3849 A-NTL 2020-12-25 17:00:00
2021年3月期通期業績予想及び当社の現況に関するお知らせ [pdf]
2020 年 12 月 25 日
各 位
会社名 日本テクノ・ラボ株式会社
代表者 代表取締役社長 松村 泳成
コード番号 3849
(札幌証券取引所アンビシャス)
問合先 管理部長 鈴木 孝男
TEL 045-263-8546
2021 年3月期通期業績予想及び当社の現況に関するお知らせ
最近の業績の動向等を踏まえ、2021年3月期通期(2020年4月1日~2021年3月31日)の業績を下記
のとおり予想いたします。また、当社の現況に関しましてお知らせいたします。
記
1.通期業績数値の予想(2020年4月1日 ~ 2021年3月31日)
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
当期純利益
単位 百万円 百万円 百万円 百万円 円.銭
通期業績数値の予想 550 30 30 20 12.27
(注)1株当たり当期純利益に関しましては、期末における予想期中平均株式数(1,630,503株)にて
算出しております。
2.通期業績予想の発表につきまして
当期は、昨年度第3四半期より顕在化したコロナ禍により、当初予定していた既存顧客からの受注
が激減したことにより売上が多きく減少し業績は低調に推移いたしましたが、当期通期の見通しがで
きましたので、通期業績予想を発表いたします。
3.当社の現況につきまして
イメージング&プリンタコントローラ事業におきましては、当期上期は見込まれていました受注が
激減したことにより売上が多きく減少し業績は低調に推移いたしましたが、コロナ禍により一時停止
していた大口顧客の事業の再開に伴い、当期下期は、当社が来年度に納品するための案件を受注する
こと、また、さらなる案件を、来年度以降においても受注することを見込んでおります。
セキュリティ事業のセキュリティプリントシステム部門におきましては、印刷セキュリティソリュ
ーション(製品名:SPSE)の中央省庁からの受注が実現いたしました。当社の SPSE は、性能面および
機能面において高い評価を受けたことが受注の理由ですので、当社の優位性が認知されたことを意味
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し、来期以降、日本全国の自治体への横展開が見込まれます。
セキュリティ事業の統合監視映像システム部門におきましては、過去の実績により、会社名、製品
名の知名度が向上しておりますので、監視カメラビデオサーベイランスシステム FIRE DIPPER の引き
合いが堅調です。具体的には、発電所、高速道路、原子力発電所、気象庁などの公共インフラを対象
とした大型商談がよせられております。
現況としましては、イメージング&プリンタコントローラ事業およびセキュリティ事業の動向が会
社の方向性を決定いたしますので、当面は、これらの二事業に注力してまいります。
以下に、全事業の現状と展望を述べます。
・イメージング&プリンタコントローラ事業
当事業におきましては、新規顧客の開拓よりもすでに実績のある大型案件(高額、ハイエンド)二
社からの受注推進、関係強化に集中しております。現在のところ、この大手二社との関係は非常に良
好で、当社の保有するインクジェットラインヘッド制御および周辺ソフトウェアは、他に代替えがで
きない水準との評価をいただいております。今後におきましても、競合他社との技術差を明確にし、
確立された当社の優位性をさらに拡大してまいります。
弊社との取引関係が先行している一社は、コロナ禍が落ち着くまで、営業、機械製造を休止してお
りましたが、コロナ禍後を見据えて、再開の体制を整えつつあります。印刷の品質を維持するための
新機能の搭載も実現しております。先方の製造販売計画によれば、来期は、第1四半期より、当社か
らの納品が再開され、当社の年間販売額は高額になることが見込まれております。
もう一社の有力顧客は、紙幣、有価証券の印刷機を製造する社歴 100 有余年の老舗企業で、現在の
主力製品であるオフセット印刷機の後継機として、インクジェットヘッドを採用した高品位デジタル
印刷機を過去 10 有余年開発してまいりました。この間、当社はヘッドの制御技術を提供して、本日に
至っており、今後数年間のフォーキャストは、すでに顧客先に設置されている多数のオフセット印刷
機をリプレースすることが主力事業となり、それに伴い、当社は、今期内に第1ロットのオーダーを
受注することが見込まれております。
両社は、複数の開発試作機を製造し、量産モデルの完成に至っております。現在、量産モデルの確
定、価格の決定、品質管理、保証などの諸事項を決定しつつあります。両社は、当社にとって、コア
な顧客であり、当社の長年の研究開発の成果であります。来期以降、当社の両社に対する年間販売額
