3904 M-カヤック 2021-02-15 15:00:00
2020年12月期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年12月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年2月15日
上 場 会 社 名 株式会社カヤック 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 3904 URL http://www.kayac.com/
代 表 者 (役職名) 代表取締役CEO (氏名) 柳澤 大輔
問合せ先責任者 (役職名) 執行役員 管理本部長 (氏名) 柴田 史郎 (TEL) 0467-61-3399
定時株主総会開催予定日 2021年3月25日 配当支払開始予定日 2021年3月26日
有価証券報告書提出予定日 2021年3月26日
決算補足説明資料作成の有無 : 有
決算説明会開催の有無 : 有 (証券アナリスト・機関投資家向け )
(百万円未満切捨て)
1.2020年12月期の連結業績(2020年1月1日~2020年12月31日)
(1)連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年12月期 8,749 37.1 744 ― 740 ― 505 ―
2019年12月期 6,382 9.7 △535 ― △540 ― △304 ―
(注) 包括利益 2020年12月期 420百万円( ―%) 2019年12月期 △405百万円( ―%)
潜在株式調整後
1株当たり 自己資本 総資産 売上高
1株当たり
当期純利益 当期純利益率 経常利益率 営業利益率
当期純利益
円 銭 円 銭 % % %
2020年12月期 33.27 32.96 22.9 11.7 8.5
2019年12月期 △20.13 ― △13.9 △9.8 △8.4
(参考) 持分法投資損益 2020年12月期 △5百万円 2019年12月期 △12百万円
(注)2019年12月期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式は存在するものの、1株当たり
当期純損失であるため、記載しておりません。
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2020年12月期 7,024 2,629 34.6 159.78
2019年12月期 5,682 2,060 35.0 131.04
(参考) 自己資本 2020年12月期 2,428百万円 2019年12月期 1,986百万
(3)連結キャッシュ・フローの状況
営業活動による 投資活動による 財務活動による 現金及び現金同等物
キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー 期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2020年12月期 1,295 223 △263 2,513
2019年12月期 △445 90 638 1,256
2.配当の状況
年間配当金 純資産
配当金総額 配当性向
配当率
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) (連結)
(連結)
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 百万円 % %
2019年12月期 ― 0.00 ― 0.00 0.00 ― ― ―
2020年12月期 ― 0.00 ― 0.00 3.90 59 11.7 2.3
2021年12月期 (予想) ― 0.00 ― 0.00 3.90 10.2
3.2021年12月期の連結業績予想(2021年1月1日~2021年12月31日)
(%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通 期 10,000 14.3 1,000 34.3 950 28.2 580 14.8 38.15
(注) 第2四半期(累計)の業績予想は行っておりません。
※ 注記事項
(1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ―社 (社名)― 、 除外 ―社 (社名)―
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年12月期 15,201,800株 2019年12月期 15,157,200株
② 期末自己株式数 2020年12月期 164株 2019年12月期 164株
③ 期中平均株式数 2020年12月期 15,184,782株 2019年12月期 15,150,631株
(参考) 個別業績の概要
1.2020年12月期の個別業績(2020年1月1日~2020年12月31日)
(1)個別経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年12月期 6,851 33.8 741 ― 715 ― 279 ―
2019年12月期 5,120 7.5 △316 ― △308 ― △116 ―
1株当たり 潜在株式調整後
当期純利益 1株当たり当期純利益
円 銭 円 銭
2020年12月期 18.43 18.26
2019年12月期 △7.70 ―
(注) 2019年12月期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式は存在するものの、1株当たり当期純損失
であるため、記載しておりません。
(2)個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2020年12月期 5,730 2,693 46.1 173.90
