3895 J-ハビックス 2020-04-17 15:10:00
特別損失の計上および通期連結業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]

                                            2020 年4月 17 日
各 位
                        会社名    ハビックス株式会社
                        代表者    代表取締役社長          吉村     和彦
                        (JASDAQ   コード番号:3895)
                        問合せ先   取締役              伊神     清隆
                                電話   058-296-3911(代)


      特別損失の計上および通期連結業績予想の修正に関するお知らせ

 当社は、2020 年3月期決算におきまして、特別損失を計上する見込みとなりましたのでお知
らせいたします。また、2019 年5月 10 日に公表しました通期連結業績予想を修正いたしまし
たのでお知らせいたします。


                       記


1.特別損失の内容
      当社が生産・販売する化合繊不織布は、主に紙おむつの表面材として使用されておりま
  すが、日本国内においては出生率の低下に伴い市場の成長が鈍化傾向にあり、また、これ
  まで高成長を続けておりました中国市場においては日本製紙おむつへの需要が一巡し、加
  えて昨今では新型コロナウィルスが感染拡大するなど、将来にわたって不透明な事業環境
  が続いております。
      このような状況を受け、化合繊不織布製造設備の一部について、「固定資産の減損にか
  かる会計基準」に基づき、将来の回収可能性を検討した結果、2020 年 3 月期において、240
  百万円を特別損失(減損損失)として計上する見込みとなりました。
      当社といたしましては、引き続き市場ニーズを的確に把握し、市場から求められる新製
  品開発を進めるとともに、事業の構造改革を推進いたします。
      また、当社が保有する投資有価証券のうち、取得価額に比べて時価が著しく下落したも
  のについて減損処理を行う必要が生じたため、2020 年 3 月期において、27 百万円を特別
  損失(投資有価証券評価損)として計上する見込みであります。
2.業績予想の修正
(1)2020 年 3 月期通期連結業績予想数値の修正(2019 年 4 月 1 日~2020 年 3 月 31 日)
                                                  親会社株主に
                                                            1 株当たり当
                    売上高        営業利益     経常利益      帰属する当期
                                                             期純利益
                                                   純利益
                       百万円       百万円      百万円        百万円          円   銭

前回発表予想(A)             13,151      884      869        609         78.06
今回修正予想(B)             12,880      957     1,034       559         71.44
増減額(B-A)               △270        72      165       △50
増減率(%)                 △2.1       8.2     19.0       △8.2
(ご参考)前期実績
                      12,823      684      694        474         60.83
(2019 年 3 月期)
(ご参考)前期比増減率(%)          0.5      39.8     49.0       17.8


(2)修正の理由
     売上高につきましては、一部販売先への紙おむつ向け製品の販売が減少したこと等によ
   り、前回予想を下回る見込みであります。
     利益面では、原燃料価格が想定以上に軟調に推移したこと等により、営業利益および経
   常利益は前回予想を上回る見込みでありますが、上記の特別損失の計上により、親会社株
   主に帰属する当期純利益は前回予想を下回る見込みであります。
     なお、本業績予想の修正に伴う期末配当額の変更はありません。


   (注)上記の予想につきましては、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したも
       のであり、実際の業績は今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。


                                                              以       上