3910 J-エムケイシステム 2020-05-11 15:00:00
2020年3月期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年5月11日
上場会社名 株式会社エムケイシステム 上場取引所 東
コード番号 3910 URL https://www.mks.jp
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 三宅 登
問合せ先責任者 (役職名) 経営企画室長 (氏名) 吉田 昌基 TEL 06-7222-3394
定時株主総会開催予定日 2020年6月25日 配当支払開始予定日 2020年6月26日
有価証券報告書提出予定日 2020年6月25日
決算補足説明資料作成の有無 : 有
決算説明会開催の有無 : 有 (動画配信を予定)
(百万円未満切捨て)
1. 2020年3月期の連結業績(2019年4月1日∼2020年3月31日)
(1) 連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する当期
売上高 営業利益 経常利益
純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期 2,380 14.7 314 △0.9 312 2.4 197 75.9
2019年3月期 2,075 10.0 317 1.0 305 △4.0 112 △45.2
(注)包括利益 2020年3月期 193百万円 (85.6%) 2019年3月期 104百万円 (△51.0%)
潜在株式調整後1株当たり 自己資本当期純利
1株当たり当期純利益 総資産経常利益率 売上高営業利益率
当期純利益 益率
円銭 円銭 % % %
2020年3月期 36.32 ― 16.5 15.0 13.2
2019年3月期 20.65 ― 10.3 14.8 15.3
(参考) 持分法投資損益 2020年3月期 ―百万円 2019年3月期 ―百万円
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2020年3月期 2,234 1,304 56.8 234.04
2019年3月期 1,945 1,164 57.4 205.87
(参考) 自己資本 2020年3月期 1,270百万円 2019年3月期 1,117百万円
(3) 連結キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フロー 投資活動によるキャッシュ・フロー 財務活動によるキャッシュ・フロー 現金及び現金同等物期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2020年3月期 814 △330 △60 722
2019年3月期 △244 △281 173 299
2. 配当の状況
年間配当金 配当金総額 配当性向 純資産配当
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) (連結) 率(連結)
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭 百万円 % %
2019年3月期 ― 0.00 ― 8.00 8.00 43 38.7 4.0
2020年3月期 ― 0.00 ― 8.00 8.00 43 22.0 3.6
2021年3月期(予想) ― 0.00 ― 8.00 8.00 21.6
3. 2021年 3月期の連結業績予想(2020年 4月 1日∼2021年 3月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
第2四半期(累計) 1,200 1.4 26 △83.6 25 △84.2 14 △85.8 2.65
通期 2,749 15.5 324 3.2 322 3.1 201 2.1 37.08
※ 注記事項
(1) 期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ― 社 (社名) 、 除外 ― 社 (社名)
(2) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期 5,428,000 株 2019年3月期 5,428,000 株
② 期末自己株式数 2020年3月期 474 株 2019年3月期 312 株
③ 期中平均株式数 2020年3月期 5,427,599 株 2019年3月期 5,427,709 株
(参考)個別業績の概要
2020年3月期の個別業績(2019年4月1日∼2020年3月31日)
(1) 個別経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期 1,784 18.2 358 △6.1 361 △5.4 245 29.1
2019年3月期 1,509 15.3 382 21.3 382 20.6 190 △15.6
潜在株式調整後1株当たり当期純
1株当たり当期純利益
利益
円銭 円銭
2020年3月期 45.25 ―
2019年3月期 35.05 ―
(2) 個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2020年3月期 2,258 1,414 62.6 260.61
2019年3月期 1,842 1,212 65.8 223.37
(参考) 自己資本 2020年3月期 1,414百万円 2019年3月期 1,212百万円
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達
