2021 年 8 月 20 日
各 位
会社名 株式会社アバント
代表者名 代表取締役社長 森川 徹治
(コード:3836 東証第一部)
問合せ先 取締役財務担当 春日 尚義
(TEL:03-6388-6739)
(訂正・数値データ訂正)
「2021 年 6 月期決算短信〔日本基準〕(連結)」及び「決算説明資料」の一部訂正について
株式会社アバント(証券コード:3836)が 2021 年 8 月 6 日に開示いたしました「2021 年 6 月期決算短信〔日本基
準〕(連結)」と「2021 年 6 月期決算説明資料」につきまして、一部訂正すべき事項がありましたので、お知らせい
たします。また、「2021 年 6 月期決算短信〔日本基準〕(連結)」につきましては数値データにも訂正がありましたの
で、訂正後の数値データも送信いたします。ホームページには訂正後の資料を掲載いたします。
記
1.訂正理由
2021 年 6 月期の連結財務諸表等において、進行基準による売上高等の処理に一部誤りがあることが判明した
ため、訂正するものであります。
これに伴い連結財務諸表の売上高が 6,545 千円、販売費及び一般管理費合計が 1,156 千円、法人税等合計
が 2,116 千円減少しております。また、流動資産合計が 7,199 千円、固定資産合計が 334 千円、流動負債合計
が 4,261 千円減少しております。この結果、利益剰余金が 3,271 千円減少しております。
2.訂正箇所
訂正箇所が多数あるため、訂正後の決算短信及び決算説明資料の全文を添付し、訂正箇所には下線を付し
て表示しております。
以上
2021年6月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年8月6日
上 場 会 社 名 株式会社アバント 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 3836 URL https://www.avantcorp.com/
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 森川 徹治
問合せ先責任者 (役職名) 取締役財務担当 (氏名) 春日 尚義 (TEL) 03-6388-6739
定時株主総会開催予定日 2021年9月28日 配当支払開始予定日 2021年9月29日
有価証券報告書提出予定日 2021年9月27日
決算補足説明資料作成の有無 : 有
決算説明会開催の有無 : 有 (アナリスト向け )
(百万円未満切捨て)
1.2021年6月期の連結業績(2020年7月1日~2021年6月30日)
(1)連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 EBITDA※ 営業利益 経常利益
する当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年6月期 16,236 3.5 3,038 21.2 2,796 22.7 2,808 23.1 1,888 22.8
2020年6月期 15,691 11.5 2,506 17.5 2,278 15.9 2,282 15.7 1,537 16.8
(注) 包括利益 2021年6月期 1,914百万円( 22.5%) 2020年6月期 1,562百万円( 18.7%)
潜在株式調整後
1株当たり 自己資本 総資産 売上高
1株当たり当期純
当期純利益 当期純利益率 経常利益率 営業利益率
利益
円 銭 円 銭 % % %
2021年6月期 50.24 - 23.6 21.8 17.2
2020年6月期 40.92 - 23.5 20.6 14.5
(参考) 持分法投資損益 2021年6月期 △8百万円 2020年6月期 -百万円
※EBITDA(営業利益+減価償却費+のれん償却費)
(注) 2019年12月1日付けで普通株式1株につき普通株式2株の割合で株式分割を行っております。前連結会計年度の
期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり当期純利益を算定しております。
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2021年6月期 13,956 8,787 63.0 233.70
2020年6月期 11,780 7,194 61.1 191.42
(参考) 自己資本 2021年6月期 8,787百万円 2020年6月期 7,194百万円
(3)連結キャッシュ・フローの状況
営業活動による 投資活動による 財務活動による 現金及び現金同等物
キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー 期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2021年6月期 2,561 △789 △359 7,786
2020年6月期 1,890 △420 △294 6,370
2.配当の状況
年間配当金 純資産
配当金総額 配当性向
配当率
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) (連結)
(連結)
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 百万円 % %
2020年6月期 - 0.00 - 9.00 9.00 338 22.0 5.2
2021年6月期 - 0.00 - 11.00 11.00 413 21.9 5.2
2022年6月期(予想) - 0.00 - 12.00 12.00 27.7
3.2022年6月期の連結業績予想(2021年7月1日~2022年6月30日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり当期純
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通 期 17,820 - 2,860 - 2,830 - 1,905 - 50.67
(注) 当社は年次での業務管理を行っておりますので、第2四半期(累計)の連結業績予想の記載を省略しておりま
す。2022年6月期より「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号)等を適用するため、上記の連結業
績予想は当該会計基準等を適用した後の金額となっており、対前期増減比については、記載しておりません。詳
細は、添付資料9ページ「1.経営成績等の概況(4)今後の見通し」をご覧ください。
※ 注記事項
(1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 -社 (社名) 、 除外 -社 (社名)
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年6月期 37,603,203株 2020年6月期 37,586,982株
② 期末自己株式数 2021年6月期 2,951株 2020年6月期 2,911株
③ 期中平均株式数 2021年6月期 37,595,528株 2020年6月期 37,579,157株
(注) 2019年12月1日付けで普通株式1株につき普通株式2株の割合で株式分割を行っております。前連結会計年度の
期首に当該株式分割が行われたと仮定し、発行済株式数(普通株式)を算定しております。
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断す
る一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々
な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事項
等については、添付資料9ページ「1.経営成績等の概況(4)今後の見通し」をご覧ください。
2020年10月16日付けて譲渡制限付株式報酬として新株式を発行いたしました。当該新株式発行を反映した期中平均株式
数を基に1株当たり(予想)当期純利益を算定しております。
株式会社アバント(3836) 2021年6月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………2
(1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………2
(2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………7
