3905 M-データセクション 2021-08-13 15:00:00
2022年3月期 第1四半期 決算説明資料 [pdf]
2022年3月期第1四半期
決算説明資料
データセクション株式会社
2021年8月13日
証券コード:3905
エグゼクティブ・サマリー
2022年3月期の第1四半期の活動サマリーは以下の通り
• 新型コロナウイルス感染症の影響による売上高の減少、並びに人件費の
増加により営業損失となったが、経常損益以下は⿊字となった
• 注力サービスの「FollowUP」については
導⼊店舗数・カメラ設置台数を伸ばし成⻑
• 当第1四半期においてストック型の売上比率71.4%を達成
(2021年3月期の通期実績は63.6%)
• リテールマーケティング事業で海外におけるM&Aを実行し、
事業展開を加速
1 © 2021 Datasection Inc.
目次
1. 2022年3月期決算の進捗に関する事項 P.3
2. 中⻑期戦略 P.14
3. トピックス P.19
4. 参考資料 P.24
2 © 2021 Datasection Inc.
目次
1. 2022年3月期決算の進捗に関する事項 P.3
2. 中⻑期戦略 P.14
3. トピックス P.19
4. 参考資料 P.24
3 © 2021 Datasection Inc.
売上高と営業利益の推移及び業績予想
2021年3月期までの業績推移と2022年3月期の業績予想
• 当社は売上⾼の伸び率を成⻑の指標とし、2018年3月期から2021年3月期までの4カ年の売上
⾼平均成⻑率実績は+24.4%
• 2022年3月期の業績予想は上限が売上⾼1,900百万円、営業利益100百万円、下限が売上⾼
1,500百万円、営業損失△50百万円
売上⾼(百万円) 営業利益(百万円)
2,000 300
上限:1,900 275
1,800
250
1,600 225
年平均 1,389 下限:1,500 200
1,400
+24.4% 175
1,200 1,168 150
1,088 上限
125
1,000 100
100
800 721 75
100
50
600
45 25
400 0
18 下限
14
-50 -25
200
-50
0 -75
2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期 2022年3月期予想
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2022年3月期 業績推移
目標に対する売上高進捗率の推移
• 当第1四半期連結累計期間における、連結売上⾼の目標に対する進捗率は下限予想に対して
23%、上限予想に対して18%となった
(百万円) ■レンジ下限に対する進捗率 (百万円) ■レンジ上限に対する進捗率
1,900
1,800 1,800
1,600 1,500 1,600 1,500
1,400
1,400 1,300 1,400
1,200 1,100 1,200 1,100
1,000 900 1,000
800 800
600 600
25% 18%
29% 23% 400
400
26% 23% 21% 18%
375 342 375 342
200 200
253 230 253
230
0 0
2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期 2022年3月期 2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期 2022年3月期
注)2021年3月期第1四半期決算発表時、業績予想は未定
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2022年3月期 第1四半期 決算に関する事項
四半期別売上高と営業利益の推移(連結)
• 当第1四半期連結累計期間の売上⾼は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、海外
ソーシャルメディア分析サービス及びシステム開発案件の受注が鈍化したことなどから、前年
同期と比べ8.8%減少した
• 当第1四半期連結累計期間の営業損益は、上記に加え、今後の成⻑に備えた組織体制及び⼈員
の強化を行ったことなどから13百万円の営業損失となった
売上⾼(百万円) 営業利益(百万円)
450 140
400
売上高(左軸) -8.8%yoy 120
375
営業利益(右軸)
342
350 100
300 80
250 60
200 33 40
150 20
100 (13) 0
50 -20
0 -40
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期 2022年
3月期
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セグメント情報の開示
迅速で適切な意思決定を実施するためのセグメント設計