2019年12月期 5,772 2,490 42.3 161.14
(参考) 自己資本
2020年12月期 2,643百万円 2019年12月期 2,442百万円
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料における予測値及び将来の見通しに関する記述・言明は、当社が現在入手可能な情報による判断及び仮定に基づ
いております。その判断や仮定に内在する不確実性及び事業運営の内外の状況変化により、実際に生じる結果が予測内容
とは実質的に異なる可能性があり、当社は将来予測のいかなる内容についても、その確実性を保証するものではありませ
ん。
株式会社カヤック(3904) 2020年12月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 …………………………………………………………………………………2
(1)当期の経営成績の概況 ………………………………………………………………………2
(2)当期の財政状態の概況 ………………………………………………………………………3
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 …………………………………………………………3
(4)今後の見通し …………………………………………………………………………………4
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 ………………………………………………………4
3.連結財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………………5
(1)連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………5
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 …………………………………………………7
(3)連結株主資本等変動計算書 …………………………………………………………………9
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ……………………………………………………………11
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………13
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………13
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………13
(連結の範囲又は持分法の範囲の変更) ………………………………………………………13
(1株当たり情報) ………………………………………………………………………………14
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………14
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株式会社カヤック(3904) 2020年12月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当連結会計年度における日本経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、社会経済活動が大きく制限され
た影響により、極めて厳しい状況で推移しました。また、2021年1月に再び緊急事態宣言が発令されるなど、景気
の先行きは不透明な状況が続いております。
当社グループを取り巻く事業環境としましては、2019年のスマートフォン保有率が前年比4.2%ポイント上昇の
83.4%となり、モバイルでのインターネット環境は引き続き発展を続けております(出所:総務省「令和2年版情報
通信白書」)。当社が注力するインターネット広告市場についても、2019年の市場規模は前年比14.8%増の1兆
6,630億円となり、2020年は1兆8,459億円へ拡大することが見込まれております(出所:電通「2019 日本の広告
費」)。また、国内オンラインゲームの市場規模は2019年に前年比4.9%増の1兆2,962億円となり、安定的に成長し
ております(出所:KADOKAWA「ファミ通ゲーム白書2020」)。
このような事業環境の中で、当社グループはより多くのユーザーに楽しんでいただけるよう良質なデジタルコン
テンツを提供し続けております。その中でも、クライアントワーク、ゲーム、ゲームコミュニティ、ちいき資本主
義の4つを主要サービスと位置づけ、相互にシナジーを図りながら事業を進めてまいりました。また、その他サー
ビスとして、SNSブライダルプラットフォームなどの新規サービスの開発及び投資を行っております。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は8,749,191千円(前期比37.1%増)、営業利益は744,582千円(前期は営
業損失535,390千円)、経常利益は740,754千円(前期は経常損失540,359千円)、親会社株主に帰属する当期純利益
は505,209千円(前期は親会社株主に帰属する当期純損失304,972千円)となりました。当社グループの事業セグメ
ントは単一セグメントでありますが、サービス別の売上高の概況は次のとおりであります。
① クライアントワーク
新しい技術とアイデアに挑戦し、クライアントとその先にいるユーザーに新しい体験を提供することで、クライ
アントのマーケティング及びブランディングに資する広告を提供しております。また、当社の企画力、技術力をも
とにクライアントの新製品開発を支援する領域も拡大しております。スマートフォンの普及や新しい技術の出現を