成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
※決算補足説明資料及び決算説明会内容の入手方法について
当社は、機関投資家、証券アナリスト向け説明会を開催する予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から開催を中止することにいたしました。
2020年5月21日に決算説明動画・資料を当社ホームページに掲載する予定です。
株式会社エムケイシステム(3910) 2020年3月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………2
(1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………2
(2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………3
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………4
(4)今後の見通し ……………………………………………………………………………………4
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………5
3.連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………6
(1)連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………6
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………8
(3)連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………10
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………11
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………12
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………12
(セグメント情報等) ………………………………………………………………………………12
(1株当たり情報) …………………………………………………………………………………13
(重要な後発事象) …………………………………………………………………………………14
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株式会社エムケイシステム(3910) 2020年3月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当連結会計年度におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境の改善などを背景に緩やかな回復基調で推移してき
ましたが、米中貿易摩擦問題や英国のEU離脱問題が世界経済に与える影響に加え、年度の後半からは世界的な新型
コロナウイルス感染拡大等もあり、極めて不透明な状況が続いております。
国内の情報サービス業界では、クラウドコンピューティングに代表されるサービス化の流れが一層加速する中、
AI(人工知能)等の最新のテクノロジーの活用やクラウドサービス間での連携強化等、付加価値向上に向けた取り
組みが進んでおります。当社グループの関連する人事労務領域においては、政府が推進する働き方改革やテレワー
クへの取り組みなどを背景に、企業の生産性向上や業務効率化を目的としたシステムの投資意欲が引き続き高い状
態にあります。
このような状況の中、当社グループは、顧客の業務効率化並びに付加価値創造を支援し、顧客満足度をより一層
高めるべく努めてまいりました。当社の主力製品である「社労夢(Shalom)シリーズ」は、社会保険、労働保険等
に関する業務支援システムとして、既に2,500を超える社労士事務所に幅広く導入いただいております。また近年
は、一般法人企業向け製品である「Company Edition」シリーズに関しても、電子申請義務化の流れの中で業種を問
わず、システム構築の引き合いが強まっております。CuBe事業においては「CuBeクラウド」の機能強化を行い、販
売ルートを開拓するためのマーケティング活動を強化する等、業容拡大を図りました。
その結果、当連結会計年度における業績は売上高2,380,616千円(前期比14.7%増)、売上原価1,184,313千円
(前期比31.2%増)、売上高に対する売上原価の比率49.7%(前期比6.3ポイント増加)、売上総利益1,196,303千円
(前期比2.0%増)、営業利益314,443千円(前期比0.9%減)、売上高に対する営業利益の比率13.2%(前期比3.4ポ
イント減少)、経常利益312,631千円(前期比2.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益197,123千円(前期比
75.9%増)となりました。また、当社グループが重要な経営指標と考える自己資本利益率(ROE)は、連結ベースで
16.5%(前期比6.2ポイント増)、当社単体では18.7%(前期比2.1ポイント増)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
(社労夢事業)
社労夢事業においては、働き方改革やテレワーク推進のための業務効率化の必要性を背景に、主要顧客である社
会保険労務士市場のみでなく、一般法人市場においてもシステム導入意欲が高まっております。一方で、競合によ
る新規参入が散見され、競争の激化が予想されます。
