3847 J-パシフィックS 2021-11-12 11:00:00
2022年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2022年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年11月12日
上 場 会 社 名 パシフィックシステム株式会社 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 3847 URL http://www.pacific-systems.co.jp
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 渡邊 泰博
問合せ先責任者 (役職名) 総務部長 (氏名) 土谷 稔 (TEL) 048-845-2200
四半期報告書提出予定日 2021年11月12日 配当支払開始予定日 2021年12月6日
四半期決算補足説明資料作成の有無 :無
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2022年3月期第2四半期の連結業績(2021年4月1日~2021年9月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2022年3月期第2四半期 5,174 25.2 269 53.6 271 48.3 187 861.5
2021年3月期第2四半期 4,133 △12.1 175 △46.1 183 △44.0 19 △91.5
(注) 包括利益 2022年3月期第2四半期 205百万円( 268.8%) 2021年3月期第2四半期 55百万円( △75.0%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2022年3月期第2四半期 126.44 ―
2021年3月期第2四半期 13.15 ―
(注)「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号2020年3月31日)等を当第1四半期連結会計期間の期首か
ら適用しており、2022年3月期第2四半期に係る各数値については、当該会計基準等を適用した後の数値となっ
ております。
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2022年3月期第2四半期 8,365 5,363 64.1
2021年3月期 9,445 5,317 56.3
(参考) 自己資本 2022年3月期第2四半期 5,363百万円 2021年3月期 5,317百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2021年3月期 ― 0.00 ― 125.00 125.00
2022年3月期 ― 62.50
2022年3月期(予想) ― 62.50 125.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.2022年3月期の連結業績予想(2021年4月1日~2022年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 10,000 △5.6 719 △0.3 723 △1.6 497 26.3 336.04
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 :無
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :有
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :有
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2022年3月期2Q 1,480,000株 2021年3月期 1,480,000株
② 期末自己株式数 2022年3月期2Q 365株 2021年3月期 365株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2022年3月期2Q 1,479,635株 2021年3月期2Q 1,479,635株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
・本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は当社が現在入手している情報及び合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想
の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については添付資料3ページ「1.当四半期決算
に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
パシフィックシステム株式会社(3847) 2022年3月期 第2四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………4
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………8
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………8
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) …………………………………………8
(会計方針の変更) ……………………………………………………………………………………9
(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………10
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パシフィックシステム株式会社(3847) 2022年3月期 第2四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて、厳しい状況にあり
ます。ワクチン接種等の感染拡大防止策の効果により、景気の持ち直しが期待されているものの、先行きについては
依然として不透明な状況が続くものと予想されます。
当社グループが属する情報サービス業界におきましては、そのような環境の中でも、AIやIoTなどのデジタル技術
を利用したデジタルトランスフォーメーション(DX)への取り組みが増加する一方で、新型コロナウイルス感染症拡
大による情報化投資の抑制・延期などの影響もみられます。
このような状況のもと、当社グループは顧客・社員の安全衛生の確保を優先するため、テレワークや時差出勤、リ
モートによる商談などを推進し、一定の営業活動を維持してまいりました。