• リテールマーケティング事業は、これまで単一セグメントのソーシャル・ビッグデータ事業の
一部として損益管理をしていたが、当社の注力領域として更なる事業の拡大が見込まれる中で、
他の事業と区別してより迅速で適切な意思決定を実施するために、当第1四半期連結累計期間
より「リテールマーケティング」セグメントとして独立した損益管理単位とした
• ソーシャルメディア分析事業、AI・システム開発事業、新規事業については「データ分析ソ
リューション」セグメントとして損益管理する
新たなセグメント データ分析ソリューション
国内売上
外部顧客への売上⾼ ●ソーシャルメディア分析事業
●AI・システム開発事業
● 新規事業
116
百万円
225
百万円
リテールマーケティング
国内売上
●リテールマーケティング事業
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国内及び海外の売上高情報
グローバル展開を成⻑戦略の軸とする当社は海外売上高が重要な
指標となる
• 当第1四半期連結累計期間の海外売上⾼は、102百万円
• 海外売上⾼は、リテールマーケティング事業におけるFollowUPの海外展開を行っているJach
Technology SpA(チリ法⼈)とAlianza FollowUP S.A.S.(コロンビア法⼈)の売上⾼を計上
国内・海外売上高
国内売上
国内売上
●リテールマーケティング事業(国内)
102 ●ソーシャルメディア分析事業
百万円 ● AI・システム開発事業
(30.03%) 239
百万円
(69.97%)
海外売上(チリ、コロンビア)
国内売上
●リテールマーケティング事業(海外)
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連結ストック型売上高比率の向上
ストック型ビジネスを堅調に成⻑させる
• 2018年3月期から2021年3月期までの4カ年、安定的な収益をあげるため、売上⾼に占めるス
トック型ビジネスの強化と拡販に注力
• 2018年3月期から2020年3月期のストック型売上⾼比率の向上の要因は、ディーエスエスの子
会社化及びFollowUPの国内事業の譲受とその事業成⻑による
• 2020年3月期から2021年3月期のストック型売上⾼比率の向上の要因は FollowUPの海外展開
• 当第1四半期連結累計期間ストック型売上⾼比率は71.4%を達成(2021年3月期の通期実績は
63.6%)
ストック型売上高推移
売上⾼(百万円)
ストック型売上⾼ スポット型売上⾼ ストック型売上⾼比率
1,600 71.4% 80%
1,400 63.6% 70%
1,200 50.9% 60%
44.1% 505
1,000 39.5% 50%
800 573 40%
607
600 30%
435
400 883 20%
595 98
200 480 10%
285 244
0 0%
1Q
2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期 2022年3月期
注)2022年3月期は第1四半期のみ
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主力サービスである「FollowUP」の評価指標
FollowUPの導⼊店舗数とカメラ設置台数が重要な評価指標
• FollowUPの導入は当第1四半期連結累計期間においても堅調に増加
• 2021年6月30日現在、国内及び海外の連結子会社における導入店舗数の合計は4,191店舗、カ
メラ設置台数の合計は5,925台(なお、海外の導入店舗数及びカメラ設置台数は3月31日時点の
ものを集計。INTELIGENXIA及び非連結子会社における導入店舗数及びカメラ設置台数は除
外)
導⼊店舗数とカメラ設置台数累計
導入店舗数 カメラ設置台数
導入店舗数(店舗数)・カメラ設置(台数)
7,000
5,829 5,925
6,000 5,376 5,460 5,503
5,000
4,022 4,035 4,180 4,191
4,003
4,000
3,000
2,000
1,000
0
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q
2021年3月期 2022年3月期
注)2021年3月期決算説明資料における2021年3月期の導入店舗数及びカメラ設置台数から集計方法を変更し、再集計して記載
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2022年3月期 第1四半期 決算に関する事項
営業費用内訳
• 当第1四半期連結累計期間において前連結会計年度と比較し営業費用が増加した主な要因は⼈
件費の増加によるもの
• 今後の成⻑に備えた組織体制及び⼈員の強化を行ったことによる⼈件費の増加が主因となり営
業損失となった
341
24 その他 (単位:百万円) (単位:百万円)
12
28