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………7
(4)今後の見通し ……………………………………………………………………………………9
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………9
3.連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………10
(1)連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………10
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………12
(3)連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………14
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………16
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………18
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………18
(連結の範囲又は持分法適用の範囲の変更) ……………………………………………………18
(表示方法の変更) …………………………………………………………………………………18
(セグメント情報等) ………………………………………………………………………………18
(1株当たり情報) …………………………………………………………………………………21
(重要な後発事象) …………………………………………………………………………………21
1
株式会社アバント(3836) 2021年6月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当連結会計年度における連結業績は以下のとおりです。
(単位:百万円[単位未満切捨て])
前連結会計年度比
2020年6月期 2021年6月期
増減額 増減率(%)
売上高 15,691 16,236 544 3.5
営業利益 2,278 2,796 517 22.7
経常利益 2,282 2,808 526 23.1
親会社株主に帰属する
1,537 1,888 351 22.8
当期純利益
前連結会計年度の終盤には、新型コロナウイルス感染症拡大の影響によりIT投資を先送り若しくは投資額を減少
する国内企業が見られ始め、当社グループの受注にも影響が出始めていたことから、特に当連結会計年度の上期の
経営成績については慎重な見通しをたてておりました。
当社グループを取り巻く環境も、当初はこの見通しの範囲内で推移しておりましたが、その一方で様々な社会の
変化は「データに基づいた経営・意思決定」の必要性を喚起しており、当社グループの製品・サービスへのニーズ
はより高度なものへと変容しながら、回復基調にあります。
このような状況下、連結会計関連事業については前連結会計年度まで主力であった大型案件収束の影響等もあり、
減収となったものの、ビジネス・インテリジェンス事業は増収を実現し、アウトソーシング事業は前連結会計年度比
20%を超える事業成長を実現しました。これらの結果、連結売上高は16,236百万円(前連結会計年度比3.5%増)と
なり、前連結会計年度の売上高を上回ることができました。
中期経営計画において、経営目標のひとつとして掲げているストック売上(例えばソフトウエアの保守料など、
継続的に発生する売上)比率の向上については、恒常的に90%前後のストック売上比率を維持しているアウトソー
シング事業の成長に加え、連結会計関連事業及びビジネス・インテリジェンス事業でもクラウド売上の増加などに
よって比率が向上した結果、36.0%と前年同四半期より3.4ポイント増加しました。総額としても前連結会計年度比
14.2%増となっております。
利益に関しては、内製比率の向上などによるプロジェクトの収益性の向上や新型コロナウイルス感染症の拡大以
降推進してきた不要不急の費用節減の効果やワークスタイルの変化に伴う交通費や水道光熱費などの一部費用の抑制
によって、営業利益2,796百万円(前連結会計年度比22.7%増)、経常利益2,808百万円(前連結会計年度比23.1%
増)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,888百万円(前連結会計年度比22.8%増)といずれも前連結会計年度よ
りも増加しております。
各報告セグメントの状況は以下のとおりです。
① 売上高 (単位:百万円 [単位未満切捨て])
前連結会計年度比
2020年6月期 2021年6月期
増減額 増減率(%)
連結会計関連事業 8,485 8,160 △324 △3.8
ビジネス・
5,767 6,250 482 8.4
インテリジェンス事業
アウトソーシング事業 2,062 2,479 417 20.2
セグメント間取引消去 △624 △654 △30 -
連結売上高 15,691 16,236 544 3.5
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株式会社アバント(3836) 2021年6月期 決算短信
② 営業利益 (単位:百万円 [単位未満切捨て])
前連結会計年度比
2020年6月期 2021年6月期
増減額 増減率(%)
連結会計関連事業 1,616 1,935 318 19.7
ビジネス・
692 811 119 17.2
インテリジェンス事業
アウトソーシング事業 364 523 159 43.7
全社費用及び当社と
△394 △473 △79 -
セグメントとの取引消去等
連結営業利益 2,278 2,796 517 22.7
連結会計関連事業については、特に当連結会計年度の上期において、新型コロナウイルス感染症の拡大によるお
客様のIT投資の鈍化や緊急事態宣言による経済活動の停滞などの影響があったことに加え、大型案件が収束した反
動もあり、8,160百万円(前連結会計年度比3.8%減)と前年同四半期から減少しております。一方で、内製比率の
向上などによってプロジェクトの収益性向上に努めるとともに、不要不急のコスト削減を推進した結果、営業利益
は1,935百万円(前連結会計年度比19.7%増)と増加し、営業利益率も前年同四半期比4.7ポイント改善しておりま
す。また、クラウド売上や保守サポートのオプションなどの増加により、ストック売上比率が前連結会計年度より
も顕著に向上しております。
ビジネス・インテリジェンス事業については、国内企業の経営のデジタル・トランスフォーメーション推進に特
に貢献できる事業であるため、中期的なニーズは高まっていくものと捉えております。すでに当連結会計年度につ
いてもその傾向が見られており、売上高は6,250百万円(前連結会計年度比8.4%増)と前連結会計年度を上回るこ
とができました。営業利益についても、増収の影響およびコロナ禍によるワークスタイルの変化による交通費など
の減少により、前連結会計年度に開設したオフィス関連費用などの固定的費用の負担をこなしながらも811百万円
(前連結会計年度比17.2%増)と増益を実現できました。
アウトソーシング事業についても、新型コロナウイルス感染症の影響による不透明性から、最終的な意思決定に
あたって従来以上に慎重な傾向が見られるなど、市場の状況は必ずしも楽観視できる状況にはありませんが、創意
工夫をもって営業・提案活動を推進した結果、売上高2,479百万円(前連結会計年度比20.2%増)、営業利益523百
万円(前連結会計年度比43.7%増)と2桁の増収増益を実現しました。
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株式会社アバント(3836) 2021年6月期 決算短信
なお、連結従業員数は当連結会計年度末で1,107名となり、前連結会計年度末から52名増加しております。
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株式会社アバント(3836) 2021年6月期 決算短信
当連結会計年度におけるセグメント別の受注及び販売の状況は次のとおりです。
① 受注実績 (単位:百万円 [単位未満切捨て])
前連結会計年度比
2020年6月期 2021年6月期
増減額
受注高 受注残高 受注高 受注残高 受注高 受注残高
