3917 M-アイリッジ 2021-02-12 17:30:00
2021年3月期 第3四半期決算説明資料 [pdf]

2021年3⽉期第3四半期 決算説明資料

                 2021/2/12
             株式会社アイリッジ
               (証券コード:3917)
INDEX



        1. 2021年3⽉期第3四半期決算について

        2. 今期の主な重点活動領域と取組状況

        3. 2021年3⽉期通期業績⾒通しについて

        4. 補⾜資料




                                 1
サマリ
第3四半期累計の連結売上⾼は前年同期⽐-18.7%の減収だが、売上総利益率は+7.9pt増
と⼤幅に改善。連結営業利益は⿊字化。
‒ 顧客企業のDX(デジタル・トランスフォーメーション)推進強化やデジタル投資の拡⼤を背景にアプリ開発
  関連は好調な⼀⽅で、新型コロナウイルス感染症拡⼤によるオフラインプロモーション減少が売上⾼に⼤き
  く影響。
‒ 開発体制強化や内製化率の向上等の前期から継続した取組みにより、売上総利益率は+7.9pt増と⼤幅に改善。
  販管費の最適化も継続しており、第3Q累計連結営業利益は⿊字化。


顧客企業や地⽅⾃治体のDXニーズ拡⼤に備えた新たな打ち⼿を実施。来期以降の再成⻑
に備える。
‒ AI(ディープラーニング)×IoT 技術を活⽤した⼩売業界向け SaaS 型オンラインプラットフォームを提供す
  る株式会社Flow Solutionsと資本業務提携を実施。
‒ 顧客企業や地⽅⾃治体の更なるDX推進強化やデジタル投資拡⼤を⾒据えたソリューションや投資を強化。


2021年3⽉期通期業績⾒通しを連結売上⾼4,200百万円、連結営業利益を50百万円に修正。
‒ 新型コロナウイルス感染症再拡⼤や緊急事態宣⾔の再発出による外出⾃粛等がオフラインプロモーションに
  与える影響を考慮し、2021年3⽉期通期業績⾒通しを修正。
‒ ⾜元は成⻑再加速に向けた投資の強化を図り、来期は売上⾼成⻑率20%以上を⽬指す。


                                                       2
1. 2021年3⽉期第3四半期決算について
1. 2021年3⽉期第3四半期決算について


2021年3⽉期第3四半期 決算概要
連結売上⾼は前年同期⽐-18.7%の減収。アプリ開発を中⼼としたデジタルマーケティング領域は
好調だが、新型コロナウイルス感染症拡⼤によるオフラインプロモーション減少が⼤きく影響。
売上総利益は+6.2%増。開発体制強化や内製化率向上等、前期から継続した取組みにより、売上
総利益率は+7.9pt増と⼤幅に改善。
営業利益は前期同期⽐+59百万円の改善。今期第3Q累計で⿊字化。
新型コロナウイルス感染症拡⼤の影響を受けた⼀部の投資先の投資有価証券を減損処理し、投資
有価証券評価損として50百万円を特別損失に計上。
                           20/3期                  21/3期               21/3期
                           3Q累計                   3Q累計                3Q単独
                           (連結)                   (連結)                (連結)
           (単位:百万円)      実績      対売上⾼     実績      対売上⾼ 前年同期⽐        実績      対売上⾼
  売上⾼                    3,831   100.0%   3,116   100.0%   -18.7%   1,031   100.0%
     売上原価                2,846    74.3%   2,070    66.4%   -27.3%    653     63.4%
  売上総利益                   984     25.7%   1,046    33.6%   +6.2%     377     36.6%
     販管費                 1,031    26.9%   1,033    33.2%   +0.2%     349     33.9%
  営業利益                    -47         -     12      0.4%       −      27      2.7%
  経常利益                    -46         -     21      0.7%       −      34      3.3%
  親会社株主に帰属する
                          -70         -    -26        −        −     -15         -
  当期純利益

