3907 M-シリコンスタジオ 2019-01-25 17:00:00
2018年11月期 決算説明会資料 [pdf]
2018年11月期決算説明資料
2019年1月25日
シリコンスタジオ株式会社
(証券コード:3907)
INDEX
1.2018年11月期 連結決算説明
2.業績回復に向けた取り組み
3.2019年11月期 連結業績予想
APPENDIX:会社概要
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2018年11月期 連結業績:全社
事業譲渡したコンテンツ事業の損失の影響等により、減収・赤字決算
当第4四半期(3か月間)の連結業績は、オフィスレイアウト見直しに伴い特別損失
62百万円計上したものの、営業利益以下黒字化
(単位:百万円)
2018年11月期 2017年11月期 前期比 2018年11月期
① ② ①ー② 第4四半期
売上高 5,002 6,115 ▲ 1,112 1,308
売上原価 4,156 5,799 ▲ 1,642 861
売上総利益 846 316 530 446
販管費 1,617 1,567 50 387
営業利益 ▲ 771 ▲ 1,251 479 59
経常利益 ▲ 804 ▲ 1,202 398 88
当期純利益 ▲ 715 ▲ 1,137 422 34
4
2018年11月期 連結業績:セグメント別
開発推進・支援事業は黒字転換、人材事業は増収増益と2事業のセグメント利益
は前期比で増加したものの、7月に事業譲渡したコンテンツ事業は減収・赤字拡大
(単位:百万円)
2018年11月期 2017年11月期 前期比
開発推進・支援 売上高 2,900 3,082 ▲ 182
セグメント利益 174 ▲ 376 551
人材 売上高 1,737 1,472 264
セグメント利益 369 301 67
コンテンツ 売上高 364 1,560 ▲ 1,195
セグメント利益 ▲ 749 ▲ 627 ▲ 121
5
セグメント別業績:①開発推進・支援事業
(単位:百万円)
2018年11月期 2017年11月期 前期比
売上高 2,900 3,082 ▲ 182
(受託開発) (1,445) (1,919) (▲ 474)
(ミドルウェア) (974) (683) (291)
(ソリューション) (480) (478) (2)
セグメント利益 174 ▲ 376 551
採算性が改善し、前期赤字だったセグメント利益は黒字転換
受託開発は、開発長期化による不採算案件の発生により、計画を下回る
→自動車業界向けの売上は3億円(前年度実績は1.3億円)と大幅増収
ミドルウェアは、大型案件の獲得が寄与し増収
ソリューションは、クラウド化の影響あるものの、前期並みの結果
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セグメント別業績:②人材事業
(単位:百万円)
2018年11月期 2017年11月期 前期比
売上高 1,737 1,472 264
セグメント利益 369 301 67
引き続き業績好調で増収増益。売上高は前年同期比+18.0%、
セグメント利益は前年同期比+22.6%
人材派遣が計画をやや下回った為、売上は計画比で若干未達。一方、
人材紹介は好調に推移し利益は計画を上回る
当期に稼働中の一般派遣労働者数は延べ3,101名(前年同期比+14.5%)
有料職業紹介の成約実績は232名(前年同期比+40.6%)
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セグメント別業績:③コンテンツ事業
(単位:百万円)
2018年11月期 2017年11月期 前期比
売上高 364 1,560 ▲ 1,195
セグメント利益 ▲ 749 ▲ 627 ▲ 121
7月4日付でコンテンツ事業を会社分割により新設会社に承継させたうえで、
新設会社の株式の90%を売却したことにより減収・赤字拡大
当第4四半期においては、承継しなかったタイトルの売上、およびクローズに
係る費用等を計上
事業整理は概ね完了していますが、承継しなかった他社との協業タイトルの
売上等が2019年11月期も若干発生する見通し
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2018年11月期 連結貸借対照表
(単位:百万円)
2018年11月期末 2017年11月期末 前期比
流動資産 1,894 1,782 111
(うち現預金) 699 554 144
固定資産 607 921 ▲ 313
(うちソフトウェア資産) 190 367 ▲ 176
資産合計 2,501 2,704 ▲ 202
流動負債 1,058 957 101
固定負債 113 298 ▲ 185
負債合計 1,171 1,255 ▲ 84
(うち有利子負債) 309 495 ▲ 186
純資産合計 1,330 1,448 ▲ 118
