3917 M-アイリッジ 2020-08-14 15:00:00
2021年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年8月14日
上場会社名 株式会社アイリッジ 上場取引所 東
コード番号 3917 URL https://iridge.jp
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)小田 健太郎
問合せ先責任者 (役職名) 取締役CFO (氏名)森田 亮平 TEL 03-6441-2325
四半期報告書提出予定日 2020年8月14日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:有
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2021年3月期第1四半期の連結業績(2020年4月1日~2020年6月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第1四半期 981 24.4 △28 - △27 - △24 -
2020年3月期第1四半期 788 - △175 - △174 - △132 -
(注)包括利益 2021年3月期第1四半期 △30百万円 (-%) 2020年3月期第1四半期 △140百万円 (-%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年3月期第1四半期 △3.66 -
2020年3月期第1四半期 △20.06 -
(注)1.潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式は存在するものの1株当たり四半期純損失であるため記載しておりま
せん。
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2021年3月期第1四半期 3,449 2,750 72.4 370.85
2020年3月期 3,784 2,768 66.3 374.02
(参考)自己資本 2021年3月期第1四半期 2,496百万円 2020年3月期 2,508百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年3月期 - 0.00 - 0.00 0.00
2021年3月期 -
2021年3月期(予想) 0.00 - 0.00 0.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2021年3月期の連結業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 5,000 △6.3 100 △12.3 100 △12.3 40 - 5.95
(注)1.直近に公表されている業績予想からの修正の有無:有
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
新規 -社 (社名)-、除外 -社 (社名)-
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期1Q 6,732,300株 2020年3月期 6,708,300株
② 期末自己株式数 2021年3月期1Q 170株 2020年3月期 170株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期1Q 6,713,668株 2020年3月期1Q 6,598,712株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断
する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提
となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事項については、添付資料P.3「1.当四半期決算に関する定
性的情報(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
株式会社アイリッジ(3917) 2021年3月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 5
四半期連結損益計算書
第1四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 5
四半期連結包括利益計算書
第1四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 7
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 7
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 7
(追加情報) ………………………………………………………………………………………………………… 7
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株式会社アイリッジ(3917) 2021年3月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間(2020年4月1日から2020年6月30日まで)におけるわが国経済は、新型コロナウ
イルス感染症の世界規模での拡大に伴う、経済活動の停滞や縮小により、個人消費及び企業収益は急速に悪化
し、今後の国内外の景気の先行きは極めて不透明な状況にあります。
当社グループは、企業向けにスマートフォンアプリを軸にしたデジタルマーケティングサービスを提供してお
ります。デジタルマーケティングサービスの市場規模は、2018年の49,700百万円から2024年には133,000百万円
にまで拡大する予測となっており(注1)、企業のデジタルトランスフォーメーション推進強化によりスマート
フォンアプリを中心としたデジタルマーケティングへのニーズは中期的には一層高まるものと考えております。
このような事業環境の中で、当社は2018年5月以降、複数の資本業務提携を進め、当社グループの事業領域を
拡大させ、次の3領域を中心に、相互にシナジーを図りながら事業を進めております。
・ スマートフォンをプラットフォームとしたO2O(注2)アプリの開発、マーケティング支援を主とす
るO2O領域
・ 電子地域通貨プラットフォーム「MoneyEasy」の提供を通じたフィンテック領域
・ 不動産テック(Residential Technology)市場への住宅・住生活関連ソリューションの提供を進めるラ
イフデザイン領域
当第1四半期連結累計期間の売上高は、前年同四半期比24.4%増の981,377千円となりました。主力のO2O
領域において、新型コロナウイルス感染症の影響による外出自粛に伴うオフラインイベント中止や顧客企業の予
算縮小等があったものの、開発案件の大型化・高付加価値化が寄与しました。中期的な重点取り組みとして掲げ
ている収益のストックシフトについても、ファン育成プラットフォーム「FANSHIP」の機能拡充・ソリューショ
ン強化を中心とした取り組みを前期から継続して行い、月額報酬が増加しました。
また、当第1四半期連結累計期間は営業赤字であるものの、期初に重点活動領域として掲げた「開発案件の粗
利改善維持」及び「事業環境変化への対応」への取り組みは順調に進捗しております。
具体的には、プロジェクトマネージャー及びエンジニアを中心とした継続した人材増強、全社横軸でのPMO/品
質管理の強化による原価低減の取り組みに加え、リモートワークの導入等、新型コロナウイルス感染症の拡大に
よる不透明な事業環境に対応した販売管理費の最適化を進めております。
この結果、売上高981,377千円(前年同四半期比24.4%増)、営業損失28,332千円(前年同四半期は営業損失
175,435千円)となり、経常損失は27,947千円(前年同四半期は経常損失174,887千円)、親会社株主に帰属する
四半期純損失は24,599千円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失132,365千円)となりました。
(注1)出典:矢野経済研究所「DMP/MAサービス市場に関する調査(2019年)」
(注2)O2O(オンラインtoオフライン)とは、消費者にインターネット(オンライン)上のウェブサイト
やアプリを通じて情報を提供し、実店舗(オフライン)への集客や販売促進に繋げることをいいま
す。
当社グループは、O2O関連事業を単一の報告セグメントとしており、その他の事業については量的重要性が
乏しいため、記載を省略しております。
そのため、当社グループの販売実績を、サービス別に「月額報酬」と「アプリ開発、コンサル、プロモーショ
ン等」に区分しております。
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間 前連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日 (自 2019年4月1日
サービスの名称 至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日) 至 2020年3月31日)