賃借料
減価償却費
356
30 その他
27 のれん償却費 13 賃借料
20 減価償却費
27 のれん償却費
156 ⼈件費
375
342 180 ⼈件費
92 外注費
33
83 外注費
-13
売上高 費用合計 営業利益 売上高 費用合計 営業損失
2021年3月期 1Q 2022年3月期 1Q
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2022年3月期 第1四半期 決算に関する事項
貸借対照表(連結)
• 総資産は143百万円減少
• 資産の内訳の主な変動は、借入金の返済等により現金及び預金が292百万円減少、投資その他
の資産が109百万円、ソフトウエアが22百万円、ソフトウエア仮勘定が11百万円それぞれ増加
流動資産 固定資産 純資産 負債
総資産 4,268 総資産 4,124
(単位:百万円)
1,399 1,246
2,031 1,761
2,868 2,878
2,236 (66.2%)※ 2,363 (69.3%)※
※:()内は自己資本比率
前期末 当期末
(2021年3月31日) (2021年6月30日)
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2022年3月期 第1四半期 決算に関する事項 補足
経常利益及び親会社株主に帰属する四半期純利益は⿊字
• 売上⾼の減少及び⼈件費の増加により営業損失となったが、匿名組合投資利益45百万円の計上
が主因となり経常損益以下は⿊字となった
(単位:千円)
当第1四半期連結累計期間
売上⾼ 342,469
営業費用 356,298
営業損失 △13,829
匿名組合
営業外収益 48,439 投資利益
営業外費用 9,709 45百万円
経常利益 24,900
税金等調整前四半期純利益 24,900
親会社株主に帰属する四半期純利益 845
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目次
1. 2022年3月期決算の進捗に関する事項 P.3
2. 中⻑期戦略 P.14
3. トピックス P.19
4. 参考資料 P.24
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データセクションの事業内容及び成⻑戦略
リテールマーケティング事業を中核とし4つの事業を展開
• 新型コロナウイルス感染症の影響もあり、世界中の小売業界はOMO(Online Merges with
Offline)へのシフトが急速に進む中、リアル店舗内のデータを可視化するために店舗DX(デジ
タルトランスフォーメーション)が一層加速している
• 当社は店舗DXを推進するためリテールマーケティング事業を中核として、日本のみならず海外
へ同時展開する
• ソーシャルメディア分析事業、AI・システム開発事業はSaaS型のサービスやシステム運用保守
によるストック型のビジネスモデルが主軸となり安定的な売上の確保に繋がる
• 『データ解析技術』を活かした新規事業開発を継続して実施することで更なる成⻑を狙う
リテール ソーシャル AI・システム
新規事業
マーケティング メディア分析 開発事業
事業 事業
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リテールマーケティング事業における成⻑戦略
当事業が成⻑するための3大要素
1 2 3
プロダクト強化 ✕ ターゲット市場拡大 ✕ 進出国の拡大
• リテールマーケティング事業の成⻑を加速させる構造
プロダクト強化 進出国
20カ国
接客
効率化
現在
OMO
+
推進した領域
店舗送客
広告
コロナ
対策
✕ 欧州
今後
ASEAN
購買率 2020年
向上 9月
市場
小売 小売 公共交通機関 公立 拡大
(アパレル) (その他) 公共施設 学校
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M&Aで中南米への市場進出を加速
競合企業を買収、中南米4カ国で展開強化
• 2021年7月に中南米における競合企業であるINTELIGENXIA S.A. を買収することにより中南米
における当社グループの事業展開を加速
● 中南米4カ国への導⼊数
メキシコ
INTELIGENXIA S.A.
INTELIGENXIA は、チリ、ペルー、
137 店舗
エクアドル、メキシコ等に事業展開 エクアドル
する中南米における当社グループの
合計
競合企業。同社はメキシコ等の主要 254 店舗
マーケットの一部で当社グループの 1,251店舗
顧客数を上回っているうえ、当社グ ペルー
ループとの間では価格競争が生じて
いた。同社を子会社化することによ 175 店舗
り、中南米における当社グループの
チリ
事業展開が加速することが可能とな
る。
685 店舗
注)INTELIGENXIAの連結時期は未定です。
17 © 2021 Datasection Inc.
