3845 J-アイフリーク 2019-02-08 15:30:00
平成31年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
平成31年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
平成31年2月8日
上場会社名 株式会社 アイフリーク モバイル 上場取引所 東
コード番号 3845 URL http://www.i-freek.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 上原 彩美
問合せ先責任者 (役職名) 取締役兼管理部長 (氏名) 紀伊 克彦 TEL 092-471-5211
四半期報告書提出予定日 平成31年2月8日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 平成31年3月期第3四半期の連結業績(平成30年4月1日∼平成30年12月31日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する四
売上高 営業利益 経常利益
半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
31年3月期第3四半期 820 ― △217 ― △217 ― △219 ―
30年3月期第3四半期 ― ― ― ― ― ― ― ―
(注)包括利益 31年3月期第3四半期 △221百万円 (―%) 30年3月期第3四半期 ―百万円 (―%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
31年3月期第3四半期 △13.94 ―
30年3月期第3四半期 ― ―
(注)平成31年3月期第1四半期より四半期連結財務諸表を作成しているため、平成30年3月期第3四半期の数値及び対前年同四半期増減率については
記載しておりません。
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
31年3月期第3四半期 975 633 64.2 39.12
30年3月期 ― ― ― ―
(参考)自己資本 31年3月期第3四半期 626百万円 30年3月期 ―百万円
(注)平成31年3月期第1四半期より四半期連結財務諸表を作成しているため、平成30年3月期の数値については記載しておりません。
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
30年3月期 ― 0.00 ― 0.00 0.00
31年3月期 ― ― ―
31年3月期(予想) 0.00 0.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 平成31年 3月期の連結業績予想(平成30年 4月 1日∼平成31年 3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 1,175 ― △346 ― △345 ― △357 ― △24.86
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
(注)当社は、平成31年3月期第1四半期より、従来の単体決算から連結決算へ移行しているため、四半期連結財務諸表を作成しており、対前期増減率に
ついては記載しておりません。
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ― 社 (社名) 、 除外 ― 社 (社名)
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 31年3月期3Q 16,022,200 株 30年3月期 14,362,200 株
② 期末自己株式数 31年3月期3Q 300 株 30年3月期 300 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 31年3月期3Q 15,783,653 株 30年3月期3Q 13,907,736 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の
業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。なお、業績予想の前提となる過程及び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、添
付資料3ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
株式会社アイフリークモバイル(3845)平成31年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 5
四半期連結損益計算書 5
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 5
四半期連結包括利益計算書 6
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 7
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 7
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 8
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株式会社アイフリークモバイル(3845)平成31年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
当社グループは、第1四半期連結会計期間より、四半期連結財務諸表を作成しているため、前年同四半期連結累計期
間及び前連結会計年度末の比較については、記載しておりません。
(1)経営成績に関する説明
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収入の向上や雇用情勢の改善を背景に緩やかに景気の回
復が進んでおります。一方で、海外経済の不確実性、金融資本市場の変動の影響等により、景気の先行きは依然と
して不透明な状況で推移しました。
このような状況のもと、当社グループは、スタンプやデコメを中心に事業を展開しているモバイルコンテンツ事
業とコンテンツクリエイターサービス事業において事業基盤の強化に取り組んでまいりましたが、更なる収益性向