(うち資本金) 439 146 293
負債純資産合計 2,501 2,704 ▲ 202
自己資本比率 52.7% 53.6% ▲ 0.9pt
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第三者割当新株予約権 行使状況(2018年11月末現在)
第三者割当による第5回~第10回新株予約権を2018年3月26日に発行
当第4四半期中の行使実績は無し
既行使数 未行使数 付与数
行使価額
(株) (株) (株) 備考
(円)
① ② ①+②
第5回新株予約権 1,886 50,000 0 50,000
第6回新株予約権 1,766 140,000 0 140,000
第7回新株予約権 1,676 140,000 0 140,000
第8回新株予約権 2,264 0 25,000 25,000 行使価額を3/9付で3/8終値に修正予定
第9回新株予約権 2,119 0 70,000 70,000 行使価額を4/24付で4/23終値に修正予定
第10回新株予約権 2,011 0 70,000 70,000 行使価額を5/25付で5/24終値に修正予定
計 330,000 165,000 495,000
※本新株予約権発行条件の詳細は2018年3月9日適時開示「第三者割当による新株予約権
の募集に関するお知らせ」をご参照ください
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従業員数推移
コンテンツ事業譲渡等の影響により、連結従業員数は前期比で79名減少
単体 連結子会社
308名 316名
65名 62名
229名
60名
243名 254名
169名
17/11月末 18/5月末 18/11月末
1.2018年11月期 連結決算説明
2.業績回復に向けた取り組み
3.2019年11月期 連結業績予想
APPENDIX:会社概要
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開発推進・支援事業の課題と施策
課題① 不採算案件の抑制
施策 見積~受注~開発~納品まで一連の社内プロセスを見直し
専任のプロジェクトマネージャーを増員
課題② ミドルウェアの販売強化
施策 地域ごとに実績のある代理人を活用して海外企業向け取引拡大
今後の収益源となるソフトウェアの研究開発
課題③ 非エンターテインメント領域における受注拡大
施策 新たなニーズの取り込み(例:機械学習の教師画像)
自動車業界向けの更なる拡大
社内プロセス見直しにより、受託開発の利益率改善を見込むものの、以前受注した
仕掛案件が残っているため、改善効果は2020年11月期から現れるものと想定
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成長分野:自動車業界向け事業
自動運転やコネクテッドカーなど次世代自動車の研究開発が活発化
それに伴い、大手自動車メーカーより車載表示装置HMI関連のソフトウェア開発
支援や自動運転開発支援などの案件が増加
2018/11期実績で売上高3億円規模にまで成長、更なる受注獲得に注力
自動車業界向け売上見通し
7億円
5億円
3億円
1.3億円
2017/11期 2018/11期 2019/11期 2020/11期
(実績) (実績) (予想) (目標)
1.2018年11月期 連結決算説明
2.業績回復に向けた取り組み
3.2019年11月期 連結業績予想
APPENDIX:会社概要
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2019年11月期 連結業績予想
前期の赤字の主要因であったコンテンツ事業を2018年7月に譲渡したことや、
開発推進・支援事業と人材事業が増益を見込むことから、2019年11月期は
4期ぶりの黒字転換を予想
(単位:百万円)
2019年11月期 2018年11月期
前期比
予想 実績
売上高 4,924 5,002 ▲ 78
営業利益 121 ▲ 771 892
経常利益 115 ▲ 804 919
当期純利益 114 ▲ 715 829
EPS 40.01円 ▲264.47円 304.48円
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2019年11月期 連結業績予想 セグメント別
開発推進・支援事業:自動車業界向け案件拡大等により増益を見込む
人材事業:増収増益を見込むが、競争力強化に向けた投資の為、増益率は鈍化
全社費用:費用削減に努め、前期比減少を見込む
(単位:百万円)
2019年11月期 2018年11月期
事業セグメント 予想 実績
前期比
開発推進・支援事業 売上高 2,887 2,900 ▲ 13
セグメント利益 253 174 78
人材事業 売上高 2,037 1,737 299
セグメント利益 387 369 17
コンテンツ事業 売上高 - 364 ▲ 364
セグメント利益 - ▲ 749 749