                                                                                     4
1. 2021年3⽉期第3四半期決算について


原価率の推移
売上原価率は継続して改善傾向にあり、今期第3Q単独では20/3期通期と⽐較して、-9.0ptと⼤幅
に改善。


                                 原価率の推移(連結)
 (売上⾼⽐:%)
                                     -9.0pt


           72.4%
                            68.8%             67.1%
           6.6%                                             63.4%
                             6.5%             6.2%
                                                            6.9%




           58.5%            49.9%             47.8%
                                                            44.3%




                            12.5%             13.1%         12.2%
           7.3%

           20/3期            21/3期
                                               2Q            3Q
            通期               1Q
                         原価⼈件費        外注費             その他
                                                                    5
1. 2021年3⽉期第3四半期決算について


販売管理費の推移
販管費は、今期第3Qにおいても安定して推移。⾜元は、アプリ開発を中⼼とした引合いが増加し
ており、来期以降の売上拡⼤を⾒据えた採⽤を継続、⼈件費は増加傾向。


                                 販管費の四半期推移(連結)
 (百万円)



      372
                                                                    350      349
                     330        328        327            334
       81
                                                                    61       60
                                                          52
                         70      72        72
       18                                                 20        18       19
       12                                                           13       13
       25                19      19        18             13        22       20
                         12      13        13             19                 13
       31                16                               19        16
                         13      20        16
                                  3         8



      203                                                 209       216      222
                     197        199        197




     20/3期                                               21/3期
                         2Q     3Q         4Q                       2Q       3Q
      1Q                                                  1Q

             ⼈件費         採⽤費   管理諸費・⽀払報酬         のれん償却      業務委託費    その他経費
                                                                                   6
1. 2021年3⽉期第3四半期決算について


サービス別の売上⾼
⽉額報酬:ファン育成プラットフォーム「FANSHIP」の機能拡充・ソリューション強化を中⼼と
した取組みを前期から継続。前年同期⽐+30.6%増と⾼い成⻑率を維持。
アプリ開発、コンサル、プロモーション等:アプリ開発を中⼼としたデジタルマーケティング領
域は好調だが、新型コロナウイルス感染症拡⼤によるオフラインプロモーション減少が⼤きく影
響し、前年同期⽐-27.0%の減収。


                                  20/3期                   21/3期
                                  3Q 累計                   3Q 累計
                                  (連結)                    (連結)

                                実績      構成⽐      実績       構成⽐      前年同期⽐
                     (単位:百万円)
       ⽉額報酬                      557     14.6%     728     23.4%    +30.6%
       アプリ開発、コンサル、
                                3,273    85.4%    2,388    76.6%    -27.0%
       プロモーション等
       合計                       3,831   100.0%    3,116   100.0%    -18.7%


              ⽉額報酬                         アプリ開発、コンサル、プロモーション等

                 FANSHIPのサービス利⽤料             アプリの企画・開発に伴う収⼊
                  (利⽤ユーザー数に応じた従量課⾦制)          アプリマーケティングに伴う収⼊
                 アプリのシステム保守料等                広告・販売プロモーションに伴う収⼊

                                                                             7
1. 2021年3⽉期第3四半期決算について


売上⾼の四半期推移
連結売上⾼※の四半期推移は以下の通りで、例年は3⽉が売上最⼤⽉。
⾜元アプリ開発を中⼼とした引合いは強いものの、新型コロナウイルス感染症の再拡⼤や⾸都圏
における緊急事態宣⾔の再発出による外出⾃粛等がオフラインプロモーションに与える影響を⾒
込み、通期売上⾒通しを下⽅修正(詳細後述)。


       (単位:百万円)                                   新型コロナウイルス




                                                                                ≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈
                                                   による売上減少額                                         5,337




                                                                                ≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈≈
                                                    :約2.6億円
                 2018年     2019年    2020年
        2,000                                                                                   4,245       4,200
                                    1,638
                                                                        1,505
                                                     1,404         1,427
        1,500
                                          1,104
                          981   1,011             1,022    1,031
        1,000
                784 788


