3906 M-ALBERT 2021-11-15 15:00:00
受注損失引当金の追加計上に関するお知らせ [pdf]

                                                   2021年11月15日
各   位
                             会 社 名 株式会社ALBERT
                             代表者名 代表取締役社長           松本 壮志
                                   (コード番号:3906 東証マザーズ)
                             問合せ先 経営戦略部             大江 翔
                                           (TEL 03-5937-1389)



              受注損失引当金の追加計上に関するお知らせ


 当社は、2021年5月13日付「受注損失引当金の計上に関するお知らせ」にてお知らせいたしましたとお
り、2021年12月期決算において受注損失引当金を計上しておりましたが、  本日発表いたしました2021年12
月期第3四半期決算(2021年1月1日~2021年9月30日)において、受注損失引当金を追加計上すること
といたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。

                            記

1.受注損失引当金の内容
 当社が受注している AI システム実装案件の一部において、実装スケジュールが遅延し(以下、   「本遅
延」といいます。  )追加作業が発生することが明らかになったことから、2021年12月期第2四半期決算に
おいて受注損失引当金105,993千円(以下、「本引当金」といいます。)を計上しておりました。この度、
当第3四半期会計期間末時点において本遅延が継続していることから、81,287千円を追加計上すること
といたしました(本引当金累計額は187,280千円となります。。
                               )
 本遅延については、当該システムにおける仕様調整に時間を要し、当初想定スケジュールから遅れが
生じたことから第2四半期会計期間までに、その当時想定し得る追加工数に相当する金額を本引当金と
して計上しておりました。しかしながら、その後も追加の仕様調整に加え、当該システムの動作確認にお
いて不具合が発生し、その原因究明及び修正手続きに注力しておりましたが、再度スケジュールの見直
しが必要となる状況となりました。そのため、改めて作業工数を精査した結果、現時点で想定し得る追加
工数に相当する81,287千円を第3四半期会計期間において追加計上することといたしました。現在はプ
ロジェクト全体の管理精度を高めた上で、発注元企業との仕様に関する合意形成プロセスを明確化し、
早期に実装を完了させるべく注力しております。
 なお AI システムの実装に関しては、今後もニーズの拡大が見込まれることから、当社事業にとって中
長期的な成長に繋がるものであり、全社的な業務推進体制の強化を進めていく予定です。

2.今後の見通しについて
 2021年2月15日付「2020年12月期決算短信」でお知らせいたしました、2021年12月期(2021年1月1日
~2021年12月31日)の業績予想に変更はございません。

 本日発表いたしました2021年12月期第3四半期決算におきましては、本引当金(187,280千円)を織り
込んだ上で過去最高の売上高及び利益を計上しており、業績予想の達成に向けて堅調に進捗しておりま
す。引き続き当社が提供するビッグデータアナリティクス領域におけるデータソリューション事業は、
デジタルトランスフォーメーション(DX)の機運が高まる昨今の環境下、引き続き堅調に推移していくも
のと考えております。

                                                         以   上




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