3845 J-アイフリーク 2020-10-12 17:00:00
RPA導入コンサルティングサービスを提供するITSO社との業務提携に関するお知らせ [pdf]

                                                    2020 年 10 月 12 日

各    位

                       東 京 都 新 宿 区 新 宿 二 丁 目 1 番 1 1 号
                       株 式 会 社 ア イ フ リ ー ク モ バ イ ル
                       代 表 取 締 役 社 長                 上 原      彩 美
                                         (コード番号:3845 JASDAQ)
                       問い合わせ先 管         理    部     長      三 宅 公 崇
                       E - m a i l ir3845@i-freek.co.jp
                       U    R    L https://www.i-freek.co.jp/


         RPA 導入コンサルティングサービスを提供するITSO社との

                   業務提携に関するお知らせ

    当社は、本日の取締役会において、RPA 領域に特化した技術提供を展開する株式会社ITSO(本
社:東京都千代田区、代表取締役 CEO 兼 CTO:深野靖浩、以下「ITSO社」といいます。)との間
で、将来的な資本提携も視野に、RPA(Robotic Process Automation)分野の事業展開に関する業務
提携契約を締結することを決議いたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。


                             記


1.業務提携の背景及び目的
    新型コロナウイルス感染症拡大の影響が続くニューノーマルの時代において、労働人口の減少、
働き方改革、リモートワークの推進など生産性の向上や事業構造の変革が企業における必須の経営
課題となってきており、あらゆる産業においてデジタルトランスフォーメーション(DX)推進の取
り組みが進められております。その中で DX を実現する 1 つの手段として企業活動における事務業務
を自動化する RPA ソリューションへの需要がますます高まっております。昨今の技術進歩にともな
って、IT インフラの普及や書類の電子化、データのデジタル化が進んでおり、RPA による作業の自
動化が容易に行える環境となってきているのも大きな要因の一つとなっております。
    このような中において、当社グループは、絵文字・スタンプなどのスマートフォン向けコンテン
ツや自社開発の電子絵本アプリ、知育アプリ等を提供するコンテンツ事業とシステム開発及び運用
サポート等の請負事業やシステムエンジニアリングサービス及びエンジニア派遣事業を行うコンテ
ンツクリエイターサービス(CCS)事業を展開しております。特に CCS 事業においては、約 800 名に及
ぶエンジニアを擁し、AI、RPA、データアナリティクス、ゲーム、AR・VR、フィンテック等の部門別
に事業部を細分化し、各部門にかかる最先端の情報、技術力及びノウハウの獲得、最適な協業先の
模索等に努め、収益基盤の確立と成長性の確保を目指しております。




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 一方、ITSO社は、設立以来、RPA 領域に特化した技術提供を展開しており、「UiPath」や
「AutomationAnywhere」などの RPA 製品の PoC(技術的実現性の検証)・設計・ロボット構築・運用保
守までを一貫して行い、企業が抱えている「人がやるには非効率な業務」、「煩雑で時間がかかる
業務」を自動化することで煩雑な業務が多く、生産性向上に悩む企業や、少子化に伴い人手不足に
悩むクライアントの 「コスト削減」、「より生産的な活動への人的リソースの再配置」を実現する
ことを推進し、事業拡大を図っております。また、開発・保守だけでなく、RPA 導入計画策定、CoE
支援、RPA 社内ルールの策定といった RPA 導入後の活用推進や価値最大化も支援領域としている数少
ない企業です。先進技術への取り組みも盛んで、企業における業務効率化・自動化のソリューショ
ンとしてルールエンジン、機械学習、AI 等も提供しており、単なる既存業務の自動化を超えた社会
の実現を見据えています。主な顧客として、国内大手のアパレルブランド、エネルギー会社、半導
体メーカー、大手コンビニチェーン、製薬会社、通信会社、保険会社等、業種業態を問わず日本を
代表する企業に対して RPA の導入実績を有しており、現在も事業を拡大しております。


 このたびの業務提携により、当社グループは、業務効率化、業務自動化、人材不足・生産性向上等
の経営課題解決のために業務の自動化を図る企業のニーズが拡大している RPA 分野での事業展開を進
めるにあたり、当該分野で豊富な実績、ノウハウ、技術を有し、顧客企業のニーズにきめ細かく対応
できるITSO社との提携メリットは非常に大きいと判断いたしました。また、ITSO社におきま
しても当社グループが有する約 800 名規模のエンジニアリソースの活用や上場企業としての信用力に
より事業強化や競争力の向上を期待しております。


2.業務提携の内容
 当社グループとITSO社は、以下の内容について業務提携を推進してまいります。その他詳細
につきましては、別途協議のうえ取り決めを行う予定です。


①RPA 導入支援サービスの共同提供
 当社グループは、このたびの提携により、ITSO社が有する RPA 分野における様々な実績・ノ
ウハウ・技術をベースに業務の自動化・効率化、生産性向上、人材不足等の経営課題を抱える当社
グループの顧客及び見込み顧客に向けて RPA 導入支援サービスを積極的に提供し、継続的な企業の
経済成長を支援してまいります。


②人材交流
 当社グループは、将来、不足が予測される RPA エンジニアの育成を期待し、人材交流を図ってま
いります。


③相互の経営資源を活用した RPA に関連する新規事業・サービス等の創出


 当社グループは、今後も新進的な技術への対応をとりながら「人と人とのつながり」を核とした
コミュニケーションプラットフォームを提供するとともに、さまざまな企業との最適な提携関係を
構築し、新たな事業・収益機会を模索し、経営理念である「つたわる、つながる、ひろがる」を実
現し、企業価値の最大化を図ってまいります。




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3.業務提携の相手先の概要
(1)名称                 株式会社ITSO(https://itso-inc.com)
(2)所在地                東京都千代田区岩本町 2-7-12
(3)代表者の役職・氏名          代表取締役 CEO 兼 CTO 深野靖浩
(4)事業内容               1.RPA 事業(RPA システムの開発及び運用、保守)
                          ・UiPath 社認定開発パートナー
                          ・AutomationAnywhere 社認定トレーニングパートナー
                      2.WEB 開発事業
(5)資本金                1,000 千円
(6)設立年月日              2018 年 5 月 9 日
(7)大株主及び持株比率          深野靖浩 33.0%
                      北川伸一 33.0%
                      國方雄佑 33.0%
                      石川       収1.0%
(8)上場会社と当該会社との間の関係    資    本    関    係   該当事項はありません。
                      人    的    関    係   該当事項はありません。
                      取    引    関    係   該当事項はありません。
                      関連当事者への            該当事項はありません。
                      該    当    状    況
(9)当該会社の最近3年間の経営成績及び財政状態
決算期                       2018 年3月        2019 年3月      2020 年3月
売上高(千円)                              ―         30,123       167,932
営業利益(千円)                             ―          1,016         3,393
総資産(千円)                              ―         21,597        40,267
※当該会社は、2018 年5月に設立のため 2018 年3月期の経営成績及び財政状態は記載しておりませ
ん。


4.今後の見通し
 本件による当社の当面の連結業績に与える影響は軽微でありますが、今後中長期的な収益拡大に
つながるものと考えております。今後開示すべき事項が生じた場合は速やかにお知らせいたしま
す。


                                                               以 上




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