         500



           0
                    1Q               2Q               3Q                4Q                          通期
                 (4〜6⽉)            (7〜9⽉)         (10〜12⽉)           (1〜3⽉)

※)2018年度はフィノバレーの会社分割と連結体制への移⾏、決算期の変更があったため、連結換算値により算出。                                                              8
 1. 2021年3⽉期第3四半期決算について


 (ご参考)四半期推移
                 20/3期1Q         20/3期2Q        20/3期3Q      20/3期4Q        20/3期通期        21/3期1Q       21/3期2Q       21/3期3Q
                   連結              連結             連結           連結              連結            連結            連結            連結
                (4〜6⽉)           (7〜9⽉)        (10〜12⽉)      (1〜3⽉)        (19.4〜20.3⽉)    (4〜6⽉)        (7〜9⽉)       (10〜12⽉)
(単位:百万円)        実績 構成⽐ 実績 構成⽐ 実績 構成⽐ 実績 構成⽐ 実績 構成⽐ 実績 構成⽐ 実績 構成⽐ 実績 構成⽐
売上⾼               788 100.0% 1,638 100.0% 1,404 100.0% 1,505 100.0% 5,337 100.0%           981 100.0% 1,104 100.0% 1,031 100.0%
売上原価              591 75.0% 1,209 73.8% 1,046 74.5% 1,016 67.5% 3,863 72.4%                 675 68.8%     741 67.1%    653 63.4%
  原価⼈件費            57     7.3%    109   6.7%    110   7.8%    110   7.3%     388    7.3%    122 12.5%     144 13.1%    125 12.2%
  外注費             457 58.0% 1,017 62.1%         828 59.0%     818 54.3% 3,121 58.5%         489 49.9%     528 47.8%    456 44.3%
  その他原価            76     9.7%    81    5.0%    107   7.7%    87    5.8%     353    6.6%    63    6.5%    68   6.2%     71    6.9%
売上総利益             197 25.0%      428 26.2%      358 25.5%    489 32.5% 1,474 27.6%         305 31.2%     363 32.9%     377 36.6%
販管費               372 47.2%       330 20.2%     328 23.4%     327 21.8% 1,359 25.5%         334 34.0%     350 31.7%    349 33.9%
  ⼈件費             203 25.8%       197 12.0%     199 14.2%     197 13.1%      797 14.9%      209 21.3%     216 19.6%    222 21.6%
  採⽤費              31     4.0%    13    0.8%      3   0.2%     8    0.6%      57    1.1%    19    1.9%    16   1.5%     13    1.3%
  管理諸費⽀払報酬         25     3.2%    16    1.0%     20   1.5%    16    1.1%      79    1.5%    19    2.0%    22   2.0%     20    2.0%
  のれん償却            12     1.6%    12    0.8%     13   1.0%    13    0.9%      51    1.0%    13    1.4%    13   1.2%     13    1.3%
  業務委託費            18     2.4%    19    1.2%     19   1.4%    18    1.2%      76    1.4%    20    2.1%    18   1.7%     19    1.9%
  その他経費            81 10.3%       70    4.3%     72   5.2%    72    4.8%     297    5.6%    52    5.3%    61   5.6%     60    5.9%
営業利益             -175       −     98    6.0%     29   2.1%   162 10.8%       114    2.2%    -28      −    13   1.2%     27    2.7%
EBITDA           -129       −    144    8.8%     81   5.8%   214 14.3%       311    5.8%     5    0.6%    48   4.4%     66    6.4%
経常利益             -174       −     99    6.1%     29   2.1%    160 10.7%      114    2.1%    -27      −    14   1.4%     34    3.3%
親会社株主に帰属する
四半期純利益
                 -132       −     52    3.2%      8   0.6%    -10      −      -81     −     -24      −    13   1.2%     -15      −