当連結会計年度においては、中小企業向け新製品「DirectHR」のリリース及び「社労夢(Shalom)」製品に関す
るサービス名称並びにロゴデザインの変更、WEBサイトのフルリニューアルを行った他、「社労夢(Shalom)
V5.0」、「ネットde顧問(V3.0)」、「マイナボックス(MYNABOX)」のフルリニューアルを行いました。各種法令改正
への対応等も引き続き行ってまいりました。
また、連結子会社である株式会社ビジネスネットコーポレーションから、開発部松山開発センターにおけるシス
テム開発事業を会社分割により承継(2020年1月1日効力発生)し、年末調整業務全体の効率化をサポートするク
ラウドサービスである「年末調整CuBeクラウド」を2020年3月31日付で事業譲受により譲り受けました。
この結果、クラウドサービス売上高は、1,658,019千円(前期比18.5%増)となりました。これは、主力サービス
である社労夢製品のユーザー数が順調に増加したことに伴う月額利用料の積み上がりに加え、一般法人企業の利用
数が増加したことにより、ASPサービス売上高が1,453,979千円(前期比18.4%増)となったこと、及び一般法人企
業への新規導入が進んだことに伴いシステム構築サービス売上高が204,040千円(前期比19.5%増)となったことに
よります。
また、システム商品販売売上高は、昨年同様に推移し113,285千円(前期比6.4%増)となり、その他サービス売
上高は538千円(前期比85.8%減)となりました。
一方で、新製品のリリースに伴い減価償却費が増加したこと等により、前期に比べ売上原価が増加しました。
以上の結果、社労夢事業の売上高は1,771,842千円(前期比17.4%増)となり、売上総利益1,015,800千円(前期
比1.7%増)、営業利益364,165千円(前期比4.7%減)となりました。当社グループで重要な経営指標としている売
上高に対する営業利益の比率は20.6%(前期比4.8ポイント減少)となりました。
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(CuBe事業)
CuBe事業では、大手企業の人事総務部門向けに業務プロセスの効率化を目的として個社毎にカスタマイズしたフ
ロントシステムの受託開発と、大手企業向け受託開発を通じて蓄積したノウハウを活かし、中小企業での利便性を
実現したクラウドサービスの提供を行っております。
フロントシステムの受託開発については、既存顧客からの改修案件のニーズを的確に把握し受注件数の獲得に努
めました。また、前期に利益率を下げる原因となった開発コストの管理を徹底し、利益率を改善しました。一方、
クラウドサービスにおいては、「GooooN」の販売強化、「年末調整CuBeクラウド」の法令改正対応など機能強化を
進めユーザー獲得に努めました。
以上の結果、CuBe事業の売上高は608,774千円(前期比7.5%増)、売上総利益180,502千円(前期比4.1%増)、
営業損失は49,721千円(前期は64,821千円の営業損失)となりました。なお、CuBe事業の営業損失については、の
れん償却額38,861千円を反映しております。
・事業別の売上高及び構成比
金額 構成比
事業別
(百万円) (%)
社労夢事業 1,771 74.4
クラウドサービス 1,658 69.6
システム商品販売 113 4.8
その他サービス 0 0.0
CuBe事業 608 25.6
合 計 2,380 100.0
(2)当期の財政状態の概況
(資産)
当連結会計年度末における流動資産の残高は、1,196,267千円(前期比34.9%増)となりました。主な内訳は、
現金及び預金749,960千円及び売掛金420,149千円となっております。
また、固定資産の残高は1,038,471千円(前期比1.9%減)となりました。主な内訳は、ソフトウエア476,781千
円、のれん252,602千円、ソフトウエア仮勘定29,507千円となっております。
以上の結果、総資産は2,234,739千円(前期比14.9%増)となりました。
(負債)
当連結会計年度末における流動負債の残高は、599,588千円(前期比34.1%増)となりました。主な内訳は、1
年内返済予定の長期借入金166,644千円、未払消費税94,545千円、未払金91,235千円となっております。
また、固定負債の残高は330,595千円(前期比0.8%減)となりました。内訳は、長期借入金330,595千円となっ
ております。
以上の結果、負債合計は930,183千円(前期比19.2%増)となりました。
(純資産)
当連結会計年度末における株主資本は、1,270,251千円(前期比13.7%増)となりました。主な内訳は、資本金
219,110千円及び資本剰余金197,457千円、利益剰余金854,151千円となっております。
以上の結果、純資産は1,304,555千円(前期比12.0%増)となりました。
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(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末と比較し
423,062千円増加し、722,818千円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの
要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により獲得した資金は、814,299千円となりました。主な増加要因は、税金等調整前当期純利益
300,119千円、減価償却費271,888千円、未払消費税等の増加額133,683千円、主な減少要因は、受注損失引当金の