背景に、WEB領域にとどまらないリアルと連動した案件が増加傾向にありましたが、新型コロナウイルスの感染拡大
にともない、リアルイベントの開催中止・延期などが発生しております。この結果、クライアントワーク関連の売
上高は、2,154,307千円(前期比2.5%増)となりました。
② ゲーム
「ぼくらの甲子園!ポケット」、「キン肉マン マッスルショット」、ハイパーカジュアルゲーム、㈱カヤックア
キ バ ス タ ジ オ で の 受 託 ゲ ー ム 開 発 が 売 上 高 の 大 部 分 を 占 め て い ま す 。 ハ イ パ ー カ ジ ュ ア ル ゲ ー ム の 「Park
Master」、「Noodle Master」、「Paint Dropper」、「Masking Print」の累計ダウンロード数は、2020年12月末時
点で全世界合計1.41億件を超え、好調に推移しております。㈱カヤックアキバスタジオでの受託案件も拡大基調に
あります。この結果、ゲーム関連の売上高は4,212,753千円(前期比80.6%増)となりました。
③ ゲームコミュニティ
ゲームファンに向けた一連のコミュニティサービスを展開しています。ウェルプレイド㈱のeスポーツ事業、スマ
ートフォンゲームに特化したコミュニティの「Lobi」、トーナメントプラットフォームの「Tonamel(トナメル)」が
売上高の大部分を占めております。当連結会計年度におけるTonamelの大会開催数は前期比364%増の5,812件と成長
しました。この結果、ゲームコミュニティ関連の売上高は、1,409,354千円(前期比46.4%増)となりました。
④ ちいき資本主義
地方公共団体や地域企業に対して、まちづくりに関するコンテンツの開発とサービスの提供を行っております。
移住プラットフォームサービスの「SMOUT」、通貨コミュニティサービスの「まちのコイン」、地域プロモーション
の受託、鎌倉市内で展開するまちづくり事業などのサービスが売上高の大部分を占めております。2020年12月末時
点で、SMOUTの累計登録ユーザー数は前期末比163%増の2.26万人となり、順調に拡大しております。この結果、ち
いき資本主義関連の売上高は、289,883千円(前期比125.5%増)となりました。
⑤ その他サービス
ブライダルプラットフォーム「プラコレWedding」は、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、上期に大きく業
績が悪化したものの、下期にかけては緩やかな回復基調にあります。また、子会社で展開する不動産仲介サービス
は、都心から郊外へ転出需要を取り込み、緩やかな回復傾向が継続しております。この結果、その他サービス関連
の売上高は、682,891千円(前期比20.3%減)となりました。
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株式会社カヤック(3904) 2020年12月期 決算短信
(2)当期の財政状態の概況
(資産)
当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末に比べ1,341,736千円増加し、7,024,473千円となりました。
主な要因は、現金及び預金の増加1,257,205千円、のれんの増加194,265千円、投資有価証券の減少152,288千円でありま
す。
(負債)
当連結会計年度末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ772,465千円増加し、4,394,611千円となりました。
主な要因は、未払金の増加240,245千円、借入金の増加153,871千円であります。
(純資産)
当連結会計年度末におけ純資産は、前連結会計年度末に比べ569,271千円増加し、2,629,862千円となりました。主な
要因は、親会社株主に帰属する当期純利益の計上による利益剰余金の増加520,832千円、その他有価証券評価差額金の減
少94,571千円、非支配株主持分の増加124,572千円であります。
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ1,257,268千円増加し、2,513,359千円とな
りました。各キャッシュ・フローの状況とその要因は以下のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは1,295,450千円の収入(前期は445,965千円の支出)となりました。これは、税
金等調整前当期純利益715,778千円の計上、減価償却費150,104千円の計上、売上債権の減少86,524千円、未払金の増加
105,914千円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは前期から133,064千円増加し、223,831千円の収入となりました。これは、有形
固定資産の売却による収入200,000千円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による収入84,059千円等の増加要因
によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは263,614千円の支出(前期は638,249千円の収入)となりました。これは、長期
借入金の返済による支出614,716千円等の減少要因があった一方で、長期借入れによる収入341,000千円等の増加要因が
あったことによるものであります。
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株式会社カヤック(3904) 2020年12月期 決算短信
(4)今後の見通し
