3905 M-データセクション 2021-05-14 17:00:00
特別損失の計上及び通期連結業績予想値と実績値との差異に関するお知らせ [pdf]

                                                       2021 年5月 14 日
各     位
                       会   社    名 デ ー タ セ ク シ ョ ン 株 式 会 社
                       代 表 者 名 代表取締役社長 CEO 林                        健   人
                                        (コード番号:3905 東証マザーズ)
                       問い合わせ先 取締役 CFO                  望        月   俊   男


                       特別損失の計上及び
            通期連結業績予想値と実績値との差異に関するお知らせ


    当社は、2021年3月期において、下記のとおり特別損失(減損損失)を計上いたしましたの
でお知らせいたします。
    また、2020年9月18日付「業績予想の公表に関するお知らせ」にて公表いたしました 2021年
3月期の通期業績予想と、本日公表の実績値との差異について、併せてお知らせいたします。


                               記


1.特別損失の計上について
     当社が所有している無形固定資産(ソフトウエア)に関し、固定資産の減損に係る会計基
準に基づき回収可能性を評価し、約14百万円を減損損失として特別損失に計上いたしまし
た。これは、より収益性の高いソフトウエアの販売に注力するため一部のソフトウエアに関
し将来の収益性について見直しを行ったことに伴うものであります。


2.2021年3月期 通期業績予想と実績との差異について
(1)連結業績予想数値と実績値との差異(2020年4月1日~2021年3月31日)
                売上高        営業利益         経常利益        親会社株主       1株当た
                                                    に帰属する       り当期純
                                                    当期純利益       利益
                  百万円          百万円        百万円         百万円           円   銭
                   1,300        △50        △60         △83          △6.09
前回発表予想(A)
                  ~1,500        ~80        ~70         ~3           ~0.23
今回実績(B)            1,389           18          31      △41          △3.02
増減額(B-A)              89           68          91          42           ―
                  ~△111        ~△62       ~△39        ~△44
増減率( % )        6.8%         ―         ―
                                             ―       ―
              ~△7.4%    ~△77.5%   ~△55.7%
(参考)前期連結実績
                1,168        14        5    △17   △1.40
(2020年3月期)


(2)差異が生じた理由
  売上高につきましては、2020年9月18日の公表では、既存サービスが堅調に推移した際
 の下限値を1,300百万円とし、海外展開や新規サービスの成長を見込んだ上限値を1,500百万
 円として見込んでおりました。海外展開につきましては、新型コロナウイルス感染症の対応
 策として世界の各都市で行われたロックダウンに伴う店舗休業の影響で、一時的に売上が減
 少したものの、各都市の経済活動の再開とともに回復いたしました。また、新規サービスに
 おいては、より将来性の高い事業領域に注力するため事業の選択と集中を行う中で収益の伸
 びが予想の上限に届かない結果となりました。これらにより、売上高は業績予想レンジの上
 限は下回るものの下限は上回る結果となりました。
  売上高が上記のとおりとなったことに伴い、営業利益及び経常利益につきましても、業
 績予想レンジの上限は下回るものの下限は上回る結果となりました。
  親会社株主に帰属する当期純利益につきましても、業績予想レンジの上限を下回ったも
 のの下限を上回る結果となりましたが、上記に加え、
                        「1.特別損失の計上について」に記
 載した特別損失の計上や法人税等の計上により、親会社株主に帰属する当期純損失となりま
 した。なお、2022年3月期からは、連結納税制度を適用することにより、タックスマネジメ
 ントを図りグループ全体でのキャッシュ・フローの改善を図ります。


                                                    以上