減少10,367千円、仕入債務の減少9,232千円などであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により使用した資金は、330,425千円となりました。主な増加要因は、敷金及び保証金の回収による収
入11,044千円、主な減少要因は、無形固定資産の取得による支出182,286千円、敷金及び保証金の差入による支出
139,857千円などであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により使用した資金は、60,811千円となりました。主な増加要因は、長期借入れによる収入200,000千
円、主な減少要因は、長期借入金の返済による支出186,412千円、配当金の支払額43,421千円などであります。
(4)今後の見通し
この先の我が国経済は、新型コロナウイルス感染症の収束が見通せない中、先行き不透明な状況が続くと見込ま
れます。また、感染症が内外経済をさらに下振れさせるリスクが懸念されます。
当社グループがサービスを提供する人事労務関連市場におきましては、感染症対策も含めた働き方改革への取り
組みなどを背景に、業務を効率化する目的や、多様な働き方をサポートする目的でのシステム導入が継続すると予
想されます。
この様な中、社労夢事業においては、社労夢(Shalom)、DirectHR、eNEN(旧年末調整CuBeクラウド)などの基
幹システムの機能拡充と品質向上を進めると共に、電子政府(gBizID、マイナポータル、次期e-Gov)に対応した機
能強化を進め、社会保険労務士市場の深耕を継続すると共に、法人向け営業・開発部門を一層強化して、一般法人
市場の開拓を加速させます。
利益面においては、開発体制の強化に伴う労務費の増加による売上原価の増加、東京オフィス移転(2020年8月予
定)によるオフィス賃料等のコストが増加することにより、利益率は悪化する見込みであります。
一方、CuBe事業における大企業向けCuBe製品の受託開発においては、「人財CuBe」、「就業CuBe」の大型案件を
開発・納品すると共に、開発体制を強化し改修案件、保守業務を確実に遂行いたします。また、クラウドサービス
については、「GooooN」(人財CuBeクラウド)の本格的な拡販を目標に、新マーケットへのアプローチを積極的に
進め、早期の収益貢献を目指します。
以上により、2021年3月期の連結業績につきましては、売上高2,749百万円(前期比15.5%増)、売上総利益
1,442百万円(前期比20.6%増)、営業利益324百万円(前期比3.2%増)、売上高に対する営業利益の比率11.8%
(前期比1.4ポイント減少)、経常利益322百万円(前期比3.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益201百万円
(前期比2.1%増)を見込んでおります。
<新型コロナウイルス感染拡大に伴う当社の対応について>
新型コロナウイルス感染拡大による当社グループの業績に対する直接の影響は現時点ではありません。
新型コロナウイルス感染拡大に対応し、当社グループにおいては、全従業員に対する特別手当の支給とマスクの
配布、原則在宅勤務、やむを得ない業務がある場合におけるオフィス出勤時の時差通勤の導入、社内での感染防止
を目的としたオフィスにおけるアルコール消毒液の設置と次亜塩素酸水によるオフィス空間の除菌・消臭などの施
策を行ってまいりました。今後も、政府の方針に則り、新型コロナウイルス感染症収束に少しでも寄与すべく、努
力を続けてまいります。
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株式会社エムケイシステム(3910) 2020年3月期 決算短信
事業セグメント毎の売上高、売上原価、販売費及び一般管理費の内訳額、前期比及び増減要因につきましては以
下のとおりであります。
(社労夢事業)
金額 前期比
増減要因
(百万円) (%)
売上高 2,144 +21.0 ―
新規顧客の獲得、新サービスの導入による売上の増加を見
クラウドサービス 2,032 +22.6
込んでいることが主な増加要因であります。
システム商品販売 112 △0.9 前期同様の売上を見込んでおります。
松山開発センター受入れに伴う労務費の増加、ソフトウエ
売上原価 942 +24.7 ア償却費の増加を見込んでいることが主な増加要因であり
ます。
人員増による人件費の増加、東京オフィス移転によるコス
販売費及び一般管理費 897 +37.6
ト増を見込んでいることが主な増加要因であります。
営業利益 304 △16.5 ―
(CuBe事業)
金額 前期比
増減要因
(百万円) (%)
売上高 605 △0.6 ―
開発・営業体制を強化し、回収案件、保守案件を確実に遂
受託開発 565 +0.1
行することにより前期同様の売上を見込んでおります。
年調CuBeクラウドの譲渡によりGooooNのみのサービスにな
クラウドサービス 40 △10.3
ることにより減少を見込んでおります。
松山開発センター受渡しによる労務費の減少を見込んでい
売上原価 363 △15.0
ることが、主な減少要因であります。
東京オフィス移転によるコストの増加はあるものの、あら
販売費及び一般管理費 224 △2.6
ゆる面での経費削減により、減少を見込んでおります。
営業利益 16 ― ―
※事業セグメント毎の売上高、売上原価、販売費及び一般管理費の合算額と、連結業績予想の売上高、売上原価、
販売費及び一般管理費の金額との差異は、セグメント間取引に起因するものです。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループは、国際会計基準に基づく連結財務諸表を作成するための体制整備の負担等を考慮し、日本基準に
