3906 M-ALBERT 2019-08-27 15:00:00
株式会社ABEJAとの業務提携基本合意書締結及びAI・画像認識サービス「タクミノメ」機能の「ABEJA Platform」への搭載に関するお知らせ [pdf]

                                                                    2019年8月27日
各 位
                                       会 社 名 株式会社ALBERT
                                       代表者名 代表取締役社長兼CEO         松本 壮志
                                             (コード番号:3906 東証マザーズ)
                                       問合せ先 執行役員CFOコーポレート本部長 新井 普之
                                                       (TEL 03-5937-1610)



          株式会社 ABEJA との業務提携基本合意書締結及び
AI・画像認識サービス「タクミノメ」機能の「ABEJA Platform」への搭載に関するお知らせ

 当社は、2019年8月27日、株式会社 ABEJA(以下「ABEJA」といいます。
                                         )との間で業務提携(以下「本提
携」といいます。  )基本合意書を締結いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。

                                      記

1.本提携の目的
  当社は「分析力をコアとし、顧客の意思決定と問題解決を支援する」ことを経営理念とし、AI のシス
 テム実装を視野に入れた産業・企業の開発パートナーとして、       「ビッグデータ分析」 「AI アルゴリズム開
 発」「システム実装」等のソリューションを提供し、併せて、AI を搭載した汎用的な自社プロダクトの提
 供を行っております。   また、各産業でデータサイエンティスト不足が顕在化する中、     データサイエンティ
 ストの育成に取り組んでおります。
  当社は2018年1月より経営戦略の変更を行い、体制の改編、ケーパビリティの確保、重点産業・顧客の
 スコープから成る3つの基本戦略を遂行し、      またそれらが奏功していることを背景に、   2018年7月より、
 基本戦略を包含し進化させた「CATALYST(触媒)戦略」を推進しております。当社が重点産業(自動車、
 製造、通信・流通、金融)における AI アルゴリズム開発・ビッグデータ分析を通じた触媒機能となり、
 産業間の AI・データシェアリングを促進することで、    早期の AI ネットワーク化社会の実現に向けて取り
 組んでおります。
  ABEJA は、
         「ゆたかな世界を、実装する」を企業理念に、AI を始めとする最先端のテクノロジーを活用
 し、 産業構造の変革を追求しています。   2012年の創業時より、自社開発のディープラーニング技術をコア
 に、AI の社会実装事業を展開。小売流通、製造、物流、インフラを始め、あらゆる業界において、一気
 通貫した AI の導入、活用を支援しております。2017年3月にシンガポール法人を設立、ASEAN を中心と
 したグローバル展開も進めております。

   このような中、当社は①ABEJA の顧客の一部に対して、         「ABEJA Platform」上における、顧客ごとに最
 適なアルゴリズムの構築やチューニング等の AI・分析プロジェクトの推進支援及び②クラウドコンピュ
 ーティングサービスの一部として機械学習のツールを提供する MLaaS              (Machine Learning as a Service)
 の機能拡充に向けた共同開発、      の2つの領域において、      この度、   継続的な業務提携を行うことに合意し、
 本提携基本合意書の締結に至りました。
   共同開発の第一弾として、ALBERT が提供する AI・画像認識サービス「タクミノメ」を、AI 開発の初期
 仮説検証が簡単にできる「ABEJA Platform Accelerator(α版)」に搭載します。本取組みにより、                「タク
 ミノメ」の AI モデルの提供範囲拡大による収益機会の増加が期待でき、さらに ABEJA Platform
 Accelerator では、新規事業開発推進者が仮説検証できる AI モデルの幅が広がります。

  業界・業種問わず様々なビッグデータ分析や AI アルゴリズム開発の経験が豊富な当社と、多数の導入
 実績がある AI の開発運用基盤「ABEJA Platform」を持つ ABEJA は、両社の強みを組み合わせることによ
 って、我が国における AI システムの社会実装を加速してまいります。
  なお本提携は、両社がそれぞれ協業する他の取引先との関係に何ら制限を与えるものではありません。
2.本提携の内容等
  両社は以下の業務及び事業に関して提携を行います。
    ① ABEJA が提供する「ABEJA Platform」を活用した AI・分析プロジェクトにおける方針立案、
      営業活動、技術選定及び技術支援等
    ② MLaaS(Machine Learning as a Service)に関連するプロダクトやサービスの共同開発
    ③ ALBERT の顧客に対する「ABEJA Platform」の活用推進
    ④ ALBERT が提供する「タクミノメ」等のサービスの「ABEJA Platform」      (MLaaS)への搭載
    ⑤ 上記の他、AI 活用に関連する業務

3.本提携の相手先の概要
(1) 名               称 株式会社 ABEJA
(2) 所       在       地 東京都港区白金一丁目17番3号
(3) 代 表 者 の 役 職 ・ 氏 名 代表取締役社長 CEO 岡田 陽介
(4) 事    業    内     容 ディープラーニングを活用した AI の社会実装事業
(5) 資       本       金 47億円(2019年7月31日現在)
(6) 設   立   年   月   日 2012年9月10日
(7) 大 株 主 及 び 持 株 比 率 先方より同意を得られなかったため、非開示とさせて頂きます。
                      資 本 関 係 該当事項はありません。
                      人 的 関 係 該当事項はありません。
(8) 当 事 会 社 間 の 関 係 取 引 関 係 該当事項はありません。
                      関連当事者への
                                  該当事項はありません。
                      該 当 状 況
    当該会社の最近3年間の連結財政状態及び連結経営成績(単位:百万円)
        決 算 期     2017年8月期 2018年8月期  2019年8月期
    連  結  純  資  産
    連  結  総  資  産
    1株当たり連結純資産(円)
    連  結  売  上  高
(9) 連 結 営 業 利 益
    連 結 経 常 利 益 先方より同意を得られなかったため、非開示とさせて頂きます。
    親会社株主に帰属する当期
    純     利     益
    1  株  当  た  り
    連結当期純利益(円)
    1株当たり配当金(円)

4.日程
  2019年8月27日(本日)      本提携基本合意書の締結

5.今後の見通し
  本提携による当社の2019年12月期業績に与える影響について、今後開示すべき事項が生じた場合には
 速やかに開示いたします。ABEJA との本提携は、当社の中・長期的な業績向上に資するものであります。

                                                               以上




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【ご参考】当期業績予想(2019年2月15日公表分)及び前期実績
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                売上高        営業利益         経常利益     当期純利益
当期業績予想
                  2,400           360      360       310
(2019年12月期)
前期実績
                  1,630           201      199       248
(2018年12月期)




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