その結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は、機器等販売、ソフトウェア開発、システム販売、システム運
用・管理等の全てのセグメントで増加となり、5,174百万円(前年同期比25.2%増)となりました。損益につきまし
ては売上高の増加等により、営業利益269百万円(同53.6%増)、経常利益271百万円(同48.3%増)、親会社株主に
帰属する四半期純利益187百万円(同861.5%増)となりました。なお、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基
準第29号2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)等の適用により売上高は41百万円減少、売上原価は
89百万円減少、営業利益は48百万円増加、経常利益及び税金等調整前四半期純利益はそれぞれ49百万円増加しており
ます。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりです。
①機器等販売
売上高は代理取引判断による純額計上やコロナ禍による受注の減少がありましたが、機器の納期遅延で今年
度に繰り越されたGIGAスクール構想案件による受注の増加により、1,434百万円(前年同期比75.9%増)となり
ました。セグメント損益は売上高の増加により、161百万円の利益(同679.1%増)となりました。なお、収益
認識会計基準等の適用により売上高は231百万円減少しておりますが、セグメント利益への影響は軽微でありま
す。
②ソフトウェア開発
売上高はコロナ禍における受注の減少や開発案件の遅延がありましたが、前年度から継続していた開発案件
の計上等により、827百万円(前年同期比25.5%増)となりました。セグメント損益は不採算案件の発生によ
り、57百万円の利益(同50.5%減)となりました。なお、収益認識会計基準等の適用により売上高は131百万円
増加し、セグメント利益は27百万円増加しております。
③システム販売
売上高はインフラサービスの大型プロジェクトの延期、コロナ禍でセンシング関連(画像処理システム)や
医療、BP関連等で受注の減少がありましたが、GIGAスクール構想案件や生コン関連等で受注が増加したことに
より、1,241百万円(前年同期比15.3%増)となりました。セグメント損益は売上高の増加により、101百万円
の利益(同15.2%増)となりました。なお、収益認識会計基準等の適用により売上高は60百万円増加し、セグ
メント利益は20百万円増加しております。
④システム運用・管理等
売上高はシステム運用支援やデータセンタ業務等の増加により、1,671百万円(前年同期比5.6%増)となり
ました。セグメント損益は売上高の増加により、538百万円の利益(同11.4%増)となりました。なお、収益認
識会計基準等の適用による売上高への影響は軽微であり、セグメント利益に影響はありません。
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パシフィックシステム株式会社(3847) 2022年3月期 第2四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
(資産)
流動資産は、前連結会計年度末に比べて18.2%減少し、5,236百万円となりました。これは、主に現金及び預金が
886百万円増加したものの受取手形、売掛金及び契約資産が1,299百万円、仕掛品が712百万円減少したことによりま
す。
固定資産は、前連結会計年度末に比べて2.7%増加し、3,129百万円となりました。これは、主に有形固定資産そ
の他に含まれる建設仮勘定が57百万円減少したものの、有形固定資産その他に含まれる賃貸資産が166百万円増加し
たことによります。
この結果、総資産は、前連結会計年度末に比べて11.4%減少し、8,365百万円となりました。
(負債)
流動負債は、前連結会計年度末に比べて32.9%減少し、2,316百万円となりました。これは、主に短期借入金が
150百万円増加したものの、買掛金が1,314百万円減少したことによります。
固定負債は、前連結会計年度末に比べて1.7%増加し、685百万円となりました。これは、主にその他に含まれる
リース債務が15百万円増加したことによります。
この結果、負債合計は、前連結会計年度末に比べて27.3%減少し、3,001百万円となりました。
(純資産)
純資産合計は、前連結会計年度末に比べて0.9%増加し、5,363百万円となりました。これは、主に株主配当金の
支払が184百万円あったものの、親会社株主に帰属する四半期純利益を187百万円計上したことによります。なお、
収益認識会計基準等の適用により、利益剰余金の期首残高が25百万円増加したことにより純資産が増加しておりま
す。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
当第2四半期連結累計期間の業績は概ね当初予想通りに推移しており、通期の業績予想につきましては、2021年5
月13日に公表した予想に変更はありません。
当連結会計年度(2022年3月期)の業績見通しにつきましては、売上高10,000百万円、営業利益719百万円、経常利
益723百万円、親会社株主に帰属する当期純利益497百万円を見込んでおります。
業績予想につきましては、現時点で入手可能な情報に基づき当社で判断したものであり、実際の業績は、経済情勢、
事業運営における内外の状況変化等により、予想値と異なる場合があります。今後、何らかの変化がある場合には適
切に開示してまいります。
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パシフィックシステム株式会社(3847) 2022年3月期 第2四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2021年3月31日) (2021年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 1,488,914 2,375,538
受取手形及び売掛金 3,091,891 -
受取手形、売掛金及び契約資産 - 1,791,975
リース投資資産 470,616 448,983
商品及び製品 57,747 46,794
仕掛品 1,111,582 399,241
原材料及び貯蔵品 27,892 29,388
その他 150,986 146,054
貸倒引当金 △2,256 △1,851
流動資産合計 6,397,376 5,236,124
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 741,163 715,662
土地 531,977 531,977
その他(純額) 683,863 832,620
有形固定資産合計 1,957,005 2,080,260
