3823 アクロディア 2020-05-13 08:30:00
（経過開示）暗号資産取引所システムのライセンス提供開始及びSwitchBIT社の取引所オープン予定日（５月18日）のお知らせ [pdf]
2020 年５月 13 日
各 位
株 式 会 社 ア ク ロ デ ィ ア
代 表 取 締 役 社 長 篠原 洋
(コ ー ド 番 号 ： 3823 東 証 第 二 部 )
問合せ先： 取締役副社長 國吉 芳夫
電話番号： ( 0 3 ) 4 4 0 5 - 5 4 6 0
（経過開示）暗号資産取引所システムのライセンス提供開始及び
SwitchBIT 社の取引所オープン予定日（５月 18 日）のお知らせ
当社は、2019年12月12日公表の「
（経過開示）暗号資産取引所システムのライセンス提供開始時期及びライ
センス提供予定先エストニア企業でのユーザ事前登録のお知らせ」のとおり、暗号資産をユーザが取引可能な
暗号資産取引所システムを開発完了し、エストニア共和国現地法人のSwitchBIT 社が運営する暗号資産取引所
のオープンに向けて準備を進めておりました。
2020年１月より、エストニア共和国での取引所に対する規制が厳格化し、エストニア人の役員、エストニア
における事務所、業務報告体制の義務化、AML専用体制の構築、AML専業要員の配置など、の対応が必要となり
ました。SwitchBIT社と当社ではこれらの規制に対応すべく、SwitchBIT社は人員体制、当社ではシステム対応
をそれぞれ行うことで開発の最終調整として対応を進めておりました。
このたび、これらの対応が全て終了し、合わせてサービス開始に向けた最終動作確認及びチューニング作業
を完了し、下記のとおり、来る2020年５月18日よりサービス開始とすることが決定されましたので、お知らせ
いたします。
１．暗号資産取引所について
SwitchBIT社はエストニアに籍を持ち、エストニアにてライセンスを持つ暗号資産取引所です。
広くグローバルにマーケティング活動を行い、世界各国のユーザを獲得する計画です。
SwitchBIT社の暗号資産取引所は世界でも少ない取引手数料、送金手数料が無料の取引所となります。ター
ゲットは全世界であり、特に暗号資産取引が盛んになっているインド、バングラディッシュ、インドネシア、
南米諸国、を中心にマーケティング活動を行なっております。
1
合わせて、サービス開始記念として、100ユーロ相当のリップル（XRP）を１ヶ月間に3回の取引を行った
ユーザに抽選で配布するキャンペーンも開始しております。
SwtichBIT社ではエストニアのライセンスの下、エストニア国籍の法人ですが、カスタマーセンターやKYC
（Know Your Customer: 本人確認手続き）関連は隣国のリトアニアにチームを持ち、KYCシステムとしては欧
州で受賞歴のあるリトアニア籍のOndato社を採用しております。
https://ondato.com/
２．ビジネスモデル
SwitchBIT 社は世界でも数少ない、取引手数料、送金手数料を無料とする画期的なビジネスモデルを取り入
れています。
ユーザからの手数料を取得するのではなく、ユーザの取引量に合わせ、自社での運用取引での収益を目指す
ビジネスモデルとなっています。最終的には自社通貨の市場投入、自社運用取引システムをユーザが利用でき
るように提供、レバレッジ取引の導入等、順次サービスの拡充を行い、今までの取引所とは一線を画したユー
ザの資産運用を支援する取引所として活動いたします。当社は、そのサービスを支えるシステム開発を
SwitchBIT 社との連携で開発、運用してまいります。
2
３．SwitchBIT 社の概要
（１）名 称 SwitchBIT OÜ
（２）所 在 地 Tina tn 9, Kesklinna linnaosa, Tallinn, Harju maakond,
10126, Estonia
Reg. No.： 14632927
（３）代 表 者 の 役 職 ・ 氏 名 Director Graham Anthony Robinson
（４）事 業 内 容 暗号資産取引所の運営
（５）ウ ェ ブ サ イ ト https://www.switchbit.ee
（６）V A T 番 号 EE102135381
（７）保 有 ラ イ セ ン ス Virtual Currency License No.: FRK001288
Virtual Exchange License No.: FVR001406
４．今後の見通し
SwitchBIT 社では、上記の自社取引所の運営のみならず、今後 SwitchBIT 社システム及びサービスをそのま
まリブランドして提供する OEM モデルの営業を開始いたします。
主要各国には取引所を運営する法人は増えてきていますが、いまだローカル取引所を持たない国も存在しま
す。そのような国々向けにパートナーを募り、SwitchBIT 社のサービスとシステムをそのまま提供するサービ
スにも力を入れてまいります。
当社もシステム面、及び営業面からもこの OEM モデルを支援してまいります。また、Ondato 社の KYC ソ
リューションについては、当社でも日本・アジアの展開について協業する方向性を検討しております。
本件が業績に与える影響は概ね 2020 年 8 月期の業績予想に織り込み済みですが、SwitchBIT 社サービスの
OEM 展開、Ondato 社との協業検討等の新規事業展開につきましては事業状況が判明次第開示いたします。
以 上
3