3904 M-カヤック 2019-11-14 15:45:00
2019年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2019年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年11月14日
上 場 会 社 名 株式会社カヤック 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 3904 URL http://www.kayac.com/
代 表 者 (役職名) 代表取締役CEO (氏名) 柳澤 大輔
問合せ先責任者 (役職名) 取締役 管理本部長 (氏名) 藤川 綱司 (TEL) 0467-61-3399
四半期報告書提出予定日 2019年11月14日 配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 :有
四半期決算説明会開催の有無 : 有 (証券アナリスト・機関投資家向け )
(百万円未満切捨て)
1.2019年12月期第3四半期の連結業績(2019年1月1日~2019年9月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年12月期第3四半期 4,537 6.7 △558 ― △587 ― △234 ―
2018年12月期第3四半期 4,251 △2.3 △296 ― △243 ― △221 ―
(注) 包括利益 2019年12月期第3四半期 △414百万円( ―%) 2018年12月期第3四半期 △207百万円( ―%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2019年12月期第3四半期 △15.50 ―
2018年12月期第3四半期 △14.68 ―
(注) 潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式は存在するものの、1株当たり四半期純損失であ
るため、記載しておりません。
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2019年12月期第3四半期 5,049 2,050 39.0
2018年12月期 5,323 2,482 44.8
(参考) 自己資本 2019年12月期第3四半期 1,970百万円 2018年12月期 2,386百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2018年12月期 ― 0.00 ― 2.00 2.00
2019年12月期 ― 0.00 ―
2019年12月期(予想) ― ―
(注)1.直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
2. 2019年12月期の配当金につきましては、現在未定であります。
3.2019年12月期の連結業績予想(2019年1月1日~2019年12月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 7,000 20.3 0 ― 0 ― 0 ― 0.00
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 :無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
新規 ―社 (社名) ― 、 除外 ―社 (社名) ―
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2019年12月期3Q 15,157,200株 2018年12月期 15,125,600株
② 期末自己株式数 2019年12月期3Q 164株 2018年12月期 164株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2019年12月期3Q 15,148,472株 2018年12月期3Q 15,080,302株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料における予測値及び将来の見通しに関する記述・言明は、当社が現在入手可能な情報による判断及び仮定
に基づいております。その判断や仮定に内在する不確実性及び事業運営の内外の状況変化により、実際に生じる結
果が予測内容とは実質的に異なる可能性があり、当社は将来予測のいかなる内容についても、その確実性を保証す
るものではありません。
株式会社カヤック(3904) 2019年12月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ……………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ……………………………………………………………………………3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………4
(1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………8
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………8
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株式会社カヤック(3904) 2019年12月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間における日本経済は、雇用・所得環境の改善が続く一方で、輸出の減少や国内生産活
動の低迷、自然災害の発生等により、これまでのゆるやかな回復基調に足踏みがみられるようになりました。また、
日本銀行が10月1日に発表した9月の全国企業短期経済観測調査は、大企業製造業の景況感を示す業況判断指数が
3四半期連続で悪化となり、景気減速リスクが拡大しつつあります。
当社グループを取り巻く事業環境としまして、2018年のスマートフォン保有率は前年比4.1%ポイント上昇の79.2
%となり、モバイルでのインターネット環境は引き続き発展を続けております(出所:総務省「令和元年版情報通信