連結会計関連事業 8,313 1,999 8,510 2,349 197 349
ビジネス・
5,417 854 6,639 1,244 1,222 389
インテリジェンス事業
アウトソーシング事業 2,160 950 2,987 1,457 826 507
セグメント間取引消去 △533 △208 △735 △290 △202 △81
合計 15,357 3,595 17,401 4,761 2,044 1,165
② 販売実績 (単位:百万円 [単位未満切捨て])
前連結会計年度比
2020年6月期 2021年6月期
増減額 増減率(%)
連結会計関連事業 8,485 8,160 △324 △3.8
ビジネス・
5,767 6,250 482 8.4
インテリジェンス事業
アウトソーシング事業 2,062 2,479 417 20.2
セグメント間取引消去 △624 △654 △30 -
合計 15,691 16,236 544 3.5
(注)上記①、②の表の金額には、消費税等は含まれていません。
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株式会社アバント(3836) 2021年6月期 決算短信
四半期毎の売上高及び営業利益の推移は次のとおりです。
直近4四半期の売上高及び営業利益 (単位:百万円 [単位未満切捨て])
2021年6月期
第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期
売上高 3,601 4,036 4,271 4,326
営業利益 478 817 871 629
営業利益率 (%) 13.3 20.3 20.4 14.5
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株式会社アバント(3836) 2021年6月期 決算短信
(2)当期の財政状態の概況
当連結会計年度末の資産合計は、13,956百万円(前連結会計年度末比2,176百万円増)となりました。これは主
に、現金及び預金の増加903百万円や、受取手形及び売掛金の増加242百万円、有価証券の増加489百万円などによ
り、流動資産が1,542百万円増加したことに加え、ITインフラ環境の整備などにより無形固定資産の増加416百万円、
資本・業務提携契約の締結及び株式の取得による持分法適用会社への投資による関係会社株式の増加267百万円、オ
フィス閉鎖による敷金の減少60百万円などにより、固定資産が633百万円増加したことによるものです。
一方、負債合計は5,169百万円(前連結会計年度末比583百万円増)となりました。これは主に、未払金及び未払
費用の増加64百万円、未払法人税等の増加282百万円、前受収益の増加203百万円、賞与引当金の増加57百万円など
によるものです。
また、純資産合計は親会社株主に帰属する当期純利益1,888百万円の計上と剰余金の配当338百万円の支払いによ
り、8,787百万円(前連結会計年度末比1,592百万円増)となりました。この結果、自己資本比率は63.0%(前連結
会計年度末は61.1%)と、前連結会計年度に比べ1.9ポイント向上し、有利子負債も少なく安定性の高い財務バラン
スを保っていると考えております。
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ1,415百万
円増加し、7,786百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は、2,561百万円となりました。(前連結会計年度は1,890百万円の獲得)
増加要因の主な内訳は、税金等調整前当期純利益2,808百万円、固定資産の償却費254百万円、前受収益の増減額
203百万円などであり、減少要因の主な内訳は、売上債権の増減額242百万円、法人税等の支払額650百万円などであ
ります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、789百万円となりました。(前連結会計年度は420百万円の使用)
支出の主な内訳は、オフィスの増床やネットワーク整備などによる有形固定資産の取得による支出114百万円、IT
インフラ環境の整備などにより無形固定資産の取得による支出429百万円、資本・業務提携契約の締結及び株式の取
得による持分法適用会社への投資による支出269百万円などであり、収入の主な内訳は、敷金及び保証金の回収107
百万円などであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、359百万円となりました。(前連結会計年度は294百万円の使用)
支出の主な内訳は、配当金の支払額338百万円などであります。
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株式会社アバント(3836) 2021年6月期 決算短信
なお、当社グループでは、法人税等の支払や役職員への業績連動賞与の支給などによって第1四半期の営業活動
によるキャッシュ・フローは低水準となり、第2四半期以降に徐々に増加し、通期でみるとプラスとなるのが通例
となっております。連結会計関連事業における保守料やアウトソーシング事業の支払手数料については、役務の提
供前に年間分が前払いされることから、元より運転資金が殆ど必要のないビジネスモデルとなっています。反面、
ビジネス・インテリジェンス事業は外注費等の支払いが先行するため、売上げが伸びるに従って増加運転資金需要
が発生することになりますが、グループ全体の余剰資金を持株会社へ集中することにより、グループ間での円滑な
資金融通を可能としている他、グループ全体としては、現金総保有高に加え、取引各行と総額35億円のコミットメ
ントラインを設定しているところから、現状、資金繰りに懸念はなく、むしろ、今後は余剰資金を戦略的な投資に
利用して行く意向です。
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株式会社アバント(3836) 2021年6月期 決算短信
(4)今後の見通し
当社では2018年9月に新中期経営計画として、2023年6月期までの5ヶ年計画(5年後の達成目標)を発表しま
した。その4年目となる2022年6月期は、既存3事業を持続的に成長させながら、当中期経営計画の重要な目標の
ひとつであるストック売上比率の飛躍的向上に向けた各種活動も推進してまいる予定です。
新型コロナウイルス感染症の拡大は、国内企業の活動に大きな影響を及ぼしていますが、データを活用した経営
やグループガバナンスの強化を志向する企業の増加など、当社グループの事業へのニーズについてはむしろ高まっ
ているものと捉えております。これらのニーズに応えるべく、連結会計関連事業についてはお客様のグループガバ
ナンス強化を支援するソリューションの提供、ビジネス・インテリジェンス事業についてはお客様がデータを従来
以上に活用するためのデータ・プラットフォームの提供により注力して参ります。
これらの結果として、2022年6月期は売上高17,820百万円及び営業利益2,860百万円の達成を予想しております。
なお、2022年6月期より収益認識に関する会計基準(企業会計基準第29号)等を適用する予定となっており、上記
予想は当該会計基準等を適用後のものとなっております。主要な変更点として、他の当事者によって商品等が提供
されるための手配と認められるような取引について、従来は売上額を総額で売上高として計上するとともに、仕入
分を費用計上していたものを、売上高と仕入高の差額を手数料として純額で売上計上する形への変更があります。
当該変更により、売上高が200百万円程度減少となる見込みです。当該変更による利益への影響はありません。この
他に、従来はプロジェクトが完了し、お客様から検収をいただいた時点で売上計上していたサービスの大部分につ
いて、プロジェクトの完了を待たずして、その進捗度に応じて売上を計上するよう変更となります。このため、年
度や四半期をまたぐプロジェクトについてはその売上時期が従来とは異なる場合があります。
また、当該予想は、新型コロナウイルス感染症の拡大の影響が2021年内である程度収束し、2022年には国内企業
の経済活動も徐々に正常化に向かうとの前提で策定しております。今後、新型コロナウイルス感染症の影響が、長
期化する場合には、当社グループの経営成績は予想よりも悪化する可能性があります。
配当については従来の方針に則り、純資産配当率について、全上場企業の平均を常に上回ることを意識しながら
引き上げて行く一方で、安定配当(原則、1株当たりの配当金が前期の水準を下回らないこと)を心掛けておりま
