3913 M-sMedio 2021-10-28 13:30:00
原材料の評価減の戻入及び繰延税金資産の一部取崩並びに令和3年12月期通期連結業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]
令和 3 年 10 月 28 日
各 位
会 社 名 株 式 会 社 s M e d i o
代 表 者 名 代表取締役社長 岩 本 定 則
(コード番号:3913 東証マザーズ)
問 合 せ 先 取締役経営企画室長 北 埜 弘 剛
(TEL.03-6262-8660)
原材料の評価減の戻入及び繰延税金資産の一部取崩並びに
令和3年 12 月期通期連結業績予想の修正に関するお知らせ
当社は、令和3年 12 月期第3四半期連結累計期間(令和3年1月1日~令和3年9月 30 日)
において、売上原価として、原材料の評価減の戻入を計上するとともに、繰延税金資産を一部取
崩しましたので、下記の通りお知らせいたします。
また、最近の業績を踏まえ、令和3年2月5日に公表しました令和3年 12 月期の通期連結業
績予想を下記のとおり修正いたしましたので、下記の通りお知らせいたします。
記
1.原材料の評価減の戻入の内容について
当社は、令和2年 12 月期連結決算及び個別決算において、原材料の評価減 41 百万円を売上原
価に計上しておりました。
当第3四半期連結累計期間において、原材料の評価を見直した結果、全額を戻入れることが適
当であると判断し、売上原価に 41 百万円の戻入を計上しました。
2.繰延税金資産の取崩しについて
(繰延税金資産の取崩しの理由)
半導体不足による顧客製品の生産・出荷が長引いていることから、連結売上高の7割を占め
るロイヤリティ収入が低迷し、半導体不足の解消時期が不透明である事業環境を踏まえ、当社
及び連結子会社において、繰延税金資産の回収可能性を慎重に検討した結果、繰延税金資産の
一部を取り崩すことといたしました。
(繰延税金資産取崩しの内容)
令和3年 12 月期の第3四半期連結決算において、当期首に計上していた繰延税金資産を取崩
し、法人税等調整額を 15 百万円(8百万円)計上しました。
( )の金額は、当社単体での繰延税金資産取崩しの内容になります。
1
3.業績に与える影響
上記1及び2につきましては、本日公表の「令和3年 12 月期 第3四半期決算短信〔日本基
準〕
(連結)
」において反映しております。
4.令和3年 12 月期通期連結業績予想数値の修正
(単位:百万円)
売上高 営業利益 経常利益 親会社株主 1株当たり
に帰属する 当期純利益
当期純利益 (円)
前回発表予想(A) 1,034 53 53 36 18.81
今回修正予想(B) 721 0 4 △16 △8.76
増減額(B)-(A) △312 △53 △49 △53 △27.58
増減率(%) △30.2 △98.6 △92.5 - -
(ご参考)前期実績 913 32 30 10 5.36
(令和2年 12 月期)
(注)1株当たり当期純 利益は、 令和3年1月か ら 令和3年9月までの期 中平均株式数
1,933,051 株を用いて算定しております。
5.業績予想修正の理由
当社の主な収益源であるロイヤリティ収入について、半導体不足により、顧客製品の生産・出
荷に影響が出ており、当社製品搭載の出荷・販売数が減少したことで、ロイヤリティ収入が当初
想定と比較して、295 百万円減少する見込みとなったことから、業績予想を修正いたします。
(連結売上高)
当第3四半期連結累計期間(1-9月)の連結売上高が 560 百万円となり、通期計画(1,034
百万円)に対する進捗率は 54%程度でありました。
世界的な半導体不足を一時的と考えておりましたが、現在に至るまで、半導体不足は解消し
ておらず、当社顧客の製品製造・出荷数にも影響を与えています。半導体不足は、第4四半期
連結会計期間(10-12 月)も継続するとの前提で、売上見込みを見直したところ、連結売上高
は 160 百万円程度になることが見込まれます。
見直した通期連結売上高は、721 百万円となり、当初計画を 30%程度下回る水準になります。
収益区分別では、特に、ロイヤリティ収入が半導体不足の影響を受けており、当第3四半期
連結累計期間(1-9月)までの下振れ額を、第4四半期連結会計期間(10-12 月)で取り戻
すことは困難な水準であり、第4四半期連結会計期間(10-12 月)のロイヤリティ収入も、当
初計画 150 百万円を下回る 125 百万円になると見込んでおります。
上記の影響を勘案し、令和3年 12 月期の通期連結売上高は、721 百万円を見込んでいます。
2
(連結営業損益)
当第3四半期連結累計期間(1-9月)の連結売上高は低調であった中で、継続的な原価低
減および経費節減に加え、原材料の評価減の戻入があったことで、連結営業利益は 11 百万円を
確保しました。
第4四半期連結会計期間(10-12 月)も、引き続き、原価低減および経費節減に努めてまい
りますが、連結売上高の減少が大きく、通期での連結営業利益は、当初計画を下回り、0百万
円となる見込みであります。
(連結経常損益)
連結営業利益が当初計画を下回る見込みの影響で、連結経常利益は4百万円となる見込みで
あります。
(親会社株主に帰属する当期純利益)
当第3四半期連結累計期間(1-9月)で、繰延税金資産を取り崩した影響で、税金費用が
発生しているため、親会社株主に帰属する当期純損益は、16 百万円の損失となる見込みであり
ます。
(為替前提)
第4四半期連結会計期間(10-12 月)における為替水準は、直近の為替水準を反映し、下表
のように想定しております。
米ドル 中国・人民元
第4四半期連結会計期間 110.00 円(103.00 円) 17.00 円(16.00 円)
※( )内は、変更前の想定為替水準。
(注)上記の予想数値は、現時点で入手可能な情報に基づき算出しており、実際の業績は今後
の様々な要因により異なる場合があります。
以 上
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