データセクションの目指す姿「グローバルでのテクノロジースタートアップ連合」
親会社であるデータセクションが持つ3つの役割
データセクションが以下の3つの役割を果たすことにより、分析技術を中核とした親会社と各業界
の業務改善DXを実施する事業体の連合企業群を創り上げる
① コア技術の保持:各ソリューション事業のベースとなる要素技術を保持する
② R&D:新規事業を開発するための研究開発
③ 投資:事業を拡大させるための事業開発投資・M&A等
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目次
1. 2022年3月期決算の進捗に関する事項 P.3
2. 中⻑期戦略 P.14
3. トピックス P.19
4. 参考資料 P.24
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連結子会社の完全子会社化
コロンビア法人Alianza FollowUP S.A.S.を完全子会社化
• 2021年6月に連結子会社である Alianza FollowUP S.A.S(以下「Alianza」)を完全子会社化
• 業容拡大のための投資資金保持のため、Alianza の株式を取得する対価の大半を当社の普通株式
とすることを選択
• 直近5年間の売上⾼年平均成⻑率(CAGR)は 21.7%と⾼い成⻑性に加えて、コロンビアにお
ける事業展開の加速と成功事例やノウハウ共有をグループ会社へ還元することで、非連続な成
⻑を目指す
Alianza FollowUP S.A.Sの概要 株式の割当先であるGo Strategy S.A.S.の概要
所在地: Cra 7A #123-25 Piso 6, Bogotá, 所在地: Cra 7A #123-25 Piso 6, Bogotá,
Colombia Colombia
代表者の 代表者の
役職・氏名: Manager Nicolas Gomez 役職・氏名: Nicolas Gomez
事業内容: 小売店向け BI ツールの開発・販 事業内容: コンサルティング業、
売 サービス業
資本金 : 279 百万 COP(コロンビア・ペ 資本金 : 200 百万 COP(6百万円)
ソ)(837 万円)
大株主及び Jach Technology SpA 51% 資本関係、⼈的関係、取引関係並びに関連当事者へ
持株比率: Go Strategy S.A.S. 49% の該当状況に該当事項はありません
詳しくはこちらへ: https://ssl4.eir-parts.net/doc/3905/tdnet/1978131/00.pdf
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連結子会社による競合会社の株式取得(孫会社化)について
競合会社である INTELIGENXIA S.A.を完全子会社化
• 2021年7月に当社の連結子会社であるチリ法⼈、Jach Technology SpA(以下「Jach」)が競
合会社であるINTELIGENXIA S.A.(以下「INTELIGENXIA」)の株式を取得し100%子会社化を
決定
• INTELIGENXIA は、チリ、ペルー、エクアドル、メキシコ等に事業展開する中南米における 当
社グループ の競合企業
• 中南米における当社グループの事業展開が加速することに加え、同社のサービスを順次
FollowUP へ切り替えることで、導入店舗数は、およそ1,200店舗増加の見込み
Jach Technology SpAの概要 INTELIGENXIA S.A.の概要
所在地: Cerro El Plomo 5855 of. 1709, 所在地: El Canelo 2715, office 201,
Las Condes, Santiago, Chile Providencia, Santiago, Chile
代表者の 代表者の
役職・氏名: CEO /General Manager Christian 役職・氏名: NICOLAS ANDRES GUILOFF
Pablo Cafatti Cuevas KRAUSS
事業内容: 小売店向け BI ツールの開発・
事業内容: 小売店向け BI ツールの開発・販
販売
売
資本金 : 610 百万 CLP (チリ・ペソ) 資本金 : 446 百万 CLP (チリ・ペソ)
(103 百万円) (75 百万円)
設立年月日: 2009 年 11 月2日
注)INTELIGENXIAの連結時期は未定です。
詳しくはこちらへ: https://ssl4.eir-parts.net/doc/3905/tdnet/2000660/00.pdf
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リテールDXプラットフォームの共同展開に関する業務提携
5社の業務提携により、統合型OMO*ソリューションを提供
• 当社、株式会社アイリッジ、株式会社ワイヤ・アンド・ワイヤレス、株式会社Flow Solutions、
及び株式会社Qoilの5社は、リテールDX(デジタルトランスフォーメーション)プラット
フォームの共同展開に関する業務提携契約を締結
• 顧客企業はリテールDX プラットフォームを利用し、EC を含む購買・来店データに基づいた効
率的な店舗運営を実現
• 各ユーザーは店舗来店と同時に、自動でセキュアなWi-Fi 環境を利用でき、データ送受信量を
気にせずストレスフリーなOMO ショッピングを楽しむことが可能
*OMO(Online
Merges with Offline)とは、アプリ等(オンライン)から店舗(オフライン)への送客を促すマーケティング施策や、オンライ
ンとオフラインの取組みを融合し、店舗とインターネットの垣根を越えた最適な顧客体験を提供するマーケティング施策のことをいいます。
詳しくはこちらへ: https://www.datasection.co.jp/news/pressrelease-2021080201
22 © 2021 Datasection Inc.