す。当期の配当については、親会社株主に帰属する当期純利益がこれまでの業績予想を上回っており、これにより
純資産の額についてもこれまでの予想を上回っていることから、期首の予想よりも1円多い1株当たり11円にて、
2021年9月28日に開催予定の当社株主総会に付議する予定であります。
なお、次期の配当については、方針自体の変更はなく、純資産配当率については引き続き全上場企業の平均や当
期の実績を意識しつつも、不透明な経済状況を鑑み安定配当を心掛け1株あたり12円を予想としております。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループは、当面は、日本基準で連結財務諸表を作成する方針であります。
なお、IFRSの適用につきましては、国内外の諸事情を考慮の上、適切に対応していく方針であります。
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株式会社アバント(3836) 2021年6月期 決算短信
3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2020年6月30日) (2021年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 6,335,623 7,238,708
受取手形及び売掛金 2,343,601 2,586,194
有価証券 10,783 500,000
仕掛品 140,960 82,666
原材料及び貯蔵品 15,587 49,336
前払費用 552,356 541,037
その他 111,927 53,313
貸倒引当金 △5,610 △3,425
流動資産合計 9,505,230 11,047,830
固定資産
有形固定資産
建物 501,574 352,082
減価償却累計額 △201,938 △120,833
建物(純額) 299,636 231,248
車両運搬具 440 843
減価償却累計額 △146 △574
車両運搬具(純額) 293 268
工具、器具及び備品 733,399 637,957
減価償却累計額 △563,937 △462,175
工具、器具及び備品(純額) 169,462 175,782
有形固定資産合計 469,392 407,299
無形固定資産
ソフトウエア 190,781 607,818
その他 744 639
無形固定資産合計 191,526 608,458
投資その他の資産
投資有価証券 428,261 491,381
関係会社株式 - 267,890
長期前払費用 21,088 12,101
敷金及び保証金 674,355 614,316
繰延税金資産 369,737 382,214
その他 121,013 125,473
投資その他の資産合計 1,614,455 1,893,377
固定資産合計 2,275,373 2,909,135
資産合計 11,780,604 13,956,966
10
株式会社アバント(3836) 2021年6月期 決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2020年6月30日) (2021年6月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 428,418 459,394
リース債務 14,299 14,212
未払金及び未払費用 333,436 397,920
未払法人税等 122,303 404,668
前受収益 2,075,741 2,278,978
賞与引当金 719,089 776,735
役員賞与引当金 120,998 140,213
受注損失引当金 15,887 74
その他 483,988 471,227
流動負債合計 4,314,163 4,943,427
固定負債
リース債務 45,297 30,752
資産除去債務 226,810 195,579
固定負債合計 272,107 226,331
負債合計 4,586,270 5,169,758
純資産の部
株主資本
資本金 303,271 311,568
資本剰余金 240,071 248,368
利益剰余金 6,618,666 8,169,386
自己株式 △476 △549
株主資本合計 7,161,533 8,728,774
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 35,859 58,114
繰延ヘッジ損益 6 27
為替換算調整勘定 △3,065 291
その他の包括利益累計額合計 32,800 58,433
純資産合計 7,194,333 8,787,207
負債純資産合計 11,780,604 13,956,966
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株式会社アバント(3836) 2021年6月期 決算短信
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
連結損益計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年7月1日 (自 2020年7月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
売上高 15,691,533 16,236,129
売上原価 8,525,446 8,572,079
売上総利益 7,166,086 7,664,050
販売費及び一般管理費
役員報酬 312,705 333,793
従業員給料及び賞与 1,288,199 1,253,099
賞与引当金繰入額 714,902 771,246
役員賞与引当金繰入額 120,998 140,429
法定福利費 195,932 194,512
外注費 66,538 47,424
地代家賃 268,049 267,942
水道光熱費 95,883 89,689
支払手数料 480,165 555,904
減価償却費 159,639 186,716
研究開発費 409,398 445,049
その他 774,982 582,157
販売費及び一般管理費合計 4,887,396 4,867,964
営業利益 2,278,690 2,796,085
営業外収益
受取利息 421 340
受取配当金 5,376 7,346
投資事業組合運用益 371 3,042
為替差益 - 6,251
助成金収入 2,220 7,334
貸倒引当金戻入額 462 2,185
その他 474 1,519
営業外収益合計 9,326 28,019
営業外費用
支払利息 744 1,001
持分法による投資損失 - 8,732
支払手数料 4,755 5,657
為替差損 17 -
株式交付費 413 424
その他 3 72
営業外費用合計 5,934 15,889
経常利益 2,282,082 2,808,216
特別利益
固定資産売却益 - 641
特別利益合計 - 641
税金等調整前当期純利益 2,282,082 2,808,858
法人税、住民税及び事業税 727,521 947,797
法人税等調整額 16,666 △27,916
法人税等合計 744,188 919,881
当期純利益 1,537,894 1,888,976
非支配株主に帰属する当期純利益 - -
親会社株主に帰属する当期純利益 1,537,894 1,888,976
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株式会社アバント(3836) 2021年6月期 決算短信
連結包括利益計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年7月1日 (自 2020年7月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
当期純利益 1,537,894 1,888,976
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 24,791 22,255
繰延ヘッジ損益 2 21
為替換算調整勘定 △69 3,140
持分法適用会社に対する持分相当額 - 216
その他の包括利益合計 24,724 25,633
包括利益 1,562,619 1,914,609
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 1,562,619 1,914,609