                                                                                                                               9
1. 2021年3⽉期第3四半期決算について


貸借対照表
株式会社DGマーケティングデザインの株式取得に伴い、前々期よりのれんを計上。


                                                  21/3期 3Q
                                                   (連結)
                                  (単位:百万円)   期末実績      構成⽐(%)
                         流動資産                   2,407       64.6%
                                現⾦及び預⾦          1,541       41.4%
                                受取⼿形及び売掛⾦         658       17.7%
                                仕掛品               124        3.4%
                         固定資産                   1,318       35.4%
                                のれん               488       13.1%
                                ソフトウエア・仮勘定        230        6.2%
                                繰延税⾦資産            419       11.3%
                         資産合計                  3,726       100.0%
                         流動負債                     578       15.5%
                                買掛⾦               211        5.7%
                                未払法⼈税等             30        0.8%
                                賞与引当⾦             100        2.7%
                                1年内返済⻑期借⼊⾦        100        2.7%
                         固定負債                     413       11.1%
                                ⻑期借⼊⾦             375       10.1%
                         負債合計                     992       26.6%
                         純資産合計                 2,733        73.4%
                         負債・純資産合計              3,726       100.0%
                                                                    10
1. 2021年3⽉期第3四半期決算について


従業員数の推移
新型コロナウイルス感染症拡⼤による外出⾃粛期間中もオンライン⾯接等を活⽤し採⽤は継続。
今期からはエルダー制度の導⼊等、プロフェッショナル⼈材の育成/強化も積極的に推進。



 (⼈)

200                                                     169    171     173
                                                163
                                         143
160
                                121

120
                               DGMD
                          78
                     66         43
  80       59

  40

   0
       16/7期末 17/7期末 18/7期末    18/8⽉   19/3期末 20/3期末 21/3期1Q 21/3期2Q 21/3期3Q


                アイリッジ単体                        アイリッジグループ
                                       (アイリッジ+フィノバレー+DGマーケティングデザイン)


                                                                             11
1. 2021年3⽉期第3四半期決算について


利⽤ユーザー数の推移
企業のデジタルマーケティングへの取組みは良好であり、当社の利⽤ユーザー数※も堅調に推移。
⼀部⼤型クライアントの解約に伴う利⽤ユーザー数の減少が2020年12⽉にあったものの、⽉額報
酬への影響は限定的。
(万)

24,000
                                                                                                                                      21,628
22,000                                                                                                       年間
                                                                                                           約4,600万           20,352
                                                                                                              増加        19,127     21,593
20,000
                                                                                            8か⽉で                   17,844
18,000                                                                                     約2,500万            16,505
                                                                            年間               増加
                                                                                                         15,251
16,000                                                                   約3,000万                    14,496
                                                                            増加                 13,624
14,000                                                                                    12,979
                                             年間                                      12,005
                                            約3,200万                             11,161
12,000                                                                     10,627
                                             増加                       9,898
10,000                                                        9,034
                       年間                             8,152
                     約3,100万                    7,320
 8,000                                    6,418
                       増加           5,871
 6,000                        4,822
                        3,895
                  3,208
 4,000    2,722

 2,000

      0
          15/7 10 16/1         4     7     10 17/1     4       7       10 18/1    4    7   10 19/1     3   6    9    12 20/3   6    9    12

                         16/7期                   17/7期                       18/7期             19/3期             20/3期             21/3期
※)利⽤ユーザー数は、ID 発⾏数(アプリを初回起動したタイミングで発番される ID 数でアプリごとにカウント)を使⽤。
                                                                                                                                               12
1. 2021年3⽉期第3四半期決算について


(ご参考)2020年10⽉以降のニュース①
    2020/10/5    DGマーケティングデザイン、バロックジャパンリミテッドのSHELʼTTER WEB STOREでのライブコマース実施を⽀援

    2020/10/6    ファン育成プラットフォームの「FANSHIP」、在⽇外国⼈向けキャッシュレス決済アプリ「Choy-San」に導⼊

    2020/10/12   アイリッジのアプリ⽀援サービス、コスモ「カーライフスクエア」の200万ダウンロードと アクティブ率7割を⽀援

    2020/10/13   ⼤分銀⾏の「デジタル商品券 発⾏スキーム」にフィノバレーの「MoneyEasy」が採⽤ システム開発も⽀援

    2020/10/26   ファン育成プラットフォーム「FANSHIP」、iOS14新機能App Clipに対応

    2020/11/5    MaaS事業開発を推進する「MONETコンソーシアム」に参画

                 トレジャーデータ株式会社と協業し、ファン育成プラットフォーム「FANSHIP」がカスタマーデータプラットフォーム
    2020/11/10
                 「Treasure Data CDP」と連携を開始