当社グループをとりまく事業環境については、ワクチンの普及に対する期待感が高まってはいるもの、新型コロナウ
イルス感染症の脅威は依然として続いており、景気の先行きは不透明な状況が続くと予想されます。他方、スマートフ
ォンの世界的な普及や、SNS等のコミュニティツールの拡大、浸透により、世の中のインタラクティブ化が進むとともに
デジタルコンテンツ市場が更なる成長期を迎えると考えております。
そのような状況の中、当社グループは、2020年11月に子会社化したSANKOグループ3社との連携を強化し、ユーザーに
「面白い」と感じて頂ける新規コンテンツを積極的に市場に投入することで収益基盤の拡大に取り組んで参ります。ま
た、「面白い」コンテンツを生み出す土台として、社内の組織体制や組織制度を引き続き重視し、創造的な職場環境の
整備に努めます。
「クライアントワーク」については、引き続き、新しい技術と新しいアイデアの追及によるクリエイティブの高いサ
ービスの提供により収益の拡大および安定化を図って参ります。また、株式会社SANKO及びマンガデザイナーズラボ株式
会社とのシナジーを発揮し、新規顧客の開拓や既存顧客に対する付加価値サービスの提供に努めて参ります。
「ゲーム」については、ハイパーカジュアルゲームの開発・運用体制の強化に取り組む一方、当社子会社である株式
会社カヤックアキバスタジオでのゲームの受託開発に当社グループ内のリソースを集約し、リスクを抑制した形での収
益拡大に努めて参ります。
「ゲームコミュニティ」は、ウェルプレイド・ライゼスト株式会社、「Lobi」、「トナメル」を通じて、ゲームファ
ンコミュニティへ向けたサービスを拡大させて参ります。ユーザー(コミュニティ)にとって付加価値の高い機能を追加
していくことでユーザー数の拡大を目指すとともに、収益獲得手段の多様化とコミュニティとしての価値を高めること
で収益基盤の確立を図って参ります。また、eスポーツのリーディングカンパニーとして、eスポーツ大会の企画・運営
のみならず、タレントマネジメント、コミュニティ向け施策、教育事業などを通じて、業界のさらなる発展に寄与して
参ります。
「ちいき資本主義」については、プラットフォーム事業である「まちのコイン」と「SMOUT」の導入自治体数の拡大に
努めることに加え、コミュニティ再生やSDGs、移住促進や関係人口創出などの分野のサービス提供を通じて収益拡大を
目指して参ります。
「その他サービス」については、「プラコレ」の成長をさらに加速させるとともに、引き続き、新規サービスの創出、
成長または売却(選択と集中)に取り組んで参ります。その中で、当社グループ全体での事業ポートフォリオの最適化
と適切なリソース配分に努めます。
なお、上記した各サービスは、サービス単独での収益拡大のみならず、人材やノウハウの相互共有によるシナジー等
の効果を取り込むことにより全社としての収益拡大を目指します。
次期の連結業績見通しにつきましては、売上高10,000,000千円(当期比14.3%増)、営業利益1,000,000千円(当期比
34.3%増)、経常利益950,000千円(当期比28.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益580,000千円(当期比14.8%
増)を見込んでおります。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループは、企業間の比較可能性を考慮し、会計基準につきましては日本基準を適用しております。なお、IFRS
(国際財務報告基準)の適用については、国内外の情勢を考慮の上、適切に対応していく方針であります。
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株式会社カヤック(3904) 2020年12月期 決算短信
3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年12月31日) (2020年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 1,256,044 2,513,250
受取手形及び売掛金 1,452,615 1,517,539
仕掛品 152,613 163,347
その他 250,639 234,919
貸倒引当金 △41,086 △43,912
流動資産合計 3,070,826 4,385,143
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 975,057 978,649
減価償却累計額 △61,003 △122,060
建物及び構築物(純額) 914,054 856,589
工具、器具及び備品 262,275 314,427
減価償却累計額 △186,950 △259,093
工具、器具及び備品(純額) 75,324 55,334
その他 7,664 20,738
減価償却累計額 △5,989 △16,371
その他(純額) 1,674 4,366
土地 690,478 609,928
有形固定資産合計 1,681,532 1,526,218
無形固定資産
のれん 195,505 389,771
その他 212,624 207,085
無形固定資産合計 408,130 596,857
投資その他の資産
投資有価証券 299,384 147,096
繰延税金資産 180,257 229,611
その他 52,596 193,217
貸倒引当金 △9,989 △53,671
投資その他の資産合計 522,248 516,253
固定資産合計 2,611,910 2,639,330
資産合計 5,682,737 7,024,473
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株式会社カヤック(3904) 2020年12月期 決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2019年12月31日) (2020年12月31日)