白書」)。当社が注力するインターネット広告市場につきましても、2018年の市場規模は前年比16.5%増の1兆
7,589億円と順調に拡大しております(出所:電通「2018年 日本の広告」)。また、スマートフォンゲームの市場規
模は2017年に初めて1兆円に到達し、2018年(予測)は1兆600億円、2019年(予測)は1兆1,000億円と、安定的な
成長が見込まれております(出所:矢野経済研究所)。
このような事業環境の中で、当社グループは良質なデジタルコンテンツをより多くのユーザーに楽しんでいただ
けるよう提供し続けております。その中でも受託サービスであるクライアントワーク、自社サービスであるソーシ
ャルゲーム及び「Lobi」の3つを主要サービスと位置づけ注力し、相互にシナジーを図りながら事業を進めており
ます。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は4,537,233千円(前年同期比6.7%増)、営業損失は558,933千
円(前年同期は営業損失296,535千円)、経常損失は587,048千円(前年同期は経常損失243,414千円)、親会社株主
に帰属する四半期純損失は234,742千円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失221,334千円)となりまし
た。当社グループの事業セグメントは単一セグメントでありますが、サービス別の売上高の概況は次のとおりであ
ります。
① クライアントワーク
新しい技術とアイデアに挑戦し、クライアントとその先にいるユーザーに新しい体験を提供することで、クライ
アントのマーケティング及びブランディングに資する広告を提供しております。スマートフォンの普及や新しい技
術の出現を背景に、WEB領域にとどまらないリアルと連動した案件の増加がみられております。2019年3月にオープ
ンした「うんこミュージアムYOKOHAMA」では、9月末の会期終了までの総来場者数が30万人を超えました。この結
果、クライアントワーク関連の売上高は、1,551,044千円(前年同期比21.3%増)となりました。
② ソーシャルゲーム
「ぼくらの甲子園!ポケット」、「キン肉マン マッスルショット」、「進撃の巨人 TACTICS」、2019年9月に
配信を開始した「クロス×ロゴス」がソーシャルゲーム事業の売上高の大部分を占めています。「ぼくらの甲子
園!ポケット」と「キン肉マン マッスルショット」はプロダクト・ライフサイクルの後期に入りつつあるものの、
コアなユーザーを抱え、効果的なイベント施策を講じることで、売上は底堅く推移しております。一方で、新規タ
イトルにつきましては、当初の想定よりも弱含みで推移しており、運営体制の見直しに着手しております。この結
果、ソーシャルゲーム関連の売上高は、1,620,789千円(前年同期比7.1%減)となりました。
③ Lobi
「Lobi」というスマートフォンゲームに特化したコミュニティ事業を進めております。「Lobi」と連携するゲー
ムタイトル数の増加とコミュニティが求める機能の拡充により、ユーザー数の拡大を目指しております。併せて
「Lobi」の強みであるコミュニティやユーザーにより焦点を当てた収益構造への転換を図っております。2019年6
月には、プレミアムユーザーに利用を限定していた配信機能を全ユーザーに開放しました。「Lobi Tournament」の
大会開催数も着実に増加しております。この結果、Lobi関連の売上高は、318,395千円(前年同期比3.8%減)とな
りました。
④ その他サービス
ウェディングプランナーとユーザーをつなぐブライダルプラットフォーム「プラコレWedding」、esportsイベン
トの企画・運営からesports専門メディアの運営等を行う「esports事業」が着実に成長を続けております。また、
地域を軸とした移住スカウトサービス「SMOUT」、コミニティ通貨サービス「まちのコイン」等、地域創生に関する
新規サービスの開発及び投資を積極的に行っております。この結果、その他サービス関連の売上高は、1,047,003千
円(前年同期比16.8%増)となりました。
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株式会社カヤック(3904) 2019年12月期 第3四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ274,395千円減少し、5,049,061千円と
なりました。主な要因は、現金及び預金の減少406,677千円であります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ156,703千円増加し、2,998,069千円
となりました。主な要因は、短期借入金及び長期借入金の増加242,207千円であります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末に比べ431,098千円減少し、2,050,992千円と
なりました。主な要因は、親会社株主に帰属する四半期純損失の計上による利益剰余金の減少264,993千円及びその
他有価証券評価差額金の減少161,353千円であります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
通期の業績見通しにつきましては、2019年2月14日公表の「平成30年12月期 決算短信 〔日本基準〕 (連結)」に
記載の予想を変更しておりません。
当第3四半期連結累計期間の親会社株主に帰属する四半期純損失は234,742千円となり、業績見通しを下回って推
移しております。一方で、当社の主要サービスであるソーシャルゲームにおいて、新規タイトルのリリース及び新
規施策の開催を控えており、これが期中に有意な貢献を果たすに至った場合には、業績予想の水準に戻ると認識し
ております。
しかしながら、事業の特性上、不確実な部分もあり、今後、当社グループの業績に影響を与える事象が発生した
場合には速やかに開示してまいります。