    2020/11/11   ローランド・ベルガーの新たな価値創造の取り組み「価値共創ネットワーク」に参画

    2020/11/13   コロナ禍での経済⽀援 ⼦どもの「⾷」応援クーポン「Table for Kids」にフィノバレーのMoneyEasyが採⽤

    2020/11/13   世⽥⾕区のデジタル商品券・地域通貨「せたがやPay」にフィノバレーの「MoneyEasy」が採⽤ 2021年2⽉提供開始

    2020/11/13   アフターコロナのハイブリッド型ワークスタイルと新オフィス「iRidge Hybrid Working Style」を構築

    2020/12/4    「⼭」や「市場に出回らない酒」など、⽇本円で買えない⾶騨⾼⼭の裏メニュー満載「さるぼぼコインタウン」公開

    2020/12/9    岡⼭県真庭市の「公⾦キャッシュレス・市⺠ポイント調査研究業務」の優先交渉権をフィノバレーが獲得

    2020/12/10   アイリッジ テクノロジー企業ランキングプログラム 2020年 ⽇本テクノロジーFast 50で8位を受賞




                                                                                 13
1. 2021年3⽉期第3四半期決算について


(ご参考)2020年10⽉以降のニュース②
    2020/12/15   ファン育成プラットフォーム「FANSHIP」    ゆうちょ銀⾏の「ゆうちょ通帳アプリ」に導⼊

    2020/12/17   京王電鉄バスの「ハイウェイバスドットコム」アプリを開発⽀援 FANSHIP導⼊

    2020/12/21   「LINEミニアプリ構築プラットフォーム」を提供開始 第1号としてTBMの資源循環アプリをリリース予定

                 DGマーケティングデザイン、外出控えの消費者にブランドスイッチを促せるダイレクトサンプリング「スナイパー
    2021/1/13
                 パッケージ」提供開始

    2021/1/26    TBMのLINEミニアプリ「CirculeXアプリ」を開発⽀援 ポイントで使⽤済みプラスチック製品などの回収を促進

                 DGマーケティングデザイン、三密回避とリアルの体験を両⽴するランニングイベント「Music Aid Run 2021 in
    2021/1/29
                 TOKYO」にSoundMapを提供

    2021/1/29    株式会社 Flow Solutions との資本業務提携に関するお知らせ

    2021/2/1     九州初の本格デジタル地域通貨 南島原市のMINAコインを提供開始 コロナ経済⽀援策で50%プレミアムも

    2021/2/1     第45回⽇本ショッピングセンター全国⼤会 オンライン展⽰会「SC BUSINESS FAIR 2021 ONLINE」に出展

    2021/2/5     ⾃社スマホアプリを⼿軽に導⼊できるショッピングセンター向け顧客システム連携ソリューションの提供開始について

    2021/2/12    対⾯サービスのDXを実現するビデオ通話・課⾦機能付きマッチングプラットフォームを企業向けに提供開始

    2021/2/12    相談から⼝腔内チェックまで⻭科のDXを実現 業界初・⼝腔内カメラを活⽤したデンタルオンラインサービス提供開始




                                                                                  14
2.今期の主な重点活動領域と取組状況
2. 今期の主な重点活動領域と取組状況


今期の主な重点活動領域
コロナ禍における堅実かつ柔軟な事業運営と来期以降の再成⻑を⾒据えたソリューション拡充及
び投資強化が今期の重点活動領域。



1                     • アプリ開発案件の粗利率改善状態を今期も継続。CTO室を設置、
    アプリ開発案件の            全社横串でのPMO/品質管理を強化し「⾒える化・仕組化」を推進
     粗利率改善維持          • アプリ開発のみならず、FANSHIPを活⽤し、顧客企業のDXをトー
     と⾼付加価値化            タルサポートすることで⾼付加価値化にも取組む