負債の部
流動負債
買掛金 300,190 388,978
短期借入金 110,000 103,000
1年内返済予定の長期借入金 599,716 963,644
未払金 208,279 448,525
未払費用 231,178 230,383
未払法人税等 31,228 172,852
その他 210,111 354,305
流動負債合計 1,690,703 2,661,689
固定負債
長期借入金 1,907,915 1,704,857
その他 23,528 28,064
固定負債合計 1,931,443 1,732,922
負債合計 3,622,146 4,394,611
純資産の部
株主資本
資本金 515,732 523,967
資本剰余金 462,073 470,308
利益剰余金 925,672 1,446,505
自己株式 △208 △208
株主資本合計 1,903,269 2,440,572
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 82,964 △11,607
その他の包括利益累計額合計 82,964 △11,607
新株予約権 48,067 50,035
非支配株主持分 26,288 150,861
純資産合計 2,060,591 2,629,862
負債純資産合計 5,682,737 7,024,473
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株式会社カヤック(3904) 2020年12月期 決算短信
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
連結損益計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
売上高 6,382,218 8,749,191
売上原価 5,080,822 4,790,258
売上総利益 1,301,395 3,958,933
販売費及び一般管理費 1,836,786 3,214,350
営業利益又は営業損失(△) △535,390 744,582
営業外収益
受取利息 223 526
受取配当金 1,897 254
補助金収入 500 ―
助成金収入 2,160 26,640
投資有価証券売却益 ― 2,100
新株予約権戻入益 8,735 3,284
持分変動利益 ― 4,814
その他 1,263 2,955
営業外収益合計 14,779 40,576
営業外費用
支払利息 2,952 6,586
支払手数料 500 ―
持分法による投資損失 12,106 5,326
為替差損 3,315 28,077
その他 874 4,413
営業外費用合計 19,748 44,404
経常利益又は経常損失(△) △540,359 740,754
特別利益
固定資産売却益 ― 63,868
投資有価証券売却益 288,611 ―
特別利益合計 288,611 63,868
特別損失
投資有価証券評価損 87,402 69,648
持分変動損失 3,448 ―
減損損失 ― 19,196
特別損失合計 90,851 88,844
税金等調整前当期純利益又は税金等調整前当期純損
△342,599 715,778
失(△)
法人税、住民税及び事業税 23,244 164,188
法人税等調整額 △39,161 36,586
法人税等合計 △15,917 200,775
当期純利益又は当期純損失(△) △326,682 515,002
非支配株主に帰属する当期純利益又は
△21,709 9,793
非支配株主に帰属する当期純損失(△)
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に
△304,972 505,209
帰属する当期純損失(△)
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株式会社カヤック(3904) 2020年12月期 決算短信
連結包括利益計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
当期純利益又は当期純損失(△) △326,682 515,002
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △78,388 △94,373
為替換算調整勘定 - -
その他の包括利益合計 △78,388 △94,373
包括利益 △405,070 420,628
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 △383,361 410,637
非支配株主に係る包括利益 △21,709 9,991
8
株式会社カヤック(3904) 2020年12月期 決算短信
(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 510,281 453,975 1,260,896 △208 2,224,945
当期変動額
新株の発行(新株予
5,451 5,451 10,902
約権の行使)
剰余金の配当 △30,250 △30,250
親会社株主に帰属す
る当期純利益又は親
△304,972 △304,972
会社株主に帰属する
当期純損失(△)
連結子会社株式の取
2,646 2,646
得による持分の増減
持分法の適用範囲の
―
変動
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 ―
額)
当期変動額合計 5,451 8,097 △335,223 ― △321,675
当期末残高 515,732 462,073 925,672 △208 1,903,269