基づき連結財務諸表を作成しております。
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3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 326,895 749,960
売掛金 430,221 420,149
商品 3,917 5,904
仕掛品 48,433 1,451
貯蔵品 172 173
前払費用 29,413 17,623
未収消費税等 44,301 ―
未収還付法人税等 2,457 ―
その他 720 1,004
流動資産合計 886,532 1,196,267
固定資産
有形固定資産
建物(純額) 22,968 18,455
車両運搬具(純額) 3,911 2,608
工具、器具及び備品(純額) 54,021 41,623
有形固定資産合計 80,901 62,688
無形固定資産
ソフトウエア 408,214 476,781
ソフトウエア仮勘定 155,411 29,507
商標権 1,536 1,535
電話加入権 1,218 1,218
のれん 291,464 252,602
無形固定資産合計 857,845 761,646
投資その他の資産
出資金 70 70
差入保証金 52,077 180,890
繰延税金資産 67,868 33,078
その他 98 98
投資その他の資産合計 120,114 214,137
固定資産合計 1,058,860 1,038,471
資産合計 1,945,393 2,234,739
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株式会社エムケイシステム(3910) 2020年3月期 決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
負債の部
流動負債
買掛金 36,251 27,019
短期借入金 30,000 10,000
1年内返済予定の長期借入金 150,311 166,644
未払金 89,087 91,235
未払費用 31,513 32,347
未払法人税等 4,633 81,720
未払消費税等 5,163 94,545
前受金 30,619 33,341
受注損失引当金 10,367 ―
賞与引当金 47,787 55,634
その他 11,332 7,099
流動負債合計 447,066 599,588
固定負債
長期借入金 333,340 330,595
固定負債合計 333,340 330,595
負債合計 780,406 930,183
純資産の部
株主資本
資本金 219,110 219,110
資本剰余金 198,169 197,457
利益剰余金 700,449 854,151
自己株式 △327 △466
株主資本合計 1,117,400 1,270,251
非支配株主持分 47,586 34,303
純資産合計 1,164,987 1,304,555
負債純資産合計 1,945,393 2,234,739
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株式会社エムケイシステム(3910) 2020年3月期 決算短信
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
連結損益計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
売上高 2,075,349 2,380,616
売上原価 902,668 1,184,313
売上総利益 1,172,680 1,196,303
販売費及び一般管理費 855,338 881,859
営業利益 317,342 314,443
営業外収益
受取利息 8 6
受取配当金 1 1
助成金収入 ― 100
保険解約返戻金 9 22
仕入割引 58 95
還付加算金 ― 434
その他 76 135
営業外収益合計 153 795
営業外費用
支払利息 3,115 2,605
保険解約損 9,041 ―
その他 28 2
営業外費用合計 12,185 2,607
経常利益 305,310 312,631
特別損失
固定資産除却損 8,412 12,512
違約金 94,121 ―
特別損失合計 102,534 12,512
税金等調整前当期純利益 202,776 300,119
法人税、住民税及び事業税 1,819 71,361
法人税等調整額 96,441 34,789
法人税等合計 98,260 106,151
当期純利益 104,515 193,968
非支配株主に帰属する当期純利益又は非支配株主に
△7,540 △3,155
帰属する当期純損失(△)
親会社株主に帰属する当期純利益 112,056 197,123
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株式会社エムケイシステム(3910) 2020年3月期 決算短信
連結包括利益計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
当期純利益 104,515 193,968
包括利益 104,515 193,968
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 112,056 197,123
非支配株主に係る包括利益 △7,540 △3,155
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株式会社エムケイシステム(3910) 2020年3月期 決算短信