2                     • ストックシフト(⽉額報酬拡⼤)の更なる加速のため、FANSHIPの
                        機能拡張及びアプリマーケティング⽀援等のストックソリューショ
     ストックシフト:           ンを強化
    安定収益⽐率の向上
                      • 既存顧客へのアップセルを図るとともに、中堅企業に向けたマーケ
                        ティングを強化

3                     • リモートワーク等の導⼊により、働き⽅の変化に柔軟に対応
     事業環境変化
                      • 事業環境変化に迅速に対応し、顧客企業や地⽅⾃治体のDX(デジタ
      への対応              ル・トランスフォーメーション)ニーズ拡⼤等に対応した新たなソ
     (来期以降の再成⻑
       のための打ち⼿)
                        リューションや事業の展開

                                                        16
2. 今期の主な重点活動領域と取組状況


顧客企業のDX⽀援事例①          京王電鉄バス「ハイウェイバスドットコム」アプリ
京王電鉄バス株式会社の「ハイウェイバスドットコム」アプリを開発⽀援。アプリ上で⽇本全国
の⾼速バスの予約から乗⾞券購⼊、乗⾞券表⽰までワンストップで⾏えるほか、これまで電話予
約センターでの予約後に有⼈窓⼝で購⼊する必要があった企画券購⼊についても、順次アプリ上
での販売を開始していく予定。
 京王電鉄バス「ハイウェイバスドットコム」アプリを開発⽀援




                                                17
2. 今期の主な重点活動領域と取組状況


顧客企業のDX⽀援事例②          「FANSHIP」を「ゆうちょ通帳アプリ」に導⼊
当社がクラウド型で提供するファン育成プラットフォーム「FANSHIP」が「ゆうちょ通帳アプ
リ」(提供:株式会社ゆうちょ銀⾏)に採⽤。「FANSHIP」を通じて、アプリ内メッセージや
プッシュ通知等、One to Oneマーケティング施策を⽀援。


 ファン育成プラットフォーム「FANSHIP」を「ゆうちょ通帳アプリ」に導⼊




                                                 18
2. 今期の主な重点活動領域と取組状況
                        世⽥⾕区のデジタル商品券・地域通貨「せたがやPay」に
地⽅⾃治体のDX⽀援事例            フィノバレーの「MoneyEasy」が採⽤。2021年2⽉提供開始
これまで紙で管理・運⽤していたプレミアム商品券を、当社の連結⼦会社フィノバレーの
「MoneyEasy」を⽤いて、電⼦化を⽀援。東京都世⽥⾕区のデジタル商品券・地域通貨である
「せたがやPay」に採⽤され、2021年2⽉20⽇に提供開始予定。


                      デジタル地域通貨プラットフォーム




               これまで紙で管理・運⽤していたプレミアム商品券をデジタル化




              地元のお店を応援するキャッシュレスな地域通貨「せたがやPay」




                                                            19
2. 今期の主な重点活動領域と取組状況


ストックシフト(⽉額報酬拡⼤)①「LINEミニアプリ構築プラットフォーム」提供開始
LINE上で企業の⾃社サービスを提供可能にするWebアプリ「LINEミニアプリ※」において、会員
証などの機能を提供できる「LINEミニアプリ構築プラットフォーム」を提供開始。中堅企業のア
プリニーズ拡⼤に備え、⽉額報酬の拡⼤を⽬指す。



「LINEミニアプリ構築プラットフォーム」提供開始                               • 「LINEミニアプリ構築プ
                                                          ラットフォーム」は、当社
                                                          がクラウド型で提供する
                                                          ファン育成プラットフォー
                                                          ム「FANSHIP」の機能を活
                                                          ⽤したプラットフォームで、
                                                          会員証機能を持つLINEミニ
                                                          アプリの短期間かつ安価な
                                                          開発が可能に


