3906 M-ALBERT 2019-07-31 15:00:00
株式会社三井住友フィナンシャルグループとの業務提携契約締結に関するお知らせ [pdf]
2019年7月31日
各 位
会 社 名 株式会社ALBERT
代表者名 代表取締役社長兼CEO 松本 壮志
(コード番号:3906 東証マザーズ)
問合せ先 執行役員CFOコーポレート本部長 新井 普之
(TEL 03-5937-1610)
株式会社三井住友フィナンシャルグループとの業務提携契約締結
に関するお知らせ
当社は、2019年7月31日開催の取締役会において、株式会社三井住友フィナンシャルグループ(以下、グ
ループを総称して「SMBC グループ」といいます。)との間で業務提携(以下、
「本提携」といいます。)契約
書の締結を決議いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。
記
1.本提携の目的
当社は「分析力をコアとし、顧客の意思決定と問題解決を支援する」ことを経営理念とし、AI のシス
テム実装を視野に入れた産業・企業の開発パートナーとして、 「ビッグデータ分析」 「AI アルゴリズム開
発」「システム実装」等のソリューションを提供し、併せて、AI を搭載した汎用的な自社プロダクトの提
供を行っております。 また、各産業でデータサイエンティスト不足が顕在化する中、 データサイエンティ
ストの育成に取り組んでおります。
当社は2018年1月より経営戦略の変更を行い、体制の改編、ケーパビリティの確保、重点産業・顧客の
スコープから成る3つの基本戦略を遂行し、 またそれらが奏功していることを背景に、 2018年7月より、
基本戦略を包含し進化させた「CATALYST(触媒)戦略」を推進しております。当社が重点産業(自動車、
製造、通信・流通、金融)における AI アルゴリズム開発・ビッグデータ分析を通じた触媒機能となり、
産業間の AI・データシェアリングを促進することで、 早期の AI ネットワーク化社会の実現に向けて取り
組んでおります。
SMBC グループは、
「最高の信頼を通じて、日本・アジアをリードし、お客さまと共に成長するグローバ
ル金融グループ」を目指し、国内外で金融サービスを提供しております。また SMBC グループ全体でデジ
タライゼーションを推進しており、銀行やカード会社等が既に保有しているデータと外部のデータを掛
け合わせることによる新たな価値の創出や、個人の為にパーソナルデータを管理し、個人の意思に基づ
きデータの利活用を行う情報銀行という考え方の実証事業も始めております。
このような中、当社は SMBC グループとデータの入手・選別や集計・分析、アルゴリズムの開発、デー
タ利活用案件の発掘等の分野において幅広く業務提携を行うことについて協議を開始し、この度、更な
る両社事業の発展のため、 継続的な業務提携を行うことに合意し、 本提携契約の締結に至りました。当社
は、
「CATALYST
(触媒)戦略」の展開においても、SMBC グループと新たなテーマに取り組んでまいります。
なお本提携は、両社がそれぞれ協業する他の取引先との関係に何ら制限を与えるものではありません。
2.本提携の内容等
ALBERT の持つ AI 等の高度なデータ分析ノウハウ、SMBC グループの持つ金融ノウハウ・金融データ等
の経営資源を活用することにより、以下の事項の検討を中心として新たな金融サービスの開発及び業務
高度化を共同で目指します。
(1) SMBC グループにおける高度なデータ利活用案件の発掘(プロダクトの共同開発を含む)
(2) SMBC グループにおける既存施策の分析精度向上
(3) SMBC グループにおけるデータ分析に関する課題解決
(4) SMBC グループへのデータサイエンティスト養成講座の提供
3.本提携の相手先の概要
(1) 名 称 株式会社三井住友フィナンシャルグループ
(2) 所 在 地 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号
(3) 代表者の役職・氏名 執行役社長 グループ CEO 太田 純
(4) 事 業 内
容 1.銀行、その他銀行法により子会社とすることができる会社の経営管
理およびこれに附帯する業務
2.上記1.の業務のほか、銀行法により銀行持株会社が行うことができ
る業務
(5) 資 本 金 23,394億円(2019年3月31日現在)
(6) 設 立 年 月 日 2002年12月2日
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託
5.92%
口)
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社
5.87%
(7) 大株主及び持株比率 (信託口)
NATSCUMCO (常任代理人 株式会社三井住友銀
2.88%
行)
(2019年3月31日現在)
資 本 関 係 該当事項はありません。
人 的 関 係 該当事項はありません。
(8) 当 事 会 社 間 の 関 係 取 引 関 係 該当事項はありません。
関 連 当 事 者 へ の
該当事項はありません。
該 当 状 況
当該会社の最近3年間の連結財政状態及び連結経営成績(単位:百万円)
決 算 期 2017年3月期 2018年3月期 2019年3月期
連結純資産額 11,234,286 11,612,892 11,451,611
連結総資産額 197,791,611 199,049,128 203,659,146
1株当たり純資産額
6,901.67 7,366.21 7,715.91
(円)
連結経常収益 5,133,245 5,764,172 5,735,312
(9)
連結経常利益 1,005,855 1,164,113 1,135,300
親会社株主に帰属す
706,519 734,368 726,681
る当期純利益
1株当たり
516.00 520.67 519.95
当期純利益(円)
1株当たり配当金
150 170 180
(円)
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4.日程
2019年7月31日(本日) 取締役会決議(当社)
、本提携契約書の締結
5.今後の見通し
本提携による当社の2019年12月期業績に与える影響について、今後開示すべき事項が生じた場合には
速やかに開示いたします。SMBC グループとの本提携は、当社の中・長期的な業績向上に資するものであ
ります。
以上
【ご参考】当期業績予想(2019年2月15日公表分)及び前期実績
(単位:百万円)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
当期業績予想
2,400 360 360 310
(2019年12月期)
前期実績
1,630 201 199 248
(2018年12月期)
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