は高額になることが見込まれております。当社といたしましては、競合他社との技術差を明確にして、
当社の優位性をさらに拡大してまいります。
両社以外としましては、中堅オフセット印刷機メーカーが、デジタル印刷機の開発に当社技術を採
用し、主な市場である東欧諸国に向けて量産化を実現いたしました。その他、有機ELディスプレイ
のカラーフィルター製造用のインクジェット吐出装置、3Dプリンタヘッド制御装置の引き合いがあ
りますが、業績にはすぐには寄与せず、数年先を見越しての事業になります。
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・ストレージソリューション事業
当事業におきましては、引き続き可搬型記憶媒体システムの単体ドライブ対応ソフトであるシング
ルドライブスタンドアローンシステムをベースに、低価格システムの提案を行いつつ、ユーザーに対
して弊社ソフトウェアの新規導入を勧めてまいります。また、3.3 テラバイトのブルーレイメディアカ
セットのみならず、12 テラバイトの LTO-8 のバリュームフェライト素材で作成されたテープメディア
を使用することにより長期保存、アーカイブシステムの提案を行い、将来のライブラリシステムの導
入を勧める営業活動を行ってまいります。昨今、ペタバイトクラスの大容量アーカイブの引き合いも
増えてきておりますので、大型案件の獲得も目指してまいります。現在、当装置を、主にブルーレイ
記憶装置の製造会社に販売し、データの保管・運用が喫緊の課題である病院などの医療現場、医療研
究部署用に納入され始め、次第に納入数が増えております。また、当装置は、大容量データを一括管
理しなければならない国家プロジェクト、先端研究分野、テレコム産業等に大きな需要があると思わ
れますので、今後は、この様な大型プロジェクトの企業向けに販売を促進してまいります。
・セキュリティ事業
当事業のセキュリティプリントシステム部門におきましては、引き続き、省庁、自治体における印
刷セキュリティ管理の導入を進めております。当ソリューションは、民間企業、金融機関と公共団体
への導入実績があり、オフィス内の印刷可視化とセキュリティに関しましては、販売開始から 10 年近
くを経過した現在でも十分な需要があります。ネットワーク分離などのオフィスセキュリティが浸透
したことで、印刷セキュリティの需要がよりさらに高まったという感触を得ております。最近は中央
省庁に導入が決まりましたが、現在稼働中の競合他社製品をリプレースすることになっております。
5年前、この省庁に導入された競合会社の当該システムと比較し、当社セキュリティプリントシステ
ム(製品名:SPSE)の品質の高さ、信頼性の高さが評価され、採用されました。中央省庁への納入が
公になった時点で、他の省庁、地方自治体への宣伝活動を積極的に行ってまいります。サイバーセキ
ュリティソリューションにつきましては、未知の脅威に対抗するための脆弱性診断を開始し、ユーザ
ーのニーズにお応えできるサービス展開を行っております。高品質なサービス体制で、顧客からの評
価も高く、サイバーセキュリティニーズの高まりが今後本格的になることを想定し、積極的に宣伝広
報を進めてまいります。
当事業の統合監視映像システム部門におきましては、現在、堅調に電力や公共案件の受注活動を行っ
ております。また、商業施設案件については受注確度を上げるため、同業他社との製品差別化ができる
よう、マスク顔認証、人体個人認証(顔認証は個人情報の観点から禁止になることも想定し)など新機
能の開発を行っております。これにより販売の横展開が効率よく進むことが期待できます。一方、プラ
ント監視ですが、現在数件の受注を得ており、今後数年の具体的な受注予定も視野に入りました。従来
の公共系中心から民間系も含めた当社ターゲット市場が拡大しつつあります。防犯、防災、テロ対策等
で、監視カメラのニーズは現在も拡大基調にあり、公共交通系で多くの実績がある統合監視ソフトウェ
ア(製品名:FIRE DIPPER)のニーズは今後も増加傾向にあります。また、商品がグローバル市場に
向いた商品であるため、海外にて活躍する企業より引き合いがあり、現地訪問などを行って営業活動を
活発化させており、ここ数ヶ月内には海外進出が実現する見込みです。
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・ビジネスソリューション事業
当事業におきましては、サービスを通じて既存顧客を積極的に維持するとともに、当社の技術、およ
びノウハウにより問題を解決し、顧客満足度の向上、および顧客の企業価値を高めることに努めてまい
ります。同時に、最新の市場ニーズや動向をくみ上げ、既得技術の水平展開を図ります。また、注目さ
れる新規分野への参入に、戦略的な意思を持って取り組んでまいります。
以上
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