全社費用 売上高 - - -
セグメント利益 ▲ 519 ▲ 566 47
連結合計 売上高 4,924 5,002 ▲ 78
営業利益 121 ▲ 771 892
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2019年11月期 開発推進・支援事業の売上見通し
受託開発 自動車業界向け売上成長と子会社の回復により増収の見込
ミドルウェア 前期の大型案件獲得からの反動減により減収の見込
ソリューション クラウド化の影響により減収の見込
(百万円)
2019年 2018年 2017年
11月期 11月期 前期比 11月期
予想 実績 実績
① ② ①-②
受託開発 1,818 1,445 373 1,919
(単体) (1,189) (916) (273) (1,157)
(子会社) (859) (750) (109) (977)
(連結相殺) (▲ 230) (▲ 221) (▲ 9) (▲ 215)
ミドルウェア 750 974 ▲ 224 683
ソリューション 319 480 ▲ 161 478
計 2,887 2,900 ▲ 13 3,081
18
2019年11月期 配当予想
誠に遺憾ながら、2019年11月期も無配を予定しております。
早期に復配させたいと考えておりますが、収益力の向上と財務基盤の強化に取り
組み、黒字化を実現させたうえで、経営状況を総合的に判断し、復配時期を見極
めたいと考えております。
決算期 1株配当金
2015年11月期 10円
2016年11月期 10円
2017年11月期 0円
2018年11月期 0円
2019年11月期(予想) 0円
APPENDIX:会社概要
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会社概要
社名 シリコンスタジオ株式会社
証券コード 3907(東証マザーズ上場)
設立 1999年11月
上場日 2015年2月23日
所在地 東京都渋谷区恵比寿1-21-3
資本金 439百万円(2018年11月末現在)
売上高 5,002百万円(2018年11月期連結)
事業内容 開発推進・支援事業
人材事業
従業員数 単体169名、連結229名(2018年11月末現在)
関係会社 イグニス・イメージワークス株式会社
株式会社イリンクス
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事業概要:①開発推進・支援事業
<事業概要>
受託開発:CG・VR関連、自動車向けHMIなどの開発受託
ミドルウェア:『YEBIS』、『MIZUCHI』、『Enlighten』などミドルウェア開発
ソリューション:サーバーサイド開発、ネットワーク構築・運用・監視サービス
<売上推移> <売上構成>
(百万円)
3,082 ソリューション
2,904 2,900
16%
18/11期
2,900百万円
ミドルウェア 受託開発
34% 50%
16/11期 17/11期 18/11期
(実績) (実績) (実績)
22
事業概要:②人材事業
<事業概要>
クリエイティブ人材に特化した人材派遣、職業紹介サービス
<売上推移> <売上構成>
(百万円) 職業紹介
1,737 15%
1,472
1,121
18/11期
1,737百万円
人材派遣
85%
16/11期 17/11期 18/11期
(実績) (実績) (実績)
23
連結業績推移(単位:百万円)
売上高 経常利益
1,000 832
10,000
8,056 8,231
500 252
8,000 7,001
6,115
0
6,000 5,002
4,000 ▲ 500
▲ 428
2,000 ▲ 1,000 ▲ 804
▲ 1,202
0 ▲ 1,500
14/11期 15/11期 16/11期 17/11期 18/11期 14/11期 15/11期 16/11期 17/11期 18/11期
当期純利益
1,000
507
500
146
0
▲ 500
▲ 499
▲ 715
▲ 1,000
▲ 1,137
▲ 1,500
14/11期 15/11期 16/11期 17/11期 18/11期
24
当社の主なミドルウェア製品
ポストエフェクトミドルウェア 「YEBIS」
製品紹介サイト https://www.siliconstudio.co.jp/middleware/yebis/jp/
リアルタイムレンダリングエンジン 「Mizuchi」
製品紹介サイト https://www.siliconstudio.co.jp/middleware/mizuchi/
グローバルイルミネーション(GI)のリアルタイム処理 「Enlighten」
製品紹介サイト https://www.siliconstudio.co.jp/middleware/enlighten/jp/
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