上に向けて、今まで培ったモバイルコンテンツ事業のノウハウを活用した、チャットツールに仮想通貨トークンを
管理するウォレット機能を搭載したアプリChallet(チャレット)を主軸とした新たな事業への転換に向けて大き
く舵を切りました。次に、これまで育成してきた3D技術者が行う3D制作プロジェクト「子ども向けバーチャル
YouTuber「わたこ」」を始動いたしました。また、平成30年12月25日に、株式会社フリー及びリアルタイムアニバ
ーサリー株式会社の株式を取得し、完全子会社化をおこないました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高820,797千円、営業損失217,653千円、経常損失217,378
千円、親会社株主に帰属する四半期純損失219,979千円となりました。
各セグメントの業績は、次のとおりであります。
<モバイルコンテンツ事業>
モバイルコンテンツ事業におきましては、『デココレ』『photodeco』では、パディントン(TM)や、もちもち
ぱんだなどの有名コンテンツとのコラボレーションをいたしました。また、『デココレ』内において人気の「ぱん
だっち」の絵文字を、新たに開始されたLINE Creators Marketで発売するなど、利用促進と退会抑止施策を継続し
て行っておりますが、新たなプラットフォームへの展開の遅れが依然業績に影響をしております。しかしながら、
今後の展開を見据え、販路拡大に向けた取り組みや、第1四半期より実施している既存サービスの見直し・精査を
継続し、総合事業へのステップに向けた施策を行っております。
『森のえほん館』(電子絵本)では、毎週1冊の新作絵本の配信を行っており、配信している絵本が500冊を突
破いたしました。また、楽天リワードと連携し、絵本を読むと楽天スーパーポイントが貯まる施策を実施するな
ど、新規ユーザーの獲得や継続して利用いただくための新たな施策も行いました。また、開発を進めていた語学学
習にフォーカスした森のえほん館の新バージョンアプリ『なないろえほんの国』をリリースいたしました。
以上の結果、モバイルコンテンツ事業は、売上高260,628千円、セグメント利益41,700千円となりました。
<コンテンツクリエイターサービス(CCS)事業>
CCS事業におきましては、市場の慢性的なエンジニア不足により、需要は活況となり、平成30年11月には業務
拡大に伴い築地オフィスを新設し移転いたしました。一方で、技術革新が進むIT業界において人材育成は深刻な
課題であり、当社はクリエイタースタッフを市場ニーズに即したエンジニアに育成することが重要だと捉えており
ます。そのため引き続き当社の新規事業や社内プロジェクトに参画し、実践を通じた技術力の向上を行う教育をプ
ライオリティ高く実施しております。また、日本全体としての労働人口の減少に伴う採用難易度の高まりは当社に
とっても課題となっております。
以上の結果、CCS事業は、売上高549,298千円、セグメント利益41,935千円となりました。
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株式会社アイフリークモバイル(3845)平成31年3月期 第3四半期決算短信
<IP事業>
IP事業におきましては、クリエイターの作品(知的財産)を世の中へ広めていくことを目的に、キャラクタ
ー、マンガ、映像など知的財産を活用する購入型クラウドファンディングサイト『ミライッポ startup IPO』にお
いて、第1弾のクラウドファンディングプロジェクトを公開し、目標支援額113%を達成しプロジェクトが成立い
たしました。以降も継続してクラウドファンディングプロジェクトを公開しております。また、チャットツールに
仮想通貨トークンを管理するウォレット機能を搭載したアプリChalletの開発を行いAndroid版のアプリとしてリリ
ースいたしました。さらに、Challetを企業の要望に応じてカスタマイズするチャットソリューションとしての提
供を開始いたしました。
また、連結子会社である株式会社アイフリークサンタファンドを主催とし、尾田栄一郎著作の『ONE PIECE』の
展覧会「Eiichiro Oda presents Hello, ONE PIECE Luffy is here!」に続き、漫画『ONE PIECE』の世界観に入り
込んだような体験を楽しめるリアル脱出ゲーム「ONE PIECE PUZZLE HUNT」をシンガポール共和国において開催す
る権利を獲得いたしました。
以上の結果、IP事業は、売上高10,870千円、セグメント損失128,613千円となりました。
(2)財政状態に関する説明
当第3四半期連結会計期間末における流動資産は、834,953千円となりました。主な内訳は、現金及び預金が
572,284千円、売掛金が198,170千円、仕掛品が27,582千円、前払費用が29,186千円等であります。
固定資産は、141,039千円となりました。主な内訳は、有形固定資産が25,918千円、無形固定資産が60,626千
円、投資その他の資産が54,494千円であります。
以上の結果、資産合計は、975,993千円となりました。
流動負債は、334,191千円となりました。主な内訳は、買掛金が21,459千円、短期借入金が100,000千円、未払金
が68,069千円、預り金が42,039千円、未払費用が72,829千円等であります。
固定負債は、7,892千円となりました。
以上の結果、負債合計は342,083千円となりました。
純資産は、633,909千円となりました。主な内訳は、資本金が1,058,598千円、資本剰余金が1,058,604千円、利
益剰余金が△1,484,183千円であり、自己資本比率は64.2%となりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
当社は、平成31年3月期第1四半期より、従来の単体決算から連結決算へ移行しております。なお、平成31年3
月期の通期連結業績予想につきましては、平成31年2月1日公表の業績予想からの変更はありません。
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株式会社アイフリークモバイル(3845)平成31年3月期 第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
当第3四半期連結会計期間