販売高 構成比 販売高 構成比 前年同期比 販売高 構成比
(千円) (%) (千円) (%) 増減(%) (千円) (%)
月額報酬 162,811 20.6 238,855 24.3 46.7 782,101 14.7
アプリ開発、コンサル、
625,905 79.4 742,522 75.7 18.6 4,555,205 85.3
プロモーション等
合 計 788,716 100.0 981,377 100.0 24.4 5,337,307 100.0
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株式会社アイリッジ(3917) 2021年3月期 第1四半期決算短信
月額報酬は、
a.FANSHIPのサービス利用料(利用ユーザー数に応じた従量制)
b.アプリのシステム保守料等
から構成されております。
アプリ開発、コンサル、プロモーション等は主に、
a.アプリの企画・開発に伴う収入
b.アプリマーケティングに伴う収入
c.広告・販売プロモーションに伴う収入
から構成されております。
当第1四半期連結累計期間の販売高は981,377千円、内訳として、月額報酬は238,855千円、アプリ開発、コン
サル、プロモーション等は742,522千円となりました。
月額報酬につきましては、FANSHIPを軸としたストック型ソリューションの展開・開発強化(マルチチャネル
プラットフォーム化)等により、売上高に占める構成比率を高めてまいります。
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第1四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末と比べて335,213千円減少の3,449,319千円となり
ました。これは主に受取手形及び売掛金が477,818千円減少し、現金及び預金が144,027千円増加したこと等によ
るものであります。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末の負債は、前連結会計年度末と比べて317,419千円減少の698,373千円となりまし
た。これは主に買掛金が176,100千円減少、支給に伴う取崩しにより賞与引当金が70,495千円減少、未払法人税
等が55,553千円減少したこと等によるものであります。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末の純資産の合計は、前連結会計年度末と比べて17,794千円減少の2,750,946千円
となりました。これは主に利益剰余金が24,599千円減少したこと等によるものであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2021年3月期の通期業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、合理的に予測す
ることが困難なため未定としておりましたが、現時点において入手可能な情報や予測等をもとに連結業績予想を
算定いたしました。詳細につきましては、本日(2020年8月14日)公表いたしました「2021年3月期通期業績予
想(連結)に関するお知らせ」をご参照ください。
なお、本公表は発表日現在において入手可能な情報に基づき算出したものであり、今後の新型コロナウイルス
感染症の収束時期やその他の状況の経過により、当社の業績は大きく変動する可能性があります。開示すべき事
項が発生した場合には、速やかにお知らせいたします。
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株式会社アイリッジ(3917) 2021年3月期 第1四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 1,106,909 1,250,937
受取手形及び売掛金 1,109,042 631,223
電子記録債権 36,503 43,339
仕掛品 145,785 154,630
その他 33,480 31,403
流動資産合計 2,431,722 2,111,533
固定資産
有形固定資産 32,190 27,600
無形固定資産
のれん 528,870 515,508
ソフトウエア 170,138 173,652
ソフトウエア仮勘定 33,751 34,980
その他 371 358
無形固定資産合計 733,132 724,499
投資その他の資産
繰延税金資産 391,262 389,312
その他 196,224 196,373
投資その他の資産合計 587,486 585,686
固定資産合計 1,352,810 1,337,785
資産合計 3,784,532 3,449,319
負債の部
流動負債
買掛金 379,145 203,044
短期借入金 280,000 280,000
未払法人税等 60,262 4,709
資産除去債務 - 31,000
賞与引当金 101,900 31,404
その他 151,664 136,395
流動負債合計 972,972 686,553
固定負債
資産除去債務 42,819 11,819
固定負債合計 42,819 11,819
負債合計 1,015,792 698,373
純資産の部
株主資本
資本金 1,067,155 1,073,155
資本剰余金 1,196,888 1,202,888
利益剰余金 250,755 226,156
自己株式 △270 △270
株主資本合計 2,514,528 2,501,929
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 △5,539 △5,348
その他の包括利益累計額合計 △5,539 △5,348
新株予約権 7,094 8,128
非支配株主持分 252,656 246,236
純資産合計 2,768,740 2,750,946
負債純資産合計 3,784,532 3,449,319
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
売上高 788,716 981,377
売上原価 591,512 675,593
売上総利益 197,204 305,784
販売費及び一般管理費 372,639 334,116
営業損失(△) △175,435 △28,332
営業外収益
為替差益 188 318
受取配当金 - 50
受取手数料 355 413
雑収入 3 4
営業外収益合計 547 787
営業外費用
支払利息 - 402
営業外費用合計 - 402
経常損失(△) △174,887 △27,947
税金等調整前四半期純損失(△) △174,887 △27,947
法人税、住民税及び事業税 1,217 1,290
法人税等調整額 △38,347 1,829
法人税等合計 △37,129 3,119
四半期純損失(△) △137,757 △31,066
非支配株主に帰属する四半期純損失(△) △5,392 △6,467
親会社株主に帰属する四半期純損失(△) △132,365 △24,599
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(四半期連結包括利益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
四半期純損失(△) △137,757 △31,066
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △2,404 239
その他の包括利益合計 △2,404 239
四半期包括利益 △140,161 △30,827
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △134,288 △24,407
非支配株主に係る四半期包括利益 △5,873 △6,419
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株式会社アイリッジ(3917) 2021年3月期 第1四半期決算短信
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第1四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年6月30日)
当社グループは、O2O関連事業を単一の報告セグメントとしており、その他の事業については量的重要性
が乏しいため、記載を省略しております。
Ⅱ 当第1四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年6月30日)
当社グループは、O2O関連事業を単一の報告セグメントとしており、その他の事業については量的重要性
が乏しいため、記載を省略しております。
(追加情報)
前連結会計年度の有価証券報告書の(追加情報)に記載した新型コロナウイルス感染症の収束時期等を含む仮定
について重要な変更はありません。
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