3840 PATH 2021-04-21 18:25:00
第10回新株予約権の取得及び消却に関するお知らせ [pdf]

                                                        2021年4月21日


各 位                   会 社名        パ       ス     株       式    会     社
                      代表者名        代表取締役             堀   主知ロバート
                                  (コード番号:3840 東証第二部)
                      問合せ先        管理本部長                     塚田    岳士
                                  TEL         03-6823-6664 (代表)




        第10回新株予約権の取得及び消却に関するお知らせ

 当社は、本日開催の取締役会において、2020年10月16日に発行いたしましたパス株式会社
第10回新株予約権(以下「本新株予約権」といいます。)につきまして、下記のとおり、本
新株予約権の全部を取得するとともに、取得後直ちに本新株予約権の全部を消却すること
を決議し、本新株予約権の取得及び消却を完了いたしましたので、お知らせいたします。


                        記


1.取得及び消却した新株予約権の内容
(1)取得及び消却した新株予約権の名称          パス株式会社第10回新株予約権
(2)取得及び消却した新株予約権の数           26,280個
                             (潜在株式数2,628,000株)
(3)取得価額                      2,049,840円
                             (本新株予約権1個当たり78円)
(4)取得日及び消却日                  2021年4月21日
(5)消却後に残存する新株予約権の数           0個


2.取得及び消却を行う理由
 当社は、2020年9月30日付「第三者割当による新株式及び第10回新株予約権の発行に関す
るお知らせ」記載のとおり、借入金の返済、新製品開発費用、新製品広告費用、既存製品広
告費用、事業拡大のための投資及び運転資金の調達のため、新株式及び本新株予約権の発行
を公表し、10月16日付で新株式及び本新株予約権を発行し、新株式により300百万円、第10
回新株予約権の行使により700百万円の資金調達を計画しておりました。
 本新株予約権については、2021年4月21日までに発行総数50,806個(5,080,600株)のう
ち24,526個(2,452,600株)が行使されました。当該行使によってこれまでに調達した


                         1
336,006,200円については、当初予定しておりました資金使途のうち、新製品開発費用に32
百万円、事業拡大のための投資に48百万円、運転資金に15百万円を充当しております。なお、
調達額のうち241百万円については、本日時点で未充当ですが、当初予定しておりました新
製品広告費用61百万円、既存製品広告費用60百万円、事業拡大のための投資60百万円及び運
転資金60百万円に充当する予定です。
 しかしながら、本新株予約権については発行後の当社の株価が行使価額を下回り、又は大
幅に上回らない水準で推移したことなどから発行時の想定のとおりに行使が進んでおらず、
また、今後の行使の確実性が乏しいことから、当社は、本新株予約権の行使により見込んで
いた調達額700百万円のうち調達に至っていない364百万円の資金が不足することとなり、
また、以下のとおり中期経営計画に基づき必要資金が増大していることから、別途のファイ
ナンスを検討する必要があると考え、第三者割当による第11回新株予約権の発行(以下「本
第三者割当」といいます。)により新たな資金調達を行うことといたしました(詳細につい
ては、本日付「第三者割当による第11回新株予約権(行使価額修正条項付)の発行に関する
お知らせ」をご参照ください。)。
 本新株予約権により予定しておりました主たる調達資金の使途は、新製品開発費用、新製
品広告費用、既存製品広告費用、事業拡大のための投資及び運転資金の調達であり、本第三
者割当により調達する資金の使途と同様であります。また、2021年1月27日付「新中期経営
計画策定のお知らせ」において中期経営計画として開示いたしましたとおり、さらなるコア
コンピタンスである”美と健康”への集中をコアに、各種新製品の投入計画、加えてこれら
に対する効果的な広告投資の詳細が固まり、2021年度及び2022年度に必要な運転資金予算
の増加、広告費予算の増加、新製品開発費予算の増加に伴い、必要資金も増大しているため、
本第三者割当増資においては資金調達の規模が拡大しております。
 当社は、本第三者割当により2021年度及び2022年度に必要な資金を確保できるものと考
え、他方、さらなる株式価値の希薄化の軽減を図ることも重要であるとの考えから、本新株
予約権の発行要項に従い、残存する本新株予約権の全部を取得した上で消却することとい
たしました。
 残存する本新株予約権の行使によって充当する予定であった資金使途については、上記
のとおり、本第三者割当による調達資金により充当していくことを予定しております。


3.今後の見通し
 本新株予約権の取得及び消却が当社の業績に与える影響は軽微であります。


                                            以上




                       2