(平成30年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 572,284
売掛金 198,170
商品 5,765
仕掛品 27,582
前払費用 29,186
その他 2,366
貸倒引当金 △400
流動資産合計 834,953
固定資産
有形固定資産 25,918
無形固定資産 60,626
投資その他の資産 54,494
固定資産合計 141,039
資産合計 975,993
負債の部
流動負債
買掛金 21,459
短期借入金 100,000
未払金 68,069
預り金 42,039
未払費用 72,829
前受収益 10,314
未払法人税等 9,832
未払消費税等 9,645
流動負債合計 334,191
固定負債
繰延税金負債 727
資産除去債務 7,164
固定負債合計 7,892
負債合計 342,083
純資産の部
株主資本
資本金 1,058,598
資本剰余金 1,058,604
利益剰余金 △1,484,183
自己株式 △34
株主資本合計 632,984
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 △6,205
その他の包括利益累計額合計 △6,205
新株予約権 7,130
純資産合計 633,909
負債純資産合計 975,993
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:千円)
当第3四半期連結累計期間
(自 平成30年4月1日
至 平成30年12月31日)
売上高 820,797
売上原価 570,695
売上総利益 250,101
販売費及び一般管理費 467,755
営業損失(△) △217,653
営業外収益
受取利息 6
業務受託料 813
その他 326
営業外収益合計 1,146
営業外費用
支払利息 836
その他 34
営業外費用合計 870
経常損失(△) △217,378
税金等調整前四半期純損失(△) △217,378
法人税、住民税及び事業税 2,701
法人税等調整額 △100
法人税等合計 2,601
四半期純損失(△) △219,979
親会社株主に帰属する四半期純損失(△) △219,979
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(四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:千円)
当第3四半期連結累計期間
(自 平成30年4月1日
至 平成30年12月31日)
四半期純損失(△) △219,979
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △1,822
その他の包括利益合計 △1,822
四半期包括利益 △221,801
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △221,801
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(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
当社は、平成30年4月16日を払込期日とする第三者割当による新株式の発行により、当第3四半期連結累計期間に
おいて、資本金及び資本準備金がそれぞれ121,600千円増加しております。
また、新株予約権の権利行使による新株式発行により、資本金及び資本準備金がそれぞれ101,020千円増加してお
ります。
これらの結果、当第3四半期連結会計期間末において資本金は1,058,598千円、資本剰余金は1,058,604千円となっ
ております。
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(セグメント情報等)
当第3四半期連結累計期間(自 平成30年4月1日 至 平成30年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期連結損
調整額
モバイルコンテン コンテンツクリエイタ
計 益計算書計上
IP事業 (注)1
ツ事業 ーサービス事業 額(注)2
売上高
外部顧客への売上高 260,628 549,298 10,870 820,797 - 820,797
セグメント間の内部
- - - - - -
売上高又は振替高
計 260,628 549,298 10,870 820,797 - 820,797
セグメント利益又は
41,700 41,935 △128,613 △44,976 △172,677 △217,653
損失(△)
(注) 1.セグメント利益又は損失の調整額は、各報告セグメントに配分していない全社費用であり、主に
報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
2.セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業損失と調整を行っております。
2.報告セグメントの変更等に関する事項
当社の報告セグメントは、第2四半期連結会計期間より「モバイルコンテンツ事業」、「コンテンツクリエイタ
ーサービス事業」及び「IP事業」の3事業に区分して報告しております。この変更は、第1四半期連結会計期間
において開始した「IP事業」について、量的な重要性が増したためであります。
なお、平成30年12月に完全子会社化した株式会社フリーはモバイルコンテンツ事業、リアルタイムアニバーサリ
ー株式会社はコンテンツクリエイターサービス事業に、それぞれ含めております。
3.報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
(固定資産に係る重要な減損損失)
該当事項はありません。
(のれんの金額の重要な変動)
「モバイルコンテンツ事業」において、平成30年12月25日付けで株式会社フリーの全株式を取得し完全子会社
としました。なお、当該事象によるのれんの増加額は、当第3四半期累計期間においては42,578千円でありま
す。
「コンテンツクリエイターサービス事業」において、平成30年12月25日付けでリアルタイムアニバーサリー株
式会社の全株式を取得し完全子会社としました。なお、当該事象によるのれんの増加額は、当第3四半期累計期
間においては12,377千円であります。
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