新型コロナウイルス感染予防の対策と事業方針について
緊急事態宣⾔の延⻑に対し適切に対応
• ミッション・ステートメントである「Change the Frame テクノロジーで実社会に変革をもた
らし、新しい暮らしをつくり上げる」に則り、緊急事態宣言下においても営業を継続し、顧客
へのサービス向上をもって社会への貢献を図る
業務の安全確保
1回目の緊急事態宣言を受け新型コロナ対策
ガイドラインを策定、その後2回目の緊急事
態宣言を受け改定
「出勤者数の7割削減」に対応し各従業員は週
1日の出勤とし、出勤時間は原則午前11時か
ら午後4時までとした
出勤の際の換気及び体温管理を実施
円滑な業務推進(リモート環境)
社外とのコミュニケーションを強化するため
複数のオンライン会議システムを導入
リモートワークでのコミュニケーション充実
のため社内コミュニケーション手段の強化
ISMSに準拠し、リモートワークにおける当社
と顧客の情報を保護
23 © 2021 Datasection Inc.
目次
1. 2022年3月期決算の進捗に関する事項 P.3
2. 中⻑期戦略 P.14
3. トピックス P.19
4. 参考資料 P.24
24 © 2021 Datasection Inc.
会社概要
25 © 2021 Datasection Inc.
データセクションのビジョン / ミッション
We ARE …
世界のデータ部(セクション)として
Vision: What we will be …
⼈々の暮らしを世界中でバージョンアップし続ける
Mission: What we should do…
Change the Frame
テクノロジーで実社会に変革をもたらし、
新しい暮らしをつくりあげる
26 © 2021 Datasection Inc.
データセクションの経営陣
林 健人 望月 俊男
代表取締役社⻑ 兼 CEO 取締役 兼 CFO
早稲田大学卒業後、日本IBM(旧PwCコン 公認会計士。法政大学卒業後、有限責任あ
サルティング)に入社。その後、SCSK ずさ監査法⼈(旧朝日監査法⼈)入所。会計
(旧CSK-IS)にて事業開発投資を推進。 監査の他、IPO支援、事業再編、M&A
その際にデータセクションとソーシャルメ デューデリジェンス、IFRSアドバイザ
ディア分析サービスの開発を行った経緯か リー、内部統制アドバイザリー及びERPシ
ら2009年当社取締役COOに就任。ビッグ ステム導入コンサル等の幅広いプロジェク
データ分析における当社グループの様々な トに従事。2013年3月、当社に入社。2014
事業開発を行い、2018年4月より代表取締 年6月取締役CFO就任。
役社⻑兼CEOに就任。
平本 義人 Christian Cafatti
取締役 兼 COO 取締役
法政大学卒業後、富士通株式会社に入社。 Industrial Engineer。チリのカトリック大
その後、企業の内側から経営再建・組織改 学卒業後、技術開発の分野でキャリアを重
革を行うため様々な事業会社に入社し、 ね、同時に、南米における様々なスタート
「戦略立案、構造改革、新規事業開発」や、 アップやVC関連のイニシアチブでCEO、
「IT、マーケティング、会計、物流業務等 共同設立者、投資家としても活躍。また、
の再構築」など幅広い業務に従事。2014 Jach Technology SpAの共同創業者兼CEO
年2月当社に入社。2019年12月に取締役兼 としてFollowUPをグローバルに展開。
COOに就任。 2020年6月に当社取締役に就任。
27 © 2021 Datasection Inc.