(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:千円)
株主資本
非支配株主持分 純資産合計
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 219,110 198,290 648,098 △265 1,065,232 70,996 1,136,229
当期変動額
剰余金の配当 △59,705 △59,705 △59,705
親会社株主に帰属す
112,056 112,056 112,056
る当期純利益
非支配株主との取引
に係る親会社の持分 △120 △120 △15,869 △15,990
変動
自己株式の取得 △62 △62 △62
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 △7,540 △7,540
額)
当期変動額合計 ― △120 52,351 △62 52,168 △23,410 28,757
当期末残高 219,110 198,169 700,449 △327 1,117,400 47,586 1,164,987
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:千円)
株主資本
非支配株主持分 純資産合計
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 219,110 198,169 700,449 △327 1,117,400 47,586 1,164,987
当期変動額
剰余金の配当 △43,421 △43,421 △43,421
親会社株主に帰属す
197,123 197,123 197,123
る当期純利益
非支配株主との取引
に係る親会社の持分 △712 △712 △10,126 △10,839
変動
自己株式の取得 △138 △138 △138
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 △3,155 △3,155
額)
当期変動額合計 ― △712 153,702 △138 152,851 △13,282 139,568
当期末残高 219,110 197,457 854,151 △466 1,270,251 34,303 1,304,555
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株式会社エムケイシステム(3910) 2020年3月期 決算短信
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 202,776 300,119
減価償却費 126,351 271,888
のれん償却額 38,861 38,861
受注損失引当金の増減額(△は減少) 10,367 △10,367
賞与引当金の増減額(△は減少) △1,139 7,846
受取利息及び受取配当金 △9 △7
支払利息 3,115 2,605
固定資産除却損 8,412 12,512
売上債権の増減額(△は増加) △38,412 10,071
たな卸資産の増減額(△は増加) △37,493 44,993
仕入債務の増減額(△は減少) △1,275 △9,232
未払消費税等の増減額(△は減少) △26,867 133,683
未払金の増減額(△は減少) △449,259 △5,090
長期未払金の増減額(△は減少) ― 16,967
その他 △1,210 ―
小計 △165,782 814,853
利息及び配当金の受取額 7 4
利息の支払額 △3,115 △2,605
法人税等の支払額 △75,819 △409
法人税等の還付額 ― 2,457
営業活動によるキャッシュ・フロー △244,710 814,299
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の預入による支出 ― ―
定期預金の払戻による収入 40,014 ―
有形固定資産の取得による支出 △43,244 △19,325
無形固定資産の取得による支出 △304,336 △182,286
敷金及び保証金の差入による支出 △73 △139,857
敷金及び保証金の回収による収入 1,842 11,044
保険積立金の積立による支出 ― ―
保険積立金の解約による収入 23,881 ―
投資活動によるキャッシュ・フロー △281,916 △330,425
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) △70,000 △20,000
長期借入れによる収入 500,000 200,000
長期借入金の返済による支出 △179,649 △186,412
リース債務の返済による支出 △1,254 ―
連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得
△15,990 △10,839
による支出
自己株式の取得による支出 △62 △138
配当金の支払額 △59,705 △43,421
財務活動によるキャッシュ・フロー 173,339 △60,811
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △353,287 423,062
現金及び現金同等物の期首残高 653,043 299,755
現金及び現金同等物の期末残高 299,755 722,818
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株式会社エムケイシステム(3910) 2020年3月期 決算短信
(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
