3877 中越パル 2019-08-09 14:30:00
2020年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年8月9日
上場会社名 中越パルプ工業株式会社 上場取引所 東
コード番号 3877 URL http://www.chuetsu-pulp.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 加藤 明美
問合せ先責任者 (役職名) 経営管理本部副本部長兼管理部長 (氏名) 石原 秀樹 TEL 0766-26-2404
四半期報告書提出予定日 2019年8月14日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2020年3月期第1四半期の連結業績(2019年4月1日∼2019年6月30日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する四
売上高 営業利益 経常利益
半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期第1四半期 23,409 6.0 △582 ― △586 ― △504 ―
2019年3月期第1四半期 22,087 △3.1 △1,345 ― △1,165 ― △1,183 ―
(注)包括利益 2020年3月期第1四半期 △777百万円 (―%) 2019年3月期第1四半期 △925百万円 (―%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2020年3月期第1四半期 △37.81 ―
2019年3月期第1四半期 △88.60 ―
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2020年3月期第1四半期 118,999 47,349 39.7 3,542.74
2019年3月期 123,646 48,461 39.2 3,625.99
(参考)自己資本 2020年3月期第1四半期 47,301百万円 2019年3月期 48,412百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2019年3月期 ― 25.00 ― 25.00 50.00
2020年3月期 ―
2020年3月期(予想) 25.00 ― 25.00 50.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 2020年 3月期の連結業績予想(2019年 4月 1日∼2020年 3月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
第2四半期(累計) 49,000 7.7 200 ― 200 ― △50 ― △3.74
通期 101,000 4.4 2,000 ― 2,000 ― 1,000 38.6 74.90
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ― 社 (社名) 、 除外 ― 社 (社名)
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期1Q 13,354,688 株 2019年3月期 13,354,688 株
② 期末自己株式数 2020年3月期1Q 3,124 株 2019年3月期 3,104 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年3月期1Q 13,351,569 株 2019年3月期1Q 13,352,126 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
上記に記載した予想数値は、本資料の発表日現在において入手可能な情報及び当社が合理的であると判断した一定の前提に基づいた見通しであり、多分に
不確定な要素を含んでおります。実際の実績等は、今後様々な要因の変化等により、上記予想数値と異なる場合があります。
なお、業績予想に関する事項については、四半期決算短信(添付資料)3ページの「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測
情報に関する説明」をご参照ください。
中越パルプ工業㈱(3877) 2020 年3月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 ……………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ………………………………………………… 6
四半期連結損益計算書 ……………………………………………………………………………………… 6
四半期連結包括利益計算書 …………………………………………………………………………………… 7
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………………… 8
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………………… 8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………………… 8
(セグメント情報) …………………………………………………………………………………………… 8
(重要な後発事象) …………………………………………………………………………………………… 9
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中越パルプ工業㈱(3877) 2020 年3月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
紙パルプ業界を取り巻く環境は、電子媒体へのシフトや少子・高齢化による構造的問題のため今後も一層厳しい
情勢が続くことが予想されます。
このような状況下、当社グループは、いかなる情勢の変化にも対応し、リスクを吸収できるしなやかな企業グル
ープの基盤を構築するため、中期3ヶ年計画『フォワード304』を策定し、2020年度末に営業利益30億円、ROE4%
の収益基盤の確立に向けて取り組んでおります。安定操業を第一にパルプ事業の強化や新たな紙の価値を創造し、
基幹事業である紙パルプ事業の収益基盤強化の取組みを進めています。2017年10月に営業運転を開始したO&Cア
イボリーボード株式会社の高板・加工原紙事業の収益基盤強化を図り、当社が得意とする食品容器分野において、
脱プラスチックへの時代の流れとともに需要開拓を強力に進め、高効率操業を達成して、早期に収益貢献できる体
制の構築に取り組んでおります。また、当社高岡工場内に高機能CNFパイロットプラントの建設を決定(2021年
4月稼動予定)し、高付加価値な製品を安定的に生産する体制を整備するとともに、新規事業分野の開拓を積極的
に展開してまいります。
当第1四半期連結累計期間の経営成績につきましては、印刷用紙・新聞用紙等の価格復元や安定操業の取組みに
より前第1四半期連結累計期間と比較し増収・損失の減少となりました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間の業績は以下のとおりとなりました。
連結売上高 23,409 百万円 (前年同四半期比 6.0%増)
連結営業損失 582 百万円 (前年同四半期は 1,345 百万円の連結営業損失)
連結経常損失 586 百万円 (前年同四半期は 1,165 百万円の連結経常損失)
