3906 M-ALBERT 2019-02-15 15:00:00
法人税等調整額の計上および業績予想と実績値との差異に関するお知らせ [pdf]

                                                               2019年2月15日
各   位
                                       会 社 名 株式会社ALBERT
                                       代表者名 代表取締役社長兼CEO       松本 壮志
                                             (コード番号:3906 東証マザーズ)
                                       問合せ先 執行役員CFO経営管理部長 新井 普之
                                                     (TEL 03-5937-1610)


        法人税等調整額の計上および業績予想と実績値との差異に関するお知らせ


 2019年12月21日に公表した2018年12月期通期の業績予想と本日公表の実績値に差異が生じましたので、
下記のとおりお知らせいたします。

                                  記

1.2018年12月期通期業績予想と実績値との差異(2018年1月1日~2018年12月31日)
                                                                 1株当たり
                  売上高        営業利益          経常利益     当期純利益
                                                                 当期純利益
                     百万円        百万円          百万円        百万円          円 銭
前回発表予想(A)           1,600        195          200        175       62.30
実績値(B)              1,630        201          199        248       88.33
増減額(B-A)               30          6          △0          73
増減率(%)                1.9        3.1         △0.4       41.8
(ご参考)前期実績
                      872       △161         △158       △172          -
(2017年12月期)

2.差異の理由
  当社は2018年1月より経営戦略の変更を行い、体制の改編、ケーパビリティの確保、重点産業・顧客
のスコープから成る基本戦略を遂行し、それらが奏功しております。2018年7月からは基本戦略を包含
し進化させた「CATALYST(触媒)戦略」を推進しております。AI実装を視野に入れた投資が見込まれる
自動車、製造、通信・流通、金融を当社における重点産業とし、当社が重点産業におけるAIアルゴリズ
ム開発・ビッグデータ分析を通じた触媒機能となり、産業間のAI・データシェアリングを促進すること
で、早期のAIネットワーク化社会の実現に向けて取り組んでおります。
  その中で、当社は、トヨタ自動車株式会社、東京海上日動火災保険株式会社それぞれと資本業務提携
し、これら2社とToyota Research Institute-Advanced Development, Inc.の3社間での高度な自動運
転の実現に向けた業務提携に対し、技術支援を行っております。また、KDDI株式会社と資本業務提携し、
「CATALYST(触媒)戦略」の展開においてKDDIグループとの連携も活用します。
  これらの結果、主要プロジェクトの受注が好調に推移すると同時に受注案件が大型化傾向にあること
等により、売上高は堅調に推移しております。また、データサイエンティストの人員確保に継続的に取
り組むため人件費が増加し、加えて、2019年1月に行った、将来にわたる人員増加やセキュリティ強化
に備えた本社移転のため、2018年12月期下期には一時的な費用が発生したものの、上記収益力の向上に
よりそれを吸収し、営業利益、経常利益及び当期純利益はそれぞれ前期比増加し、黒字となりました。
2019年12月期においても基本戦略及びCATALYST     (触媒)   戦略を遂行することで業容拡大を計画しており、
2018年12月期における繰延税金資産の回収可能性について検討した結果、繰延税金資産を計上すること
といたしました。
3.法人税等調整額の計上
 上記2.記載の理由により、法人税等調整額が△72,296千円となり、当期純利益は予想値を上回ること
となりました。なお、2019年12月期の業績予想は、本日開示しました「2018年12月期 決算短信[日本
基準]
  (非連結)」をご覧ください。

                                                 以上




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