データセクションの経営陣 社外役員
中嶋 淳 石崎 俊
取締役(社外) 監査役(社外)
一橋大学卒業後、株式会社電通に入社。そ 東京大学卒業後、産業技術総合研究所 (旧
の後、株式会社インスパイアにて、新規事 通産省工技院電子技術総合研究所)に勤務
業コンサルティング、ベンチャー企業への し、 推論システム研究室⻑、自然言語研
インキュベーション等を担当。2006年に 究室⻑を経て、1992年から慶應義塾大学
アーキタイプ株式会社設立、代表取締役に 環境情報学部教授、2013年に退職して名
就任。アーキタイプベンチャーズ代表取締 誉教授、(一財)SFCフォーラム理事、現在
役、その他数々の企業の社外取締役、独立 に至る。その他、ISO/TC37言語資源標準
行政法⼈情報通信研究機構ICTメンタープ 化委員会委員⻑、言語処理学会会⻑、日本
ラットフォームメンター等を兼職。2009 認知科学会会⻑などを歴任。2014年6月に
年7月に当社社外取締役に就任。 当社社外監査役に就任。
田代 彰 横山 大輔
常勤監査役(社外) 監査役(社外)
九州大学卒業後、富士通株式会社に入社。 公認会計士・税理士。早稲田大学卒業後、
その後、ニフティ株式会社に転籍し、ネッ 有限責任あずさ監査法⼈(旧朝日監査法
ト広告、EC、コンテンツ配信など各種の ⼈)に入所。国内大手メーカー、商社、外
ネットビジネスを推進。同社退職後はIT系 資系企業などの監査に従事。KPMGアムス
企業や国立大学の情報部門向けのコンサル テルダムへの出向を経て、海外展開支援の
ティング等を実施。2018年6月に当社常勤 アドバイザリーにも従事。その後、横山公
監査役に就任。 認会計士事務所に入所。2018年6月に当社
社外監査役に就任。
28 © 2021 Datasection Inc.
データセクションのグループ体制
データ解析技術・データ活用ノウハウを活かす体制を
グローバルで構築
グループ 保有議決
主要な事業の内容
参加年 割合
データ分析の技術力で実社会の変革(企業の業務改善や消費
データセクション株式会社 2000 ー
者生活の向上)を推進
株式会社ディーエスエス 2018 100.0% 金融系システム運用保守及びアプリケーション開発
Jach Technology SpA 2019 100.0% チリにおけるリテールマーケティング事業
Alianza FollowUP S.A.S. 2019 100.0% コロンビアにおけるリテールマーケティング事業
ソリッドインテリジェンス株式会社 2013 86.9% 多言語ソーシャルメディア分析・コンサルティング事業
株式会社iVOICE 2020 45.4% 音声AIソリューション事業
株式会社日本データ取引所 2016 24.6% データ活用コンサルティング及びデータ取引プラットフォーム事業
29 © 2021 Datasection Inc.
事業概要
30 © 2021 Datasection Inc.
データセクションの強みの源泉
当社のコア技術は『大容量のデータ解析技術』
• 爆発的に増加するデータから必要なデータを収集・分析する機能が求められており、優れた解
析技術でデータを情報へ変換し、自社サービスを開発
ABCDE
ABCDE
ABCDE
あいう
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オンライン オフライン
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データ
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当社のコア技術
[集める] ビッグデータ収集
解析技術 [読む] 自然⾔語処理 画像・動画解析 音声解析
[使う] 分析ダッシュボード/分析コンサルティングによる活用ノウハウ
事業領域
リテール ソーシャルメディア AI・システム
新規事業
マーケティング事業 分析事業 開発事業
31 © 2021 Datasection Inc.
データセクションの事業概要
『データ解析技術』を強みとした事業展開
• 新型コロナウイルス感染症の影響もあり、世界中の小売業界はOMO(Online Merges with
Offline)へのシフトが急速に進む中、リアル店舗内のデータを可視化するために店舗DX(デジ
タルトランスフォーメーション)が一層加速している
• 当社は店舗DXを推進するためリテールマーケティング事業を中核として、日本のみならず海外
へ同時展開する
• ソーシャルメディア分析事業、AI・システム開発事業はSaaS型のサービスやシステム運用保守
によるストック型のビジネスモデルが主軸となり安定的な売上の確保に繋がる
• 『データ解析技術』を活かした新規事業開発を継続して実施することで更なる成⻑を狙う
リテール ソーシャル AI・システム
新規事業
マーケティング メディア分析 開発事業
事業 事業
32 © 2021 Datasection Inc.
