3905 M-データセクション 2020-05-22 17:30:00
特別損失の計上及び通期連結業績予想値と実績値との差異に関するお知らせ [pdf]
2020 年5月 22 日
各 位
会 社 名 デ ー タ セ ク シ ョ ン 株 式 会 社
代 表 者 名 代表取締役社長 CEO 林 健 人
(コード番号:3905 東証マザーズ)
問い合わせ先 取締役 CFO 望 月 俊 男
特別損失の計上及び
通期連結業績予想値と実績値との差異に関するお知らせ
当社は、2020 年3月期において、下記のとおり特別損失(減損損失)を計上いたしましたの
でお知らせいたします。
また、2019 年5月15日に公表いたしました 2020年3月期の通期業績予想と、本日公表の実
績値との差異について、併せてお知らせいたします。
記
1.特別損失の計上について
当社が所有している無形固定資産(ソフトウエア)に関し、固定資産の減損に係る会計基
準に基づき回収可能性を評価し、約15百万円を減損損失として特別損失に計上いたしまし
た。これは、新規開発事業においてより収益性の高いソフトウエアの販売に注力するため一
部のソフトウエアに関し将来の収益性について見直しを行ったことに伴うものであります。
2.2020年3月期 通期業績予想と実績との差異について
(1)連結業績予想数値と実績値との差異(2019年4月1日~2020年3月31日)
売上高 営業利益 経常利益 親会社株主 1株当た
に帰属する り当期純
当期純利益 利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
1,100 10 7 4 0.35
前回発表予想(A)
~1,400 ~140 ~137 ~82 ~6.91
今回実績(B) 1,168 14 5 △17 △1.40
増減額(B-A) 68 4 △2 △21 ―
~△232 ~△126 ~△132 ~△99
増減率( % ) 6.2% 40.0% △28.6% ― ―
~△16.6% ~△90.0% ~△96.4%
(参考)前期連結実績 1,088 100 95 37 3.32
(2019 年3月期)
(2)差異が生じた理由
売上高につきましては、2019年5月15日の公表では、既存サービスが堅調に推移した際
の下限値を1,100百万円とし、新規サービスの成長を見込んだ上限値を1,400百万円として見
込んでおりました。このような中で既存のサービスは堅調に推移したものの、新規サービス
においては、上記の「1.特別損失の計上について」の記載の通り一部の事業開発を中断し
音声認識AIに関する事業を行う合弁会社を設立するなど、より将来性の高い事業領域に注力
するため事業の選択と集中を行う中で収益の伸びが予想の上限に届かない結果となりまし
た。また、期中において成長スピードの加速のためにJach Technology SpA(以下「Jach」
といいます。)を子会社化しましたがJachの損益計算書※の当社連結への取り込み時期が
2021年度3月期になることなどから、業績予想レンジの上限は下回るものの下限は上回る結
果となりました。
上記のとおり売上高が業績予想レンジの上限を下回り下限を上回ることに伴い、営業利
益及び経常利益につきましても、業績予想レンジの上限は下回るものの下限は上回る結果と
なりました。
親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、上記の影響に加え、2019年12月20付
「特別利益の計上に関するお知らせ」にてお知らせいたしましたとおり2020 年3月期第3
四半期連結会計期間特別利益を計上したものの前記「1.特別損失の計上について」のとお
り特別損失を計上したため、業績予想レンジの下限を下回る結果となりました。
※Jachの2018年12月期の経営成績(単純合算、1チリペソ=0.14円)
決算期 2018 年 12 月期
売上高 364 百万円
営業利益 68 百万円
経常利益 68 百万円
当期純利益 65 百万円
以上