無形固定資産 428,116 405,409
投資その他の資産
退職給付に係る資産 189,827 198,392
その他 475,708 449,403
貸倒引当金 △2,438 △4,286
投資その他の資産合計 663,097 643,509
固定資産合計 3,048,219 3,129,180
資産合計 9,445,595 8,365,304
負債の部
流動負債
買掛金 1,952,189 637,420
短期借入金 - 150,000
未払費用 255,428 247,683
未払法人税等 80,658 87,434
賞与引当金 462,495 374,675
受注損失引当金 19,567 64,877
アフターコスト引当金 43,717 58,394
その他 639,850 695,523
流動負債合計 3,453,907 2,316,010
固定負債
退職給付に係る負債 20,546 19,780
その他 653,846 666,124
固定負債合計 674,392 685,904
負債合計 4,128,300 3,001,914
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パシフィックシステム株式会社(3847) 2022年3月期 第2四半期決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2021年3月31日) (2021年9月30日)
純資産の部
株主資本
資本金 777,875 777,875
資本剰余金 239,946 239,946
利益剰余金 4,229,499 4,257,304
自己株式 △737 △737
株主資本合計 5,246,583 5,274,388
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 124,621 136,988
退職給付に係る調整累計額 △53,909 △47,986
その他の包括利益累計額合計 70,712 89,002
純資産合計 5,317,295 5,363,390
負債純資産合計 9,445,595 8,365,304
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第2四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
売上高 4,133,991 5,174,350
売上原価 3,098,068 3,990,172
売上総利益 1,035,923 1,184,177
販売費及び一般管理費 860,276 914,346
営業利益 175,646 269,831
営業外収益
受取利息 13 14
受取配当金 2,286 2,366
受取手数料 909 905
受取保険料 6,000 -
その他 1,325 1,251
営業外収益合計 10,534 4,537
営業外費用
支払利息 1,304 2,098
売上割引 1,020 -
支払手数料 402 401
その他 228 86
営業外費用合計 2,955 2,586
経常利益 183,226 271,782
特別損失
固定資産除却損 2,380 952
支払補償金 145,000 -
特別損失合計 147,380 952
税金等調整前四半期純利益 35,845 270,829
法人税等合計 16,388 83,746
四半期純利益 19,457 187,083
親会社株主に帰属する四半期純利益 19,457 187,083
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四半期連結包括利益計算書
第2四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
四半期純利益 19,457 187,083
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 31,694 12,367
退職給付に係る調整額 4,535 5,923
その他の包括利益合計 36,229 18,290
四半期包括利益 55,686 205,373
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 55,686 205,373
非支配株主に係る四半期包括利益 - -
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パシフィックシステム株式会社(3847) 2022年3月期 第2四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
前第2四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年9月30日)
1.配当金支払額
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(千円) 配当額(円)
2020年5月25日
普通株式 177,556 120 2020年3月31日 2020年6月30日 利益剰余金
取締役会
2.基準日が当第2四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第2四半期連結会計期間の末
日後となるもの
該当事項はありません。
3.株主資本の著しい変動
該当事項はありません。
当第2四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年9月30日)
1.配当金支払額
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(千円) 配当額(円)
2021年5月13日
普通株式 184,954 125 2021年3月31日 2021年6月21日 利益剰余金
取締役会
2.基準日が当第2四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第2四半期連結会計期間の末
日後となるもの
配当金の総額 1株当たり
決議 株式の種類 基準日 効力発生日 配当の原資
(千円) 配当額(円)
2021年11月12日
普通株式 92,477 62.5 2021年9月30日 2021年12月6日 利益剰余金
取締役会
3.株主資本の著しい変動
該当事項はありません。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
税金費用の計算
税金費用については、当第2四半期連結会計期間を含む連結会計年度の税引前当期純利益に対する税効果会計
適用後の実効税率を合理的に見積り、税引前四半期純利益に当該見積実効税率を乗じて計算しております。
ただし、当該見積実効税率を用いて税金費用を計算すると著しく合理性を欠く結果となる場合には、法定実効
税率を使用する方法によっております。
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(会計方針の変更)