                                                        • 2021年1⽉には株式会社
                                                          TBMのLINEミニアプリ
                                                          「CirculeXアプリ」を開発
                                                          ⽀援。同アプリでは、ペッ
                                                          トボトルキャップなどを提
                                                          供したユーザーにECなどで
                                                          使えるポイントを付与




※)LINEミニアプリは、会員証・クーポン・予約・注⽂・順番待ちといった企業の⾃社サービスを無償で「LINE」アプリ上に提供できるWebアプリ。

                                                                           20
2. 今期の主な重点活動領域と取組状況
                         ショッピングセンター向け
ストックシフト(⽉額報酬拡⼤)②         顧客システム連携ソリューションの提供開始
東芝テック株式会社及び株式会社リゾームと協業し、 スマホアプリを⼿軽に導⼊できるショッ
ピングセンター向け顧客システムの提供を2021年4⽉1⽇に開始。商業施設向けのDXソリュー
ションとしてパッケージ化し、導⼊拡⼤を⽬指す。



ショッピングセンター向け顧客システム連携ソリューションの提供開始       • ショッピングセンターのス
                                         マホアプリに必要な機能を
                                         パッケージ化。 デベロッ
                                         パーは初期コストを抑え、
                                         かつ短納期での⾃社スマホ
                                         アプリの導⼊が可能に


                                       • 本連携においては、
                                         当社はアプリ開発・運⽤・
                                         販促をローコードで提供す
                                         るアプリプラットフォーム
                                         「FANSHIP for Multi」
                                         を提供




      ⾃社アプリを⼿軽に導⼊でき、アプリを活⽤した販促から分析、
     テナントでのクーポン利⽤分の返還に⾄るまでトータルに実現可能


                                                           21
2. 今期の主な重点活動領域と取組状況
                                     株式会社Flow Solutionsと資本業務提携による
事業環境変化への対応①                          AI×IoT技術を活⽤したリテールテックソリューションの強化
新たな成⻑領域であるAI×IoT技術を活⽤したリテールテックソリューションの強化に向け、
株式会社Flow Solutionsとの資本業務提携を実施。企業のOMO領域におけるDX推進ソリュー
ションとして、当社の既存サービスと連携して取組みを推進。


      Flow Solutions 概要   アプリを中⼼としたOMOソリューションカンパニーから
                          リアルチャネル保有企業向けのDXソリューションカンパニーへの進化




                             …
                            EC系
                           ソリューション                                           リアルチャネル
                                                                             保有企業向けの
                            業務系
                           ソリューション
                                                                            DXソリューション
                                                          DXソリューション           カンパニー
                            AI                             の拡充
                            解析
                            IoT                                +
                            センサー
                                                           アプリ中⼼の
                          店舗情報                            OMOソリューション
                           統合
                                                       +              + 業界拡⼤・
                            決済                   顧客接点
• AI×IoT技術を活⽤したSaaS型オンラ   (地域通貨)                データの蓄積                 業界毎の
  インプラットフォームを運営                                                         ノウハウ蓄積
                             リアル
                                        OMO
• POS、スタッフ⽣産性、IoT、天候な     プロモーション
                                      ソリューション
  どのデータをリアルタイムに統合・可         アプリ       カンパニー
  視化を⾏い、AI技術を活⽤した顧客購      マーケティング
  買⾏動の分析や省⼈化などのソリュー                  ⼩売    ⾦融     鉄道      ⽯油   メーカー    商業    外⾷   ヘルスケア   …
  ションを提供                                                               施設



                                                                                              22
2. 今期の主な重点活動領域と取組状況
                      対⾯サービスのDXを実現する、ビデオ通話機能付き
事業環境変化への対応②           接客・相談・学習指導プラットフォームを提供開始
対⾯サービスを⾏う企業が、オンラインで接客・相談・学習指導等を⾏うことができる、ビデオ
通話や課⾦機能付きのプラットフォームを提供開始。
導⼊第1弾として、 2021年2⽉17⽇(予定)より株式会社メディカルネットと共同で⻭科オンラ
イン診察サービス「デンタルオンライン」をスタート。

