 (-%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2020年3月期第1四半期 △20.06 -
2019年3月期第1四半期 △6.60 -
(注)1.2019年3月期第1四半期より四半期連結財務諸表を作成しているため、2019年3月期第1四半期の対前年同四半期増減率については
記載しておりません。
2.2019年3月期は決算期変更により、2018年8月1日から2019年3月31日までの8か月決算となります。これに伴い、2019年3月期第
1四半期は2018年8月1日から同年10月31日まで、2020年3月期第1四半期は2019年4月1日から同年6月30日までとなり、比較対
象となる期間が異なることから、2020年3月期第1四半期の対前年同四半期増減率については記載しておりません。
3.潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式は存在するものの1株当たり四半期純損失であるため記載しておりま
せん。
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2020年3月期第1四半期 3,172 2,668 75.9 364.85
2019年3月期 3,520 2,806 72.1 385.29
(参考)自己資本 2020年3月期第1四半期 2,407百万円 2019年3月期 2,541百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2019年3月期 - 0.00 - 0.00 0.00
2020年3月期 -
2020年3月期(予想) 0.00 - 0.00 0.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2020年3月期の連結業績予想(2019年4月1日~2020年3月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 5,500 - 250 - 250 - 120 - 18.19
(注)1.直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
2.2019年3月期は決算期変更に伴い8か月の変則決算となっておりますので、対前期増減率は記載しておりません。
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
新規 -社 (社名)-、除外 -社 (社名)-
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期1Q 6,599,400株 2019年3月期 6,596,400株
② 期末自己株式数 2020年3月期1Q 127株 2019年3月期 127株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年3月期1Q 6,598,712株 2019年3月期1Q 6,555,021株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断
する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提
となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事項については、添付資料P.3「1.当四半期決算に関する定
性的情報(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
株式会社アイリッジ(3917) 2020年3月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 5
四半期連結損益計算書
第1四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 5
四半期連結包括利益計算書
第1四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 7
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 7
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 7
- 1 -
株式会社アイリッジ(3917) 2020年3月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)経営成績に関する説明
当社は、2019年3月期より決算日を7月31日から3月31日に変更いたしました。これに伴い、当第1四半期連
結累計期間(2019年4月1日から同年6月30日)と比較対象となる前第1四半期連結累計期間(2018年8月1日
から同年10月31日)の期間が異なるため、対前年同四半期連結累計期間との比較については記載しておりませ
ん。
当第1四半期連結累計期間における我が国経済は、雇用・所得環境の改善が持続していることを背景に、個人
消費が持ち直し、緩やかな回復基調が継続しております。一方で世界経済においては減速傾向が見られる上、通
商問題の動向、金融資本市場の変動の影響等、依然として先行きは不透明な状況が続いております。
当社グループは、企業向けにスマートフォンアプリを軸にしたデジタルマーケティングを行っております。企
業のデジタルマーケティングへの取り組みは良好で、デジタルマーケティングサービス市場規模は、2016年の
30,315百万円から2022年には63,900百万円にまで拡大する予測となっております(注1)。
このような事業環境の中で、当社は2018年5月以降、複数の業務資本提携を進め、当社グループの事業領域は
拡大、次の3領域を中心に、相互にシナジーを図りながら事業を進めております。
① スマートフォンをプラットフォームとしたO2O(注2)アプリの開発、マーケティング支援を主とす
るO2O領域
② 電子地域通貨プラットフォーム「MoneyEasy」の提供を通じたフィンテック領域
③ 不動産テック(Residential Technology)市場への住宅・住生活関連ソリューションの提供を進めるラ
イフデザイン領域
当第1四半期連結累計期間の売上高は788,176千円となり、通期業績予想に対する進捗率は15%程度となりま
すが、大型案件の増加により第1四半期末時点の仕掛品残高が当社単体ベースで前年同期比3倍程度と積みあが
っており、第2四半期以降に順次リリースの予定であります。そのため、例年通り3月に最大の売上を見込む通
期業績予想に対しては順調に進捗している状況です。
また、当第1四半期連結累計期間は営業赤字であるものの、期初に掲げた「足元の課題、対応方針」への取り
組みは順調に進捗しており、第2四半期以降に改善の見込みです。
具体的には、プロジェクトマネージャー、エンジニアを中心とした人材採用及び開発会社のM&Aにより、土
壌となる開発体制の強化は順調に進捗しております。
足元では、第1四半期及び第2四半期にて前期からの低粗利率案件の解消を見込んでおり、また上述の第2四
半期以降の大型案件のリリースにより、粗利率は改善していく見通しです。
中期の取り組みである収益のストックシフトについては、第1四半期において、スマートフォン向け位置情報
連動型O2Oソリューション「popinfo」をファン育成プラットフォーム「FANSHIP」としてブランドリニューア
ルし、対応チャネルの拡大、ファン育成に特化したセグメンテーション機能の追加等を実施いたしました。ま
た、音声UIアプリ(注3)の提供等も継続して進めております。
この結果、売上高788,716千円、営業損失175,435千円となり、経常損失は174,887千円、親会社株主に帰属す
る四半期純損失は132,365千円となりました。
(注1)出典:矢野経済研究所「DMP/MAサービス市場に関する調査(2017年)」
(注2)O2O(オンラインtoオフライン)とは、消費者にインターネット(オンライン)上のwebサイトやア
プリを通じて情報を提供し、実店舗(オフライン)への集客や販売促進に繋げることをいいます。
(注3)音声UI(User Interface:音声ユーザーインターフェイス)アプリとは、Amazon Echo等のAIスピー