非支配株主に係る包括利益 - -
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(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2019年7月1日 至 2020年6月30日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 295,525 232,325 5,362,527 △404 5,889,973
当期変動額
新株の発行 7,746 7,746 15,492
剰余金の配当 △281,755 △281,755
親会社株主に帰属す
1,537,894 1,537,894
る当期純利益
自己株式の取得 △71 △71
持分法の適用範囲の
-
変動
株主資本以外の項目
の当期変動額(純
額)
当期変動額合計 7,746 7,746 1,256,139 △71 1,271,559
当期末残高 303,271 240,071 6,618,666 △476 7,161,533
その他の包括利益累計額
その他有価証券 その他の包括利益 純資産合計
繰延ヘッジ損益 為替換算調整勘定
評価差額金 累計額合計
当期首残高 11,067 3 △2,995 8,075 5,898,048
当期変動額
新株の発行 15,492
剰余金の配当 △281,755
親会社株主に帰属す
1,537,894
る当期純利益
自己株式の取得 △71
持分法の適用範囲の
-
変動
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 24,791 2 △69 24,724 24,724
額)
当期変動額合計 24,791 2 △69 24,724 1,296,284
当期末残高 35,859 6 △3,065 32,800 7,194,333
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株式会社アバント(3836) 2021年6月期 決算短信
当連結会計年度(自 2020年7月1日 至 2021年6月30日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 303,271 240,071 6,618,666 △476 7,161,533
当期変動額
新株の発行 8,297 8,297 16,594
剰余金の配当 △338,256 △338,256
親会社株主に帰属す
1,888,976 1,888,976
る当期純利益
自己株式の取得 △73 △73
持分法の適用範囲の
-
変動
株主資本以外の項目
の当期変動額(純
額)
当期変動額合計 8,297 8,297 1,550,720 △73 1,567,241
当期末残高 311,568 248,368 8,169,386 △549 8,728,774
その他の包括利益累計額
その他有価証券 その他の包括利益 純資産合計
繰延ヘッジ損益 為替換算調整勘定
評価差額金 累計額合計
当期首残高 35,859 6 △3,065 32,800 7,194,333
当期変動額
新株の発行 16,594
剰余金の配当 △338,256
親会社株主に帰属す
1,888,976
る当期純利益
自己株式の取得 △73
持分法の適用範囲の
216 216 216
変動
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 22,255 21 3,140 25,416 25,416
額)
当期変動額合計 22,255 21 3,356 25,633 1,592,874
当期末残高 58,114 27 291 58,433 8,787,207
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(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年7月1日 (自 2020年7月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 2,282,082 2,808,858
減価償却費 227,944 254,152
株式報酬費用 8,623 14,063
貸倒引当金の増減額(△は減少) △9,277 △2,185
賞与引当金の増減額(△は減少) △4,501 57,646
役員賞与引当金の増減額(△は減少) △17,779 19,214
受注損失引当金の増減額(△は減少) △44,171 △15,812
受取利息及び受取配当金 △5,797 △7,686
支払利息 744 1,001
有形固定資産売却損益(△は益) - △641
支払手数料 4,755 5,657
株式交付費 413 424
持分法による投資損益(△は益) - 8,732
投資事業組合運用損益(△は益) △371 △3,042
助成金収入 △2,220 △7,334
売上債権の増減額(△は増加) 182,057 △242,567
たな卸資産の増減額(△は増加) 38,307 24,545
前払費用の増減額(△は増加) △66,011 4,961
仕入債務の増減額(△は減少) △83,085 30,945
未払金及び未払費用の増減額(△は減少) △10,031 △83,370
未払消費税等の増減額(△は減少) 152,446 △71,765
前受収益の増減額(△は減少) 218,453 203,236
預り金の増減額(△は減少) △24,823 5,897
長期未収入金の増減額(△は増加) △34,706 -
その他 △15,847 192,804
小計 2,797,203 3,197,736
利息及び配当金の受取額 6,021 8,063
利息の支払額 △744 △1,001
助成金の受取額 2,220 7,334
法人税等の支払額 △913,944 △650,444
営業活動によるキャッシュ・フロー 1,890,755 2,561,689
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株式会社アバント(3836) 2021年6月期 決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年7月1日 (自 2020年7月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
投資活動によるキャッシュ・フロー
有価証券の償還による収入 - 10,274
有形固定資産の取得による支出 △236,147 △114,360
有形固定資産の売却による収入 - 641
資産除去債務の履行による支出 - △47,038
無形固定資産の取得による支出 △121,077 △429,414
投資有価証券の取得による支出 △10,837 △21,308
関係会社株式の取得による支出 - △269,335
敷金及び保証金の回収による収入 89,687 107,000
敷金及び保証金の差入による支出 △138,666 △30,247
保険積立金の積立による支出 △4,459 △4,459
その他 1,071 8,461
投資活動によるキャッシュ・フロー △420,430 △789,786
財務活動によるキャッシュ・フロー
ファイナンス・リース債務の返済による支出 △8,771 △15,547
支払手数料の支出 △3,696 △5,212
自己株式の取得による支出 △71 △73
配当金の支払額 △281,755 △338,256
その他 △413 △424
財務活動によるキャッシュ・フロー △294,708 △359,514
現金及び現金同等物に係る換算差額 105 2,974
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 1,175,722 1,415,363
現金及び現金同等物の期首残高 5,195,137 6,370,860
現金及び現金同等物の期末残高 6,370,860 7,786,223
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株式会社アバント(3836) 2021年6月期 決算短信
(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(連結の範囲又は持分法適用の範囲の変更)
当連結会計年度において株式を取得したMetapraxis Limitedを、新たに持分法適用の範囲に含めております。
(表示方法の変更)
(連結損益計算書関係)
