3858 J-ユビキタスAI 2019-06-06 15:30:00
中期経営計画策定に関するお知らせ [pdf]

                                                  2019 年6月6日
各   位
                        会 社 名 株式会社ユビキタス AI コーポレーション
                        代 表 者 名 代 表 取 締 役 社 長   長 谷 川       聡
                        ( コ ー ド   3 8 5 8 、 東 証 J A S D A Q )
                        問 合 せ 先
                        役職・氏名 執 行 役 員 管 理 本 部 長  辰馬      正崇
                        電     話 0 3 - 5 9 0 8 - 3 4 5 1


                   中期経営計画策定に関するお知らせ


株式会社ユビキタスAIコーポレーション(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:長谷川 聡)は、
本年4月から3カ年にわたる中期経営計画 (2020年3月期~2022年3月期)を策定いたしましたので、
お知らせいたします。

1. 概要
2016年6月に策定(2017年6月に修正)した前中期経営計画(2017年3月期~2019年3月期)に対し
ては、組込み分野への注力等「選択と集中」を実行する一方、M&A等により事業ポートフォリオの分
散による安定した収益基盤の整備を進め、2期連続の営業黒字と8期ぶりの最終黒字を実現いたしま
した。

これに続く、本中期経営計画(2020年3月期~2022年3月期)の中期経営計画では、ソフトウェアプ
ロダクト事業の高速起動製品や、ソフトウェアディストリビューション事業のソフトウェア品質解析
ツール等、引き合いの多い製品、ツールの販売活動に注力することにより、収益拡大を実現しつつ、
中長期におけるさらなる成長への足掛かりとして、IoTセキュリティソリューション、IoTセキュリテ
ィ検証サービス等の新規取り組み事業や、5G、CASE、IoT、Cloud、AI、Robotics等のテクノロジート
レンドを意識した新製品の開発、新商材獲得を行ってまいります。

このような活動により、本中期経営計画最終年度の2022年3月期には、売上高2,740百万円、営業利益
150百万円を、その翌年度の2023年3月期には、売上高3,000百万円、営業利益300百万円(売上高営業
利益率10%)以上の達成を目指してまいります。




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2. 各事業の取り組み


ソフトウェアプロダクト事業

2020年3月期より、自社開発製品に関するセグメントとして、従来のコネクティビティ&セキュリティ
事業及び組込みソフトウェア事業を統合し、ソフトウェアプロダクト事業にセグメントを変更いたし
ます。
当セグメントは、高速起動製品を収益の柱とした事業展開を進めてまいります。車載機器を中心に
Linux/Android搭載機器向けに幅広く展開し、更なる高速化のための研究開発を行ってまいります。
また、セキュアなIoTサービスを実現するためのソリューション「Edge Trust」といった提携先企業と
の協業によるサービスを含め、自動車・IoT分野を中心とした組込み機器向けネットワーク・セキュリ
ティ関連製品の展開を推進してまいります。
加えて、ソフトウェアディストリビューション事業の海外パートナーとの連携による共同製品開発・
海外での販売も進めてまいります。

以上により、当セグメントは、2022年3月期は2019年3月期とほぼ同水準の700百万円の売上高を目指
してまいります。


ソフトウェアディストリビューション事業

当セグメントでは、ワイヤレス製品、BIOS製品等の既存顧客との取引を維持するとともに、海外組込
みソフトウェア製品の取扱数の増加に伴う人員の採用を強化し、収益拡大につなげてまいります。
特に、ソフトウェア品質向上支援ツールの販売を強化し、       ストック型の収益を拡大させてまいります。
また、新たに、Beyond Security社と共同開発した検証ツール「beSTORM X」を利用した「IoTセキュリ
ティ検証サービス」に取り組んで参ります。
加えて、海外パートナーとの共同製品開発による販売権の安定化と国内企業のニーズに合わせた製品
化を進めてまいります。

以上により、当セグメントは、2022年3月期は、2019年3月期から約20%増の1,580百万円の売上高を
目指してまいります。


ソフトウェアサービス事業

当セグメントでは、引き続き、車載機器メーカーを中心とした受託開発・音楽関連データコンテンツ
ライセンスの取引を維持するとともに、Web・スマートデバイス向けから組込み機器向けまで幅広い範
囲の開発案件対応により安定した顧客との取引を実現してまいります。また、グループ連携による受
託開発案件の獲得も進めてまいります。

以上により、当セグメントは、2022年3月期は2019年3月期から約15%増の460百万円の売上高を目指
してまいります。




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当社は、組込みソフトウェアNo.1ベンダーを目指し、新たな中期経営計画期間を持続的な成長に向け
た足場固め期間として位置付け、さらなる企業価値の向上のため取り組んでまいります。株主の皆様
におかれましては、今後ともより一層のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。


(注)
本資料は、現時点において入手可能な情報に基づき合理的に判断して作成したものでありますが、今
後様々な要因によって変動する可能性があることをご承知おきください。




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