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株式会社カヤック(3904) 2019年12月期 第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2018年12月31日) (2019年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 973,001 566,324
受取手形及び売掛金 1,120,265 1,149,770
仕掛品 111,594 177,151
その他 511,603 578,057
貸倒引当金 △37,297 △37,508
流動資産合計 2,679,167 2,433,794
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 888,509 885,738
土地 690,478 690,478
その他 99,188 93,497
有形固定資産合計 1,678,176 1,669,714
無形固定資産
のれん 239,965 207,891
その他 153,605 202,013
無形固定資産合計 393,570 409,905
投資その他の資産
投資有価証券 429,648 255,127
その他 145,646 290,509
貸倒引当金 △2,753 △9,989
投資その他の資産合計 572,541 535,647
固定資産合計 2,644,288 2,615,266
資産合計 5,323,456 5,049,061
負債の部
流動負債
買掛金 318,838 247,191
短期借入金 12,030 100,000
1年内返済予定の長期借入金 371,988 471,996
未払金 194,893 206,309
未払費用 200,320 202,741
未払法人税等 8,555 17,064
その他 143,542 107,674
流動負債合計 1,250,168 1,352,978
固定負債
長期借入金 1,580,971 1,635,200
その他 10,226 9,891
固定負債合計 1,591,197 1,645,091
負債合計 2,841,365 2,998,069
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株式会社カヤック(3904) 2019年12月期 第3四半期決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2018年12月31日) (2019年9月30日)
純資産の部
株主資本
資本金 510,281 515,732
資本剰余金 453,975 459,426
利益剰余金 1,260,896 995,902
自己株式 △208 △208
株主資本合計 2,224,945 1,970,853
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 161,353 ―
その他の包括利益累計額合計 161,353 ―
新株予約権 50,042 52,823
非支配株主持分 45,750 27,315
純資産合計 2,482,090 2,050,992
負債純資産合計 5,323,456 5,049,061
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株式会社カヤック(3904) 2019年12月期 第3四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年1月1日 (自 2019年1月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
売上高 4,251,125 4,537,233
売上原価 3,173,776 3,734,615
売上総利益 1,077,348 802,617
販売費及び一般管理費 1,373,884 1,361,550
営業損失(△) △296,535 △558,933
営業外収益
受取利息 119 276
受取配当金 2,153 1,177
補助金収入 ― 500
助成金収入 52,072 2,160
その他 2,992 812
営業外収益合計 57,338 4,926
営業外費用
支払利息 1,876 2,283
投資有価証券評価損 ― 21,000
為替差損 ― 1,731
持分法による投資損失 ― 7,490
支払手数料 ― 500
その他 2,340 36
営業外費用合計 4,216 33,041
経常損失(△) △243,414 △587,048
特別利益
投資有価証券売却益 ― 288,611
特別利益合計 ― 288,611
特別損失
関係会社出資金売却損 13,306 ―
特別損失合計 13,306 ―
税金等調整前四半期純損失(△) △256,721 △298,436
法人税、住民税及び事業税 9,024 13,643
法人税等調整額 △55,336 △58,808
法人税等合計 △46,311 △45,164
四半期純損失(△) △210,409 △253,272
非支配株主に帰属する四半期純利益又は非支配株主
10,925 △18,529
に帰属する四半期純損失(△)
親会社株主に帰属する四半期純損失(△) △221,334 △234,742
6
株式会社カヤック(3904) 2019年12月期 第3四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年1月1日 (自 2019年1月1日
至 2018年9月30日) 至 2019年9月30日)
四半期純損失(△) △210,409 △253,272
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 2,442 △161,353
為替換算調整勘定 72 ―
その他の包括利益合計 2,515 △161,353
四半期包括利益 △207,893 △414,625
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △218,819 △396,095
非支配株主に係る四半期包括利益 10,925 △18,529
7
株式会社カヤック(3904) 2019年12月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
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