親会社株主に帰属する四半期純損失 504 百万円 (前年同四半期は 1,183 百万円の親会社株主に帰属
する四半期純損失)
(紙・パルプ製造事業)
◎ 新聞用紙
新聞用紙の販売につきましては、販売価格の復元が収益に寄与するも、新聞各社の発行部数の減少と広告減が
影響した頁数の減少に歯止めがかからない状況が続いており、数量減が影響し金額も前年を下回りました。
◎ 印刷用紙
印刷用紙の販売につきましては、販売価格の復元が収益に大きく寄与し、数量・金額ともに前年を上回りま
した。紙媒体から電子媒体へのシフト等により国内需要の頭打ちの状況は続いていることから、東南アジアを
中心とした輸出や紙からパルプへの転換は状況を見据えて柔軟に対応してまいります。
◎ 包装用紙
包装用紙の販売につきましては、販売価格の復元が収益に寄与し、数量・金額ともに前年を上回りました。
国内販売は主力の米麦袋用原紙がフレコン化の影響で減少するも、前年数量を確保しました。
◎ 特殊紙・板紙及び加工品等
特殊紙・板紙及び加工品等の販売につきましては、需要が堅調な壁紙等で拡販に取組んだ結果、数量・金額と
もに前年を上回りました。
◎ パルプ
パルプの販売につきましては、パルプ事業の強化に取り組みましたが、当社主力工場である川内工場の停止が
前年と比較し長期間であったこともあり、数量・金額とも微減となりました。
これらにより、当事業の業績は以下のとおりとなりました。
連結売上高 20,567 百万円 (前年同四半期比 6.2%増)
連結営業損失 729 百万円 (前年同四半期は 1,643 百万円の連結営業損失)
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中越パルプ工業㈱(3877) 2020 年3月期 第1四半期決算短信
(発電事業)
発電事業につきましては、安定操業に努め前年並みの売上となりました。しかしながら、当社生産本部二塚製
造部において隔年で行っているボイラーの定期検査があったことにより減益となりました。
これらにより、当事業の業績は以下のとおりとなりました。
連結売上高 1,644 百万円 (前年同四半期比 0.2%増)
連結営業利益 206 百万円 (前年同四半期比 31.6%減)
(その他)
当社主力工場である川内工場において回収ボイラーの一部更新工事により定期点検停止が約 1.5 ヶ月と前年と
比較し長期間となったことにより、紙断裁選別包装・運送事業等の紙・パルプ製造事業を補助する「その他事業」
につきまして減益となりました。
これらにより、当事業の業績は以下のとおりとなりました。
連結売上高 4,592 百万円 (前年同四半期比 0.5%増)
連結営業損失 86 百万円 (前年同四半期は 38 百万円の連結営業損失)
(2)財政状態に関する説明
(総資産)
現金及び預金が 2,469 百万円減少したことや、当社工場の定期点検停止による生産減に伴い、商品及び製品が
1,740 百万円、受取手形及び売掛金が 1,173 百万円減少したことなどにより、総資産は前連結会計年度末に比べて
3.8%減少し、118,999 百万円となりました。
(負債)
当社工場の生産減に伴い支払手形及び買掛金が 2,482 百万円減少したことや、金融機関からの借入金が 1,214 百
万円減少したことなどにより、負債合計は前連結会計年度末に比べて 4.7%減少し、71,649 百万円となりました。
(純資産)
純資産合計は、前連結会計年度末に比べて 2.3%減少し、47,349 百万円となりました。これは主として利益剰余
金が親会社株主に帰属する四半期純損失 504 百万円、剰余金の配当 333 百万円による減少などにより 838 百万円減
少したことによります。また、自己資本比率は、前連結会計年度末とくらべて 0.5 ポイント増加し、39.7%となり
ました。
(3) 連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
2020 年3月期の業績予想につきましては、2019 年5月 15 日に公表しました「2019 年3月期決算短信」における
業績予想から見直しは行っておりません。
今後、何らかの変化がある場合には適切に開示してまいります。
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中越パルプ工業㈱(3877) 2020 年3月期 第1四半期決算短信
(3) 四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報)
Ⅰ 前第1四半期連結累計期間(自 2018 年4月1日 至 2018 年6月 30 日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント
その他
合計
紙・パルプ (注)
発電事業 計
製造事業
売上高
外部顧客への売上高 18,568 1,641 20,209 1,878 22,087
セグメント間の内部
791 ― 791 2,690 3,482
売上高又は振替高
計 19,360 1,641 21,001 4,568 25,570
セグメント利益
△1,643 302 △1,341 △38 △1,379
又は損失(△)
(注) 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、ナノフォレスト事業、紙加工
品製造事業、運送事業、設備設計施工・修理事業、原材料事業、紙断裁選別包装事業等を含んでおります。
2.報告セグメントの利益又は損失の金額の合計額と四半期連結損益計算書計上額との差額及び当該差額の主
な内容(差異調整に関する事項)
(単位:百万円)
利益又は損失(△) 金額
報告セグメント計 △1,341
「その他」の区分の利益 △38
セグメント間取引消去 21
棚卸資産の調整額 7
その他の調整額 5
四半期連結損益計算書の営業損失(△) △1,345
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中越パルプ工業㈱(3877) 2020 年3月期 第1四半期決算短信
Ⅱ 当第1四半期連結累計期間(自 2019 年4月1日 至 2019 年6月 30 日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント
その他
合計
紙・パルプ (注)
発電事業 計
製造事業
売上高
外部顧客への売上高 19,825 1,644 21,469 1,940 23,409
セグメント間の内部
741 ― 741 2,651 3,393
売上高又は振替高
計 20,567 1,644 22,211 4,592 26,803
セグメント利益
△729 206 △523 △86 △609
又は損失(△)
(注)「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、ナノフォレスト事業、紙加工品
製造事業、運送事業、設備設計施工・修理事業、原材料事業、紙断裁選別包装事業等を含んでおります。
2.報告セグメントの利益又は損失の金額の合計額と四半期連結損益計算書計上額との差額及び当該差額の主
な内容(差異調整に関する事項)
(単位:百万円)
利益又は損失(△) 金額
報告セグメント計 △523
「その他」の区分の利益 △86
セグメント間取引消去 19
棚卸資産の調整額 3
その他の調整額 3
四半期連結損益計算書の営業損失(△) △582
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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