(収益認識に関する会計基準等の適用)
「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)
等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用し、約束した財又はサービスの支配が顧客に移転した時点で、当
該財又はサービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識することといたしました。
これによる主な変更点としては、ソフトウェア開発及びシステム販売の案件において、従来は原則一時点で収
益を認識しておりましたが、履行義務の識別及び充足時点について検討した結果、一部の案件については一定期
間にわたり収益を認識することとしております。また機器等販売の案件において、本人・代理人の検討の結果、
一部の案件について代理人に該当したため、顧客から受け取る額から仕入先に支払う額を控除した純額で収益を
認識することとしております。
収益認識会計基準等の適用については、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取扱いに従って
おり、当第1四半期連結会計期間の期首より前に新たな会計方針を遡及適用した場合の累積的影響額を当第1四
半期連結会計期間の期首の利益剰余金に加減し、当該期首残高から新たな会計方針を適用しております。ただし、
収益認識会計基準第86項に定める方法を適用し、当第1四半期連結会計期間の期首より前までに従前の取扱いに
従ってほとんどすべての収益の額を認識した契約に新たな会計方針を遡及適用しておりません。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は41百万円減少、売上原価は89百万円減少、営業利益は48百万
円増加、経常利益及び税金等調整前四半期純利益はそれぞれ49百万円増加しております。また、利益剰余金の当
期首残高は25百万円増加しております。
収益認識会計基準等を適用したため、前連結会計年度の連結貸借対照表において、「流動資産」に表示してい
た「受取手形及び売掛金」は、当第1四半期連結会計期間より「受取手形、売掛金及び契約資産」に含めて表示
することといたしました。なお、収益認識会計基準第89-2項に定める経過的な取扱いに従って、前連結会計年度
について新たな表示方法により組替えを行っておりません。
(時価の算定に関する会計基準等の適用)
「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号 2019年7月4日。以下「時価算定会計基準」とい
う。)等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用し、時価算定会計基準第19項及び「金融商品に関する会計
基準」(企業会計基準第10号 2019年7月4日)第44-2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基
準等が定める新たな会計方針を将来にわたって適用することとしております。なお、四半期連結財務諸表に与え
る影響はありません。
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(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第2四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年9月30日)
報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期連結
調整額 損益計算書
ソフトウェ システム システム運 (注)1 計上額
機器等販売 計 (注)2
ア開発 販売 用・管理等
売上高
外部顧客への売上高 815,320 659,205 1,076,210 1,583,255 4,133,991 ― 4,133,991
セグメント間の内部売上高
292 1,102 15,439 4,902 21,735 △21,735 ―
又は振替高
計 815,612 660,307 1,091,649 1,588,157 4,155,727 △21,735 4,133,991
セグメント利益 20,706 116,144 87,779 483,827 708,457 △532,810 175,646
(注)1 セグメント利益の調整額△532,810千円は、各報告セグメントに配分していない全社費用等であります。全
社費用は、主に報告セグメントに帰属しない販売費及び一般管理費であります。
2 セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
Ⅱ 当第2四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期連結
調整額 損益計算書
ソフトウェ システム システム運 (注)1 計上額
機器等販売 計 (注)2
ア開発 販売 用・管理等
売上高
外部顧客への売上高 1,434,366 827,063 1,241,147 1,671,772 5,174,350 ― 5,174,350
セグメント間の内部売上高
4,509 4,547 4,279 3,000 16,335 △16,335 ―
又は振替高
計 1,438,875 831,610 1,245,426 1,674,773 5,190,686 △16,335 5,174,350
セグメント利益 161,331 57,494 101,094 538,910 858,831 △589,000 269,831
(注)1 セグメント利益の調整額△589,000千円は、各報告セグメントに配分していない全社費用等であります。全
社費用は、主に報告セグメントに帰属しない販売費及び一般管理費であります。
2 セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントの変更等に関する事項
会計方針の変更に記載の通り、当第1四半期連結会計期間の期首から収益認識会計基準等を適用し、収益認識に
関する会計処理方法を変更したため、事業セグメントの利益又は損失の算定方法を同様に変更しております。
当該変更により、従来の方法に比べて、当第2四半期連結累計期間の「機器等販売」の売上高は231,880千円減
少、セグメント利益は53千円増加し、「ソフトウェア開発」の売上高は131,224千円増加、セグメント利益は27,953
千円増加し、「システム販売」の売上高は60,614千円増加、セグメント利益は20,170千円増加し、「システム運
用・管理等」の売上高は983千円減少、セグメント利益に影響はありませんでした。
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