3878 巴川紙 2020-08-07 13:00:00
2021年3月期 連結業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ [pdf]
2020 年 8 月 7 日
各 位
会社名
登記社名:株式会社巴川製紙所
コード番号 3878
(URL https://www.tomoegawa.co.jp)
代表者名 代表取締役社長 井上 善雄
問合せ先 取締役常務執行役員
CFO 経営戦略本部長 古谷 治正
( T E L 0 5 4 - 2 5 6 - 4 3 1 9 )
2021 年 3 月期 連結業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ
2020 年 6 月 12 日に公表いたしました「2020 年 3 月期 決算短信」におきまして、未定としておりま
した 2021 年 3 月期の業績予想及び配当予想につきまして、下記のとおりお知らせいたします。
記
1.連結業績予想
(1)2021 年 3 月期 第 2 四半期累計期間の連結業績予想(2020 年 4 月1日~2020 年 9 月 30 日)
親会社株主に
1 株当たり
売上高 営業利益 経常利益 帰属する
四半期純利益
四半期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前回発表予想(A)
未定 未定 未定 未定 未定
今回修正予想(B) 14,500 △1,200 △1,100 △1,700 △169.79
増減額(B-A) ― ― ― ― ―
増減率(%) ― ― ― ― ―
(ご参考)
15,560 110 89 △183 △18.12
前年同一期間実績
(2)2021 年 3 月期 通期連結業績予想(2020 年 4 月1日~2021 年 3 月 31 日)
親会社株主に
1 株当たり
売上高 営業利益 経常利益 帰属する
当期純利益
当期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前回発表予想(A)
未定 未定 未定 未定 未定
今回修正予想(B) 32,000 △900 △700 △1,600 △159.81
増減額(B-A) ― ― ― ― ―
増減率(%) ― ― ― ― ―
(ご参考)
30,995 △64 △146 510 50.43
前年同一期間実績
(3)修正の理由
2021 年 3 月期の連結業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響による需要
予測等を合理的に算定することが困難なことから未定としておりましたが、国内及び海外の多くの
国々において経済活動再開の動きが定常化してきた状況を受けて、当第 2 四半期以降からは緩やか
ながらも需要が回復を始めることを前提に、現時点で当社が入手可能な情報をもとに業績予想を策
定し公表するものです。
トナー事業については、当第 2 四半期会計期間(7 月~9 月)中も、新型コロナウイルス感染症
拡大による海外市場における販売減少が続き、回復は第 3 四半期会計期間(10 月~12 月)にずれ
込む見通しであります。一方、電子材料事業や機能紙事業においては、第 2 四半期会計期間(7 月
~9 月)以降の需要回復を見込んでおります。
コスト面では、更なる経費削減施策を進める効果がある一方で、上半期でトナー生産を停止する北
米トナー工場でのリストラ費用や不要資産の処分費用などが第 2 四半期会計期間(7 月~9 月)に
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営業費用として発生(約 2 億円)すると見込んでおります。また、国内トナー事業及び機能紙事業
における夏季休暇に合わせた生産停止を実施し在庫圧縮を進める計画であります。これらに加え、
セキュリティメディア事業での季節要因による収益悪化(約 1 億円)が見込まれることから、第 2
四半期会計期間(7 月~9 月)の業績は、当第 1 四半期会計期間の業績と比べ増収減益となり、2021
年 3 月期第 2 四半期累計期間の業績予想は、売上高は 145 億円とし、営業利益は 12 億円の損失、
経常利益は 11 億円の損失、親会社株主に帰属する四半期純利益は北米トナー工場の減損損失(約 4
億円)の特別損失計上が見込まれることなどから 17 億円の損失を見通しております。
通期連結業績の見通しにつきましては、下半期には主要事業における需要回復が進むことに加え、
iCas 関連の新製品や既存事業における新製品の市場投入を進めて販売増加を見込むものの、 当社グ
ループ全体に新型コロナウイルス感染症による影響が残ることから、売上高は前年並みには戻らな
いと見通しております。
コスト面では、北米トナー子会社でのモノクロトナー事業構造改革による固定費圧縮を主とするコ
スト削減効果も下半期から加わることを織り込んでおります。
これらを踏まえて、売上高は第 2 四半期累計期間に比べて回復し営業利益は黒字化を見込むもの
の、 2 四半期累計期間の感染症影響による赤字が残る見通しとなり、
第 通期連結業績は売上高が 320
億円、営業利益 9 億円の損失、経常利益 7 億円の損失、親会社株主に帰属する当期純利益は北米ト
ナー工場における事業構造改革費用の特別損失計上等もあり 16 億円の損失と見通しております。
2.配当予想
(1)2021 年 3 月期配当予想
年間配当金(円)
第 2 四半期末 期末 合計
前回予想 円 銭 円 銭 円 銭
(2020 年 6 月 12 日) 未定 未定 未定
今回修正予想 0.00 0.00 0.00
当期実績 - - -
(ご参考)前期実績
0.00 0.00 0.00
(2020 年 3 月期)
(2)修正の理由
当社は、中期的視点に立って着実に株主価値を向上させることを目標としており、株主に対する
適正な利益還元を経営の最重要課題として位置付けております。配当につきましては、安定的な配
当を継続実施していくことを基本方針としつつ、連結及び単体業績水準と、内部留保の確保や財務
体質の強化等を総合的に勘案して決定しております。
しかしながら、1 株当たり配当見通しにつきましては、2020 年 3 月期期末配当に続き 2021 年 3
月期も赤字の見通し、且つ依然として新型コロナウイルス感染症の収束が不透明であることから、
当面の資金繰り等を勘案し、可能な限り手許現預金を厚く確保しておくことが中長期的な株主還元
に資すると考え、誠に遺憾ではございますが、無配見通しとさせて頂きます。
※上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業
績は今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。
以 上
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