データセクションの事業別サービスとグループ会社
リテールマーケティング事業 ソーシャルメディア分析事業
データセクション㈱/Jach Technology SpA/ データセクション㈱
Alianza FollowUP S.A.S. • Insight Intelligence Q(SaaS・ストック型)
https://www.datasection.co.jp/service/consumer-marketing
• FollowUP(SaaS・ストック型)
購買率向上ソリューション
ソリッドインテリジェンス㈱
コロナ対策ソリューション
• 海外SNS分析コンサルティング
Store Capacity Control
(コンサルティング・スポット型)
HealthyUP
訪日インバウンド/アウトバウンド分析
COVID-19 Tasking
https://solid-i.co.jp/
https://www.datasection.co.jp/service/retail-marketing
AI・システム開発事業 新規事業
データセクション㈱ データセクション㈱
• ビッグデータ分析システム開発(開発・スポット型) • 医療系新規事業開発
• システム運用保守(月額運用・ストック型) ㈱iVOICE
https://www.datasection.co.jp/service/ai-solution
• 音声AI新規事業開発
https://ivoice.co.jp/
㈱ディーエスエス ㈱日本データ取引所
• 金融系システム運用保守(月額運用・ストック型) • データ取引市場事業開発
https://d-ss.co.jp/ https://j-dex.co.jp/
33 © 2021 Datasection Inc.
データセクションの事業内容
リテールマーケティング事業 ソーシャルメディア分析事業
小売店舗のDXを推進し、業務最適化 クチコミ分析からマーケティングを支援
店舗AIカメラから来店客行動を ネット上の投稿ビッグデータ
売上高 売上高
ビッグデータ分析により可視化 自然言語処理により可視化
顧客当たり売上高 顧客当たり売上高
イメージ カメラ画像から来店客データを分析 イメージ ネット上のクチコミを分析して企
し、POSデータと連動した購買率の 業のマーケティングリサーチや風
把握と向上 評リスクの検知に活用
カスタマーサクセス部隊がSaaS型の 日本語のみならず海外SNSを多言
時間 時間
分析システムを顧客が業務活用する 語で分析し、省庁や自治体向けに
ための支援を実施 SaaS・ストック型 観光施策のコンサルティングサー
SaaS・ストック型 新型コロナ対策ソリューションの提 + ビスを実施
供 コンサルティング・スポット型
AI・システム開発事業 新規事業
個社毎にビッグデータ分析を活用支援 当社コア技術を活用した新事業の展開
売上高
ビッグデータ収集・分析技術 売上高 当社のデータ分析ノウハウ
業務活用へのコンサルティング 新たなマーケットの課題解決
顧客当たり売上高 顧客当たり売上高
イメージ 大企業が保有するビッグデータを イメージ PoCでは終わらせずサービス化ま
分析するセミオーダー型システム でを実現
開発を実施 ストック型の拡張性の⾼いビジネ
時間 ビッグデータ分析を業務改善に組 時間 スモデルを構築
開発・スポット型 み込むコンサルティング R&Dにより新たな技術を当社の既
+ 開発後のシステム運用保守 SaaS・ストック型 存事業に反映
月額運用・ストック型
34 © 2021 Datasection Inc.
サービス紹介
35 © 2021 Datasection Inc.
FollowUP -購買率を軸とした売上向上支援サービス-
• 店舗に入店⼈数を計測できる3Dカメラを設置し、入店⼈数を正確に計測
• POSと連携することで、購買率を算出することが可能
• 購買率を軸として、オペレーションの改善を目的としたサービス
┃ FollowUPによってできること
①店舗のポテンシャル / 課題の ②データに基づく店舗改善サイク
抽出 ルの構築
• 店舗で発生している様々な事象を可視化 • 蓄積されたデータに基づく「課題の発
し、経験則や感覚値でないニュートラル 見」「施策立案/実施」「効果測定」とい
な視点から、店舗のポテンシャルや課題 う店舗改善サイクルを構築
を把握
③店舗報告の共通⾔語化による ④店舗オペレーションの最適化
コミュニケーションの円滑化
• これまで定性的だった店舗からの報告を • 顕在化したポテンシャルや課題を店舗ご
定量化し、店舗と本部が同じ目線で とのオペレーションに落とし込むことで
チェックできる体制にすることで、コ 売上利益の向上を図る
ミュニケーションを円滑化
36 © 2021 Datasection Inc.