その他の包括利益累計額
その他の 新株予約権 非支配株主持分 純資産合計
その他有価証券 為替換算
包括利益
評価差額金 調整勘定
累計額合計
当期首残高 161,353 ― 161,353 50,042 45,750 2,482,090
当期変動額
新株の発行(新株予
10,902
約権の行使)
剰余金の配当 △30,250
親会社株主に帰属す
る当期純利益又は親
△304,972
会社株主に帰属する
当期純損失(△)
連結子会社株式の取
2,646
得による持分の増減
持分法の適用範囲の
―
変動
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 △78,388 ― △78,388 △1,974 △19,461 △99,824
額)
当期変動額合計 △78,388 ― △78,388 △1,974 △19,461 △421,499
当期末残高 82,964 ― 82,964 48,067 26,288 2,060,591
9
株式会社カヤック(3904) 2020年12月期 決算短信
当連結会計年度(自 2020年1月1日 至 2020年12月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 515,732 462,073 925,672 △208 1,903,269
当期変動額
新株の発行(新株予
8,235 8,235 16,470
約権の行使)
剰余金の配当 ―
親会社株主に帰属す
る当期純利益又は親
505,209 505,209
会社株主に帰属する
当期純損失(△)
連結子会社株式の取
―
得による持分の増減
持分法の適用範囲の
17,274 17,274
変動
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 △1,650 △1,650
額)
当期変動額合計 8,235 8,235 520,832 ― 537,302
当期末残高 523,967 470,308 1,446,505 △208 2,440,572
その他の包括利益累計額
その他の 新株予約権 非支配株主持分 純資産合計
その他有価証券 為替換算
包括利益
評価差額金 調整勘定
累計額合計
当期首残高 82,964 ― 82,964 48,067 26,288 2,060,591
当期変動額
新株の発行(新株予
16,470
約権の行使)
剰余金の配当 ―
親会社株主に帰属す
る当期純利益又は親
505,209
会社株主に帰属する
当期純損失(△)
連結子会社株式の取
―
得による持分の増減
持分法の適用範囲の
17,274
変動
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 △94,571 ― △94,571 1,967 124,572 30,317
額)
当期変動額合計 △94,571 ― △94,571 1,967 124,572 569,271
当期末残高 △11,607 ― △11,607 50,035 150,861 2,629,862
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株式会社カヤック(3904) 2020年12月期 決算短信
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益(又は税金等調整前当
△342,599 715,778
期純損失)
減価償却費 143,471 150,104
減損損失 ― 19,196
のれん償却額 49,732 51,351
貸倒引当金の増減額(△は減少) 11,025 2,223
受取利息 △223 △526
受取配当金 △1,897 △254
補助金収入 △500 ―
助成金収入 △2,160 △26,640
支払利息 2,952 6,586
為替差損益(△は益) ― △1,601
持分法による投資損益(△は益) 12,106 5,326
有形固定資産売却損益(△は益) ― △63,868
投資有価証券売却損益(△は益) △288,611 △2,100
投資有価証券評価損益(△は益) 87,402 69,648
売上債権の増減額(△は増加) △332,350 86,524
たな卸資産の増減額(△は増加) △41,018 △4,595
仕入債務の増減額(△は減少) △25,524 10,153
未払金の増減額(△は減少) 61,384 105,914
未払費用の増減額(△は減少) 30,601 △4,297
その他 102,285 181,607
小計 △533,924 1,300,529
利息及び配当金の受取額 2,120 781
利息の支払額 △2,952 △6,586
法人税等の支払額 △9,673 △25,914
法人税等の還付額 93,504 ―
補助金の受取額 500 ―
助成金の受取額 4,460 26,640
営業活動によるキャッシュ・フロー △445,965 1,295,450
11
株式会社カヤック(3904) 2020年12月期 決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の売却による収入 ― 200,000
有形固定資産の取得による支出 △160,527 △28,650
無形固定資産の取得による支出 △94,761 △58,245
事業譲渡による収入 ― 21,818
投資有価証券の取得による支出 △90,545 ―
投資有価証券の売却による収入 293,658 2,100
敷金及び保証金の差入による支出 ― △4,180
敷金及び保証金の回収による収入 149,523 5,146
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得によ
101 84,059
る収入