前連結会計年度において、「営業外収益」の「その他」に含めていた「貸倒引当金戻入額」は、金額的重要性が
増したため、当連結会計年度より独立掲記することとしております。この表示方法の変更を反映させるため、前連
結会計年度の連結財務諸表の組替えを行っております。
この結果、前連結会計年度の連結損益計算書において、「営業外収益」の「その他」に表示していた937千円は、
「貸倒引当金戻入額」462千円、「その他」474千円として組替えております。
(セグメント情報等)
1.報告セグメントの概要
(1) 報告セグメントの決定方法
当社グループの報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、
経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
当社グループは、経営情報の「使える化(連結会計関連事業)」、「見える化(ビジネス・インテリジェンス事
業)」、「任せる化(アウトソーシング事業)」に取り組んでおり、三つの領域の事業ポートフォリオでの業績管
理を行っていることから、「連結会計関連事業」、「ビジネス・インテリジェンス事業」及び「アウトソーシング
事業」の3つを報告セグメントとしております。
(2) 各報告セグメントに属する製品及びサービスの種類
「連結会計関連事業」では、株式会社ディーバによる連結経営及び連結会計向け自社開発パッケージソフトウエ
アであるDivaSystem のライセンス販売と、その導入コンサルティングサービスの提供を行っております。また、稼
働開始後には、バージョンアップへの対応を含めた持続的なメンテナンス・サービスも行っております。
この他、IFRS対応や経営管理の高度化、予算管理・管理会計などに係るコンサルティングサービス・ソリューシ
ョンの提供も行っております。
また、主に監査法人などに提供している株式会社インターネットディスクロージャーによる開示書類の情報検索
サービスも連結会計関連事業に含まれます。
「ビジネス・インテリジェンス事業」では、株式会社ジールがBI(ビジネス・インテリジェンス)と呼ばれる情
報の活用のためのシステムインテグレーション・サービスを展開しております。これは、業務システムなどに蓄積
される企業内の膨大なデータを統合・整理することで、レポートやグラフで分析し、企業の意思決定に活用できる
ようにするためのシステム開発サービスであり、顧客の「情報活用力」向上の実現を支援しております。
「アウトソーシング事業」では、株式会社フィエルテが連結決算及び連結納税などの業務をアウトソーシングで
受託するサービスを行っております。顧客の業務の一部を代行し、業務の属人化やボトルネックを解消する一方、
顧客の管理部門の人材が各種情報の分析や活用など、より経営や事業に価値を提供できる業務に注力するための環
境作りに寄与しております。
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、連結財務諸表作成において採用している会計処理の方法と概
ね同一であります。
報告セグメントの利益は営業利益ベースの数値であります。
セグメント間の内部売上高及び振替高は、市場実勢価格に基づいております。
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株式会社アバント(3836) 2021年6月期 決算短信
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2019年7月1日 至 2020年6月30日)
(単位:千円)
報告セグメント
ビジネス・ 合計
連結会計関連 インテリジェンス
アウトソーシング
事業 事業
事業
売上高
外部顧客への売上高 8,464,307 5,741,190 1,486,035 15,691,533
セグメント間の内部売上高
21,383 26,070 576,665 624,118
又は振替高
計 8,485,690 5,767,260 2,062,700 16,315,651
セグメント利益 1,616,772 692,060 364,277 2,673,110
セグメント資産 5,331,424 2,127,672 1,091,494 8,550,591
セグメント負債 3,668,253 1,199,389 648,376 5,516,019
その他の項目
減価償却費 102,561 20,035 29,182 151,779
有形固定資産及び
無形固定資産の増加額
273,732 78,206 61,600 413,539
持分法適用会社への投資額 - - - -
当連結会計年度(自 2020年7月1日 至 2021年6月30日)
(単位:千円)
報告セグメント
ビジネス・ 合計
連結会計関連 インテリジェンス
アウトソーシング
事業 事業
事業
売上高
外部顧客への売上高 8,127,742 6,248,132 1,860,254 16,236,129
セグメント間の内部売上高
33,012 1,991 619,641 654,645
又は振替高
計 8,160,755 6,250,123 2,479,896 16,890,775
セグメント利益 1,935,419 811,271 523,288 3,269,980
セグメント資産 5,874,027 2,564,167 1,366,424 9,804,619
セグメント負債 3,967,444 1,588,853 778,294 6,334,592
その他の項目
減価償却費 121,815 40,068 21,448 183,332
有形固定資産及び
無形固定資産の増加額
240,733 7,137 15,459 263,330
持分法適用会社への投資額 269,335 - - 269,335
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株式会社アバント(3836) 2021年6月期 決算短信
4.報告セグメント合計額と連結財務諸表計上額との差額及び当該差額の主な内容(差異調整に関する事項)
(単位:千円)
売上高 前連結会計年度 当連結会計年度
報告セグメント計 16,315,651 16,890,775
当社とセグメントとの取引消去額 △624,118 △654,645
連結財務諸表の売上高 15,691,533 16,236,129
(単位:千円)
利益 前連結会計年度 当連結会計年度
報告セグメント計 2,673,110 3,269,980
当社とセグメントとの取引消去額 707,124 741,541
全社費用(注) △1,102,601 △1,214,769
その他 1,056 △666
連結財務諸表の営業利益 2,278,690 2,796,085
(注)全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
(単位:千円)
資産 前連結会計年度 当連結会計年度
報告セグメント計 8,550,591 9,804,619
当社とセグメントとの取引消去額 △1,762,798 △2,322,587
全社資産(注) 5,051,100 6,500,363
その他 △58,289 △25,429
連結財務諸表の資産合計 11,780,604 13,956,966
(注)全社資産は、主に報告セグメントに帰属しない資産であります。
(単位:千円)
負債 前連結会計年度 当連結会計年度
報告セグメント計 5,516,019 6,334,592
当社とセグメントとの取引消去額 △1,323,020 △1,704,465
全社負債(注) 447,756 562,249
その他 △54,485 △22,618
連結財務諸表の負債合計 4,586,270 5,169,758
(注)全社負債は、主に報告セグメントに帰属しない負債であります。
(単位:千円)
報告セグメント計 調整額(注) 連結財務諸表計上額
その他の項目 前連結 当連結 前連結 当連結 前連結 当連結
会計年度 会計年度 会計年度 会計年度 会計年度 会計年度
減価償却費 151,779 183,332 76,164 70,820 227,944 254,152
有形固定資産及び
無形固定資産の増加額
413,539 263,330 43,484 280,445 457,024 543,775
持分法適用会社への投資額 - 269,335 - - - 269,335
(注)減価償却費の調整額は、主に報告セグメントに帰属しない資産に係る減価償却費であります。
有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額は、主に報告セグメントに帰属しない資産に係るものでありま