Store Capacity Control -混雑情報配信サービス-
• 新型コロナウイルス感染拡大防止における3密のうちの「密集」「密接」を避けるための入場制
限などの判断を、誰もが行える環境を整備
• 来店客及び従業員が、安心・安全に行動できる環境づくりにも貢献
┃ 主な機能
①⼊退店情報を取得 ②リアルタイムに計測
• 取得したデータは、インター
• 専用の3Dカメラを設置し、
ネットを通じ、リアルタイム
入退店情報を取得
にデータを反映(専用のルー
• 入口が複数ある場合や、入り
ターを設置)
口が広い場合も対応可能
③混雑状況/アラートの表示 ④複数デバイスで表示
• PC、タブレット・スマホ様々
• 最大⼈数を自由に設定するこ
なデバイスで表示することが
とが出来、最大⼈数に応じた
可能(APIもご用意しているた
割合で画面を表示することが
め、貴社サイトでも表示が可
可能(閾値は4段階)
能)
37 © 2021 Datasection Inc.
HealthyUP –体温検知・アラートサービス-
• 新型コロナウイルス感染拡大防止において欠かせない、マスク着用や体調不良時の入店ご遠慮
を促しやすくする、感染防止策の啓蒙をサポート
• 来店客及び従業員が、安心・安全に行動できる環境づくりにも貢献
┃ 主な機能
①体温測定 ②マスク着用チェック
• 来店客の体温を自動計測 • マスクを着けていない場合は
• 体温測定は0.3秒以内にて計 「マスクを付けてください」
測(判定⼈数は1⼈ずつ) と音声で通知
③測定結果表示 ④ダッシュボードで結果表示
• デバイスの画面に体温が表示 • 判定した⼈数や、体温の正
されるとともに、マスク非着 常・⾼温、マスク着用在りな
用の場合は、マスク着用の旨 しのデータがダッシュボード
表示 上で表示(オプション機能)
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Insight Intelligence Q -マーケター視点のソーシャルリスニングツール
Insight Intelligence Q の特⻑
❶ マーケター視点の
”かゆいところに手が届く” 分析機能
日々ソーシャルデータ分析を行っているマーケ
ターのノウハウを分析機能に反映
❷ クイックな探索を支えるUI
Googleで検索するようなシンプルな操作で結果に
たどり着くことができ、深掘り探索も容易
❸ 過去に遡って試行錯誤しながら
仮説出しできる
過去13カ月間のデータを試行錯誤しながら分析で
きるので、マーケティングに欠かせない調査〜仮
説出しが可能
39 © 2021 Datasection Inc.
Insight Intelligence Q -マーケター視点のソーシャルリスニングツール
Insight Intelligence Q の機能
マーケター視点の
分析機能
トピック分析 アカウント分析
話題分析 拡散プロセス分析 投稿活動の傾向
エンゲージ
クイックな探索を
プレ/ポスト分析 ブランド比較
メントの傾向 支えるUI
影響力のある 簡易
性別・年代 シンプルな操作性
ユーザー スパムフィルター
影響力のある 影響力のある 分析結果を
CSVデータ出力
ニュース メディア URLで共有
キーワードで
詳細サイドパネル
ドリルダウン
検索条件保存
40 © 2021 Datasection Inc.
データセクション株式会社
info@datasection.co.jp
03-6427-2565
〒141-0031
東京都品川区⻄五反田1丁目3-8 五反田PLACE 8階
https://www.datasection.co.jp
注意事項
• 本資料は投資家の参考に資するため、当社の現状をご理解いただくことを目的として、当社が作
成したものです。
• 当資料に記載された内容は、一般的に認識されている経済・社会等の情勢および当社が合理的と
判断した一定の前提に基づいて作成されておりますが、経営環境の変化等の事由により、予告な
しに変更される可能性があります。
• 本発表において提供される資料ならびに情報は、いわゆる「見通し情報」を含みます。これらは、
現在における見込み、予測およびリスクを伴う想定に基づくものであり、実質的にこれらの記述
とは異なる結果を招き得る不確実性を含んでおります。
• それらリスクや不確実性には、一般的な業界ならびに市場の状況、金利、通貨為替変動といった
一般的な国内および国際的な経済状況が含まれます。
• 上記の業績予想は、現時点で入手可能な情報に基づき当社の経営者が判断した見通しで、リスク
や不確実性を含んでおり、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。従いまし
て、これらの業績予想のみに全面的に依拠して投資判断を下すことは控えるようお願いいたしま
す。
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