カーで提供する、ユーザーが音声で操作するアプリケーションのことをいいます。
当社グループは、O2O関連事業を単一の報告セグメントとしており、その他の事業については量的重要性が
乏しいため、記載を省略しております。
そのため、当社グループの販売実績を、サービス別に「月額報酬」と「アプリ開発、コンサル、プロモーショ
ン等」に区分しております。
- 2 -
株式会社アイリッジ(3917) 2020年3月期 第1四半期決算短信
当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日
サービスの名称 至 2019年6月30日)
販売高 構成比
(千円) (%)
月額報酬 162,811 20.6
アプリ開発、コンサル、プロモーション等 625,905 79.4
合 計 788,716 100.0
月額報酬は、
a.FANSHIPのサービス利用料(利用ユーザー数に応じた従量制)
b.アプリのシステム保守料等
c.ロケーションサービス提供料
から構成されております。
アプリ開発、コンサル、プロモーション等は主に、
a.アプリの企画・開発に伴う収入
b.アプリマーケティングに伴う収入
c.広告・販売プロモーションに伴う収入
から構成されております。
当第1四半期連結累計期間の販売高は788,716千円、内訳として、月額報酬は162,811千円、アプリ開発、コン
サル、プロモーション等は625,905千円となりました。
月額報酬につきましては、FANSHIPを軸としたストック型ソリューションの展開・開発強化(マルチチャネル
プラットフォーム化)等により、売上高に占める構成比率を高めてまいります。
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第1四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末と比べて348,165千円減少の3,172,355千円となり
ました。これは主に受取手形及び売掛金が572,389千円減少し、開発受託案件に対する仕掛品が196,965千円増
加、繰延税金資産が39,563千円増加したこと等によるものであります。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末の負債は、前連結会計年度末と比べて210,068千円減少の504,160千円となりまし
た。これは主に買掛金が168,397千円減少、支給に伴う取崩しにより賞与引当金が45,166千円減少したこと等に
よるものであります。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末の純資産の合計は、前連結会計年度末と比べて138,097千円減少の2,668,194千円
となりました。これは主に利益剰余金が132,365千円減少したこと等によるものであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
連結業績予想につきましては、2019年5月15日の「2019年3月期 決算短信」で公表いたしました通期の連結
業績予想に変更はありません。
- 3 -
株式会社アイリッジ(3917) 2020年3月期 第1四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 698,706 722,075
受取手形及び売掛金 1,055,195 482,806
電子記録債権 196,239 147,735
仕掛品 84,784 281,749
その他 40,107 45,183
流動資産合計 2,075,032 1,679,550
固定資産
有形固定資産 47,220 42,648
無形固定資産
のれん 560,227 547,869
ソフトウエア 239,502 236,150
ソフトウエア仮勘定 1,527 28,884
その他 426 412
無形固定資産合計 801,683 813,316
投資その他の資産
繰延税金資産 390,882 430,445
その他 205,701 206,394
投資その他の資産合計 596,583 636,839
固定資産合計 1,445,488 1,492,805
資産合計 3,520,521 3,172,355
負債の部
流動負債
買掛金 479,980 311,583
未払法人税等 13,242 4,055
賞与引当金 69,076 23,910
その他 109,610 122,292
流動負債合計 671,909 461,841
固定負債
資産除去債務 42,319 42,319
固定負債合計 42,319 42,319
負債合計 714,229 504,160
純資産の部
株主資本
資本金 1,057,552 1,057,837
資本剰余金 1,150,174 1,150,459
利益剰余金 332,264 199,899
自己株式 △218 △218
株主資本合計 2,539,773 2,407,978
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 1,685 △237
その他の包括利益累計額合計 1,685 △237
新株予約権 2,711 4,206
非支配株主持分 262,121 256,247
純資産合計 2,806,291 2,668,194
負債純資産合計 3,520,521 3,172,355
- 4 -
株式会社アイリッジ(3917) 2020年3月期 第1四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2018年8月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年10月31日) 至 2019年6月30日)
売上高 1,004,615 788,716
売上原価 713,053 591,512
売上総利益 291,561 197,204
販売費及び一般管理費 332,912 372,639
営業損失(△) △41,350 △175,435
営業外収益
受取利息 6 -
為替差益 - 188
雑収入 2,300 358
営業外収益合計 2,306 547
営業外費用
為替差損 454 -
株式交付費 455 -
その他 5 -
営業外費用合計 914 -
経常損失(△) △39,958 △174,887
税金等調整前四半期純損失(△) △39,958 △174,887
法人税、住民税及び事業税 2,993 1,217
法人税等調整額 △3,431 △38,347
法人税等合計 △438 △37,129
四半期純損失(△) △39,520 △137,757
非支配株主に帰属する四半期純利益又は非支配株主
3,761 △5,392
に帰属する四半期純損失(△)
親会社株主に帰属する四半期純損失(△) △43,282 △132,365
- 5 -
株式会社アイリッジ(3917) 2020年3月期 第1四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2018年8月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年10月31日) 至 2019年6月30日)
四半期純損失(△) △39,520 △137,757
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △3,031 △2,404
その他の包括利益合計 △3,031 △2,404
四半期包括利益 △42,551 △140,161
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △45,707 △134,288
非支配株主に係る四半期包括利益 3,155 △5,873
- 6 -
株式会社アイリッジ(3917) 2020年3月期 第1四半期決算短信
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報)
当社グループは、O2O関連事業を単一の報告セグメントとしており、その他の事業については量的重要性が乏し
いため、記載を省略しております。
- 7 -