す。
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株式会社アバント(3836) 2021年6月期 決算短信
(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年7月1日 (自 2020年7月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
1株当たり純資産額 191.42円 233.70円
1株当たり当期純利益 40.92円 50.24円
(注) 1. 潜在株式調整後1株当たり当期純利益については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
2.2019年12月1日付けで普通株式1株につき普通株式2株の割合で株式分割を行っております。前連結会計年
度の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり純資産額及び1株当たり当期純利益を算定してお
ります。
3. 1株当たり純資産額の算定上の基礎は、次のとおりであります。
前連結会計年度末 当連結会計年度末
項目
(2020年6月30日) (2021年6月30日)
純資産の部の合計額(千円) 7,194,333 8,787,207
純資産の部の合計額から控除する金額(千円) - -
普通株式に係る期末の純資産額(千円) 7,194,333 8,787,207
1株当たり純資産額の算定に用いられた
37,584,071 37,600,252
期末の普通株式の数(株)
4. 1株当たり当期純利益の算定上の基礎は、次のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
項目 (自 2019年7月1日 (自 2020年7月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
親会社株主に帰属する当期純利益(千円) 1,537,894 1,888,976
普通株主に帰属しない金額(千円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する
1,537,894 1,888,976
当期純利益(千円)
普通株式の期中平均株式数(株) 37,579,157 37,595,528
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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2021年 6月期
決算説明資料
株式会社アバント
(証券コード3836 東証一部)
2021年 8月6日
目次
Ⅰ. 2021年6月期 決算概要
Ⅱ. 業績予想 および 配当予想
*資料内の数値は表示単位未満を切捨てで表示しております。
当資料に掲載されている業績見通し、その他今後の予測・戦略などに関する情報は、当資料の作成時点に
おいて、当社が合理的に入手可能な情報に基づき、通常予測し得る範囲内で行った判断に基づくものです。
しかしながら実際には、通常予測し得ないような特別事情の発生または通常予測し得ないような結果の発
生などにより、資料記載の業績見通しとは異なる結果を生じ得るリスクを含んでおります。当社は、投資家の
皆様にとって重要と考えられるような情報について、その積極的な開示に努めてまいりますが、当資料記載の
業績見通しのみに全面的に依拠してご判断されることはくれぐれもお控えになられるようお願いいたします。な
お、いかなる目的であれ、当資料を無断で複製または転送などを行われないようにお願いいたします。
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I. 2021年6月期 決算概要
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決算概要
~ 6期連続の増収・増益を達成し、配当予想を上方修正 ~
第4四半期単独の売上高は全セグメントで増収を達成。受注額・受注残も全セグメントでプラス
成長となり、二桁増。
前年度第3四半期以来進めてきたコスト削減効果により、利益率・利益額共に改善。
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事業セグメント別
~ 全セグメント、第4四半期単独で増収 ~
連結会計関連事業は通期では減収だが、第4四半期単独は増収に転じる。ビジネス・インテリ
ジェンス、アウトソーシング事業は増収を背景に業績連動報酬の増分を相殺。
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連結会計関連事業
~ 増収トレンドへ回帰 ~
通期では減収も第4四半期単独では増収に転じる。クラウドソフト・サービス利用料
等は3割増でストック売上の増加を牽引。受注・受注残も大きく改善。
売上の回復に先行して上半期に内製比率を高めたこと、年度を通じて在宅勤務で通
勤・水道光熱費、オフィス関連費用を抑えるなどコスト削減を進め、営業利益率は前
期比4.7ポイントと大きく改善。
(単位:百万円)
2020年6月期 2021年6月期 前期比
OP Margin
増減額 増減率
売上高 8,485 8,160 △ 324 △ 3.8%
営業利益 1,616 1,935 + 318 + 19.7%
営業利益率 19.1% 23.7% - +4.7point
受注高 8,313 8,510 + 197 + 2.4%
受注残高 1,999 2,349 + 349 + 17.5%
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ビジネス・インテリジェンス事業
~ 増収効果で利益率改善 ~
BIソリューション導入案件に加え、データプラットフォーム構築案件の受注を増
やし、第4四半期単独では前年同期比約18%増収と加速。受注・受注残と
もに高水準の伸び続く。
増収効果と契約ミックス改善によりオフィス増床・業績連動報酬計上による費
用増を相殺し二桁増益。
(単位:百万円)
2020年6月期 2021年6月期 前期比
Net Sales
増減額 増減率
売上高 5,767 6,250 + 482 + 8.4%
営業利益 692 811 + 119 + 17.2%
営業利益率 12.0% 13.0% - +1.0point
受注高 5,417 6,639 + 1,222 + 22.6%
受注残高 854 1,244 + 389 + 45.6%
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アウトソーシング事業
~ 高水準の増収増益続く ~
2割増収を続く。新規受注が増加し受注・受注残の伸び加速。
人員増・業績連動報酬計上により下半期は営業利益率が低下するが、通期
では増収効果で相殺し、利益率は前期比3.4ポイント改善。営業利益額は
同4割増と高水準の伸び。
(単位:百万円)
Operating 2020年6月期 2021年6月期 前期比
Income 増減額 増減率
売上高 2,062 2,479 + 417 + 20.2%
営業利益 364 523 + 159 + 43.7%
営業利益率 17.7% 21.1% - +3.4point
受注高 2,160 2,987 + 826 + 38.3%
受注残高 950 1,457 + 507 + 53.4%
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四半期推移
第4四半期の利益率の低下は業績連動報酬が計上される季節性の範囲内。
(単位:百万円)
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四半期推移 売上高・営業利益
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セグメント 四半期推移
(単位:百万円)
2018年6月期 2019年6月期 2020年6月期 2021年6月期
1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q 1Q 2Q 3Q 4Q
連結会計関連 1,343 1,906 1,557 2,924 1,611 1,890 1,693 2,579 1,893 2,008 1,944 2,466 1,721 1,945 1,912 2,930