(セグメント情報)
1 報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締
役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものでありま
す。
当社グループは、当社及び連結子会社を基礎とした商品・製品、サービス別セグメントから構成されており、
「社労夢事業」及び「CuBe事業」の2つを報告セグメントとしております。
2 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理方法は、連結財務諸表作成のために採用されている会計処理基準に基
づく金額により表示されております。セグメントの利益は営業利益を用いております。
セグメント間の内部売上高または振替高は第三者間取引価格に基づいております。
3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:千円)
報告セグメント 連結財務諸表
調整額(注)
社労夢事業 CuBe事業 計 計上額
売上高
外部顧客への売上高 1,508,829 566,520 2,075,349 ― 2,075,349
セグメント間の内部
552 690 1,242 △1,242 ―
売上高又は振替高
計 1,509,381 567,210 2,076,591 △1,242 2,075,349
セグメント利益又は損失(△) 382,025 △67,203 314,822 2,520 317,342
セグメント資産 1,226,591 820,539 2,047,130 △101,737 1,945,393
その他の項目
減価償却費 85,105 41,245 126,351 ― 126,351
のれんの償却額 ― 38,861 38,861 ― 38,861
有形固定資産及び
548,116 91,365 639,482 ― 639,482
無形固定資産の増加額
(注) 1.セグメント利益又は損失(△)の調整額は、セグメント間取引消去額であります。
2.セグメント利益又は損失(△)は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
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株式会社エムケイシステム(3910) 2020年3月期 決算短信
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:千円)
報告セグメント 連結財務諸表
調整額(注)
社労夢事業 CuBe事業 計 計上額
売上高
外部顧客への売上高 1,771,842 608,774 2,380,616 ― 2,380,616
セグメント間の内部
12,363 19,542 31,906 △31,906 ―
売上高又は振替高
計 1,784,206 628,316 2,412,523 △31,906 2,380,616
セグメント利益又は損失(△) 358,707 △46,263 312,444 1,999 314,443
セグメント資産 1,632,142 713,138 2,345,281 △110,542 2,234,739
その他の項目
減価償却費 215,107 56,780 271,888 ― 271,888
のれんの償却額 ― 38,861 38,861 ― 38,861
有形固定資産及び
318,354 37,655 356,009 ― 356,009
無形固定資産の増加額
(注) 1.セグメント利益又は損失(△)の調整額は、セグメント間取引消去額であります。
2.セグメント利益又は損失(△)は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
1株当たり純資産額 205.87円 234.04円
1株当たり当期純利益金額 20.65円 36.32円
(注) 1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
2.1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2019年3月31日) 至 2020年3月31日)
親会社株主に帰属する当期純利益(千円) 112,056 197,123
普通株主に帰属しない金額(千円) ― ―
普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純利益
112,056 197,123
(千円)
普通株式の期中平均株式数(株) 5,427,709 5,427,599
3.1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年3月31日) (2020年3月31日)
純資産の部の合計額(千円) 1,164,987 1,304,555
純資産の部の合計額から控除する金額(千円) 47,586 34,303
(うち非支配株主持分)(千円) (47,586) (34,303)
普通株式に係る期末の純資産額(千円) 1,117,400 1,270,251
1株当たり純資産額の算定に用いられた期末の普通株式
5,427,688 5,427,526
の数(株)
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株式会社エムケイシステム(3910) 2020年3月期 決算短信
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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