その他 △6,681 1,784
投資活動によるキャッシュ・フロー 90,766 223,831
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入れによる収入 110,000 1,500
短期借入金の返済による支出 △12,030 △8,500
長期借入れによる収入 1,010,000 341,000
長期借入金の返済による支出 △455,328 △614,716
配当金の支払額 △30,094 △47
連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得
― △4,000
による支出
非支配株主からの払込みによる収入 4,800 ―
新株予約権の行使による株式の発行による収入 10,902 16,470
その他 ― 4,679
財務活動によるキャッシュ・フロー 638,249 △263,614
現金及び現金同等物に係る換算差額 ― 1,601
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 283,051 1,257,268
現金及び現金同等物の期首残高 973,040 1,256,091
現金及び現金同等物の期末残高 1,256,091 2,513,359
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株式会社カヤック(3904) 2020年12月期 決算短信
(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
当社グループは、デジタルコンテンツ事業の単一セグメントであるため、記載を省略しています。
(連結の範囲又は持分法の範囲の変更)
当第2四半期連結会計期間において、当社持分法適用会社であった㈱Helteは、第三者割当増資により当社の持分
比率が減少したため、持分法適用の範囲から除外しております。
当第3四半期連結会計期間において、当社の連結子会社であった㈱カヤックLIVING及び㈱QWANは、2020年9月1
日付で当社を吸収合併存続会社とする吸収合併により消滅したため、連結の範囲から除外しております。
当第4四半期連結会計期間において、株式会社SANKOの株式を取得したため、株式会社SANKO並びに同社連結子会
社である株式会社RIZeST及びマンガデザイナーズラボ株式会社を連結の範囲に含めております。
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株式会社カヤック(3904) 2020年12月期 決算短信
(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
1株当たり純資産額 131円04銭 159円78銭
1株当たり当期純利益又は
△20円13銭 33円27銭
1株当たり当期純損失(△)
潜在株式調整後
― 32円96銭
1株当たり当期純利益
(注)1.前連結会計年度の潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式は存在するものの、1株当た
り当期純損失であるため記載しておりません。
2.1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定上の基礎
は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
項目 (自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
1株当たり当期純利益又は1株当たり当期純損失(△)
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当
△304,972 505,209
期純期損失(△)(千円)
普通株主に帰属しない金額(千円) ― ―
普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株
△304,972 505,209
主に帰属する当期純損失(△)(千円)
普通株式の期中平均株式数(株) 15,150,631 15,184,782
潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額
親会社株主に帰属する当期純利益調整額(千円) ― ―
普通株式増加数(株) 159,054 144,971
(うち新株予約権)(株) (159,054) (144,971)
平成28年4月26日開催
の取締役会において決
議された第2回新株予
平成28年4月26日開催
約権(新株予約権の株
の取締役会において決
数63,000株)
議された第2回新株予
平成28年12月20日開催
約権(新株予約権の株
の取締役会において決
数72,000株)
議された第3回新株予
平成28年12月20日開催
約権(新株予約権の株
の取締役会において決
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり当期純利 数7,800株)
議された第3回新株予
益金額の算定に含まれなかった潜在株式の概要 平成29年11月14日開催
約権(新株予約権の株
の取締役会において決
数7,800株)
議された第4回新株予
平成29年11月14日開催
約権(新株予約権の株
の取締役会において決
数31,800株)
議された第4回新株予
令和2年12月11日開催
約権(新株予約権の株
の取締役会において決
数32,700株)
議された第5回新株予
約権(新株予約権の株
数62,100株)
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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