 ビデオ通話機能付き対⾯サービスプラットフォーム         ⻭科オンライン診察サービス
                                  「デンタルオンライン」
                               導⼊第1弾として、2021年2⽉スタート




                                                      23
3. 2021年3⽉期通期業績⾒通しについて
3. 2021年3⽉期通期業績⾒通しについて


連結業績の⾒通しについて
最近の業績動向等を踏まえて、2021年3⽉期通期連結業績予想を修正。
売上⾼:新型コロナウイルス感染症の再拡⼤や⾸都圏における緊急事態宣⾔の再発出による外出
⾃粛等がオフラインプロモーションに与える影響を⾒込み、下⽅修正。
営業利益:「開発案件の粗利改善維持」への取り組みは順調に進捗。販売費及び⼀般管理費の最
適化も進めているものの、売上⾼減少の影響により下⽅修正。

                          連結        連結        連結        連結
                         19/3期     20/3期     21/3期     21/3期
                         (8ヶ⽉)


                         実績        実績        前回発表      今回修正      増減
          (単位:百万円)
       売上⾼                 3,261     5,337     5,000     4,200    -800

       営業利益                   12      114       100        50      -50



中期経営計画を含む来期以降の数値計画は、今後の新型コロナウイルス感染症の収束動向等を踏
まえて改めて策定・開⽰を⾏う。
⾜元はアプリ開発を中⼼とした引合いは強く、また成⻑再加速に向けた投資の強化を図っており、
来期は売上⾼成⻑率20%以上を⽬指す。


※)2019年3⽉期は決算期変更に伴う8ヶ⽉の変則決算。                                             25
4.補⾜資料
4. 補⾜資料


会社概要(2020年12⽉末現在)

                               株主構成(2020年9⽉末現在)

   会社名    株式会社アイリッジ            ⼩⽥ 健太郎             33.79%

                               デジタルガレージ           14.06%
   所在地    東京都港区
                               クレディセゾン             8.02%
   設⽴     2008年8⽉              NTTデータ              1.93%

   代表者    代表取締役社⻑ ⼩⽥ 健太郎       五味 ⼤輔               1.63%

                               ⽇本カストディ銀⾏           1.60%
          O2O関連事業(企業のO2O⽀援)
                               初雁 益夫               1.49%
           • スマホをプラットフォームとした
             O2Oソリューションの提供     京セラコミュニケーションシステム    0.98%
   事業内容
           • O2Oアプリの企画・開発      英   ⼀樹              0.81%
           • O2Oマーケティング
                               吉永 聰志               0.79%
            (集客・販促等の企画・運⽤⽀援)

   資本⾦    10億73百万円

   従業員数   単体:117⼈ 連結:173⼈


                                                     27
4. 補⾜資料


グループ体制図と事業領域
2019年3⽉期よりグループ経営体制に移⾏。当社グループは、当社及び連結⼦会社(DGマーケ
ティングデザイン、フィノバレー)の3社で構成。グループとして、O2O、フィンテック、ライ
フデザインの3領域に注⼒して事業展開。




              アイリッジグループ体制図                              グループ各社と事業領域の整理



                                                                             アイリッジ
                     アイリッジ
                  O2Oアプリ企画・開発                                 O2O事業              ライフデザイン事業
                  /O2Oソリューション




          87.7%             80%          14%


                                               フィノバレー      DGマーケティング             DGコミュニケー
                  DGマーケティング         DGコミュニケー                  デザイン                 ションズ
 フィノバレー
                     デザイン             ションズ
                                                               プロモーション
                                               電⼦地域通貨事業                              不動産広告
                      プロモーション                              デザインクリエイティブ
電⼦地域通貨事業                             不動産広告
                   デザインクリエイティブ


                                                          デジタル・フィジカル
                                               フィンテック                            ライフデザイン
                                                           マーケティング領域
                                                 領域                                 領域
                                                           (O2O事業領域)
                                                                                             28
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