ビジネス・インテリジェンス 998 1,030 1,118 1,073 1,235 1,223 1,439 1,365 1,565 1,347 1,191 1,313 1,379 2,083 1,650 1,526
受注額 アウトソーシング 297 343 297 549 439 319 363 685 599 468 505 586 651 586 765 983
(部門間取引消去) △ 72 △ 255 △ 116 △ 154 △ 201 △ 115 △ 92 △ 266 △ 102 △ 201 △ 64 △ 164 △ 149 △ 201 △ 223 △ 161
受注額 2,567 3,025 2,856 4,392 3,085 3,317 3,404 4,363 3,955 3,623 3,576 4,202 3,602 4,413 4,105 5,279
連結会計関連 1,913 1,876 1,576 2,433 2,261 1,927 1,611 2,173 2,143 1,910 1,689 1,999 1,920 1,769 1,642 2,349
ビジネス・インテリジェンス 762 791 895 929 1,004 958 1,044 1,204 1,340 1,245 926 854 850 1,438 1,354 1,244
受注残 アウトソーシング 515 524 474 675 734 650 597 852 948 928 891 950 1,031 1,008 1,112 1,457
(部門間取引消去) △ 65 △ 187 △ 179 △ 203 △ 260 △ 232 △ 177 △ 303 △ 264 △ 312 △ 209 △ 208 △ 206 △ 242 △ 300 △ 290
受注残 3,125 3,006 2,768 3,834 3,739 3,304 3,076 3,927 4,168 3,771 3,298 3,595 3,596 3,974 3,807 4,761
連結会計関連 1,392 1,942 1,857 2,068 1,783 2,225 2,008 2,017 1,922 2,242 2,165 2,154 1,801 2,096 2,040 2,223
ビジネス・インテリジェンス 897 1,001 1,014 1,039 1,161 1,268 1,353 1,206 1,429 1,441 1,510 1,385 1,382 1,495 1,734 1,637
売上高 アウトソーシング 282 334 347 349 380 402 416 430 504 489 541 527 569 609 662 637
(部門間取引消去) △ 27 △ 134 △ 125 △ 130 △ 144 △ 143 △ 147 △ 141 △ 141 △ 153 △ 167 △ 161 △ 152 △ 165 △ 165 △ 171
売上高 2,544 3,144 3,095 3,326 3,180 3,752 3,631 3,512 3,714 4,019 4,050 3,906 3,601 4,036 4,271 4,326
連結会計関連 145 220 265 398 244 362 346 339 330 379 378 528 323 520 530 561
ビジネス・インテリジェンス 21 81 122 98 102 210 233 89 180 171 209 130 115 226 319 150
営業利益 アウトソーシング 50 72 53 36 101 100 79 37 118 116 133 △4 130 165 165 62
(部門間取引消去) 29 37 34 △ 39 △ 68 △ 39 △ 67 △ 106 △ 114 △ 93 △ 122 △ 63 △ 90 △ 94 △ 151 △ 136
営業利益 247 412 476 494 380 634 592 358 514 574 598 591 478 817 862 637
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連結グループ従業員数の推移
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財務・キャッシュフローの状況
財務状況 自己資本比率の推移
2021年6月末
(%)
70
61.1 63.0
負債 60 56.6
52.9 54.4
51億円 48.2 49.4
50
資産 53.3
44.4
139億円 40 47.7
43.7
純資産 30 39.3
87億円
FY10末 FY11末 FY12末 FY13末 FY14末 FY15末 FY16末 FY17末 FY18末 FY19末 FY20末 FY21末
主な増減の要因
キャッシュフロー 2020年 2021年 ・ 税金等調整前当期純利益 2,808百万円
6月期 6月期 ・ 減価償却費 254百万円
・ 売上債権の増加 △242百万円
(単位:百万円) ・ 前受収益の増加 203百万円
未払金及び未払費用の減少 △83百万円
営業CF 1,890 2,561 ・
・ 賞与引当金の増加額 57百万円
・ 法人税等の支払額 △650百万円
投資CF △420 △789
・ 無形固定資産の取得 △429百万円
フリーCF 1,470 1,771 ・ 関係会社株式の取得 △269百万円
財務CF △294 △359 ・ 配当金の支払額 △338百万円
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ROEの推移
~ 中長期的に、平均20%以上の維持が目標 ~
当社グループの経営原則を遵守し、収益性をさらに高め、かつ、資産をより効率的に
運用することを通じて、ROEの向上を目指す。
※過去4四半期分の数値を基に計算しています。
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Ⅱ.業績予想 および 配当予想
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2022年6月期 通期業績予想
~ 7期連続の増収・増益を予想 ~
お客様のニーズを汲み取り提案力を強化することで全セグメントで成長加速トレンドを
想定。
営業利益率は悪化を見込む。中計達成に向けストック売上の増加ペースを加速すべ
く、製品開発の強化、提案型人材の確保・育成に注力するため。営業利益は増加を
見込み、7期連続の増収・増益を予想。
当社は2022年6月期より、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号)等を適用しているため、業績予想は当該基準適
用後の金額となっており、対前期増減比については記載しておりません。
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株主還元
~ 2022年6月期配当予想は、1株当たり12円 ~
2021年6月期の配当予想は通期業績が予想を上回ったことを考慮し、10円から11
円に引き上げ、前期比2円増配とする。2022年6月期も安定的な配当を継続して
行う方針に沿い、1株当たり12円で7期連続の増配予想。
2021年6月期のDOEは5.2%で、東証上場企業平均(12ケ月)の2.7%を大幅
に上回る水準を達成見込み。
<AVANT株主還元の考え方>
配当は株主還元政策の重要事項の
位置づけ
純資産配当率などの指標に注目する
ことで、毎期の業績に大きく左右される
ことなく、配当金額を安定的に維持な
いしは向上していくことを指向
純資産配当率はその値を徐々に引き
上げ、東証全上場企業の上位10%
水準である8%を目指す
(過去の株式分割を考慮した調整後)
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全電力を再生可能エネルギーに切り替え
日本自然エネルギー株式会社が発行する「グリーン電力証書」を購
入し、2021年7月1日よりグループ5社で使用している電力量全
てについて再生可能エネルギーに切り替え。
アバントグループで年間使用している電力約150万kWh(2020
年6月期実績)分の二酸化炭素約660 ton-CO₂(約242世
帯の年間排出量に相当※)を削減できる見込み。
※平成31年度(令和元年度)家庭部門CO₂排出量より算出
日本自然エネルギー株式会社が
グリーン電力の利用を証するマーク
年間約150万kWh分の
カーボンオフセットを実現
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